子ども用ジグソーパズルの選び方
早速、子ども用ジグソーパズルの選び方を解説! ジグソーパズルは、子どもの想像力や空間認識力などを豊かにするといわれています。おもに、3歳~小学生が楽しめるパズルの選び方を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ピースの数で選ぶ
ジグソーパズルに限ったことではありませんが、子どもが興味をもち、意欲を高められるものは、自分の能力よりも少し高いレベルのものといえるでしょう。はじめてのパズルであれば、9ピースからスタートしてみましょう。
たとえば、9ピースがスラスラできるようになったら12ピースに挑戦というように、「少し難しい」くらいがちょうどいいです。親がやりがちな失敗が「かなり難しめ」なものを選んでしまうことです。難しいと苦手意識を持ってしまいます。
素材から選ぶ
子ども用のジグソーパズルは、大きく分けて3種類の素材があります。厚紙を利用した紙製や木製、プラスチック製のものです。
紙製|種類が多く、コストパフォーマンスも高い
子ども用のジグソーパズルとして多い材質は紙製のものでしょう。コストパフォーマンスがよいところがメリットとしてあげられます。厚紙で仕上げられているので、ほかの紙よりも耐久性があります。
触り心地もよく、使い込めるので、形あわせ遊びをはじめた子どもさんにすすめるのによいでしょう。もし汚れたりしても処分しやすいのもポイントです。
木製|手触りがよく、耐久性も高い
ジグソーパズルでは、一般的に素材は「紙」です。しかし、あまり種類は多くないものの、紙以外の素材で作られているものもあります。
木のパズルは、紙とは違う手触りを味わうことができ、独特のあたたかみが感じられます。紙のものと比べて耐久性も高く、長く使用できる点もいいでしょう。
プラスチック製|立体的に遊べて、想像力をより刺激!
平面のジグソーパズルに慣れてきた年ごろの子どもには立体的に組んで遊べるプラスチック製の製品をえらんでみましょう。遊びながら空間を把握する力を伸ばすことができます。
作るべき形状が決まっているものばかりなので、パズルの基本がわかっていれば子どもも楽しめるでしょう。小さいお子さんの場合は大きなブロックでつくるタイプを選ぶと誤飲することもないのでよいでしょう。
子どもが興味を持つデザインを選ぼう
ジグソーパズルの絵柄はさまざまで、なかには学習につながっていくような絵柄のものもあります。たとえば、動物、植物、乗り物、国旗、都道府県などです。遊びながら学力の基礎作りをさせたい方は、こういった絵柄のパズルがおすすめ。
あまりパズルに乗り気でない子どもには、気に入っているキャラクターのパズルがおすすめです。好きなキャラクターで興味をひくことが、パズルに取り組むきっかけになる場合があります。
ディズニーやアンパンマン、すみっコぐらしなど、男の子も女の子も好きなキャラクターデザインのパズルがたくさん販売されています。
帝京平成大学 現代ライフ学部 児童学科 講師(元公立小学校教師)
子どもは遊んでいるうちに、自然とパズルに描いてあったものを覚えていきます。「無理やり覚えさせられる」という形ではなく、「遊んでいるうちに自然に覚えてしまった」という感じが理想的ですね。
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ここからは、ジグソーパズルのおすすめ商品を年齢別にご紹介! まずは、1歳半~3歳の子どもにおすすめのパズルを紹介します。はじめてのパズルにもぴったりです。


ジグソーパズルおすすめ7選【4歳・5歳・6歳】 ディズニー・アンパンマン。ミッフィーなど
世界の国旗に興味を持ち出したらドラえもんと一緒に
子どもはさまざまなことに興味を持ちますが、世界の国旗もその一つです。本品は台紙付きの子ども用パズルで、ドラえもんがその国をイメージした格好とともに、各国の国旗が描かれています。大好きなドラえもんが一緒に描かれているので、子どもの興味も惹かれやすいですよね。マーライオンドラえもんやキムチドラえもんなど、国旗だけではなく各国の名物もあわせて覚えられるので一石二鳥。全部で39か国の国旗と名物が覚えられるようになっています。
また、ピースがバラバラにならないようにかたづけ袋が付いているので、立てて保管できるのもうれしいですね。また学べる学習シートがついているので、パズルと一緒に楽しめます。



「子ども用ジグソーパズル」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 子ども用ジグソーパズルの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの子ども用ジグソーパズルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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子どもの成長の手助けに 最後に元公立小学校教師よりメッセージ
帝京平成大学 現代ライフ学部 児童学科 講師(元公立小学校教師)
ジグソーパズルは、子どもの成長にさまざまなよい影響があるといえるでしょう。
その子どもに合った難易度のものに取り組んでいくことで、達成感、自己肯定感を得ることができます。少しずつ難易度を上げていくことができるので、集中力も身につくでしょう。また、こまかいパーツを扱うことで、手先の巧緻性(こうちせい:手先の器用さ)を高めることにもつながるといえます。
こうして積み重ねた経験は、子どもが大きくなってからの学習において、よい影響を与えていくでしょう。
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神奈川県、埼玉県の公立小学校に22年勤めた後、短大、大学での教員養成、保育者養成に移り、現在に至る。 現在は、大学での講義を中心に、保護者向けに子育て・教育、教員向けに授業方法・学級経営などのテーマで執筆、講演などに幅広く活躍中。