ドッグフードの正しい保存方法とは?
ドックフードの保存容器を正しく選んでいたとしても、その保存方法が間違っていてはドッグフードの品質や鮮度を保つことができません。大切な愛犬のためにも、正しい保存方法をしっかり把握しておきましょう。
ドライタイプは密閉して涼しい場所で保存
ドッグフードにはドライタイプとウェットタイプがあります。ドライタイプの場合は湿気が少なく、直射日光の当たらない涼しい場所で保存しましょう。酸化やビタミンの破壊を防ぐことができます。
ウェットタイプは1日で食べきるタイプを
また、ウェットタイプは缶詰や小分けタイプなどが主流のため、開封前であれば10〜38℃で保存しておきましょう。開封後は密閉度が高い容器で冷蔵保存し、1~2日以内に使い切るようにしましょう。
ドッグフード保存容器の選び方 密閉力が高く長期保存も可能!
整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんに、ドッグフード保存容器を選ぶときのポイントを教えてもらいました。
【1】密閉度の高い容器を選ぶ
【2】ドッグフードの容量に合わせて選ぶ
【3】フードの取り出しやすさをチェック
【4】扱いやすさや洗いやすさで選ぶ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】密閉度の高い容器を選ぶ
夏場になるとなかなか家のなかに冷暗所が見つけられないこともあります。そうなると高温多湿でドッグフードにも害虫が発生しやすくなってしまいます。
対策として、密閉度の高い容器を選ぶか、あるいは小分けをして冷蔵するのもひとつの選択肢。害虫がひとたび発生すると付随してさまざまな問題も出てきます。においも外に漏れず、また外気の影響を受けにくいもの、密閉性の高いものをできるだけ選ぶようにしましょう。
【2】ドッグフードの容量に合わせて選ぶ
小型犬1頭分のドッグフードなら小さな容器でもじゅうぶんですが、多頭飼いや大型犬のドッグフードになると、保存容器が小さい場合は何度も補充しなければならなくなり、余計な手間となってしまいます。
一方、大きすぎる容器で部屋を圧迫してしまいます。購入の際は、ドッグフードが入る容量を見極めて、置き場所に収まるサイズを選びましょう。大きいサイズを選ぶ場合には、キャスターつきで移動や床掃除がラクにできるものがおすすめです。
【3】フードの取り出しやすさをチェック
中身のドッグフードが取り出しやすいかどうかも、選ぶものが大きく違ってくるポイントです。計量カップなどが付いているものもありますが、フタの開けしめが面倒くさくなってしまうことも。そんなときは、ハンドルを回せばドックフードが出てくるおしゃれなデザインのタイプもあります。選ぶ際の参考にしてみてください。
【4】扱いやすさや洗いやすさで選ぶ
やはりずっと使ううえで大切なポイントは、お手入れのしやすさ。デザインがいくらかわいくてもかんたんに洗えず、すぐに乾かないものになると洗うことも億劫になりがちです。
できれば容器の口は広く大きなもので奥まで手が入り、内部の隅々まできれいに洗えるものを選ぶと衛生的。
洗う際には、容器の重さにも着目しましょう。できるだけ軽いものがいいという場合にはプラスチック容器がおすすめ。また、万が一落としたとしても割れない素材もおすすめです。
ドッグフード保存容器『大容量』おすすめ6選 ドックフードをそのまま移し替えられる!
うえで紹介したドッグフード保存容器の選び方のポイントをふまえて、整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんと編集部が厳選した、おすすめ商品を紹介します!

大容量保存OK! キャスターつきで移動もらくらく
大型犬や多頭飼いの場合におすすめなのが、約30kgもの量を収納できるこちらのストッカー。本来はライスストッカーですが、ペットフードにも使用できます。
素材はトタンで光を通さず、外からの影響を受けにくいので保存容器として抜群の力を発揮します。
多量のストックでも、底板についた4つのキャニスターで移動も苦になりません。軽量カップも付属します。
スコップとクリップ付きで袋ごと保存できる
伊勢藤の保存容器はクリップとスコップがついていて便利。Lサイズの場合は、4kgサイズのドッグフードも移し替えの必要なく、袋のまま保存することができます。
シンプルなデザインですが、かわいい色味が特徴。比較的値段もリーズナブルです。
フードが取り出しやすく、除湿対策もしっかり
アイリスオーヤマの『密閉フードストッカー』は8〜10kgのドッグフードを保存することができます。幅広で底が浅いタイプなのでドッグフードが取り出しやすいです。
また、蓋の裏側に除湿剤を取り付けられ、ゴムパッキンで密閉されるので、除湿の工夫がしっかりされていますよ。
大容量ならこれ! 抜群の密閉力で酸化を防ぐ
こちらのストッカーは、蓋がスクリュー式なので密閉性が高く酸化を防いでくれます。また、女性でもかんたんに回せて開けやすい構造になっているのがポイント。保存容器は水洗いOKなので、こまめに掃除をすれば清潔な状態を保つことができます。
専用のスコップが付属しているのもうれしいですね。大容量サイズですがシンプルな見た目なので、インテリアにも溶け込みやすいです。
高純度のプラスチックで湿気や害虫から守る
Stefanplastはイタリアのプラスチック製品メーカーです。こちらの商品は高純度のプラスチック製で、蓋のロックもついているため、湿気や虫の侵入を防いでくれます。
46Lの大容量サイズはフードがたっぷり入る大きさで、多頭飼いしている家庭などに便利です。
リッチェル『ペットフードキーパー 10』
除湿剤取り付けも可能のスリムケース
こちらの保存容器はスリムな縦長の形状をしているため、部屋や玄関などの隅に設置しやすいです。
また、蓋の裏には別売りの除湿剤が付けられる仕様になっていて、パッキンも付いているため密閉性も高く、においも漏れにくくなっています。
ドッグフード保存容器『おしゃれ』おすすめ3選 部屋に置くならおしゃれなデザインがいい!

見せる収納に! コロンとかわいい保存容器
昔懐かしい駄菓子屋さんにあったようなコロンとした形の保存容器。蓋の突起部分を押すと内部の圧力が外部より低くなるため、しっかりと密閉できます。
広い口で出し入れしやすく、洗浄時にも奥まで手が入りしっかりなかが洗えるタイプなので衛生面も気になりません。
底に滑り止めもついているのでうっかり落としてしまう心配も少なく、万が一落としてしまっても割れにくいので安心。
かわいい形なのでそのまま見せる収納にも向いています。小さいサイズなので小型犬のドッグフードを収納したい人におすすめ。

密封性の高い、軽量クリア容器
バケツタイプの保存容器。ポリスチレン製で軽いので、収納場所から食事を用意する場所までの持ち運びも苦になりません。
付属のゴムパッキンによってしっかりと密封され、ドッグフードの鮮度を保ちます。残量も一目で確認できるので、必要なときになくなってしまうといった心配もありません。
しっかりとフードを密閉保存したい人、見せて収納したい人におすすめです。

子どもも楽しめる! ハンドルを回すタイプ
お子さんがペットの餌やりを手伝ってくれる場合には、こんなガチャガチャマシンのような保存容器なら楽しいでしょう。置くだけでカフェのような雰囲気にもなりますね。
容器の中のプロペラはシリコン製で、容器を洗う際にけがの心配がないだけでなく、収納したドックフードの形も崩さず保ちやすいのでおすすめです。
画像映えもするのでペットの写真をSNSなどで紹介している人におすすめです。
ドッグフード保存容器『真空保存』おすすめ1選 真空パックでしっかり密閉! 長持ち保存!
自動真空容器で鮮度とおいしさをキープ
ドッグフードは酸化すると風味や味が損なわれてしまいます。そのため、ドックフードの品質や鮮度を長く保ちたいのであれば、真空保存することが有効的。
こちらのドックフードの保存容器は、蓋に内蔵された電動ポンプが容器内を真空状態にしてくれるすぐれもの。ポンプはワンタッチで作動するので、誰でもかんたんに使用できます。
ドッグフード保存容器『ウェットフード用』おすすめ2選
ここからはウェットタイプの保存容器をご紹介します。フタをするだけの便利な商品も紹介します。
密閉性のあるフタで保存OK
缶詰やパウチタイプのウェットタイプのドッグフードが食べきれなかったときに、密閉性の高い蓋が付いている容器なら保存ができます。電子レンジや食洗機は不可です。
食べ残しの缶詰にフタをする!
ウェットタイプのドッグフード缶詰の食べ残しがあるときに、フタをして密閉保存ができる便利商品。洗う手間も極力省けるので家族にとっても嬉しい一品です。
「ドッグフード保存容器」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ドッグフード保存容器の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのドッグフード保存容器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ドッグフードのおすすめはこちらで紹介 関連記事
愛犬のフードにぴったりの保存容器を見つけて
整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんへの取材をもとに、ドックフードの保存容器の選び方とおすすめ商品を紹介しました。
セリアやダイソーなど100均の保存容器でも代用できますが、できれば密閉性や使い勝手を考慮して専用の保存容器を用意した方がいいでしょう。
犬の健康を守るためにも、ウェットやドライなどのタイプに応じて適切な保存容器を選びましょう。紹介した商品もぜひ参考にしてみてください。
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