「工具箱」のおすすめ商品の比較一覧表
工具箱の選び方
ここでは工具箱の選ぶときのポイントを紹介します。工具箱の購入を迷っている人や、どんな視点で選べばよいか分からない人は参考にしてみてください。
移動時の持ち運びのしやすさや見た目のデザインなど、選び方はさまざまです。
使いやすい形から選ぶ
工具箱には「ボックスタイプ」や「バッグタイプ」などいろいろな形状のものがあります。ここではおもな4つのタイプについて説明しますので、選ぶときの目安にしてください。
部屋や車のなかに置くなら「ボックスタイプ」
工具箱のなかでも一般的なのが「ボックスタイプ」です。スクエアな形状で持ち運びしやすい取っ手付きのものが多く、携帯性にすぐれています。急な作業が必要なときに、すぐに持ち出せるので便利です。
素材のラインナップが多く、樹脂製、スチール製、アルミ製など使うシーンによって選べるのもポイント。種類が多いので、好みのカラーやデザインのものを選んでインテリアとしても楽しめます。
軽量で持ち運びしやすい「バッグタイプ」
工具にはいろいろな形状のものがありますが、サイズがバラバラなものを収納しやすいのが「バッグタイプ」です。開口部が広くなっていたり、収納用の多機能ポケットがついていたりと、使い勝手にこだわった製品があります。
フタ付きではないものなら、長さのある工具も収納可能です。バッグタイプは軽量で持ち運びしやすいので、頻繁に持ち歩く方に向いています。
引き出しのついた「チェストタイプ」
「チェストタイプ」というのは、複数の引き出しが付いた工具箱です。取っ手の付いた持ち運び可能なものもありますが、一般的には据え置き型になります。サイズによって3段や4段など引き出しの数が変わるので、工具の数によって選んでください。
据え置き式の場合は、DIY用の作業場がある方に適しています。収納力が高く、引き出し別に工具を分けられるので使いやすいです。
タイヤ付きで移動も楽な「キャビネットタイプ」
工具がたくさんある方で、DIY用の作業スペースやガレージがある方に適しているのが「キャビネットタイプ」です。サイズの大きな据え置き型ですが、キャスター付きなので作業する場所への移動も可能。
収納力の高さが特徴で、重い工具なども収納できます。引き出し付きのタイプが多いので、工具を分けて収納できる点も便利です。
収納する工具に合ったサイズから選ぶ
工具箱で一番大切なのは、自分の持っている工具をどれだけ収納できるかということです。自分がどんな工具類を持っていて、どれぐらい工具箱に収納したいのかをはっきりイメージして購入しないと「工具箱を購入したのに入らない!」ということになってしまいます。
特に注意したいのが、ノコギリやハンマーなどの長い工具などを収納するときです。充分な長さを確保できるものを選ぶようにしましょう。
また、DIYをしていると少しづつ工具は増えていきます。いま持っている工具が入る量より、少し余裕を持たせたサイズ感の工具箱を選ぶことで、長く使っていくことができるでしょう。
工具箱の素材から選ぶ
工具箱の素材にはもさまざまな種類があります。素材によって特徴が分かれているので、目的に合った素材の工具箱を選びましょう。
軽くて持ち運びやすい「プラスチック樹脂製」
「プラスチック樹脂製」は、最も種類が多い工具箱の素材。安価で軽い商品が多く、工具を小分けにできるポケットなども豊富なものが多いです。
ただし強度が弱いので、衝撃や熱を加えると変形することも。重い工具や精密機器を収納するには適していません。
耐久性は樹脂の種類や作りによって変わってきます。強度を重視するなら強化プラスチック製が候補になるでしょう。
こなれ感がだせる「スチール製」
「スチール製」は耐久性が高く、熱に強いのが特徴です。長く使っているうちにキズやへこみがこなれて、深みを増して愛着がわいてくることも。ヴィンテージ感が出てくるので、お部屋のインテリアにもなるデザイン性のある製品を選べます。
ほかの素材の工具箱より重たいので、持ち運ぶときに苦労します。携帯性を重視するなら小型のサイズを選んでください。
耐久性のある「アルミ製」
「アルミ製」の工具箱は軽いのが特徴なので、ひんぱんに持ち運びする方に向いています。耐久性も高く、サビにも強い素材なのでガーデニングなど屋外で作業する場合にもぴったり。
アルミは見た目の高級感もあり、シンプルで飽きのこない素材です。長く愛用したい工具箱を求めるのなら、アルミ製は候補のひとつになることでしょう。
持ち運びを想定するなら「布製」
「布製」の工具箱は、工具を入れた際に工具箱の形状がある程度変化してくれるため、汎用性が高いタイプといえます。軽くていろいろな工具の収納が可能です。また開き口が広く、工具の取り出しをスムーズに行なうことができます。
やわらかい素材なので、収納した工具を守り、キズ防止に役立つでしょう。素材自体が軽いので、ひんぱんに持ち運びする方に向いています。
使いやすさをイメージし、開閉方法から選ぶ
工具箱は取り出しやすさも大事なので、選ぶときは開閉方法もチェックポイントです。どの開閉方法が使いやすそうかイメージしながら選びましょう。実際に開け閉めしてみることも必要です。
コンパクトサイズが多い「片開きタイプ」
「片開きタイプ」は工具箱にそれほどこだわらない方に向いています。簡易的でコンパクトな製品が多く、気軽に使用できるのが特徴。手持ちの工具が少ない場合や、車載用に使いたいときに便利です。
持ち手が付いているので持ち運びがしやすく、携帯性を重視する方にはぴったり。また、必要な工具だけを入れて現場へ持っていくといった使い方ができます。
サブの工具箱として使いたい方に便利なのが片開きタイプです。
収納力抜群の「両開きタイプ」
「両開きタイプ」の工具箱は、フタが左右に大きく開くので工具が収納しやすく、取り出しやすいのが特徴です。収納スペースが大きく中身が見やすいため、たくさんの工具を持っている方に向いています。収納スペースが小分けになっているので、工具だけでなく釘やネジなどのパーツも一緒に収納できて便利。
持ち手が付いているので持ち運びもできますが、たくさんの工具を収納すると重くなります。長い距離を持ち運ばないのなら、収納力と使い勝手のよさがマルです。
デザイン重視で選ぶのも◎
やはり工具箱は置いてある様子も素敵なものが欲しいところです。
かっこよかったり、かわいかったりする工具箱をかたわらに置いて、DIYができればそれだけで楽しくやる気が出てくるでしょう。DIYが一般的になってきたためか、おしゃれな工具箱も多く登場しています。
機能性だけではなく、見た目優先で選んでみるのもひとつの手かもしれません。お気に入りの見た目の工具箱を探してみましょう。
エキスパートのアドバイス
芸術大学教員/DIYアドバイザー
収納する道具と使用シーンに合わせよう
工具箱は工具を整理・収納するだけでなく、工具をまとめて持ち運ぶときにも活躍する道具です。同時に、DIYの作業性を上げてくれる利便性の高い道具です。
さまざまな素材や種類のものが販売されていますので、収納する道具や使うシーンに合ったものを選びましょう。用途に合ったものであれば、たとえ安価な工具箱でも充分に活躍します。
自分の持っている工具やシーン、用途にマッチしたお気に入りの工具箱を見つけて、楽しく快適にかっこよくDIYをしましょう。
工具箱【ボックスタイプ】のおすすめ8選 デザイン性や収納力にも注目
工具箱の選び方を踏まえて、ここからは「ボックスタイプ」の工具箱をご紹介しましょう。片開きや両開きの製品も取り上げていますので、たくさんの工具を収納したい方はチェックしてみてください。





小物も電動ドリルも入る大容量の工具箱
上段は小分けの箱になっているため、小さなパーツを入れて整理しやすくなっています。下段は深く広々としている作りなので、電動ドリルなどのかさばる電動工具まで収納することができます。
素材は樹脂製ですが、強度が出るように設計されており、耐久度は充分。さまざまな場面でハードに使うことができます。
開けた状態での安定感も抜群で、工具を取り出しながらの作業ができるため、作業効率がアップします。
さまざまな工具が入るKeterの大容量の工具箱は、いろいろな工具をひとまとめにしておきたい方におすすめです。これさえ持っておけば小物から大物まで大活躍してくれるでしょう。
工具箱【バッグタイプ】のおすすめ6選 持ち運びもラクラク
ここからは「バッグタイプ」の工具箱をご紹介します。持ち運びに便利なので、携帯性を重視する方は参考にしてください。

見た目も可愛いマキタのツールバッグ
電動工具で人気のマキタから販売されているソフトツールバッグです。
このツールバッグには、内側と外側で合計23個のポケットがついていて、整頓能力もしっかりとありながらもコンパクトなため非常に使い勝手がよくおすすめです。
バッグのフラップがたっぷりめで作業中でも埃やゴミが入りにくくなっているデザインです。
作業中にゴミが入り込んでしまったり、工具が埃まみれになるのを防いでくれます。マキタのソフトツールバッグは見た目も可愛く、誰にでも使いやすい人気の商品です。
カジュアルで可愛いデザインのツールバッグながら、整理しやすいタイプを探している方にぴったりです。
工具箱【チェスト・キャビネットタイプ】のおすすめ6選 工具の収納がしやすい
据え置き型の「チェスト・キャビネットタイプ」の工具箱をご紹介します。ガレージや作業場に置いたときのイメージを思い浮かべて、使い勝手のよい製品を選んでください。


大量に工具を収納、整理できるキャビネットタイプ
ガレージや広い作業場とともに、多くの工具を持っている方におすすめのキャビットタイプの工具箱です。
大量の工具をしっかりとひとまとめに整理できる収納力のあるキャビネットで、DIYをする時に必要な工具が見つからないということが少なくなります。
藤原産業のE-valueシリーズは、通常は高価になりやすいキャビネットタイプの工具箱をとても安価に販売しており、DIYユーザーの強い味方。
トップチェストの下部のローラーキャビネットにはキャスターがついているため動かすことができ、収納力も充分にあるので、工具類の保管に悩んでいる方におすすめのキャビネットです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 工具箱の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの工具箱の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
DIYやちょっとした修理などに役立つのが工具です。大きさや種類などいろいろな工具がありますが、それらをきちんと収納できるのが工具箱。
本記事では素材やタイプ別に選び方を説明してきました。また、選び抜いた商品もご紹介しています。通販を利用して購入したい方はもちろん、ホームセンターなどで購入予定の方にも参考になることでしょう。
工具箱も工具と同じくDIYのよき相棒です。お気に入りの工具箱があれば、DIYや作業がより楽しくなります。本記事を参考にして、ぜひ長く愛用できる工具箱を手に入れてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
徳島県の家具メーカーにて木製家具の製造に携わり、機械加工、仕上げ、組み立て、塗装など木工全般と家具製造ノウハウを培いました。 その後東京では業界新業態の体験型DIYショップで店長として勤務。店頭ではお客様の相談に乗りつつ、一人一人にぴったりのDIY用品を提案してきました。 同時にDIYレッスンの企画と講師を行い、日本のDIY文化発展のために努めてきました。 現在は大学のデザイン学部の助手として大学内工房に在中し、 学生に対しデザインやモノづくりの手法などを主に教えています。