「医療漫画」のおすすめ商品の比較一覧表
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医療漫画【主人公が男性】おすすめ15選 往年の名作ブラックジャックやアニメ化された働く細胞など
医療漫画の金字塔・ブラックジャックやアニメ化された働く細胞など、男性が主人公の医療漫画をご紹介します。

実例を出しながら「心の病」をわかりやすく紹介
心理士の療先生とナースのあすなが、うつ病やパニック障がいからED、認知症まで実例を出しながら、会話形式で心の病を解説してくれます。「ゆうメンタルクリニック」の創設者で、精神科医のゆうき ゆう先生が原作をつとめているだけに、症例の解説は非常にていねい。
一方、情報量がとても多いため、マンガとしての読みやすさも重視されており、あすながボケれば療先生がつっこむという形で、テンポのいい会話劇が展開されます。
5人に1人が心の病で悩んでいるといわれる現在、歯医者のようにより身近な存在になってもいいはずのメンタルクリニック。「診療費はいくらくらいかかるのか?」といった素朴な疑問にも答えてくれるのがうれしい一冊です。
医療漫画の金字塔
医療漫画の金字塔ともいえる名作で、漫画界の巨匠「手塚治虫」の代表作ともいえる作品です。無免許であるものの天才的な技術をもち、世界に名を轟かしている主人公「ブラックジャック」が、医療と生命をテーマにさまざまな難題に立ち向かっていくストーリーです。
細かい医療スキルや専門的な用語が多く出てくるなど、医学博士でもある手塚治虫ならではの世界観が楽しめる漫画です。その後の医療漫画にも大きな影響を及ぼすなど、世代を超えて愛され続けています。
人の細胞とウイルス・細菌との戦いを描いた漫画
人の体の細胞の機能を詳細に描いている漫画で、アニメ化もされています。人の体を襲う各ウイルスや細菌を、白血球や赤血球・血小板など人の免疫を司る細胞が撃退していくストーリーです。
著者の清水茜のデビュー作で、もともと医療に全く知識がなく、自身で体のことを勉強しながら作られた作品。2015年より講談社で連載開始し、その後スピンオフ企画もされていて、シリーズ累計発行部数は450万部を超えるなど絶大な人気を博しています。
対立するふたりの患者への思いが感動的な作品
同名小説をコミカライズした漫画です。治療が不可能な患者を前にし、死を前提に日々生きることを推奨する医師と、最後の最後まで生きることを諦めずに治療をすることをすすめる医師。
対立するふたりの医師の考えのなかで、どのように患者が選択し自分の道を歩むのかがていねいに描かれています。また、原作にはない描き下ろし番外編が収録されているため、原作をすでに読んでいる人にもおすすめです。
医療漫画【主人公が女性】おすすめ13選 麻酔科医ハナやお別れホスピタルなど
あまり世間にその仕事ぶりがイメージされにくい麻酔科医をモデルにした麻酔科医ハナ、回復が見込めない重患が集うお別れホスピタルなど、女性が主人公の医療漫画をご紹介します。

あまり知られていない麻酔科医の実態に迫る
術前の回診以外に患者と接する機会も少なく、その存在自体が世間一般にあまり知られていない麻酔科医。しかし手術を受ける患者に対して麻酔をおこない、手術開始から終了まで絶え間なく患者の生命活動を管理する、いわば命綱としての重要なポジションを担(にな)っているのです。
本作は、そんな麻酔科医にスポットをあてています。駆け出しの麻酔科医・華岡ハナ子の奮闘を通して、激務である麻酔科医の実態が浮き彫りに。明るいハナ子のキャラクターを活かしたコミカルなテイストなので、ハードなエピソードでも読み口がそれほど重くならないのがポイントです。

回復の見込めない患者が集う終末期病棟の現場を描く
産婦人科のリアルを描いた『透明なゆりかご』をヒットさせた沖田×華が次に選んだ舞台は、回復が見込めない患者たちが集まるターミナル(終末期病棟)。2年目の看護師・辺見の目を通して、さまざまな「死にいく命」のドラマがつむがれていきます。
寝たきりになった後期高齢者たち。そんな彼らにだって感情はあるし、個性もある。ときには看護師たちを困らせ、ときにはほっこりさせてもくれる。そんな患者たちをとりまく家族の姿も十人十色(じゅうにんといろ)です。
超高齢化社会に突入したいま、ターミナルという終の棲家(ついのすみか)で繰り広げられる悲喜こもごもに、死生観を激しく揺さぶられます。

患者を大切に思いやる、とある看護助手の物語
主人公は広島の病院で看護助手として働いているナナちゃん。曲者(くせもの)ぞろいの患者さんたちとナナちゃんの交流が、シンプルな線で描かれています。
看護助手の呼称はナースではなくナースエイド。資格がいらない代わりに、医療行為をおこなうことができません。看護師の指示のもと、患者の清拭(せいしき)やシーツの交換をしたり、トイレや入浴のサポートをすることがおもな作業です。
そしてなによりも大切な仕事が、患者とのスキンシップ。心細い日々を送る患者たちの、精神的な支えとなっているナースエイドの仕事ぶりがよくわかる作品です。
医療漫画【テレビドラマ化】おすすめ14選 Dr.コトー診療所や医龍、JINなど
Dr.コトー診療所や医龍など、テレビドラマ化された医療漫画をご紹介します。

総合病院で働く薬剤師の奮闘を描いた作品
医師が薬の種類・量・服用法を記載した処方箋にもとづき、調剤をおこなうのが薬剤師。医療漫画は数あれど、医師やナースではなく、裏方中の裏方である薬剤師の現場を描いているのが本作です。
ヒロインは必死に勉強して国家試験に受かり、念願の総合病院に就職した薬剤師の葵みどり・26歳。ときには処方する薬に関して担当医とぶつかりつつも、少しでも患者の力になりたいと奮闘を続けます。
医師のように頼られることもなく、ナースのように親しまれているわけでもない縁の下の力持ち。そんな薬剤師たちにリスペクトを送りたくなる作品です。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 医療漫画の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの医療漫画の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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医療漫画を選ぶポイント 漫画ライターが教える!
「このマンガがすごい!」ライターの奈良崎コロスケさんに、医療漫画を選ぶときのポイントや魅力を3つ解説していただきました。医療漫画が好きで次に読む作品を探している方はもちろん、医療漫画に興味を持ち始めたばかりの方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
リアルな最新医療の現場を知ることができる
最新の病院や医療現場の現実が描かれる
かつての医療漫画は天才外科医が超絶テクニックで難しい手術に挑んだり、ドジな新人ナースの成長を描いたりする、いわゆる「ベタ」なものが定番でした。
しかし近年はリアリティ路線が中心。作者自身が元ナースだったり、現役医師が監修につくことにより、最新の医療現場がいきいきと描かれていて、楽しみながら病気やケガ、薬の知識をつけることができるジャンルへと成熟しました。
医療現場で活躍するさまざまな仕事を描写
医師以外の職業も主人公に
病院に従事する人は医者やナースだけではありません。看護助手や薬剤師といった縁の下の力持ちを主人公に据えた作品が増えてきました。
彼らがどのような作業をし、どのように患者と接しているのか、人間ドラマを交えて漫画に落とし込むことで、その仕事内容を深い部分まで理解できるようになるのです。読了後にはきっと、病院で働く人たちを見る目がガラリと変わることでしょう。
「心の病」をわかりやすく紹介
メンタルクリニックが身近な存在に
うつ病やパニック障がいに漫画家自身が向き合ったエッセイ漫画が、数多くリリースされるようになりました。これらの作品が人気を博すということは、大きな共感を呼んでいるということ。このジャンルは今後ますます需要が伸びていきそうです。
本来は、歯医者に行くのと同じくらいカジュアルにメンタルクリニックの扉を開けるべき。なんとなく恐いイメージを持っている人も多いと思いますが、「心の病」をわかりやすく描いた漫画はそんな心配を払拭(ふっしょく)してくれるでしょう。
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縁の下の力持ちが主人公になる時代! 漫画ライターからのメッセージ
普段見えない現実が人の心を打つ
医療に携わる仕事は、医者やナースはもちろん、彼らをサポートする人たちを含めて激務なのが実状。それでも皆さん「人のためになにかをしたい!」という志を持って、きょうも現場へ向かっています。
いまや、このジャンルでは、鮮やかな治療をおこなう天才主人公は鳴りをひそめ、目立たなくても陰から懸命に患者を支える人々が主役になりました。そんな地味なヒーローたちを主軸にしたからこそ生まれる、リアルな人間ドラマが私たちの心を打つのです。
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別冊宝島「ザ・マンガ家」シリーズを企画・編集した後、『このマンガがすごい!』年度版の創刊メンバーに。 以降、漫画家インタビュー、漫画評論、漫画原作映画の劇場用プログラムなどを手掛けるほか、2019年には自身も漫画家デビュー。 80年代の音楽体験を描く『音楽とおじさん』を夕刊フジzakzakにて連載中。