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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
精密ドライバーとは
メガネ、時計、ゲーム機などを組み立てや分解作業、修理などに便利なのが精密ドライバーです。規格サイズで言うと「#1」「#0」「#00」「#000」などが該当します。
精密ドライバーはその名の通り、精密な作業に向いています。ITサポートエンジニアの古賀竜一さんが選び方でも紹介しますが、小さなネジ頭だからと言って、そのすべてに精密ドライバーが使えるとは限りません。回そうとするネジがかたければ、無理をせず普通のドライバーを使った方がネジ頭をなめることなく、すんなりいく場合があります。
もし、このネジ山がなめてしまい回せなくなってしまうと、ショックドライバーやネジを回しやすい形状のペンチなどが必要になります。
精密ドライバーを選ぶポイント
それでは、精密ドライバーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】材質
【2】握りやすいグリップ
【3】機能性
【4】マグネット式かどうか
【5】電動式かどうか
【6】ねじの種類・サイズ
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】材質をチェック
精密ドライバーの刃は金属製なので、サビにくい材質を選んでください。サビてしまうと使えないので、長く使用するためにもサビには気をつける必要があります。
鉄素材はサビが出やすいですが、ステンレスやステンレススチールならサビにくく精密ドライバーによく使われている素材です。
ステンレスやステンレススチールは汚れにくい特徴もあり、精密ドライバーに適しています。
九州インターワークス代表者/IT環境保守リペアラー
品質が悪いと溝を痛めたり欠けたり曲がりやすい
精密ドライバーはその名のとおり、小型で精密な機器に採用されている精密なねじに対して使用するものです。したがって、それを回すための工具も精密になっています。
品質が悪いドライバーを使用すると、ねじの溝を傷めて回せなくなったり、ねじのほうは大丈夫でもドライバーの先端が欠けたり曲がったりして傷めてしまうこともあります。
そのような品質が低いものは買ってすぐにダメになってしまう場合も多いので、あまりにも低価格で品質の低いものには注意が必要です。
【2】握りやすいグリップをチェック
ドライバーはネジを回して埋め込むので、握りやすいかどうかが選ぶポイントです。今の精密ドライバーはほとんどが樹脂製ですが、ハードタイプとソフトタイプから選ぶことになります。
握りやすさで選ぶならソフトタイプ。弾力があるので疲れにくく、長時間の作業でも使いやすいです。ハードタイプは汚れを落としやすい特徴があります。
【3】機能性をチェック
精密ドライバーにはサイズや形状のほかにも用途に応じてさまざまな機能があります。
たとえば、ビット(ドライバーの先端)をさまざまな種類のものに差し替えることができるもの、ビットが磁化されねじを落とさず作業できるもの、モーターが内蔵されている電動式のドライバーなどがあり、自分が使う際に必要な機能を選びたいところ。
たくさんの機器を所有しているご家庭や、家族のなかにメカに強い方がいるという場合であれば、機能的に充実したものを使うことで修理や保守にとても役に立つでしょう。
【4】マグネット式かどうかチェック
精密ドライバーは非常に精密な作業をするためのアイテムです。時計やゲーム機などのこまかい修理をするために使用します。
ネジを落下させないでスムーズに作業を進めるには、マグネット式が便利。ドライバーの先端が磁化しており、小さなネジをしっかりとくっつけられます。
日本製のほとんどはマグネット式ですが、海外メーカーのものは気をつけて選びましょう。
【5】電動式かどうかチェック
通常のドライバーには電動式のものがありますが、精密ドライバーにも電動機能がついたものがあります。電気で高速回転させてネジを締めるので、作業がはかどります。
使い勝手がよいのはコードレスです。コンセントの位置を気にしないで作業できます。電源コードがあると作業スペースが限られるので、選ぶならコードレスがおすすめです。
【6】ねじの種類・サイズをチェック
まず精密ドライバーを購入する前に、使用したいねじのサイズや種類を事前に確認しておき、それに合ったものを適切に選ぶ必要があります。
最近はIT周辺機器や健康器具などにも小型のねじが多くなっており、使用されているねじのサイズもさまざまです。
また、サイズだけでなく、ねじの種類も星型のものや六角のものなど多様になっていて、プラス、マイナスだけでは間に合わないことも。
少しくらいサイズや形状が違ってもいいのでは? と思うかもしれませんが、大が小を兼ねたり小が大を兼ねるということは、精密ドライバーを使用するうえでは成り立ちませんので注意してください。
エキスパートのアドバイス
九州インターワークス代表者/IT環境保守リペアラー
力を加えやすく、グリップしやすいものを選択しよう
精密ドライバーを使う際に、「対象物に固着やサビ、汚れが付着」「材質が劣化」しているなど、劣悪な状態の場合は、家庭用のドライバーでは対応できない可能性があり、程度によってはプロ仕様であっても限度があることもあります。
精密で微細ですから、普通のドライバーと比べて一点に力が集中しやすくなるので、どんなに高価なよいものでも手荒に扱うと破損することがあります。
そのため、精密ドライバーを選ぶ際は、「高価で強力なものならなんでも解決でき安心」という考え方で選ばないようにしましょう。
なるべく、力を加えやすくグリップしやすいものを選ぶと破損しにくくなります。
精密ドライバーおすすめ13選
ここまで紹介した選び方のポイントをふまえ、おすすめの商品をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。




対応サイズが広いプラス、マイナスセット
ごく普通の精密ドライバーですが、プラス、マイナスねじなら家庭用のほとんどを網羅できるサイズのセットになっています。
メガネやゲーム機、時計など家庭で使うものならほとんどに対応できるでしょう。工具メーカーのエスコの製品ですので、品質も安心。
常備のドライバーセットではサイズの種類が少ないこともあり、ねじに合わないまま無理をして、ねじやドライバーをおかしくしてしまうことはよくありますが、このセットならその心配もほぼありません。
品質が高く、家庭用だけでなく仕事場でも役立つ精密ドライバーをお探しの方におすすめです。

家庭用にもおすすめな本格的ツールセット
精密ドライバーで複数のビットつきセットはお得で便利ですが、品質の面ではいまひとつな製品が多いようです。せっかく家庭用に購入しても、一番よく使うビットがすぐに壊れてしまい、購入した意味がなくなる、なんてことも。
ですが、ビット交換式のなかでもこの精密ドライバーキットの硬度はHRC60以上で、すぐれた靭性(じんせい)と耐摩耗性があるため、家庭用として購入しても残念な結果になることはないと思います。
スマートフォンやゲーム機など家庭内の精密機械ならほぼ対応可能な64種類のビット、マグネット加工が施されたソーティングトレイ、人間工学に基づいたアルミハンドル、手の届きにくい部分にも最適なフレキシブル延長シャフトなど、魅力的な製品となっています。
多少心得のある方ならじゅうぶん満足できるドライバーセットです。家電や電子機器がとくに多いご家庭におすすめ。
スタイリッシュなドライバー
ドライバーの先端の形状によってグリップエンドが色分けされているので見間違えることはなく収納できます。グリップ部分は濡れた手や汚れた手で握っても滑りにくく、オイルやガソリンに耐性があるので、汚れてても綺麗に落とすことができます。工場などでの作業を始め、学校でも活躍できるドライバーです。便利なスタンドもついているのでコンパクトです。
98種のビット付きドライバーセット
14種類のツールに加えて、98種の精密ドライバービット付きなので、多種多様な使い道があります。これさえあればメンテナンスに困ることはありません。種類は多いですが、ドライバーキットは専用のケースに付属しているので、混乱することなく使用することができます。1通りのビットはこの商品にあるのでこれ1つあれば便利な商品です。
Y型のネジまわし
スマートフォンからパソコンなどに使えるY型の精密ドライバーです。手にぴったりと収まるコンパクトサイズなので、楽に簡単にネジまわしができます。グリップ後部が回転式になっているので持ち手を軸にして回すといとも簡単にネジまわしが可能です。日本製であるのも安心・安全なポイントです。グリップ部分は優れた靭性なので長持ちします。
多くの種類のドライバーで便利に
時計やメガネなどの身近なものから、精密機器やスマートフォンなどの細かい危機までもこのドライバーさえあれば簡単に修理することができます。三角ビットや星形ビットなど専門的なドライバーもあります。持ち手の部分も太めで持ちやすく楽に修理が可能です。パーツも全て箱に入っているのでコンパクトで持ち運びしやすい点も特徴です。
30種のドライバーセット
豊富な30種類のビットが入っているドライバーセットです。基本的なネジ部分には対応するのでこれさえあれば、便利なドライバーセットとなっています。持ち手部分には伸縮機能付きなので自由自在に長さを変更できます。ビット自体の強度も高く、強度と靭性そして耐久性にも優れています。持ち手後部にはロータリーキャップが付いているので簡単に早くねじ回しが可能です。
ポケットサイズで持ち運びも楽な製品
+-精密ドライバーセット 6本組 DM-60はエンジニアより販売されている精密ドライバーセットです。3つの+と-のドライバーがセットになっているのでたいていのネジで止められている製品に使えるでしょう。
メリットとしてはポケットサイズの大きさのため、かんたんに持ち運びができます。時計やメガネなどのメンテナンスや修理するときには役立つでしょう。ドライバーの軸が細く設計されているため、細い場所でもドライバーでネジをしめられます。
パソコンやスマホに使われている特殊ネジに対応
トルクスと呼ばれる変わった形のネジをしめることができるのがYamachi トルクスドライバーセットです。サイズが6つ設定されています。パソコンやスマートフォンなどに多く採用されているネジのため、修理する人にはおすすめです。
プラスチックのピンセットやヘラ、清掃するためのブラシとハンカチも入っていて、作業用の道具がそろっています。ドライバーの先端にはマグネットがついているので、細かい場所に落ちたネジを拾い上げることが可能です。
トルク調整とLEDライトがついた使える製品
55本ビットというたくさんのビットを使うことができる電動の精密ドライバーになります。充電式のリチウム電池が内蔵されていて、2時間連続で使うことも可能です。トルク調整ができるのでネジへのダメージを減らせます。
LEDライトによって陰った場所でも手元を明るくして作業できます。附属のマグネットシートは細かいネジをつけておくことができ、紛失することがないように工夫されています。たくさんのアイテムがありますが収納ケースがスリムで邪魔になりません。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 精密ドライバーの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの精密ドライバーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
精密ドライバーの使い方

Photo by Michael Weidemann on Unsplash
精密ドライバーは、一般的なドライバーよりサイズが小さいので、ドライバーで締付けられないサイズの小ネジが締付けられのが特徴。ダイソーなどの100均でも購入することができす。一般的にプラスドライバーとマイナスドライバーがセットで入っていることが多く、その他にも特殊なタイプの精密ドライバーもあるので、単品で購入もできますが使うタイプが決まっていない場合はセット品で購入するようにしましょう。
精密ドライバーの使い方は基本的に通常のドライバーと使用方法は同じで、右に回すと締まり、左に回すと緩みます。軽く押し当てるようにしてから、回してくださいね。
使い方の他にも、精密ドライバーを購入する上でおさえておきたいポイントは、電気が通電されている状態で、精密ドライバーを扱わう場合は、絶縁処理されているタイプを選ぶようにするということ。電気は目に見えないものなので、絶縁処理されているタイプがオススメですよ。
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まとめ
本記事では、精密ドライバーの選び方とおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
商品を選ぶ際は、長く使えるか、機能が充実しているかなどに着目すれば、より使いやすい精密ドライバーを選べるはずです。
性能の良い精密ドライバーを使用すれば、作業量は大きく上がるでしょう。ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリの商品を見つけてくださいね。
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令和3年度 中小企業庁 「中小企業119」登録専門家。 ITサポートエンジニアとして2002年に創業しこれまでに数多くのサポート実績があります。 オーダーPCの製作をはじめ、コンピューター端末・周辺機器などのハードウェア、IT環境保守が専門です。 個人、事業所問わず提案型技術アドバイザーとしてIT環境のリプレース、リペアを数多く成功させています。 メディアへの記事監修協力、IT記事寄稿なども行っています。