おしゃれなサーキュレーターの選び方
おしゃれなサーキュレーターの選び方をご紹介します。ポイントは下記。
【1】インテリアに合うテイストで選ぶ
【2】素材で雰囲気がガラッと変わる
【3】部屋になじむ色を選ぶ
【4】好みに合わせて形状を選ぶ
【5】便利な機能に注目
これらのポイントを押さえて、自分に合ったサーキュレーターを選びましょう。一つずつ解説していきます。
【1】インテリアに合うテイストで選ぶ(シンプル・北欧・レトロなど)
まず重要になってくるのは、部屋のテイストに調和するサーキュレーターを選ぶことです。 部屋の印象がチグハグにならないように注意しましょう。つまり、部屋に経年変化のあるような家具やアイテムがあるなら、レトロテイストが似合うということです。
部屋がモノトーンで生活感を感じさせないようであれば色数を抑えたシンプルなサーキュレーターがいいでしょう。また、シンプルな部屋で温かみのある木製家具やキッチン用品を好むなら北欧テイストがおすすめ!
【2】素材で雰囲気がガラッと変わる
サーキュレーターに使われている素材がどういうものかによって、印象が大きく変わってきます。よくある素材を解説するのでご参考に。異なる素材を組み合わせることで、個性的なルックスに仕上げているものもあります。
▼プラスチック
多くのサーキュレーターに用いられるベーシックな素材。素材でおしゃれな雰囲気を出すのは難しいため、デザインやカラーリングでオリジナリティを出している製品をチェックしてみましょう。
▼鉄(スチールなど)
ツヤ感のあるスチールをむき出しにしている製品であれば、インテリアに映えるでしょう。色合いによっても雰囲気は異なり、ブロンズであればアンティークな印象、シルバーであればクールでインダストリアルな印象になります。
▼木
イスやテーブルといった家具などに広く使われている素材。温かみがあり、北欧っぽい雰囲気もあります。木目や質感、色味によってイメージが変わってきます。
【3】色と形が印象を左右する
ホワイトやブラック、グレーなどの無彩色は、シックでクールな印象に。またブラックであれば高級感が出て、ホワイトであれば清潔感が感じられます。
形状にも注目してみましょう。一般的な小型のサーキュレーターでも、羽根が独特な形状の製品であれば、使っていないときもおしゃれな見た目であか抜けた印象になります。
なかには、グッドデザイン賞を獲得した製品もあります。どんな色や形がいいかは、自分の好みや部屋に合うかなどを考慮に入れて選んでみてくださいね。
【4】好みに合わせて形状を選ぶ
一言にサーキュレーターといっても、形状はさまざまです。用途や好みに合ったものを探してみましょう。
目立たせたくないなら一般的な「小型」
いくらおしゃれなサーキュレーターでも生活感が出るのは避けたいという人におすすめなのが、コンパクトなタイプです。床に設置して利用する一般的なもので、それほど目立たないのがメリットです。
小さいから風量が弱いということはありません。30畳程度の部屋の空気を循環させられるモデルもあります。豊富なラインナップから好みのデザインを選べるのも魅力!
狭い部屋で使うなら「壁掛け型」
トイレや脱衣所といった狭い空間で利用するなら、壁に掛けるタイプがおすすめです。もちろん、リビングや自室に設置するのもアリ。高い場所から空気を循環できるので、効率的に稼働させることができますよ。
ただ壁に固定することになるので、いろんな部屋で使いたい、空気循環だけでなく洗濯物を乾かすのに使いたい、ということならほかのタイプを選ぶようにしましょう。
扇風機と兼用するなら「スタンド型」
リビングに置く扇風機のようにスタンドが備わったタイプ。こちらは扇風機としても使いやすいので一品二役ですよ。風を送るファン部分の可動域が広い製品もあり、さまざまな用途で使えます。
羽根が大きい製品が主流で、風量も申し分ありません。一人暮らしでいろんな使い方ができるサーキュレーター(もしくは扇風機)を探しているなら、こちらがおすすめです。
子どもやペットがいるなら「タワー型」
ほかのタイプは羽根が見えるように設計されているのに対し、タワー型は本体内に収納されています。指を挟む心配がないので、小さいお子さんやペットがいる家庭にぴったり!
スタイリッシュなデザインで、いわゆるサーキュレーターっぽく見えないのも嬉しいポイントですね。羽根にホコリが付くこともなく、空気を吸い込むフィルター部分をタオルで軽くふくだけでOKという手入れの手軽さも人気の理由。
【5】便利な機能に注目
見た目はいいけれど、使い勝手がよくないと使わなくなってしまうこともあるかもしれません。ここでは、「静音性」「首振り機能」「消臭脱臭機能」という4つをご紹介していきます。このほかですと、タイマー機能や、リモコンの有無、コードの有無などもチェックポイントです。
「DCモーター」なら静かで省エネ

出典:マイナビおすすめナビ

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サーキュレーターのモーターは主に2種類あり、従来からある「ACモーター」と後発の「DCモーター」に分けられます。なるべく音を抑えたいなら、高機能なDCモーターを搭載した製品を選びましょう。
そもそもACとは、Alternate Currentの略で「交流」という意味。電流の流れる向きが変化し続けるのが特徴で、パワーがあり、安い扇風機に多く採用されているタイプです。
一方、DCとは、Direct Currentの略で「直流」を表します。常に電圧が一定で、一方向にしか電流が流れないのが特徴。扇風機の本体価格は高くなりますが、ランニングコストを抑えられます。風量を細かく調整できたり、運転音が静かなのもメリットですね。
DCモーターのほうが機能的に優れていますが、価格の差があります。倍以上違うこともあるので要注意!
便利な「首振り」機能! 角度がポイント
多くのサーキュレーターに首振り機能は搭載されていますが、本記事でご紹介するおしゃれな製品には左右に動く製品が少ないかもしれません。とはいえ、ほとんどの製品は上下に動くので、部屋の空気循環や洗濯物を乾かすといった目的には適います。
そこで重要になってくるのが角度です。上下に90度動くようであれば使い勝手は上々。商品によっては特殊な設計で360度、思うように動かせるものもあるので、どういう使い方をしたいかを念頭に選びましょう。
匂いにこだわるなら「消臭脱臭・アロマ」
部屋干しの洗濯物をサーキュレーターで乾かそうと考えている人にとって、やっぱり気になるのがニオイ。臭いと感じてしまうことも多々あるかもしれません。そんな人におすすめしたいのが、消臭・脱臭機能を搭載したサーキュレーターです。
カドーの『STR-1800F』の場合、人体に害のない低濃度のオゾンを空気中に放ち、空間を除菌・消臭することができます。また、スリーアップの『CF-T2314』の場合、アロマパッドを取り付けることで、好みの香りを部屋中に満たすこともできます。
おすすめのメーカー・ブランド
ここではおしゃれなサーキュレーターを展開するメーカー・ブランドをご紹介していきます。
▼BALMUDA(バルミューダ)
東京都武蔵野市に本社を置く、家庭用電気製品の製造、販売を行うメーカー。本記事で紹介するサーキュレーターのほか、扇風機やコーヒーメーカー、トースター、炊飯器など、おしゃれで実用的な商品を数多くラインナップしています。
サーキュレーターの特徴は、バルミューダらしいミニマルなデザインで、感覚的に操作できるのが魅力。風量も申し分なく、15m先まで風を送るので、30畳程度の部屋にも対応します。
▼cado(カドー)
「空気をデザインする」をコンセプトに、2011年に設立された日本のメーカー。家庭用の空気清浄機や加湿器など、部屋の空気を快適にするさまざまな製品を生み出しています。
そんな標榜どおり、展開するサーキュレーターは、ただ空気を循環させるだけでなく、除菌効果を備えているのが他メーカーとは違う点。加えて生活臭を取り除いたり、衣類を消臭しながら乾燥させたりすることもできます。
「使いやすさ」だけでなく「美しさ」を求めているのも同社の注目すべきポイントです。素敵な空間に置いてもなじみやすい、普遍的でシンプルなデザイン性も魅力ですね。
▼±0(プラスマイナスゼロ)
2003年に誕生した日本の家電・雑貨ブランドです。ブランド名のとおり、「ちょうどいい」形状、大きさ、価格の製品を展開しています。
販売するサーキュレーターは1種類で、2012年にグッドデザイン賞を受賞したモデルの後継機となっており、10年以上も人気を集めるロングセラー商品。シンプルなカラーリングながら、エッジの効いたデザインとコンパクトな形状で人気を集めています。
▼MODERN DECO(モダンデコ)
家具や家電などをメインに販売する日本メーカー。自社で管理する工場で生産している商品も多く、低コストかつ高品質ですよ。サーキュレーターのデザインは至ってシンプルですが、カラー展開が豊富でおしゃれなペールトーンや、くすみカラーもラインナップ。
風力調整機能、オフタイマー機能などを備えた高機能なDCモーターを搭載しつつ360度首振りする製品もあり、使い勝手はとてもいいですよ。
▼Francfranc(フランフラン)
家具や雑貨などを販売する日本のメーカーで、国内外に120店舗以上を展開しています。季節家電でいうと、持ち運べる携帯式のハンディファンを愛用している人が多いですね。
サーキュレーターも人気アイテムのひとつで、コンパクトかつ高機能、簡単にお手入れできます。部屋の空気循環だけでなく、小型の扇風機としても使えるでしょう。ピンクやミントといったかわいらしいカラーの製品があるのもグッド!
おしゃれなサーキュレーターのおすすめ13選
ここからはおすすめのサーキュレーターをご紹介していきます。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ7選|シンプル
▼おすすめ3選|北欧
▼おすすめ3選|レトロ
▼おすすめ7選|シンプル
まずはインテリアにマッチしやすいシンプルなサーキュレーターからご紹介していきます。
除菌・消臭効果もある大風量扇風機
人体に害のない低濃度のオゾンを空気中に放出することで、空間を除菌することができる扇風機です。消臭効果もあるので、梅雨時期などに部屋干ししても嫌な臭いに悩まされる心配も軽減されそうです。
また、独自のファン構造で最大到達距離18mという大風量なのもポイント。32畳の広さでも風を届けることができます。リズミカルに風量が変化する揺らぎ風にも対応し、心地よい風を感じられますよ。
プラスマイナスゼロらしい無駄を省いたデザイン
極力無駄をなくしたシンプルなデザインのサーキュレーターです。落ち着いた色味で和室にも合うでしょう。
首振りは上下左右に行うため、エアコンの風を均一に素早く拡散させることができます。リモコンですべての機能を操作することができるので、広いリビングなどで使うときも重宝しますね。マグネットで本体に付けておけば紛失することもなし!
少ない回転数でパワフルな風量を実現
同社独自のグリーンファンテクノロジーによりパワフルな風量で、30畳の部屋にも対応。強力な送風で室内を空気循環させ、不快な温度差を解消します。
DCブラシレスモーターの採用により省エネ性能に優れ、最弱運転時の消費電力はわずか3W。1日8時間運転した場合でも電気代はおよそ1円以下です。モノトーンでシックな佇まいが美しいですね。
スタイリッシュなタワー型
羽根がないブレードレスタイプなので、子どもやペットがいるご家庭でも安心して使用できるでしょう。
住宅換気用の空気清浄フィルターを搭載。花粉などを取り除きながら部屋の環境を整えてくれます。フィルターは水洗いもできるので、お手入れも簡単です。
造形美を感じるデザイン
3D首振り機能を搭載しており、上下左右に最大90度も動かせます。それに就寝時にちょうどいい微風から最大15m先まで届く強風まで風量を調整可能。
また室温を感知するセンサーを搭載しているので、温度が高ければ自動で風量アップ、低ければ風量ダウンしてくれます。
羽根の形が独特で、動かしていないときでも造形の美しさを感じられますよ。
MODERN DECO(モダンデコ)『壁掛けサーキュレーター』
360度首振りする壁掛け式タイプ!
床の設置スペースをとらない壁掛けタイプのサーキュレーター。360度回転するので、空気を循環させやすい仕様です。脱衣所などで洗濯物を乾かしたいという人や、狭い部屋の空気を循環させたいという人にぴったり。
風量を1にすれば、約30dBと静かなので寝室に設置するのもおすすめですよ。
卓上ファンとしても使える小型!
床に置いて空気循環や洗濯物の乾燥としてだけでなく、テーブルの上に置いて卓上扇風機としても活用できるコンパクトサイズのサーキュレーターです。
工具なしでガードと羽根を取り外せるのもいいですね。気軽に分解して羽根を丸洗いできるので、一年中清潔に使い続けられますよ。
▼おすすめ3選|北欧
続いて、ウッドをパーツに採用した北欧らしいデザインのサーキュレーターをご紹介していきます。
高い機能性とデザイン性を両立!
ウッドのフレームとモダンなボディで、デザイン性に富んだサーキュレーター。上下左右に動く首振り機能などサーキュレーターとしての基本的な性能を持ちつつ、節電センサーを搭載し自動でオンオフするため省エネ性も高いです。
アロマパッドを付けることで、好みの匂いを部屋中に満たすことも可能。
温風も冷風も出る!
送風機能だけでなく温風と冷風も送れて、オールシーズン役立つサーキュレーターです。衣類乾燥モードも備わっているので、梅雨時期や寒い冬でもスピーディに乾かすことができますよ。
接地部分はウッドデザインで、ファン部分はホワイトのシンプルデザイン。ナチュラルな雰囲気があるので、北欧テイストのインテリアにぴったりハマるはず!
サステナブルなバンブー素材で空間を爽やかに!
一見木製に見えるフレームですが、実は竹製。発育が早く、水をたくさん必要としないので、サステナブルな素材として注目を浴びています。耐久性があり、抗菌性、消臭性もあるので、昨今いろんなインテリア用品で使われるように。
首振り機能はありませんが、インテリアグッズのようにさり気なく置くことができるのが魅力。デザイン重視で選びたい人はぜひチェックしてみてくださいね。
▼おすすめ3選|レトロ
最後にレトロなサーキュレーターをご紹介します。
屋外で涼みたいならコレ!
畑作業やガレージなどでの作業にも使えるインダストリアルなステンレス製フレームのサーキュレーターです。サビや腐食に強く、屋外作業の頼もしい見方になってくれるでしょう。
風量は2段階調整可能で、羽根は35cmと大きいので風量も申し分なし。もちろん屋内で利用するのもおすすめです。
味のあるサーキュレーターはコレ!
アンティークな雰囲気漂うブロンズカラーのフロアファンです。風量は十分で、部屋の空気を循環したり、洗濯物を乾かしたりするときに活躍します。上に約110度回転できるのもいいですね。
もちろんカバーを外して羽根をきれいに掃除することも可能。スチールの経年変化を楽しめるのも魅力のひとつです。
珍しい小型の鉄製サーキュレーター
小さい割には風量があり、デスク用サーキュレーターとして重宝する製品。稼働音が静かなので仕事中はもちろん、洗面所において涼みながら化粧などの身支度を行うのにもぴったりです。
小型のサーキュレーターの多くはプラスチック製ですが、こちらはスチール&アルミ製。ひとクセあるアイテムを投入することでおしゃれな雰囲気もグッと高まるでしょう。
「おしゃれなサーキュレーター」のおすすめ商品の比較一覧表
【ランキング】通販サイトの最新人気! おしゃれなサーキュレーターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのおしゃれなサーキュレーターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】ほかのサーキュレーターを見る
【まとめ】好みのデザインを探そう
ここまでおしゃれなサーキュレーターの選び方とおすすめ商品をご紹介してきました。使う場所によって、どんなデザインの製品を選ぶかが重要になってきます。
ナチュラルな印象の部屋であれば北欧テイストがいいですし、生活感を抑えたモノトーンな部屋であればシンプルな製品がいいでしょう。インテリアに合うサーキュレーターを使って、心地よい暮らしを実現させましょう!
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