ラクトアイスの選び方 お菓子研究家・下園昌江さんに聞いた!
お菓子研究家・下園昌江さんに、ラクトアイスを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
味わい方で選ぶ
まずは、カップかコーンかで選んでみましょう。定番はカップに入ったもの。ラクトアイスそのものをじっくりと味わえるのが魅力です。多少溶けてしまっても、カップなら手が汚れる心配はありません。
一方、コーンに入ったものやモナカではさんだものなら、サクッとした食感や香ばしさを楽しめます。
また、スプーンがなくても手づかみで気軽に食べられるので、子どものころに食べた懐かしい思い出がある方も多いのでは。ラクトアイスをじっくり味わいたいか、コーンやモナカも楽しみたいかで選びましょう。
セイカ食品『鹿児島名物 南国白くま』
こちらの商品はカップ入りで、じっくり味わうことができますよ。トッピングのフルーツと練乳のおいしさが懐かしいですね。
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フルーツや卵、乳製品など、その土地の特産品を使用したものを選ぶのもよいでしょう。気になる地域や、自分にゆかりのある地域のラクトアイスなら、その土地を想像しながら味わう楽しさがあります。
また、昔から作られ続けている名物アイスは、その地方出身者の方に贈りものとして差し上げると、郷土を懐かしんでよろこばれることも多いでしょう。
味で選ぶ
ミルク系やフルーツ系など、味のバリエーションが多いラクトアイス。アイスクリームに比べて乳脂肪分の割合が低いため、あっさりした味わいです。
たとえば、酸味の少ないミルク系は比較的まろやかで甘みを感じ、フルーツ系はさわやかな風味とすっきりした味を楽しめます。ご自身の好みの味を選んでみましょう。
また、贈りものにするなら、季節のフルーツの味を選ぶのもよいでしょう。旬のものならよりおいしく感じられますし、季節を意識したという心配りが相手に伝わるでしょう。
久保田食品『南国土佐のアイスクリンコーン』
高知県では定番のアイス『アイスクリン』。味はさっぱりとしています。コーンのさくさく感がやみつきになるラクトアイスですね。
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うえで紹介したラクトアイスの選び方のポイントをふまえて、お菓子研究家・下園昌江さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。
あっさりしていて食べやすいので食べすぎにご用心
複数の味が楽しめるアイスクリームセット。バニラ、チョコレート、抹茶、イチゴの4種類ですが、さっぱりしていてしつこくないので、とてもたべやすいアイスです。甘さも全体的に控えめな点は、各フレーバーとも共通しています。1個当たりの価格はとてもリーズナブル。自宅用はもちろん、大人数向けのギフトなどにも向いています。
業務用でたっぷり楽しめる
なめらかなミルクの食感と濃厚な味わいのバニラアイスがボリュームたっぷりはいったお徳用サイズです。ご家族みんなでシェアして食べられるのがうれしいですね。

練乳と色鮮やかなフルーツのハーモニー
鹿児島発のかき氷ですが、今では夏の風物詩としてデパートの催事でも見られるほど全国的に人気となった『南国白くま』。かき氷に練乳をかけて、みかんやさくらんぼなどのフルーツをトッピングした昔懐かしの味で愛されています。
この『白くま』をメーカー直送で家庭でも楽しめるようにしたのがこちら。フルーツがトッピングされているぶん、ほかのラクトアイスよりボリュームのある印象を受けますが、かき氷のシャリシャリ感で口あたりが軽く、さっぱりしています。一年中楽しめますが、やはり暑い夏のおやつや贈りものに重宝します。

高知県定番のアイスクリンをコーンで味わう
高知県では定番のアイス『アイスクリン』。卵を原料に使用し、脂肪分が少なくシャリッとした舌触りとさっぱりした味が特徴的です。
サクサク軽いコーンとの相性もよく、ノスタルジックな気分を味わいたい方にぜひおすすめします。パッケージには坂本龍馬のイラストがあるので、龍馬ファンへの贈り物としても喜ばれるかも!?
高品質素材をつかった風味豊かなアイスクリーム
島根県の牧場において自然遊牧されている牛から搾った生乳のみを使った贅沢なジェラートです。合わせる抹茶も出雲の高級抹茶なので、一つひとつの素材はともに高品質。滑らかな口当たりと抹茶の風味を最大限に引き出した高級アイスです。気軽にいつもという値段ではないので、特別な日や贈り物に。
「ラクトアイス」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アイスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのアイスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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アイスギフトのおすすめ商品を紹介しています。
お菓子研究家である下園昌江さんに、アイスギフトの選び方とおすすめのアイスギフトを教えてもらいました。誰でも一度は聞いたことのあるブランドのものや、9種類のフレーバーを取り扱ったものまで幅広くご紹介します。
旬の食材と名産品を意識してみて! お菓子研究家からのメッセージ
今やアイスは1年中楽しめるスイーツですが、ラクトアイスは、比較的脂肪分が少なくさっぱりしているので暑い夏の贈りものとしてとくにおすすめします。
さまざまな種類のラクトアイスがあるなかで自分の好みの素材をセレクトするほかに、その季節に合わせた旬の食材を意識したり、ご当地の名産を使用しているアイスを選ぶと、特別感があるので食べる楽しみがより一層湧いてくると思います。
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幼少の頃からお菓子作りが好きで、大学卒業後菓子店で修業すると同時に国内外のお菓子を食べ歩き、次第にフランスの素朴な地方菓子や伝統的なお菓子に惹かれるようになる。 現在はそんなフランス菓子の素朴な魅力を伝えるべく実習形式のお菓子教室や食のイベントを主宰する他、メディアでの情報発信を行っている。 共著書『フランスの素朴な地方菓子』(マイナビ出版)では118のフランス地方菓子の歴史や由来を紹介している。