家電セットの中古品を選ぶ際の注意点＆人気おすすめ4選！新生活・単身赴任にも

家電をまとめて購入するには、中古の家電セットがおすすめです。

家電にあまり詳しくない方は、実店舗でもサイトでもいろいろな商品を見ていると、目移りしてしまい結局選びきれないということがあります。

家電セットであれば、ある程度必要な家電同士が組み合わせられているため、個別に選ぶ必要もなく便利なうえに、中古の家電同士の組み合わせは、新品同士の組み合わせよりもリーズナブルです。

ここでは、中古家電セットをおすすめする理由についてご説明します。

あらかじめ、2点セット・3点セットなど、新生活に必要と思われる家電が組み合わせられていることでおとくな価格設定がなされている家電セットですが、中古になることでさらに価格が抑えられて販売されています。

中古だからといって、製品が必ずしも古い型式であったり故障品であったりするわけではなく、点検整備が行われているものや、新古品・展示品・型落ち品といったほぼ未使用で高性能のものが手に入る可能性もあります。

引っ越し前は何かとあわただしいものですが中古家電セットを購入することで、手軽にかつお手ごろ価格である程度の家電が揃います。

機能やメーカーにこだわりがある場合はともかく、あまり機械にも詳しくない状態で家電販売店にでかけたり、さまざまなサイトを見た場合、情報過多になり混乱してしまうことがあります。

長期出張や単身赴任など、期間限定で使用する場合には特に「基本機能があればいい」といった方もいるのではないでしょうか。生活に必要な家電が揃っており、基本機能が正常に働くのであれば問題がないという方には、1クリックで2点・3点の家電がリーズナブルに揃う家電セットでも十分でしょう。

また転居まで時間がなく迷っていられないといった方にも、中古の家電セットは大変おすすめです。

「中古」と銘打たれていても、セットを構成する家電にはいくつかのタイプがあります。

一度販売されたけれど未使用で店舗に戻ってしまった「新古品」、店舗の店頭でサンプルとして展示されていた「展示品」、外箱が破れたり本体にわずかなキズなどがあったりして新品として販売できない「訳あり品」、新製品が出たために一つ前の型式となった「型落ち品」などがあります。

いずれもほぼ未使用の状態であるため、新品同様でスペックも高いものが多いでしょう。

「中古だからすぐ壊れるだろう」という先入観を持たず、型落ち品などのセットがあれば迷わずに購入してみるのも賢い買い物といえるかもしれません。

中古の家電セットにもいくつかのパターンがあり、ある程度のセット内容が決まっています。

家電セットを選ぶ際には、当座必要と思われる家電をリストアップして、希望の家電が含まれているセットの中から選ぶのがおすすめです。

ここでは、セットのパターンについてご紹介します。

中古家電の2点セットでは、多くの場合「冷蔵庫」「洗濯機」で構成されています。価格は3～5万円程度で設定されているものが多いようです。

洗濯機は4.0～6.0Lで1～3人向けのものが選ばれており、冷蔵庫は1ドアもしくは2ドアで120～140L程度のものが多いようです。

エアコンが設置されているお部屋に入居するのであれば、まず2点セットを購入して初期費用を抑えてみてもいいでしょう。

中古家電3点セットは、「冷蔵庫」「洗濯機」「電子レンジ」がセットになっています。外食は控えたいけれど中食が多くなる見込みという方におすすめです。2点セットと同じく価格は3～5万円が相場となっています。

電子レンジは単機能のものがセットに選ばれているようで、オーブンレンジなど多機能を求めるのであれば中古家電2点セットと別にオーブンレンジを求めるといいでしょう。

2点セット、3点セットはおおむね上記で紹介したセット内容で固定されていますが、それ以上の点数の組み合わせとなると、ショップによりばらつきが出てきます。

6点セットであれば「冷蔵庫」「洗濯機」「電子レンジ」「炊飯器」「電気ケトル」「掃除機」、7点セットには「テレビ」が追加されることが多いようです。

6・7点セットともなると10万円を超える価格帯になってきますが、それでも6点全てを単体かつ新品でそろえるよりは3～4割程度は安いといえます。

中古で家電をそろえるメリットとして、リーズナブルかつ手軽に必要な家電が揃うというものがありますが、一方で中古家電を選ぶからこそ注意したい点がいくつかあります。

これは、中古の家電セットを選ぶ際だけではなく、中古品を購入する際におおむね該当する内容ですので、頭の片隅に置いておいていただけると、いつか役に立つことがあるかもしれません。

まず中古品は、新品と異なり使用歴や使用感、故障歴などがあり性能にばらつきがあります。そのため購入する店舗が信頼できるかが第1ポイントとなります。

良心的な店舗であれば、整備などもきちんと行われ、発送の際の梱包やアフターケアがしっかりしていることも多く、利用者からの評価が高いため、サイトでも見つけやすいでしょう。また交換・返品に対応しているか、店舗の保証があるかも確認しておきたいポイントです。

一方、価格ばかりが安く、梱包が不十分だったり商品説明に虚偽があったりする店舗は評価も低く口コミでもその内容が暴かれていることも多くなります。

欲しい商品があれば、まずその店舗の評価や口コミを確認しておくことが必要です。

家電にはヒーターやモーター、電子回路など精密かつ消耗する部品が多く搭載されているため、中古家電を購入する際は、その製品の型番からメーカー発売時期を調べておくことが必要です。

一般的に家電は5～9年程度が寿命といわれており、この寿命は、メーカーにおける部品保有が終了する時期を指しています。つまり製造から10年近く経った家電は、メーカーでも修理ができないということになります。

家電もいつ壊れるかわからないため、古い型式の家電を購入してすぐに壊れる可能性がゼロとは言えません。できるだけメーカーの部品保有終了まで年月が長いような製品を購入することをおすすめします。

冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、一人暮らし用のものでもかなりの重量となるため、大型配送料がかかる場合があります。また、発送元が発送先と遠く離れている場合はその分料金に加算されます。

せっかく中古でリーズナブルに購入したと思っていても、実際の価格は近くの家電量販店で新品を購入するのと変わらなかったということも起こりえます。

また大型家電は、玄関先で引き渡して終わりではなく、場合によっては設置してもらうことで設置料も別途発生することがあります。

購入ボタンを押す前に、配送料・設置料が加算されていないかしっかり確認するようにしましょう。

実物を購入前に確認できないからこそ、サイトの写真や商品紹介文はしっかり目を通しておくことが必要です。

良心的な店舗であれば、かすりキズ程度の小さなキズなどでも画像を添付し、説明にも明記してあります。画像はその写し方によって見えなくなることもあるため、紹介文もしっかり目を通すようにしましょう。

また、店舗の口コミで過去にそういったトラブルがなかったか、あった場合どのような対応をしていたかも確認しておくと安心です。

楽天市場、Yahoo!ショッピングでの家電セットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

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