50代のシミ予防におすすめの化粧水10選【これ以上シミを増やさない】

50代になると、数が増えるだけでなくサイズも大きく目立つシミができやすい傾向にあります。シミがあると老けて見えてしまうため、できるだけケアしたい人も多いはず。

「もうセルフケアでは手遅れかも……」と思うかもしれませんが、スキンケアは毎日の積み重ねが大切です。50代のシミ悩みこそ自力スキンケアを徹底し、これ以上シミができないようしっかり対策するのがいいでしょう。

パッケージに「美白」と書いてある薬用化粧水であれば、プチプラでもデパコスでも有効成分の配合濃度は同じということ。プチプラでも十分シミ対策はできます。

肌には細胞が生まれ変わるターンオーバーがあり、効果を実感するには2～3カ月使い続けるのがベストです。そのため、毎日ストレスなく使い続けられる価格帯かどうかも重要！ デパコスには独自の処方成分やデザイン性の高さなど魅力も多いですが、プチプラでも優秀なものはたくさんあります。

シミ対策化粧水を探しているなら、美白有効成分が配合された薬用美白化粧水がおすすめです。美白有効成分とは、シミの元となる「メラニン」の生成を抑える働きがあると厚生労働省に認められているもの。シミ対策には美白有効成分が欠かせません。

美白有効成分にはいくつか種類があります。どの美白有効成分が配合されているか必ずチェックしてみましょう。例えば、ビタミンC誘導隊とアルブチンは、メラニンの生成を防ぐためシミの予防にぴったりです。

トラネキサム酸は抗炎症作用が期待でき、炎症経由のシミに効果があります。資生堂独自の4MSKはメラニンの生成を抑えるのに加えて、肌に溜まったメラニン色素を排出。同じ美白有効成分であってもそれぞれ働きが異なるため、肌悩みに応じて選ぶのがおすすめです。

50代はシミ以外に乾燥による小ジワや、シワの悩みを持つ人も多いよう。美白有効成分に加えて、シワ改善有効成分が配合された化粧水を選ぶのもおすすめです。シワ改善有効成分には、ナイアシンアミドやニールワン、純粋レチノール、バクチオール、ヒト幹細胞培養液などがあります。

こういった成分が配合されたアイテムを選び、Wの効果を狙うのもいいかもしれません。

50代になると肌のバリア機能も低下し、紫外線などの刺激をより受けやすくなります。低下したバリア機能をサポートするには、保湿が欠かせません。保湿でバリア機能を高めて、刺激を受けにくい肌を目指しましょう。

セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸が配合された、高保湿タイプの化粧水がおすすめ。保湿成分は役割が異なるため、複数配合されているのもがいいかもしれません。

50代のシミ対策におすすめのプチプラ化粧水をチェックしていきましょう。

続いて、デパコスのおすすめシミ対策化粧水です。

Amazon、楽天市場での通販サイトランキングの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

50代でシミが増えやすくなるのはなぜなのでしょうか。3つの理由を把握しておきましょう。

シミができる原因は、紫外線にあります。紫外線を浴びた肌は、肌を守るためにメラニン色素を生成。メラニン色素がターンオーバーで古い角質とともにはがれ落ちるとシミにはなりませんが、メラニン色素が過剰生成されたりターンオーバーのサイクルが乱れたりすると、色素沈着しシミとなります。

これまでの紫外線ダメージが積み重なり、50代にシミとして現れる人も多いよう。

ターンオーバーとは、肌の細胞が新しく生まれ変わるサイクルのこと。20代では28日周期だったターンオーバーですが、30代では40日周期、50代では45日周期と、年を重ねるごとに時間がかかるようになります。

ターンオーバーの期間が短いと肌にできたメラニン色素が排出されシミにはなりませんが、ターンオーバーに時間がかかるとメラニン色素が肌に滞り、シミとなって現れます。

また、40代後半～50代にかけては、ホルモンバランスが乱れやすいタイミング。ホルモンバランスに関係するエストロゲンは肌のターンオーバーを維持する働きがありますが、ホルモンバランスが乱れるとターンオーバーも乱れ、シミが発生することもあります。

肌の角質の主成分はセラミドで、角質層に水分と油分を維持する働きがあります。このセラミドは20代と比較すると50代では半分ほどに減少するそう！ セラミドにはさまざまな外部刺激から肌を守るバリア機能がありますが、セラミドが減少するということはバリア機能も低下するということ。紫外線の影響も受けやすくなり、シミもできやすくなってしまいます。

パックや保湿で角質層にうるおいを与え、バリア機能を強化することが大切です。セラミドやシカなどのバリア機能をサポートする成分が入ったものを選びましょう。

シミ対策の美白化粧水を使う以外に、50代のスキンケアで取り入れたいことをチェックしていきましょう。

スキンケアの摩擦も、シミの原因のひとつです。肌のバリア機能を担う角質層は、キッチンで使うラップと同じくらいの厚みしかない、とてもデリケートな部分。こする、すれるといった摩擦刺激を受けやすいでしょう。摩擦レスのスキンケアを習慣づけることも大切です。

古い角質が肌に残ると、せっかく美白化粧水を使っても効果が半減します。そこでスキンケアに取り入れたいのが拭き取り化粧水です。化粧水の前にコットンに染みこませてやさしく拭き取ることで、余分な角質を落とせます。そのあとのスキンケアが浸透しやすくなり、効果も得やすくなるでしょう。

体のなかの活性化酸素が増えると、乾燥やたるみなどの原因になり、肌の老化が進みます。酸化を予防する抗酸化作用が期待できる成分は、エイジングケアの定番です。抗酸化作用が期待できる成分は以下のとおりです。

・ビタミンC
・ビタミンA
・ビタミンE
・フラーレン
・コエンザイムQ10
・ポリフェノール

すこやかな肌の状態を保つために、抗酸化作用のエイジング美容液をスキンケアに投入してみましょう。

いろいろな肌トラブルが生じる50代は、毎日のスキンケアでしっかりケアしていくことが大切です。プチプラからデパコスまでさまざまな種類の美白化粧水がありますが、ストレスなく使い続けられる価格帯で、使い心地が好みのものを探してみましょう。

レーザー治療を検討される方もいますが、治療しても今後のシミ予防はマストです。使いやすい美白化粧水で、コツコツシミ対策していきましょう。

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