ランニングをするならランニングウェアを
ランニングウェアは、ランニングやウォーキング、軽い運動をおこなう際に体が動かしやすいように作られたウェアです。伸縮性や通気性があり、また吸汗・速乾性により、いつでも快適に体を動かすことができます。
UVカット機能を備えたものもあり、オールシーズン着まわしが可能で、家庭用の洗濯機で気軽に洗えるので、お手入れがかんたんな点も特徴のひとつです。
メンズランニングウェアおすすめ7選 マラソン完走請負人が厳選
それでは、マラソン完走請負人の牧野 仁さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。素材やデザインなど、それぞれの特徴を見比べて気になる商品があれば購入も検討してみてくださいね。

夏の汗対策に! 通気性に優れたTシャツ
猛暑にも負けないためには、大量の汗をどう処理するかが大事になります。
RESPONSE半袖クライマライトTシャツは、激しい運動中も、ベンチレーション機能(通気穴)で快適さを得ることができます。さらに、Climalite(クライマライト)ファブリックが、ランニング時の身体をドライにしてくれるでしょう。
袖にリフレクティブがあしらわれており、夜のランニングでも安全に走れる機能を備えています。夏の汗をどうにかしたい方、冬でも汗をかきやすい方におすすめです。
軽量で動きやすい!通気性のよいナイキのTシャツ
リブ仕様の襟とショートスリーブのシルエットで通気性も良く、動きやすいトレーニングウェアです。肌触りも柔らかな上に軽量な素材で作られているのでトーレーニング中も快適に過ごすことができます。
かさばらず、シンプルなデザインなので1枚もっておくと気軽に着用できて便利です。
軽い素材で着心地も抜群
ランニングシューズには定評のあるアシックスですが、ウェアも着心地がよく、コスパ最強と好評価を得ています。ポリエステル100%の生地は軽くて柔らかく、汗をかいても肌にまとわりつかず、すぐに乾くので快適です。
袖が短いのが特徴でデザイン性も高く、動きに合わせてシルエットが変わるのも魅力。色がきれいでカラーバリエーションもあり、色違いで購入するのもおすすめです。ストレッチ素材なのでタイトに着るか、上のサイズを選んでゆったりと着るかはお好み次第です。
ドライエアロフロー素材で快適なランニング
ミズノが開発したドライエアロフロー素材の長袖シャツです。これまでの素材は汗が生地にくっつき、空気の通りを阻害していました。そのためウェアの内側の温度が上昇し、蒸れやべたつきが発生していたのです。ミズノでは、たくさん汗をかいても空気の通り道を確保できるよう改良し、通気性を保てるようになりました。
フロントのジッパーがハーフジップになっていて、体にフィットするタイプのウェアです。再帰反射プリントにより、夜間のランニングでも目視しやすくなっています。
グラフィックプリントが特徴的
ニューバランスのテクノロジー「NB ICEx」を採用し、すぐれた速乾性を実現したショートスリーブTシャツ。日本の伝統的な織物である「かすり」をイメージしたプリントがインパクト大です。商品名にHANZOが入っているのは、忍者をモチーフにしているため。
ランニングのときに注意したいのは、肌に触れるウェアが肌を傷めること。このウェアは縫い目がフラットなフラットシーマ技術を採用しているため、肌への摩擦が軽減され、走ることに集中できます。リフレクトプリントにより、暗い時間帯でも見えやすくなっています。
コンプレッションウェアが走りをサポート
パーカー、長袖シャツ、半袖シャツ、ハーフパンツ、ロングタイツがセットになったコンプレッションウェア。コンプレッションウェアは、体に適度な圧を加えることで血行促進、パフォーマンスの向上、けがの予防、ランニングの後の疲労軽減といった効果を期待できます。
速乾性と防寒性が高く、汗をかいてもすぐに乾き、冬は寒さから体を守ってくれます。これさえあればオールシーズンカバーでき、ランニングを始めるならまずはウェアから、と考える方にもおすすめです。

バイクのジャージからヒントを得たランニングウェア
ロードバイクの練習は何時間も乗るので、素早くエネルギー補給できるジェルなどをたくさん持って移動したいところです。
多くのサイクリングウェアは腰の部分にポケットをつけることで、より速やかにものを取り出すことができるようになっています。このようなウェアをランニング用にアレンジしたのが、このジャージ。
ロードバイク用のジャージはお尻の部分の裾が長いので、ポケットの位置もお尻に近い部分になりがちです。ランニング用では裾を上げ、ポケットの位置を若干高くすることで、走るときに取り出しやすい構造になっています。前面はフルジッパーなので、暑い時のランニングにはチャックを開けることで、体温調節もかんたんにできるウェア。
大きめの便利なポケットがほしいと思っている方におすすめです。
「メンズ用ランニングウェア」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メンズ用ランニングウェアの売れ筋をチェック
Amazonでのメンズ用ランニングウェアの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メンズランニングウェア選びのポイント
マラソン完走請負人の牧野 仁さんに、メンズランニングウェアを選ぶときのポイントを教えてもらいました。快適に着こなすのにも重要なポイントとなりますので、商品探しの参考にしてください。
ランニングに向いた機能を持っているかチェック
ランニングウェアは、体を動かすことを前提に作られているので、ランニングに向いた機能が備わっているかを確認しましょう。
通気性・吸収速乾機能を追求した素材に注目
ランニングウェアは、通気性・吸収速乾性など、汗に素早く対処することに重点を置いています。最近のランニングウェアは機能が高く軽量であり、街にもそのまま出かけられるようなオシャレなデザインのものも。こだわりの高機能素材を使用したさまざまなランニングウェアが、各メーカーから販売されていますので、まずは通気性・吸収速乾性に注目して選んでみましょう。
購入する時に、素材メーカーの札(ラベル)がついているので、チェックしてみましょう。
着脱しやすく動きやすい伸縮性がある素材
ウェアの素材に伸縮性があることで、着脱しやすく、体が動かしやすくなります。
反対に生地がかたいと、着心地が悪く体を拘束しているような感じを受け、また思うようなタイムに届かないというデメリットも出てきます。
実際に試着してみるとどの部分がどれだけ伸びるかも確認しやすいですが、できない場合は口コミなどをチェックして判断しましょう。
着用する季節や時間に合わせて選ぶ
ランニングウェアは、オールシーズン対応する仕様にはなっていますが、それでも着用する季節や時間帯を意識して選ぶように心がけましょう。
夏場のランニング用に選ぶ場合
夏場のランニングは汗を多くかくため、通気性や吸汗性があるか確認します。熱気を逃し、汗冷えなどを避けることで、著しい体力の消耗を避けられます。また速乾性があれば、夜洗濯しても、翌朝には乾いていることが多いのですぐ着ることができて便利です。
太陽が出ている時間にランニングをおこなうのであれば、素材にUVカット機能があるものを選ぶと強い紫外線からも体を守ることができます。
夜間のランニング用に選ぶ場合
年間をとおして夜間や早朝のランニングをおこなう場合は、リフレクター(反射材)のついているものや、色や柄がはっきりとわかるものを選びます。
リフレクターがついていることで、交通量の多い道路を走る場合や、薄暗い時間帯でも対向車や人に自分の存在に気づいてもらうことができ、万が一の事故を防ぐことができます。ビタミンカラーのウェアや大きな柄もののウェアも同様です。
袖やズボン丈の長さで選ぶ
ウェアには、長袖・半袖や、長ズボン・短パンなどのバリエーションがあります。特徴を把握し、好みや運動量に合ったものを選びましょう。
▼体温調節がしやすい半袖・短パン
夏場はもとより、ランニング中に汗をかくことが多い人は、肌が外気に触れやすい半袖・短パンタイプのウェアがいいでしょう。自然の風を感じやすく、服の摩擦などによる抵抗も少ないため快適にランニングできます。
ランニングの前後や寒い季節には、上着やスパッツなどで重ね着をすることで体温を調整することができて便利です。
▼肌の露出を避けるなら長袖、長ズボン
夏場の紫外線や、冬場の冷たい外気から体を守るのであれば、長袖・長ズボンタイプを選ぶといいでしょう。転倒などの際に大きなケガを避けることもできます。
またランニング用に薄く通気性のよい素材のウェアも多く販売されているので、夏場でも紫外線防止のほか、夕立対策や害虫から身を守るために1枚持っておくと便利です。
▼ランニングフォームの矯正にも有効な加圧タイプ
ただランニングを行なうだけでなく、体を鍛える目的があるのであれば、加圧タイプのウェアにも注目しましょう。慣れるまでは、体を動かしにくく感じて走りにくいかもしれませんが、正しいフォームが身につくことでタイムも上がり、効率的な走りにつながります。
また疲労を感じにくい構造になっているものもあるので、ランニングへのモチベーションもあがり、長く続けられるでしょう。
デザインで選ぶ
走るだけでなく「普段着」をイメージし、機能プラスかっこよく見せられるカジュアルウェアという目線でランニングウェアをチョイスするのもひとつの方法。走りのモチベーションを上げるポイントになるでしょう。ランニングTシャツといえば白だったものから、グレーなど落ち着いた色や蛍光色のものも出てきています。
機能性だけでなくファッション性も考慮して、ブランドも視野に入れたセレクトしたいところです。
多機能ウェアなら快適に過ごせる
寒い時期には厚着、暑い時期は薄着をするのがあたりまえですが、スポーツウェアについてもこれは同じです。夏冬兼用と考えてはいけません。汗をかきすぎると汗冷えもします。
ランナーのあいだでは、冬でも汗をかくから少し薄着、夏はランニングシャツという選択が主流です。寒さによる冷えや、汗をかいたあとの汗冷えに対応する生地のウェアを選び、体温調節をスムーズにしましょう。
さらに、UVカット機能や防水性、すれにくい素材を使用しているものなど、快適性を追求したさまざまな機能にも注目しながら選んでみてください。
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スタイリッシュにランウェアを着こなそう マラソン完走請負人からのアドバイス!
ランニングウェアは、昔はダボっとしたシルエットで体育着のイメージが強く、ダサいものでした。しかし、最近のものはキャップも含め、普段着としてコーディネートすることができます。もちろん、走る上での機能性は残されたままです。
街を疾走するときにかっこよく見えますから、自身のランニングスタイルをきわめるためにも、モチベーションを上げるためにも、ウェアは大事に選びたいものです。
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