「レッドウィングのメンズブーツ」のおすすめ商品の比較一覧表
レッドウィングとは|特徴も解説
20世紀初頭に米ミネソタ州レッドウィングの街で創業したワークブーツの名門「レッドウィング」ですが、いまのようにストリートのアイテムとして注目を集め始めたのは1970年代~80年代くらいから。それまでは地道に労働者のための靴(ワークブーツ)を作り続けていたのです。
そんなレッドウィングが大ブレークしたきっかけは渋カジのブームから。デニムだろうがワークパンツだろうが、とにかく足もとに明確な主張があるのはファッションの肝ともいえる点。そういう意味で、レッドウィングは実に明快な存在感をファッションのなかで主張してくれるものなのです。
レッドウィングのメンズブーツおすすめ4選
それでは早速、おすすめ商品をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

もっともヘビーでタフなエンジニアブーツ
元々は20世紀初頭の蒸気機関車の時代に、鉄道機関士(レイルロード・エンジニア)のために作られたモデル。耐久性にすぐれた肉厚な素材、フィット感を高める足の甲のまわりのストラップ、衝撃から足を守るスチールトゥなど、ヘビーデューティー好きにはたまらない魅力が満載です。
現行モデルにはオイル、化学薬品、熱に対する耐性を実現させたブラッククロームレザーが採用されています。ソールはブラックネオプレーンコード。経年変化後の風合いも素晴らしく、一生をかけて愛用したくなる魅力にあふれています。色落ちしたデニムとの相性は、ピカイチです。

最初に買う一足として究極のブーツ
ワークブーツの世界において「不朽の名作」と呼ばれるアイリッシュセッター。1950年当時に採用されていたオロラセット・レザーが、猟犬のアイリッシュセッターの毛色に似ていたことがその名の由来に。現在のモデルは、ゴールドラセット「セコイア」というレザーが使われています。
雑誌の表紙にもたびたび登場し、1990年代の日本でも大流行し、いまでも多くの愛用者がいるというまさにワークブーツの代名詞的存在。レッドウィングを購入する際にファーストチョイスとして選ばれることもしばしばで、黒のNo.9874も人気です。
ソールは白く、底が平らでクッション性が高いことが特徴の名品です。

男らしさの鉄板コーディネートにはこれ!
古きよきアメリカのワークブーツの趣きをもつ逸品。ファンの間では、「もっともレッドウィングらしい」と愛用者も多いモデルです。
カラーやトゥの形でいくつかのバリエーションがありますが、おすすめはこのチェスナット「フェザーストーン」レザーのラウンドトゥ。ジャケット+デニムのコーディネートでは抜群の相性のよさを見せてくれます。
ソールはクラシカルなレザー&ラグソール。落ち着きのあるデザインで、大人な男性の魅力を引き立ててくれることでしょう。エイジングされた革の表情はいつまでも飽きが来ることがない、大人の6インチです。

夏だってワークブーツが履きたい! という人に
レッドウィングでいう「オックスフォード」とは軽作業用短靴のこと。ミッドセンチュリーの時代に、正装でもブーツを履いていた労働者たちのために開発されたのが始まりです。足首が隠れる普通のワークブーツとは異なり、シャフト・レングスが短いスタイル。ラインアップは豊富なのですが、白いトラクショントレッドのソールはワークブーツの重い印象を軽減し、夏でも履けるデザインです。
デニムやチノはもちろん、短めのパンツでもコーディネートできます。レースを変えれば、ちょっとした夏の正装でも使えるのが魅力。グッドイヤーウェルト製法なので、突然の雨でも安心ですね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする レッドウィングのメンズブーツの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのレッドウィングのメンズブーツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
レッドウィングのメンズブーツの選び方
それでは、レッドウィングのメンズブーツの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】SHAFT LENGTH/シャフト・レングスで変わるスタイル
【2】定番の6インチはワークスタイルの象徴的存在
【3】レッドウィングらしい、ソールに注目
【4】短靴のラインアップも豊富なブランド
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】SHAFT LENGTH/シャフト・レングスで変わるスタイル
シャフト・レングスとは筒丈のこと。ブーツにおける筒部分の長さのことをあらわします。ヒールをのぞいた靴の長さで、これが長いものがロングブーツと呼ばれます。レッドウィングの場合、7~11インチ表示が筒丈の長いモデル。エンジニアやロガー、ペコス、アイアンスミスといったモデルなどでラインアップされています。
ロガーは靴ひもタイプです。スタイルによってボトムをブーツにインしたり、逆にブーツをボトムで隠したり、といった楽しみ方があります。ストリートの足もととしては、もっともヘビーで存在感のあるデザインだといえるでしょう。
【2】定番の6インチはワークスタイルの象徴的存在
クラシックワーク、ラインマン、アイアンレンジ、アイリッシュセッターなど、6インチモデルはレッドウィングの定番ともいえるワークスタイルに数多くラインアップされています。ストリートだけではなく、アウトドアのブーツとしても充分すぎるスペックを誇ります。
さまざまなスタイルのボトムとの相性もよく、有名芸能人やスタイリストなどの間でも愛用者が多いようです。つま先に革の合わせ目があるMoc(モック)トゥや、一枚革のRound(ラウンド)トゥなど、どれを選ぶか迷うところですがブーツの表情が一番出る部分なので、自分のスタイルに合ったものを選ぶようにしたいですね。
【3】レッドウィングらしい、ソールに注目!
レッドウィングは汚れやすい労働環境で使われるブーツの世界で、はじめて白いウェッジソールを採用し、それを世間に広めたブランド。クッション性の確保と同時にソールの生産性を上げ、また作業現場だけではなく日常的なシーンでも使えるデザインへとブーツを進化させました。
ほとんどの製品が、ソール交換が可能なグッドイヤーウェルト製法です。さらにウレタン素材の射出成型ソールである、黒いスーパーソール製法のモデルを発売。特許を取得したこの製法のソールもまた、レッドウィングらしいものといえるでしょう。
【4】短靴のラインアップも豊富なブランド
実は短靴(オックスフォードシューズ)の歴史が古いレッドウィング。軽作業用ワークシューズとして1954年当時のカタログに掲載されていたという記録も残っています。短靴ではポストマンが有名ですが、ワークオックスフォードのラインアップには、そのままドレスシューズとしても通用しそうなワークブーツがたくさんあります。
夏場でもワークブーツを履きたい、という人にはこの短靴シリーズはありがたいチョイスになります。ハーフパンツにショートソックスでワークオックスフォード、というスタイルはよく見かけるようになりました。ソールは、白のものをおすすめします。
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【最後に】エキスパートのアドバイス
ハズレのない、存在感のあるブーツです
ふだんのスタイルで履くスニーカーやショートシューズを、一度レッドウィングのブーツに履き替えてみたら、おそらく多くの男性が「これだ!」と思うことでしょう。フットワークが軽快になるシューズは履き心地もいいですが、ワークブーツの存在感はそれを凌駕する魅力があります。
ファッションの決め手は足もと。その足元に存在感のあるレッドウィングのブーツを持ってくることは最高の一手なのです。流行に流されることなく、いつでも確実に足もとを決めてくれるこのブランドには、多くのモデルがあります。なにを買うかあれこれ悩む時間も、男性がワークブーツを選ぶ楽しみのひとつでもあります。
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1982年より㈱ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。 1984年より同誌編集長。 2004年より同社編集局長。 2017年より同誌編集ディレクター。 その間、数々の雑誌を創刊。 FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。