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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
ハンキングチェアとは
ハイキングチェア(ハンモックチェア)とは、ハンモックのように吊り下げる形でチェアを設置した家具のこと。
もともと南国で気に吊り下げて使う屋外用の椅子として親しまれていました。常夏の南国でも蒸れずに快適に使うことができる素材や工夫が施されています。
現在では、屋外のみならず、室内でも楽しめる商品も数多く販売され、周囲を気にせず、読書や映画鑑賞など、リラックスタイムを優雅に過ごす、お一人様用の特別なスペースとして人気があります。
■ハンギングチェアの種類・形状
チェアのかたちは、大きく分けると「イス型」と「ハンモック型」の2種類です。チェアに座っている時間などにもよりますが、チェアのかたちは、快適に過ごすための大事なポイントになりますので、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
▼イス型|座りやすく、種類が豊富
イス型のメリットは、座りやすさにあります。フレーム素材には、籐ではなく人工ラタンといわれるポリエチレン樹脂を使った繊維が多く使われています。形状も丸形やたまご型、また足を伸ばせるタイプなど種類も豊富です。背もたれのカーブが自分に合うか、イスの大きさがあうかなどをチェックするようにしましょう。
▼ハンモック型|いろんな体勢で使える
座る部分が布でできたハンモックになっているタイプ。椅子のように着座スタイルが固定されていないので、自分の好きな態勢で座ることができます。価格も椅子型に比べてリーズナブルなので、コストを重視するならハンモックタイプがよいでしょう。座り心地を決めるのは、ハンモックに使用される素材です。コットンや合成繊維など、肌触りや強度などを参考に選びましょう。
購入を後悔しないための注意点
ハンギングチェアを購入して後悔しないために、注意するポイントもあります。
■安定感がなく、揺れてしまう
ハンギングチェアがどの形状であったとしても、チェア部分は吊り下げられている状態になります。つまり、宙に浮いている状態となり、安定感がなく揺れてしまいます。
結果、人によっては「本を読んでいる最中に酔ってしまった」「細かい作業が揺れてやりにくい」といったことが起こり得ます。
■サイズが大きく、重量がある
ハンギングチェアは、もともと屋外用だったこともあり、サイズは大きめです。大抵の場合で、幅100cm × 奥行100cm × 高さ190cm。そのため、室内に設置する場合、インテリアとしては圧迫感があります。
また、サイズが大きくなる分、重量も重いもので40kgになる商品もあります。持ち運びがしにくく、移動しずらいというデメリットがあります。
以上のポイントをふまえ、購入の際にしっかり気を付けましょう。
ハンギングチェアの選び方
それでは、ハンギングチェアの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】設置方法
【2】耐荷重
【3】素材や色
【4】収納しやすいか
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】設置方法をチェック
ハンギングチェアの設置方法は、主には天井から吊り下げる方法と専用のスタンドを使う方法の2通りです。それぞれの特徴を簡単にご紹介しましょう。
▼吊り下げタイプ|本物のハンモックのように使える
吊り下げタイプは、天井や梁から吊るすタイプ。持ち家の方で設置できるスペースがある方に限られてきます。設置に際しては、住宅の強度にかかわる柱や梁は避けるなど、一定の注意が必要です。安全に使うためには業者に工事を依頼するのがベターです。
▼スタンドタイプ|賃貸でも設置可能
スタンドタイプは、専用のスタンドに吊るすタイプ。天井や梁に吊るすタイプと違い、場所を選ばずスタンドがおけるスペースがあれば設置できること、移動も簡単なことなどがメリットです。手軽にハンギングチェアを導入したいと考えるならスタンドタイプがよいでしょう。
【2】耐荷重をチェック
安全に使用していくためには、導入するハンギングチェアの耐荷重の確認が必要です。多くの商品には耐荷重の記載があるので、まずはそれを参考にします。誤解しやすいのは、体重イコール耐荷重と思ってしまうこと。使い方によって体重以上の負荷がかかることもあるので、表記された耐荷重より2~3割程度割り引いて考えるようにしましょう。なお、今回紹介している商品の多くは、100kg前後から200kg程度のものになります。
【3】素材や色をチェック
素材は、ラタン、人工ラタン、布の3つが使われています。価格や耐久性の点からは人工ラタンがおすすめです。屋内・屋外ともに使えて便利です。布製は、雨ざらしの屋外には不向きですが、取り外しが容易でコンパクトに収納できるので使い勝手はいいです。
また、カラーバリエーションが豊富なアイテムを選べば、インテリアやエクステリアとしても満足度が高くなりますよ。
【4】収納しやすいかチェック
多くの商品は、柱などから吊るして、または専用スタンドに吊るして使います。チェアがどうしても大型になるので使っていないときでも一定のスペースを占有してしまいます。ハンモックタイプなら取り外して収納ができるので便利です。またイス型の中にも、折りたためて収納できるタイプがごくわずかですがありますので、そういった商品も選択肢の一つになるでしょう。
ハンギングチェアのおすすめ商品
それでは、ハンギングチェアのおすすめ商品をご紹介いたします。
▼おすすめ6選|イス型
▼おすすめ5選|ハンモック型
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ6選|イス型
まずは、イス型のおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてくださいね。

オリジナル要素を加えた定番のティアドロップ型
ハンギングチェアと聞いてまず思い浮かべるのが、このティアドロップ型ではないでしょうか。この商品がほかと違うのは「持ち手」があることです。これがあると立ったり座ったりするときに、籠を自然な形でつかむことができるので安定します。
素材は人工ラタン(ポリエチレン樹脂)です。予算に余裕があれば本物のラタン製のものもいいですが、人工ラタンは湿気や紫外線に強く、日本の気候に適しています。ペット用の小型のものもありますよ。

読書やお昼寝にも使える子ども用ハンモックチェア
自分が子どものころにこんなのが家にあったらなぁと、ついつい思ってしまうような子ども用のハンギングチェアです。色もカラフルでバリエーションが豊富です。また、「Joki Air」という通気性にすぐれたタイプもあるので、用途や設置場所・お好みに合わせてお選びいただけます。
有害な薬剤を使用せず、エコロジカルな栽培方法によるオーガニックコットンを使用しているので、安心して子どもを遊ばせたい人にもおすすめです。
上品な見た目でおしゃれにゆったりくつろげる
たまご型とかビーンズ型などと呼ばれる楕円形のかわいいフォルム。バスケットのサイズは、成人男性でもゆったりくつろげる大きさです。カラーはブラウン、人工ラタンで編み上げらているので、籐の雰囲気を出しながら耐久性や耐水性を高めています。クッションも汚れを目立たなくするためアイボリーからブラウンに変更されています。
安定感抜群のハンギングチェア
スタンド方式ですが、チェア部分は4本のロープで支えられているので安定感があり、安心して体を預けることができます。さらに、チェア部分は柔らかな素材で大きめになっているため、しっかりと体を包み込んでくれます。ハンギングチェアでもできるだけ安定感があるものを求めている方にぴったりなアイテムですよ。
2人で座れるビッグサイズ
ハンギングチェアといえば1人で使用するタイプのものが多いですが、こちらは2人同時に座ることができるビッグタイプです。チェア部分は卵形でとても安定感がありますので、ゆったりと体を預けることができます。フレーム部分もしっかりとしたスチールが使われていますので耐久性も抜群です。大型のハンギングチェアを求めている方におすすめです。
日常的にリゾート気分が味わえる
お店のディスプレイにもなりそうなおしゃれで個性的なチェア。丸形と違い頭上が覆われていないのでとても開放的です。クッションは撥水ポリエステルなので水・汚れに強く、かごもポリコード使用なので、屋外使用に対応しています。明るい雰囲気のなかでゆったりくつろぎたい場合におすすめです。
▼おすすめ5選|ハンモック型
続いては、ハンモック型のおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてくださいね。

使い勝手のいいお手軽ハンギングチェア
布製の一点吊りのハンモックです。ラタン製のハンギングチェアや二点吊りハンモックに比べて小さなスペースでも設置することができますし、使わないときにはコンパクトに収納できるのが大きな特徴。
非常に汎用性(はんようせい)が高く使い勝手のいいアイテムなので、気軽に本格的なハンギングチェアを楽しみたいのであればこちらがおすすめ。クッションなどを置いて体にフィットするようにすれば、より快適にくつろぐことができます。別売りで専用スタンドの用意もあります。
しっかりリラックスできる
シンプルな自立式タイプのハンモックですが、しっかりと固定されていますのでとても安定感があり、リラックスタイムにぴったりです。フレームのスチールなので振動にも強く、安心して使用することができます。耐荷重も120kgまでとなっていますので、大柄な方も使用できるという点もポイント。耐久性も高いのでアウトドアにもおすすめ。

浮遊感を味わうならこのハンギングベッド
吊り下げ式家具の魅力である浮遊感を楽しみたいのであれば、このハンギングベッドがおすすめです。
家のなかに設置するにはかなりの広さが必要なので、日本の住宅事情を考えると難しいところがありますが、屋外であれば候補として考えられる方も少なくないのではないでしょうか。天気のいい日はこの上で1日すごせてしまいそうですね。
子供とふたりがけも可能な大きめサイズ!
スタンドと特大(グランデ)サイズのハンモックがセットになったハンギングチェア。成人男性でもすっぽり入れるサイズで長時間でもゆったりくつろぐことができます。ハンモックの本場であるコロンビアの現地工場で編み上げられた生地は、100%コットンの風合いが柔らかで気持ちよく、乗り心地をさらに高めてくれています。

キャンプに持って行きたいテント型ハンモックチェア
家のなかよりも木陰に吊るしたくなるテント型のハンギングチェア。それもそのはず、この商品は鳥の巣から着想を得てデザインされたそうです。ヨットにも使用される丈夫で伸縮性のある素材を採用していて、その耐荷重はなんと200kg。大人が乗っても問題ありません。
最近ではホテルやカフェなどでの使用例もよく見かけます。イスの機能に加えて、小さな隠れ家のような空間性もあわせ持っているのでほかのアイテムと比べて独立性が高め。周囲と適度な距離感を保ちたい場合にも適しています。
サイズは今回ご紹介しているシングルのほかに、ダブル、キッズの3種類があり、色も豊富にそろっているので選ぶのも楽しくなりそうですね。
商品特徴・価格の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る ハンギングチェアの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのハンギングチェアの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
設置や取り付けに際しての注意点
本項では、ハンギングチェアを取り付ける際に注意したいポイントについて解説いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
■設置に必要な広さを確保する
ハンギングチェアは意外と場所をとります。本体そのものの大きさに加えて、揺れたときに周囲にぶつからないだけのスペースが必要になります。
ある程度の高さがないと設置できないものもあるので、必ず本体寸法や設置寸法(とくに最小限必要な高さ)をご確認のうえご検討ください。また設置場所までの搬入経路や、使わないときの収納のしやすさなども考慮するといいと思います。
■取付可能な場所を確認する
梁や柱にスクリューフックをねじ込んでハンギングチェアやハンモックを設置するのは絶対にやめてください。
梁や柱は家そのものを支えている大切な構造材です。設置するだけでも負荷がかかるのに加え、その構造材を傷つけることは耐久性の低下を招く危険性があります。とくに梁の下側への取りつけはもっとも危険です。
ロープでくくるなどして構造材を傷つけない方法で設置するか、強度が確保された下地材(したじざい)に設置するようにしてください。
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最後に|エキスパートのアドバイス
娯楽要素の強い家具だからこそ、慎重に考える!
ハンギングチェアは、ソファやダイニングテーブルのような、必ずしも必要な家具ではありません。おそらく生活にくつろぎやハリを与えるアクセントとして、または遊び道具の延長として検討されている方が多いのではないでしょうか。だからこそ設置場所や目的をじゅうぶんに検討し、この買いものがのちに無用の長物とならないようにしましょう。
ハンギングチェアはうまく空間に取り込めれば、読書や昼寝、音楽や映画鑑賞などさまざまな場面で活躍してくれます。そしてなにより、ただただ座っているだけで楽しいアイテムです。ぜひハンギングチェアのある暮らしを楽しんでいただけたらと思います。
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