フェイスシェーバーとは
フェイスシェーバーとは、眉や顔周りの気になるムダ毛や産毛を簡単に処理することができます。産毛が生えていることでスキンケアや化粧が十分にはできないことがあります。気軽に自宅でケアすることできるのが魅力です。
そんなフェイスシェーバーを選ぶ際のポイントを抑えて自分にあったフェイスシェーバーを見つけてくださいね。
フェイスシェーバーの選び方
コスメコンシェルジュ・岸田茉麻さんに電動眉毛シェーバーを選ぶときのポイントを教えてもらいました。電動眉毛シェーバー選びにお悩みの方はチェックしておきましょう!
顔用ではなく眉用を選ぶ 刃の大きさをチェック!
当然かもしれませんが、細やかなケアが必要な女性の場合は、電動眉毛シェーバーを選ぶ際は顔用ではなく眉用を選びましょう。刃が小さい電動眉毛シェーバーを選ぶことで細かな調整がしやすく、理想的なスタイリングに近づけることができます。
また、なかには顔用・眉用の両方に対応したシェーバーもあるため、刃の大きさをよくチェックして購入することをおすすめします。
長さを調節したいならコームつきを選ぶ きれいな仕上がり!
眉毛の形を整えるだけではなく、適度な長さを残したい人はコーム(アタッチメント)つきの電動眉毛シェーバーを選びましょう。
形を整えるときはアタッチメントなしで使用し、眉毛のボリュームを整えるときはアタッチメントを取りつけて適度な長さを残すことができます。また、商品によってはミリ単位でボリュームを調整できるコームが複数用意されています。
シェーバーの掃除しやすさで選ぶ 面倒くさい人必見!
使うことはかんたんでも、シェーバーの掃除が面倒に感じてしまう……そんな人は掃除のしやすさで電動眉毛シェーバーを選びましょう。たとえば、クリーニング用のブラシがついている電動眉毛シェーバーは細かいところもかんたんに掃除できますし、水洗いできればシェーバーの掃除がもっと楽になります。
水洗いできる電動眉毛シェーバーを選ぶなら、防水性があるかをチェックしましょう。
水洗いできるもので常に清潔に
使用したフェイスシェーバーは、たくさんの産毛が付着しています。汚れをそのままにしておくと錆びの原因や性能を十分を発揮できないことがあります。
専用ブラシが付属しているものでは、細かいところまで掃除することができますが、面倒な人にはそのまま丸洗いできるタイプがおすすめです。
バッテリーの種類をチェックして選ぶ
電動のフェイスシェーバー・眉毛シェーバーの電源の供給源は、2種類あります。ここでは、乾電池式、充電式のそれぞれの特徴をみていきましょう。
ラインナップが豊富な乾電池式
乾電池式は、単3あるいは単4形アルカリ電池1本あれば稼働させられる手軽さが魅力です。万が一、出張先で電池切れしてもコンビニにいけば乾電池を購入できます。
実際に電動のフェイスシェーバー・眉毛シェーバーを探してみると、乾電池式のラインナップはとても豊富です。乾電池式のほうが、価格、機能やデザインの選択肢が多いので、ほしい商品を絞りこみやすいでしょう。
エコを重視するなら充電式を
充電式とは、パソコンやモバイルバッテリーなどからUSBケーブルを使って充電することで、くり返し利用できるタイプのことです。乾電池式のように、切れた乾電池をゴミとして捨てるといったムダがないのがポイント。
ただし、電動のフェイスシェーバー・眉毛シェーバーのラインナップは乾電池式のほうが多く、充電式はまだ主流ではありません。
適したアタッチメントで
眉、輪郭周りの産毛など処理したいものが決まったら、その部位に適したアタッチメントで処理してあげましょう。フェイス周りのみ対応するものや、フェイス外の腕、脇、足まで広い範囲で処理することができるタイプもあります。
処理したい部位から、自分にあったアタッチメントを選びましょう。
コンパクトなもので持ち運びも
持ち運びが可能なコンパクトなサイズのものだとバッグやポーチに入れて持ち歩くことができ、外出先や旅先でもかんたんに処理することができます。
フェイスシェーバーは手のひらサイズのコンパクトなものが多くて、持ち運びができます。外出先で充電が不足していて使えないということがないように充電タイプも確認しましょう。
男性なら髭のシェーバーつき バッチリ決めよう!
電動眉毛シェーバーのなかには、眉毛のケアはもちろん、1台で数カ所のセルフケアができる多機能型製品もあります。男性のなかには「眉毛も髭も整えて、細部まで完璧に仕上げたい」など、眉毛に合わせて一度にムダ毛ケアしたいという人もいるのではないでしょうか。
男性なら多機能タイプのなかでも、髭のシェーバーや鼻毛カッターのついているものが向いています。ヘッドを交換するだけで全身のムダ毛処理が可能です。
女性ならボディーシェーバーつき 旅先でもキレイに!
出張や旅行に出かけるときは、なるべく荷物を少なくまとめたいものですよね。「長期の出張や旅行でも、眉毛はもちろん、足や腕の毛もきちんと処理したい」という女性には、眉毛のついでに腕や足など全身のムダ毛処理もできる、ボディーシェーバーつきの商品が向いています。
アタッチメントを変えるだけで手軽に全身のケアができるので、いつでもきれいな状態をキープできます。
フェイスシェーバー・眉毛シェーバー選びに迷ったら! コスメコンシェルジュからのアドバイス
コスメコンシェルジュ
電動眉毛シェーバーで眉毛を整える際、刃が触れることで肌を傷つけてしまう可能性もあります。商品によっては刃先が丸いものやガードがついているものがあるため、肌に対する刺激が少ないタイプかどうかをチェックしてみてください。
また、使用する際もアイテム頼りになるのではなく、スキンケアによる保湿で肌への刺激を減らしましょう。
それぞれのブランドの特徴とは?
ここでは、電動のフェイスシェーバー・眉毛シェーバーを発売しているメーカーごとの特徴をご紹介します。お気に入りのフェイスシェーバー・眉毛シェーバー選びに、ぜひお役立てください。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、大阪に拠点をおく創業100年以上の歴史を誇る大手家電メーカーです。価格帯は、ほかのメーカーよりやや高め。美容・健康家電開発にも力を注いでおり、品質の高い商品が多数発売されています。
フェイス用ウブ毛ケアは、レディース向けに「フェリエ」シリーズを展開中です。すべて乾電池式で、ウブ毛用のみとウブ毛・眉メイク両用の3種類の商品をラインナップ。メンズグルーミングキットも充実しています。なお「フェリエ」は水洗いに対応していませんのでご注意ください。
コイズミ(KOIZUMI)
コイズミは大阪に拠点をおく小泉成器の自社ブランドです。小泉成器は家電メーカーですが、同時にベンダーとして国内外メーカーの製品を取り扱っています。
レディース・メンズ向けに幅広い種類のフェイスパーツケア用品を、リーズナブルな価格帯で提供しています。シェーバー類は基本的に水洗い可能なのがポイント。携帯に便利なコンパクトタイプのシェーバーも発売されているので、チェックしてみましょう。
貝印(KAI)
刃物の都、岐阜県関市で生まれた刃物関連メーカー、貝印。今ではKAIグループとして調理、グルーミング、ビューティーケア、医療用など1万点ものアイテムを手がけています。
フェイス・マユケアでは、お手入れがラクで肌に負担がかからない、音波振動カミソリ「bi-hada ompa(ビハダ オンパ)」を発売。今までの電動フェイストリマーより、肌にやさしいのに剃り残しがないのがポイントです。
おすすめ商品の比較一覧表
フェイスシェーバー8選 眉毛にも使える
フェイスシェーバー・眉毛シェーバーの選び方のポイントをふまえて、実際にコスメコンシェルジュ・岸田茉麻さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。プロ目線のおすすめ商品は要チェックです!

Panasonic(パナソニック)『マユシェーバーキット(ER-GM20)』
























出典:Amazon

TESCOM(テスコム)『フェイスシェーバー(MF22)』










出典:Amazon

Koizumi(コイズミ)『フェイス&マユシェーバー(KMC-0650)』














出典:Amazon

Panasonic(パナソニック)『フェリエ フェイス用(ES-WF41)』












出典:Amazon
貝印『bi-hada ompa (音波振動カミソリ) ホルダー』

出典:Amazon
COGIT(コジット)『美容シェーバー チョイソリーナ』


















出典:Amazon
Philips(フィリップス)『フェイススタイリングキット』














出典:Amazon
オーム電機『フェイストリマーPiao』






出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フェイス・眉毛シェーバー の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのフェイス・眉毛シェーバー の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
フェイスシェーバーの使い方
ここでは、フェイスシェーバーの正しい使い方をご紹介します。正しい使い方で使用することで肌への負担を抑えることにも繋がり、効果を実感しながら使うことができます。
処理する前にしておきたいこと
ぬるいお湯で洗顔
フェイスシェーバーを使って処理する前に、ぬるいお湯であらかじめ洗顔をしておくと良いです。
ぬるいお湯で洗顔することでムダ毛や産毛に水分が含まれるので処理がしやすくなります。
産毛の向きと反対から処理する
フェイスシェーバーを使う際は、産毛の向きと反対から処理することが大切です。産毛の生える方向は人によって様々なので自分の毛の流れも先に確認しておきましょう。
カミソリ等を使う際は、フェイスシェーバーとは反対で産毛の流れに沿って処理する必要があります。肌への負担も考慮してケアしてあげましょう。
部位別に処理方法を紹介
【額・おでこ】
フェイスシェーバーの刃を髪の生え際から距離をとってから、剃ります。ある程度剃れたら次は中心から外側にも剃っていきます。
眉の近くを剃る時は、間違えて眉を剃ってしまわないように十分に気をつけるとともに、上向きに剃ることがポイントです。
【ほお・フェイスライン】
ほおの処理は、内側から外側へと毛の流れに反対向きに剃ることが基本です。頬骨から下の方も上から下に向かって剃っていくようにしてあげましょう。こめかみの部分は、上から下に向かって剃ります。
フェイスラインも、他と同じように上から下に向かって剃ります。顎の裏側に関しても同じように上から下に剃ります。フェイスライン周りの処理は、顔の輪郭のイメージも変えてしまうのでしっかりとケアしましょう。
【鼻・口・あご】
鼻下も上から下に向かって剃ります。鼻下を伸ばすことで剃りやすく、怪我防止にも繋がりキレイに剃ることができます。口角の周りも剃り残しがないように注意が必要です。
下唇の下は、下から上に向かって剃ります。下唇を伸ばすことでこちらも剃りやすくなります。あごに関しても同じように上から下に向かって剃ることがポイントです。
処理後にしておきたいこと
フェイスシェーバーを使用後は、産毛とともに古い角質なども落ちてデリケートで乾燥しやすい状態になります。処理後のケアがとても重要なのです。
保湿して肌を保護するために、化粧水や乳液・クリームを使用して保湿することが大切です。毎日のケアよりも、さらに丁寧に行うように心がけましょう。
そのほかのグルーミンググッズのおすすめはこちら 【関連記事】
かんたんに美しい眉毛を作る
コスメコンシェルジュ・岸田茉麻さんへの取材をもとに、電動眉毛シェーバーを選ぶときのポイントとおすすめの電動眉毛シェーバーをご紹介しました。
電動眉毛シェーバーを使用すると、眉毛の毛抜きが苦手な人でもかんたんに美しい眉毛を作ることができます。自分にぴったりの電動眉毛シェーバーを選んで、キレイに眉毛のセルフケアをしましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
日本化粧品検定1級を持つコスメコンシェルジュです。 化粧品・健康食品を扱う美容部員として勤務後、コスメコンシェルジュとして美容コラムの作成や情報サイトの監修、化粧品会社様の社内向けテキスト作成など幅広く活動しています。 大切にしているのは「消費者目線でものを考えること」。美容部員時代に培ったカウンセリング経験をもとに、読者のニーズに合うグッズを見極め、みなさんに良い情報をお届けします。