使いやすいスイムタオルの選び方 肌ざわり・吸水性・用途も考慮
ここではスイムタオルの選び方をご紹介します。スイムタオルの用途や使用シーン、好みの使い心地を考慮しながら参考にしてください。
肌ざわりや吸水性をチェック それぞれのメリット・デメリットを考慮しよう
スイムタオルという名称からも分かるとおり、元々は水泳のシーンで利用されていたスイムタオル。
それだけに、最大の特徴は吸水性と放水性にあります。通常のタオルと比較して吸水性が非常に高く、それでいて絞ると大量の水分を放出するため、絞るたびに吸水力が復活し、何度でも繰り返し使えるすぐれもの。
ただ、難点は肌ざわりがあまりよくなく、乾くと固くなってしまうことでした。これらの難点を解消した肌ざわりがよく乾いても固くならない素材のスイムタオルも登場しましたが、乾くと固くなるタイプに比べると、吸水力が劣るという欠点があります。
現在、国内で流通しているスイムタオルは主にこの2タイプなので、どちらを重要視するか、利用目的などから考えて選ぶといいでしょう。
畳まずに置いておくか、畳んで持ち歩くか
たとえば本来の目的である海やプールサイドで利用する場合と、ジョギングや屋外でのレクリエーションなどで利用する場合では、吸水しなければいけない水分量に大きな差があります。
また、プールサイドであればスイムタオルを小さく畳んでおく必要はありませんが、ハンカチのように持ち歩きたい場合は、畳みやすくかさ張らないスイムタオルが重宝するでしょう。
乾くと固くなるタイプのスイムタオルは、肌ざわりがよく固くならないタイプに比べて畳みにくく、それゆえ、かさ張りやすくもあります。どのような使い方をするのか考えて、使いやすいタイプのものを選びましょう。
目的に合わせてサイズを選ぼう 持ち運びしやすいSサイズや敷物にもなるLサイズも
Sサイズはフェイスタオルより少し小さいサイズです。スイムタオルは絞れば吸水力が復活するので、小さくても全身を拭くことができます。通常のタオルと違い絞ればすぐに吸水力が復活する特性がありますので、旅行などで荷物を増やしたくないなら、スポーツタオル程度の大きさでも十分バスタオルの役目を果たしてくれます。また、小さいと持ち運びがラクです。
Mサイズは絞るまでもなく、1枚でほとんど拭くことができます。動き回るペットや子どもにも利用されます。
Lサイズは複数人で使用できます。プールサイドでの敷物などにも活用できたりします。大判のものなら、海などでレジャーシートの役目も果たしてくれそうです。
スイムタオルおすすめ12選 マラソン完走請負人と編集部がおすすめする
上で紹介したスイムタオルの選び方のポイントをふまえて、使いやすいスイムタオルをご紹介します。レジャーやスポーツ、日常生活にも使えるのでぜひ参考にしてください。

凸凹加工でなめらかな拭き心地、使いやすいサイズ感
スイムウェアブランドである「Speedo」から発売されている、中判サイズのスイムタオルです。
裏面が凸凹加工されているため、直接肌に触れる面積が少なく、なめらかな拭き心地なのが特徴。サイズも680×430mmと、大きすぎず小さすぎることもない、使い勝手のよい大きさです。
プラスチック製の筒状ケースが付属しているので、ケースに入れて保管しておけば乾燥してパリパリになることもありません。
スポーツシーンはもちろんのこと、携帯しやすいので、旅行などでも活躍してくれるスイムタオルです。

吸ってよし、吐いてよしのPVAスポンジ素材
日本のスポーツメーカー「ミズノ」のスイムタオルです。PVAスポンジという素材を使っているため、スイムタオルの中でも非常に吸水性の高い商品といえます。
その吸水性の高さを利用して、単に水や汗の拭きとりだけでなく、スイムタオルに含ませた水を頭にかけるなど、真夏の屋外活動での熱中症対策グッズとしても有効です。
吸ってよし吐いてよしのすぐれもの。こちらの商品は680×440mmの中判サイズですが、一回り小さい440×340mmサイズもあります。

かさ張らない大判サイズならレジャーシート代わりに
ポリエステルとナイロンを使った乾燥しても固くならないタイプですが、ウルトラマイクロ繊維と呼ばれる髪の毛の約100分の1の極細繊維で織り込まれているため、吸水力も抜群のスイムタオルです。
こちらの商品は1,500×800mmのバスタオルサイズですが、非常に薄く乾燥してもやわらかなままなので、当然畳んでもかさ張らず、カバンの中にしまっても場所を取りません。
プールや海水浴などに持っていくと、レジャーシート代わりにもなって重宝すること間違いなしです。

スポーツタオル形状で背中が拭きやすいスイムタオル
「S4R」のスイムタオル最大の特徴は、その形状です。
大判のバスタオルサイズは別ですが、中判サイズではどのメーカーも縦横比がそれほど大きくない長方形なのに対し、こちらは800×300mmと、スポーツタオルのような形状です。
そのため首に掛けやすい、背中が拭きやすいなどのメリットがあり、多くの人から支持をえています。
乾くと固くなるタイプですが、スライドジッパー式の防水ケース付きなので、絞った状態で保管しておけば、取り出してすぐに使用可能です。
夏場のひんやりタオルとしても使用可能
冷たい水を含ませて頭や首を冷やすひんやりタオルとして使えて、もちろん通常のスイムタオルとしても万能な商品です。
夏のレジャーや野外スポーツ、熱中症対策に活躍するタオルでしょう。
薄手なので軽くてやわらかく、女性や子どもでも絞りやすいです。安心の日本製なのもポイントです。
吸水速度と速乾性がアップした肌ざわりのいい商品
乾いても固くならないけれど、吸水速度と速乾性はアップした商品です。肌ざわりがよく、普通のタオルのように肌をなでるように拭き取ることが可能です。
カットしても糸くずがでないので、自分の好きなサイズにできます。抗菌仕様で、カラーはかわいらしい5色から選べます。
薄くて体をしっかりつつめるサイズ
ポリエステルとナイロンでできた薄手のマイクロファイバータオルです。薄いですが吸水力はしっかりあります。畳みやすいので持ち運びにも困りません。
体をしっかりとつつめて、なにかと使いやすいサイズです。サックスとピンク、2色のきれいなカラーから選べます。

吸水性にすぐれたカラフルなスイムタオル
細かい生地の目でやわらかさを感じる、吸水性にすぐれたLサイズのスイムタオルです。
乾かすと固くなるので、割れたりしないように取り扱いには十分注意しましょう。
ブルー、グリーン、ピンク、パープルなどのカラフルな全7色から、自分のお気に入りの色を選べます。

乾燥しても固くならない、肌ざわりのいいタオル
多くの商品で使っているPVA素材ではなく、素材にポリエステルとナイロンを使っているため、乾燥しても固くならないタイプのスイムタオルです。
そのため、肌ざわりがたいへんよく、乾かしてもしなやかな風合いが続くのが特徴。
固くなるタイプの肌ざわりが苦手、という方におすすめしたい商品です。
こちらは約400×350mmのMサイズなので、ハンカチ替わりに持ち歩くことも可能。一回り大きい約700×400mmサイズなら、バスタオル代わりになりそうです。
吊り下げたり収納に便利なループ付き
やわらかい肌ざわりで、乾いても固くならないスイムタオルです。体をつつみこめる大きめのLサイズです。使いやすいMサイズも販売しています。
吊り下げたり、畳んで収納するのに便利なループが付いています。かばんに入れても広がらないので、持ち運びにも向いています。
ごわごわしないマイクロファイバー素材を使用
SOFFテクノロジーによって、ごわごわしない肌ざわりのよいマイクロファイバータオルです。
吸水性、速乾性はもちろんのこと、耐久性にもすぐれているので長く使用することができます。
プールやスポーツにも利用できますし、お風呂上りのタオルドライにも役立ちます。NYスタイルのシンプルなデザインです。
6種類のサイズ、10種類のカラーから選べる
ソフトな肌ざわりで、生地が薄いので絞りやすいのがポイント。コンパクトに収納できるケースが付いているので、持ち運びに便利で旅行やアウトドアにも役立ちます。
サイズはXSからXXLまで6種類あり、カラーは10色もあります。自分にぴったりな1枚を見つけることができます。
「スイムタオル」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スイムタオルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのスイムタオルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スイムタオルに関するQ&A よくある質問
スイムタオルに名前は書けますか?

名前を書くときは、いったん真水で洗い十分にすすぎをし、しっかり乾いた後に油性マジックで書いてください。
スイムタオルの洗濯方法を教えてください。

スイムタオルを洗濯機で洗濯してもよいのかについては、製品によって異なります。購入したタオルの洗濯の表示を必ず確認するようにしましょう。もし洗濯機が使用できないタオルは、手洗いでシミや汚れをやさしく洗いましょう。洗濯をする際は、普通の洗濯洗剤は使用しても大丈夫ですが、漂白剤入りは避けてください。また、熱湯につけたり、乾燥機を使ったりすると生地を傷めてしまうのでこちらも避けましょう。
誰がどこで使うのかを考えて選ぼう! マラソン完走請負人からのアドバイス
水泳の公式大会ではFINAマーク入りのものを
スイムタオルは各メーカーからいくつもの種類が出ていますが、基本的に数種類の色が用意されているだけで、絵柄入りのものは多くありません。
もちろんまったくないわけではないので、お子さま用のものを探していたり、人とは違うものを探しているなどの場合は絵柄入りのものも探してみましょう。限定商品として、数が限られている場合もあります。
また、水泳で大会を目指しているような方は、公式大会では、FINA(国際水泳連盟)のマークがないと使用できませんので、マーク入りのものを購入しましょう。
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アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナーとして活躍。 アスリートのケガの復帰から、競技力向上まで、様々な知識と経験を駆使して、市民ランナーの指導を専門に行うJapanマラソンクラブを設立。 NHKBS「ラン×スマ」などで指導。著書「楽して走ろうフルマラソン」など多数執筆。(有)スポーツネットワークサービス代表