江國香織とは
江國香織とは、1946年東京生まれの、児童文学作家であり、小説家です。父はエッセイストの江國 滋。
1987年に「草之丞の話」で小さな童話大賞を受賞したことをきっかけに小説家への道を進みます。1992年に紫式部文学賞、2004年に直木三十五賞、2004年に谷崎潤一郎賞など数々の賞を獲得しています。
小説や児童文学のほか、エッセイや海外の絵本の翻訳、詩集などさまざまなジャンルで活躍している人気の女流作家です。
江國香織作品の世界観
江國香織は、若い女性を中心に人気がある作家で、「恋愛小説の女王」と称されることも。児童文学を思わせるやわらかな文体で読む人をぐいぐいと江國香織ワールドに導きます。
扱っているテーマは、不倫や同性愛など深刻なものを取り扱っているものもありますが、食事シーンなど誰にもある日常のワンシーンというシチュエーションと絡めてストーリーを展開することで、読む人の心にすとんと落ちるような作品に仕上げています。
感情移入しやすい話を選ぶのがポイント
司書教諭・学芸員・小学校教諭・幼稚園教諭
江國香織の恋愛小説には、同性愛や不倫をはじめ、さまざまな形態の恋愛が出てきます。できるだけ自分と状況が似ている小説を選べば、登場人物に深く感情移入できますよ。より深く江國香織ワールドを楽しむなら、エッセイや児童文学作品も要チェックです。
江國香織おすすめ32選
ここからは、江國香織作品のなかから司書教諭・yokoさんと編集部で厳選したおすすめの作品を紹介します。気になるものがあればぜひ手に取ってみてくださいね。
司書教諭・学芸員・小学校教諭・幼稚園教諭
大人が楽しめる、江國香織の恋愛小説『東京タワー』。東京タワーが見守る街での、2組の男女の恋物語。感情移入できるので、夢中で読み進めることができます。情景描写も美しい小説ですよ。

司書教諭・学芸員・小学校教諭・幼稚園教諭
結婚前のドキドキする恋愛モノも良いですが、リアルな結婚生活モノも読んでみたいですよね。『いくつもの週末』は、江國香織の結婚生活に迫ったエッセイです。リアルな男女の関係が描かれています。

司書教諭・学芸員・小学校教諭・幼稚園教諭
子どもにだけでなく、大人にも響く 『いちねんせいになったあなたへ』。江國香織が、小学1年生のために書いた詩が収録されています。子どもへの入学のプレゼントにも最適です。

「江國香織作品」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 江國香織作品の売れ筋をチェック
Amazonでの江國香織作品の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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そのほかの小説はこちら
美しく繊細で、どこか不思議な江國ワールド
今回は司書教諭・yokoさんと編集部で厳選した江國香織作品をご紹介しました。
大人向けの作品でも、児童文学のようにやさしく美しい文章が展開されていて、読み手はその少し不思議な世界観にどんどん引き込まれていきます。
今回は、エッセイや子ども向けの作品も何点か紹介しています。小説を読むことに慣れていない方は、まず読みやすいエッセイなどからはじめてみてもいいでしょう。きっときらきら・ふわふわとした江國ワールドを感じることができますよ。
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本や博物館が好きすぎて、司書教諭の免許と学芸員の資格を保有しているライター。小学校教諭と幼稚園教諭の資格も保有。 どのようなジャンルの本も幅広く読む。趣味は小説を書くことや美術館めぐり。ネイルやマッサージなど、リラックスできることが生きがい。基本的に文化系女子。世界をひとりで旅行して、暮らすように滞在するのが好き。プチミニマリストで、がんばらない家事を意識している。