あかすりタオルとは?
あかすりといえば韓国が有名ですよね。旅行ついでにあかすりをしてもらった方や国内のサロンなどでたっぷり垢を落としてもらったという方も多いことでしょう。
そんなあかすりが自宅で手軽にできるのが、本記事で紹介する「あかすりタオル」です。あかすりタオルを使えば、皮脂などの分泌物が混ざった古い角質を落とすことができますよ。肌がつるつる気持ちいい手触りになるだけでなく、体臭も抑えられます!
あかすりタオルの選び方
あかすりタオルを選ぶまえにおさえておきたいポイントを解説します。種類や素材などをチェックして商品を選びましょう。
【1】洗いたい部位
【2】素材
【3】保管方法
これらのポイントを抑えて、使いやすいアイテムを選びましょう。一つずつ解説していきます。
【1】洗いたい部位で選ぶ
全身をケアしたいのか、部分的にケアしたいのか、洗いたい部位に合う商品を選びましょう。
ロングタイプ|洗いにくい背中もラクラク!
全身のあかすりに使いたいときには、ロングタイプのあかすりタオルを選びましょう。タオルが長いため、タオルを回せて背中の垢を落とせます。両端に持ち手がついているものなら、よりセルフでのあかすりに使いやすいです。自分の背中に回せるサイズのものを選びましょう。
小さく折りたためば、手足にも使用できるので全身のあかすりができます。
ショートタイプ|ポイント使いに便利!
ひじやひざ、足の指の間など、こまかな部分を洗いたい人には、手袋のようなミトン型や、袋状になっていて手が入れられるものがおすすめ。コンパクトサイズで収納にも便利です。
なかに手を入れて、思い通りにあかすりタオルを動かすことができます。小回りがきいて、自在に扱えるのがメリットです。ただし、背中など届きにくいところはケアしにくいです。
【2】素材で選ぶ
あかすりタオルにはいろいろな素材が使われています。汚れの落ちやすさや肌への負担を考慮して素材を選ぶようにしましょう。
合成繊維|頑固な角質にも!
ポリウレタンやレーヨンなどの合成繊維でできたあかすりタオルは、泡立ちがよくゴシゴシしっかりあかを落とせるのが魅力です。なかなか落ちない角質のケアにも向いています。水はけもよく乾きやすいのに加えて、手にしやすい価格のものもそろっています。
一方で、肌への刺激が強めになっています。肌がデリケートな人や、子どもへの使用は避けた方がよいでしょう。
綿(コットン)|体をやさしく洗える
綿(コットン)は赤ちゃんの肌着などにも使用される、肌当たりのとてもやさしい素材です。綿のあかすりタオルは、肌のデリケートな人、ほかの素材のあかすりタオルは痛いと感じる人などに向いています。
素材がやわらかく泡立ちが悪いため、物足りなさを感じる場合があります。綿の表面にゴムなどを配合しているものなら、そっと洗うだけでしっかり汚れも落としてくれます。
絹(シルク)|肌に優しく汚れ落ちもいい
あかをしっかり落とせる機能性と、肌当たりのやさしさを両立させた素材が絹(シルク)です。絹は天然のたんぱく質でできているため、肌当たりがよく、保湿性が高くなっています。絹のこまかい繊維が角質にからまり、しっかりと落としてくれます。
ほかの素材と比べると、やや泡立ちが悪いこともあります。強くこすると肌をキズつけてしまうので、こすり過ぎに気を付けましょう。
【3】保管方法もチェック!紐付きが便利
湿気の多い浴室は、カビがはえやすくなっています。あかすりタオルは衛生的に保管できるものを選びましょう。ロングタイプのものなら、保管するときはタオルハンガーにかけておけます。ショートタイプのものは、紐がついているものが便利です。フックなどにひっかけて吊るして干しながら保管できます。
あかすりタオルはできるだけ風とおしがいい、湿気の少ない場所で保管するのも重要です。
あかすりタオルおすすめ
選び方のポイントをふまえた、あかすりタオルのおすすめ商品を紹介します。
▼おすすめ8選|背中もラクに洗える「ロングタイプ」
全身用として使うなら、ロングタイプがおすすめ。背中までしっかり洗うことができますよ。タオル感覚で使えるのもメリットですね。
泡立ちがよくてしっかり落とせる
素材にレーヨンを使用したあかすりタオルです。頑固な角質をしっかりと落としたいときに向いています。タオルのサイズも90cmと長さがあるため、背中にも回せてゴシゴシこすれます。全身のあかすりをしたい人にもぴったりです。
使用後はしぼると素材もすぐ乾くので、衛生的に使用できます。手にしやすい価格も魅力です。
やわらかな肌触りの群馬県産シルクでやさしく洗う
顔ならともかく、ひじやひざのあかすりにシルクを使うのは物足りないかも……? と思うかもしれませんが、一度使うと前言撤回。水に濡らしてやさしくなでるだけであかが落ち、ヒリヒリする痛みがありません。
お風呂あがりの肌が、ワントーン明るくなったように感じられるのも密かにうれしいところです。絹の本場、群馬県で作られているのも安心できるポイントです。
メディア効果で大人気! 新感覚タオルでつるつる
テレビショッピングで紹介されたことで、話題となった「ゴムポンつるつる」。ゴム微粒子を吸着させた特殊加工のタオルが、肌のざらつき・皮脂、汚れを落として、つるつるすべすべの肌に導いてくれます。
90cmと長さがあるので、届きにくい背中もしっかり洗えます。ピーリング効果が高い分、こすりすぎには要注意。肌が弱い方や乾燥肌の人は、使用頻度を空けて優しくお使いください。
肌への優しさにこだわり、摩擦や乾燥からガード
トウモロコシを原料とした植物由来のポリ乳酸繊維を100%使用したボディタオル。敏感肌、乾燥肌を考えた王道スキンケアブランドというだけあって、デリケートな肌への優しさにこだわって作られた商品です。
肌が弱くゴシゴシとあかすりができない方、摩擦や乾燥で肌が荒れやすい方にもおすすめ。泡立ちが良くなめらかな使用感で、肌を優しくいたわりながら洗うことができます。
きめ細かい泡立ちで、雑菌やニオイもカット!
細めの66ナイロンを使用した、きめ細かい泡立ちで体を洗えるボディタオル。ボリュームのある泡で体を洗いたいという人におすすめです。
かためタイプなので、泡の力で摩擦を抑えながらも、ほどよい刺激でしっかり体を洗えます。純銀の糸・ミューファンの抗菌力で、雑菌の繁殖を抑えてくれるのも嬉しいポイント。雑菌やニオイが気になる方にもおすすめです。
肌触りのいいポリ×コットン!
ポリエステルとコットンの混紡素材で、すっきり感と肌への優しさを両立したタオルです。メッシュ構造かつ立体的なパイルなので、泡立ちがよく、汚れをしっかり取ってくれますよ。
柔らかくて弾力があるので、使いやすいはずです!
あかすりも泡洗いも、1枚で両方叶えるスグレもの
繊維の織り加工と素材の組み合わせで、日常的な石けんやボディソープでの洗浄と、週に一度のスペシャルケアとしてのあかすり、両方に使えます。まさに一挙両得なロングサイズのあかすり。
日々の入浴には、泡立ちのいい麻素材の白い面を使い、週に一度は、しぼり加工が施されたちりめん織の黒い面であかすりに使用できます。あかすり面は黒いため、体から出たあかがひと目でわかって、うれしいような恥ずかしいような複雑な気分になるかもしれません。目で見てあか落ちを実感したい人におすすめです。
がっつり垢を落とすなら! 痛気持ち良さがやみつき
韓国式のあかすりをご自宅で再現するなら、こちらの「韓国式あかすりタオルタイプ」がおすすめ。木材パルプに含まれる、セルロースを原料とした素材で作られており、韓国現地のあかすりとしても使用されています。
かためなので痛く感じるかもしれませんが、その分、垢落としのパワーは強力。使用後の爽快感にやみつきになる方も多いシロモノです。しっかり垢を落としたい方は、ぜひ1度こちらをお試しください!
▼おすすめ3選|部分使いに便利な「ショートタイプ」
ひじやひざなどの部位を綿密に洗いたいなら、短めで扱いやすいタイプを選びましょう。手袋のように使うミトン型などもありますよ。
あかすりといえばこれ! 昔なつかしい韓国風
昔から、「あかすりタオル」といえばこれを思い浮かべる人が多いかもしれません。鮮やかな赤が印象的な商品です。レーヨン製で、水に濡らすと繊維が縮んで凹凸状になります。この凹凸が、肌のあかや角質と絡んで、ごっそりと落としてくれる仕組み。
水切れと乾きのよさもおすすめのポイント。使用後はさっと洗って浴室に干すだけで、イヤなにおいになったり、カビが生えたりしにくいので衛生的です。
信頼の日本製、石けんいらずのエコなあかすり
やや小さめのサイズと、袋状のかたちが使いやすくておすすめ。レーヨンの特性で、濡れると縮んでかたくなりますが、そのかたさがやみつきになりそうです。
袋状なので、手にはめて使ったり、なかにタオルやスポンジを入れ、泡立てて使ったりすることもできます。
この商品に限らず、レーヨンはほかの繊維と比べると耐久性がやや低く破れやすい繊維なので、消耗品感覚でまとめ買いするのがおすすめです。ここでは、5枚で1セットなものを紹介しています。
ぐんまシルク生糸の力で、キメ細かいつるつる肌へ
希少性の高い、純国産のぐんまシルクから作られたあかすりミトンです。フィブロインというタンパク質が角質や余分な皮脂を絡めとり、すっきりとした肌へと洗いあげます。
シルクプロテインの効果があるため、泡立ちはあまり良くありませんが、優しくキメの細かい肌へと導いてくれるのが特長。体、顔と使い分けしやすい大小2サイズが入っており、素材や国産にこだわる方におすすめのタオルです。
「あかすりタオル」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする あかすりタオルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのあかすりタオルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス
あかすりをするときは、ぬるま湯を張った湯ぶねに10~20分ほど浸かり、肌を温めてやわらかくしてから水で濡らしたあかすりでこすります。
あかや角質を徹底的に落としたいからといって、力まかせにこすったり、毎日使ったりするのは禁物。週に一度くらいのスペシャルケアとして使うようにしましょう。
また、あかや角質を落としたあとの肌はとてもデリケートです。そのままにしないで、ボディローション、ボディクリームなどでのケアを忘れずにおこなうようにしましょう。
使用後のあかすりタオルは、イヤなにおいやカビの原因にならないように、きれいな水ですすいで完全に乾かしましょう。
「ボディタオル」や「ボディソープ」を紹介
あかすりタオルでセルフケアをしてみよう
あかすりタオルを選ぶポイントと、おすすめ商品を紹介しました。あかすりタオルは商品によってサイズや素材が異なります。角質のケアをしたい場所、しっかり洗いたい場所に合わせたサイズや、自分の肌の質に合ったものを選ぶことが重要です。
あかすりタオルを使えば、自宅の浴室でも角質のセルフケアができます。あかがポロポロ落ちてスッキリするだけでなく、肌の表面がつるつるになるなど、あかすりタオルにはうれしいポイントがたくさんあります。ぜひ自宅でのセルフケアに取り入れてみましょう。
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料理、家事全般、収納、修繕に関する書籍と、家電関係のフリーペーパーのほか、自己啓発本のライティング・編集も行う。 温泉ソムリエ、整理収納アドバイザー2級。編集・ライティング協力した書籍に、『お金をかけずにおうちでごはん宣言』(幻冬舎)、『転ばぬ先の玉手箱-こんな工夫、あんな知恵』(万来舎)、『自分で直す・繕う・手入れする 暮らしの修繕術』(万来舎)など。 趣味は温泉と読書とビール。