折りたたみバケツは釣りやキャンプでも大活躍!
折りたたみバケツは収納時はコンパクトにたためるため、持ち運ぶときにもかさばりません。使用時には立体的になり、普通のバケツと同じように活用できます。
釣りやキャンプなどアウトドアシーンでは荷物がかさばったりします。キャンプ地まで車から荷物を運ぶときに使ったり、水などを運ぶときに使ったりできるので、折りたたみバケツがひとつあるととても便利です。
折りたたみバケツの選び方
山岳写真家・荒井裕介さんに、折りたたみバケツを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
ポイントは下記の5つ。
【1】素材
【2】サイズ
【3】取っ手の有無
【4】機能性
【5】お手入れのしやすさ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材から選ぶ
折りたたみバケツの素材は、大きく分けてシリコン樹脂製と布製があります。それぞれにメリットがあるので、使おうと思っているシーンに合わせて、どちらがいいのか検討してみてください。
耐久性のある「シリコン樹脂製」
シリコン樹脂製は丈夫で耐久性もあるため様々なシーンに使うことができます。アウトドアでの釣りやキャンプはもちろん、家庭での水仕事などにも役立ちます。ただし布製に比べると柔軟性はないため荷物としてかさばる可能性もあります。
軽くてコンパクトな「布製」
布製はなんといっても軽さとコンパクトさがすぐれています。シリコン樹脂製よりも耐久性は劣りますが、気軽に持ち運ぶなら布製がいいでしょう。素材が薄いので、折りたたんだときもスリムに収納できます。薄くたためたり、丸めたりと、携帯するのに便利でしょう。
【2】サイズから選ぶ
折りたたみバケツのなかにどれだけ入るのか、容量からサイズを選びましょう。男女ともに、ラクに持ち運べる重さは4~5Lほど。さらに男性は15L、女性は10Lほどまでがひとりで持ち運べる重さです。ただし、あくまで平均値であり、人によって持てる重さは違います。無理をせずに持ち運べる容量のものを使いましょう。
【3】取っ手の有無を確認する
取っ手がひとつのバケツは容量が少ないタイプに多く、取っ手がふたつのバケツは容量が多いタイプに多く、両手で安定して持ち運べます。ただし短い取っ手は重たいものを持ち運ぶのに大変なこともあるかもしれません。何を目的に使いたいのかを考えて選ぶようにしましょう。
【4】機能性にも注目!
折りたたみバケツはなかに水やものを入れて運ぶだけではなく、ほかにも+αの機能を備えた商品もあります。より使いやすくなる機能についても、知っておきましょう。
蓋が付いていると運びやすい
蓋がついている折りたたみバケツだと、なかに入っている水やものがこぼれにくい仕様になっています。とくに釣りで使う場合には、釣った魚や生き餌が飛び出しにくいので安心して使えます。
また食材などを持ち運ぶときもほこりや汚れなどからガードしてくれるのでキャンプやBBQなどでの準備にも役に立つでしょう。
断熱素材ならクーラーボックスとしても使える
折りたたみバケツのなかが断熱素材になっているものは、保冷剤などを入れてなかを冷やし、クーラーボックスのように使えます。気温が上がる季節では、キャンプやBBQなど屋外で食品を用意する際、衛生面の気配りが大切です。
【5】お手入れのしやすさもチェック
アウトドアで使用すればバケツはもちろん汚れます。折りたたみバケツを選ぶ際は、お手入れや乾燥が簡単にできるものがおすすめです。
キャンプで使う場合は、家で洗剤洗いができるものがいいでしょう。溶接タイプの製品で縫い目がないものは、汚れの蓄積も防げて衛生的にも安心です。裏返して乾燥させたり吊るしておけるタイプもありますので選ぶ際にチェックしてみましょう。
折りたたみバケツ【シリコン樹脂製】おすすめ3選
シリコン樹脂製の折りたたみバケツのおすすめ商品をご紹介します。
大容量でも厚さ5cmに折りたためる
たっぷりの容量でも、折りたたむと厚さがたったの5cmで、収納に困らない折りたたみバケツです。隙間にすっと入ります。また、縁に穴が空いているので、フックで引っかける収納もありです。
耐久性の高さはシリコン樹脂製だからこそ。とくに底は耐摩耗設計で長持ちします。モップがすっぽり入るほど大きな楕円形で、掃除にもぴったり。ほかにも洗濯やアウトドア、洗車、小さなペットのお風呂などに活用できます。
折りたたみ時の段差は5Lごとの目盛りにもなっています。注ぎ口があるため、水を流すとき勢いがつきすぎてハネるのを防ぐのもポイント。取っ手は大きく、持ちやすくなっています。
さまざまなシーンで使える!自立し壁掛けも可能
「TOSSOW」の折りたたみバケツは、柔軟性のあるシリコン素材を用いており、バケツを使用しないときは厚さわずか5cmに折りたためます。ちょっとした隙間に収納できるので、場所をとりません。ハンドルや枠、底はプラスチック素材を使用しきちんと自立するタイプのバケツなので、アウトドアや、キャンプ、洗濯、洗車、園芸などさまざまなシーンで対応できます。
つり上げ用の穴がついており、壁に掛けて使用することも可能。便利な注ぎ口がついているので、水を散らさずスムーズに流せます。底にはへこみ口があり、水を流すとき掴みやすいように設計されています。
サイズとカラーバリエーションが豊富
「RULAYMAN」の折りたたみバケツは、さまざまなシーンで活躍するシリコン素材のソフトバケツです。3L、5L、10Lの3サイズで、グレー、ブルー、グリーン、ピンクの4色から選べます。用途によって大きさや色を変えて使い分けるのもいいですね。バケツの外側には吊り下げられるように穴があるので、使用しないときには吊り下げて収納できます。折りたたむと厚さ約5cmなので、ちょっとした隙間や引き出しなどにも収納可能です。
シリコン素材は耐久性にも優れているので、繰り返し折りたたんでも変形しにくく、長く愛用できるでしょう。枠には注ぎ口がついていて、水を流しやすいよう設計されています。
折りたたみバケツ【布製】おすすめ9選
続いて軽くてコンパクトな布製の折りたたみバケツのおすすめ商品をご紹介します。

A4サイズのなる折りたたみバケツ
フタ部分が半分だけ透明の覗き穴になっているLOGOSの折りたたみバケツ。運搬や作業中などに、中が見えるので安心です。
容量は7.5L、重量は300gほどで、女性やお子さんでも扱いやすいサイズです。普通のキャンプで川の水を汲むときや、オートキャンプで水場の水を車まで運ぶときなどにも活躍してくれます。
コンパクトなので荷室の小さい車に積んでおいても場所をとらないのもおすすめのポイント。

軽量で自立する折りたたみバケツ
Sea to Summitが販売する折りたたみバケツは、ジッパーポーチ付きで携帯に便利。軽量でコンパクトなデザインが特徴で、溶着構造で水漏れの心配もありません。
容量も10Lと20Lのラインナップがあり、シーンによって選べるのも嬉しいですね。いずれもアウトドアで大活躍するサイズ。
軽くて持ち歩きやすくても水を入れると自立するので、キャンプや登山、マリンスポーツといった幅広いニーズに応えてくれるでしょう。

洗練された設計の折りたたみバケツ
GRANITE GEARの折りたたみバケツは、底面が大きく口が小さいという水がこぼれにくい形状を採用しており、抜群の安定感があります。
また、ボディー底部には逆さに吊るしておける乾燥用ループが。使用後の配慮もされている嬉しい機能です。
素材には、通常のナイロンの7倍もの強度をもつコーデュラナイロンが使用されており、タフな作りも高ポイント。キャンプやツーリングなど、動きが活発でハードなシーンも安心して使える折りたたみバケツです。

機能性だけでなく見た目も楽しむバケツ
Snow peakらしい自然なカラーリングで、キャンプシーンでも違和感ないのが嬉しい折りたたみバケツ。強度の高い超音波溶着が施され、水漏れの心配もありません。
PVCナイロン製で耐候性があり、環境が変わりやすい登山や長期間のツーリングにピッタリです。
また、12Lと十分な容量でも、軽量で使いやすいのが特徴。バケツとしてだけはなく食材や機材の運搬にも使え、見た目もすっきりまとまります。

驚きの容量とタフなボディー
折りたたみでバケツの中では決して軽量とはいえない約370gですが、25Lの大容量は魅力的で、業務用かと思えるほどにタフな作りとなっています。この容量でも折りたためるので、車に乗せる際も場所をとらないのが嬉しいですね。
シンクと呼ぶだけあって、水を汲むだけではなく氷を入れて飲み物を冷やしたり、食器を洗うためにも使えます。キャンプ道具などの重たい機材を入れて運べたり、多用途で非常に便利です。

機能性とデザイン性を備えた欲張りなバケツ
ウェアでも人気のCHUMSの折りたたみバケツです。真ん中にロゴが大きくプリントされたデザインで、置いておくだけでも可愛く、アレンジ次第でおしゃれなテントレイアウトを演出できます。
容量は驚きの30Lで、ドリンククーラー、食材・食器のストック、道具の持ち運びなどさまざまな用途で使えます。大容量のため物をざくっとラフに入れてもまとまりやすく、おすすめのアイテムです。

登山者におすすめの軽量バケツ
キャンプサイトから水場までが遠い登山時や、ソロキャンプの際にあると便利な10Lの容量ながらも、たった45gという折りたたみバケツ。
このコンパクトなデザインは、装備が限られてしまう登山やツーリングにもってこい。アウトドアのみならず、災害時の給水やちょっとした家事の場面でも役に立つアイテムとしておすすめです。
The Friendly Swede(ザ フレンドリー スウィード)『折り畳みバケツ 蓋付き』
「折りたたみバケツ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 折りたたみバケツの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでの折りたたみバケツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
折りたたみバケツの使い方例
ご紹介してきた折りたたみバケツは、洗濯や防災、収納などに活用できます。具体的にどんな使い方をするのか、折りたたみだからこそのメリットも知っておきましょう。
洗濯のつけ置き洗いに
洗濯での手洗いやつけ置き洗いにバケツが使えます。折りたたみバケツなら、その場を洗濯スペースにできて、邪魔になりません。家のなかやベランダではもちろん、アウトドアなど屋外での手洗い洗濯にも便利です。
防災用に常備しておく
防災時の水くみや食器洗い、電気が止まってしまったときに折りたたみバケツが役立ちます。防災グッズを収納しておくのにも使えます。取っ手つきなら持ちやすく、軽い素材が多いので運ぶのも便利です。折りたたみなので、限られたスペースでも収納できます。
食材のストックなどに
折りたたみバケツを、買いものカゴやエコバッグの代わりに使う方法もあります。軽くて丈夫で持ちやすいとなると、たしかにショッピング用のバッグとしても実用的です。
足湯にも
折りたたみバケツは足湯としても活用できます。水を持ち運ぶバケツは、漏れることもありません。コンパクトな大きさは、両足を入れるのにジャストサイズです。
使わないときはコンパクトにたためて、邪魔にもなりません。浴槽にお湯を張る時間がないけど、リラックスしたい……といったシーンで折りたたみバケツの足湯を実践してみませんか?
目的に合わせて選ぶことが大切! エキスパートからのアドバイス
折りたたみバケツを選ぶ際は、どういう用途で使うかをまず考えると、選ぶべきバケツが見えてきます。
例えば容量に関しては、最低7Lあれば簡単な洗いものや飲み水の確保が可能で、道具の運搬やドリンククーラー、食品の一時的な保管を目的とするなら20L前後は必要、などと特定できます。目的を定めて選択すれば、持て余すこともないでしょう。
アウトドアでは必要最低限の道具を最大限に活用することが大事です。キャンプの中でバケツを活かす工夫も楽しんで行なえるといいですね。
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生活のさまざまなシチュエーションで活躍
折りたたみバケツは生活のさまざまなシチュエーションで役立ちます。家のなかでの掃除や洗濯など、日常的な家事の必需品として。屋外での釣りやキャンプなど、非日常なアウトドアやレジャーでの持ちものとして。防災など非常時も助けてくれるアイテムです。
使うときはもちろん、使わないときもコンパクトに収納でき、とにかく便利。この記事を参考にし、素材や容量、サイズ、機能などを見きわめて、使うシチュエーションを具体的に想像して、自分にぴったりの折りたたみバケツを見つけてください。
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ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。 アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。 フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。