ガスガン用ガスの選び方|アウトドアライターに聞いた!
アウトドアライターの中山一弘さんに、ガスガン用ガスを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
ガスガン用ガスは必ず専用品を選ぶ
キャンプ/釣りライター
専用品以外を流用するのは危険なので厳禁
当然ですが、ガスガンはガスを注入しないと弾が撃てません。一般的に使われているガスガン用のガスは代替えフロンと言われるもので「HFC152a」が主原料です。
この「HFC152a」はPC用のエアーブロワー製品にも使われているため、それを流用する人がいますが危険なので止めましょう。製品に含まれる微量な成分が銃のパーツを傷める原因になる可能性もあるので、必ずガスガン専用品を使ってください。
東京マルイ『NEWガンパワーHFC134aガス(400g)』
圧倒的シェアを持つ東京マルイの製品で、ビギナーからベテランまで安心して利用できます。用途に合わせて選べる250gタイプもありますよ。
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キャンプ/釣りライター
社会の動向を見つつフィールドに合った種類を選ぼう
代替えフロンの代表でもある「HFC152a」ですが、削減対象物質に指定された経緯もあり、今後も市場に出回り続けるか先があまり見えない状況です。そこで、このガスに替わる環境へのダメージが少ない「HFO1234ze」が注目されています。
また、気温変化に強い「CO2」も再注目されていますが、こちらはかつて違法改造銃に多用されていたことから禁止にしているゲームフィールドも多いので注意が必要です。今後の動向も見据えながら適切なガスを選んでください。
LayLax(ライラクス)『satellite(サテライト)ハイバレットガス HFC-152a』
地球環境を考えたHFC152aガスを使用。ノズルは24mmとロングタイプのため、さまざまな銃にも確実に注入できます。
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キャンプ/釣りライター
ゲームによって使用量が異なるため、余裕を持とう
サバゲーではサブウエポンになるハンドガンに多いガスガンですが、シチュエーションによっては多用されることもあり、その場合はガスを早く消費します。逆にほとんど使わない日もありますから、その日のゲーム内容によって持っていく本数や容量を加減することができます。
ガスガン用のガスボンベもそれなりの大きさと重さがあるので、フィールドに持ち込む量をコントロールすることは大切です。残量やガスボンベのサイズを調整して、ちょっと余裕があるぐらいの量を持ち歩くのがコツですよ。
ガスガン用ガスのおすすめ5選|アウトドアライターが厳選!
紹介したガスガン用ガスの選び方のポイントをふまえて、アウトドアライターの中山一弘さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

東京マルイ『NEWガンパワーHFC134aガス(400g)』




出典:Amazon
ガスタイプ | HFC134a |
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内容量 | 400g、250g |

フジカンパニー『ウッドランドBBガス』






出典:Amazon
ガスタイプ | HFC134a |
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内容量 | 500g |

LayLax『satellite(サテライト)ハイバレットガス HFC-152a』












出典:Amazon
ガスタイプ | HFC152a |
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内容量 | 460ml |

東京マルイ『ノンフロン・ガンパワー』

出典:Amazon
ガスタイプ | HFO1234ze+LPG |
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内容量 | 250g |

マルシン工業『CO2ガスカートリッジ』

出典:Amazon
ガスタイプ | CO2 |
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内容量 | 12g×30本 |
「ガスガン用ガス」のおすすめ商品の比較一覧表
意外と知らないガスの入れ方|アウトドアライターの豆知識
キャンプ/釣りライター
ガスが入らない! はこれで解決
ガスガンにガスを注入するさいはマガジンの注入口が上になるように左手に持ち、右手でガスのノズルが下に向くようにして注入します(液化しているガスを入れるのです)。これを逆にやるとずっとガスが噴き出るだけで注入されないので注意してください。
また、満タンになると「ブシッ!」と液体とガスが勢いよく出るので、すぐに注入をストップします。それ以上続けても入らないので終了の合図だと思ってください。季節にもよりますが、注入前にガスボンベを温めておくとよりスムーズに入れることができます。コツが分かればむずかしいものではありませんから、ガス入れに苦手感がある人は基本を覚えておきましょうね。
「ガスガン」本体をお探しの方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
山岳写真家でサバゲーのエキスパートでもある荒井裕介さんのアドバイスをもとに、おすすめのガスガン5選をご紹介します。
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※2019/11/12 一部コンテンツと価格を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 桑野美帆子)
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。