1歳児向けベビーフードの選び方 離乳食作りや外出時にも便利!
食育スペシャリストのとけいじ千絵さんに取材のもと、1歳児向けベビーフードの選び方を紹介します。
塩分・糖分控えめで優しい味を選ぶ
小さい子どもの味覚はとても敏感です。私たちのような大人よりも格段にいろいろな素材の味を敏感に感じとることができるので、素材本来の味を味わうことが一番大切なことです。
子どもの味覚や健康のためにも、塩分や糖分がなるべく少ないもの、できるかぎり優しい味のものを選びましょう。
また、塩分や糖分の多い食事が習慣になると健康をそこねる原因になる可能性もあります。化学調味料、香料、着色料が不使用かも確認するといいでしょう。
必要な栄養素が含まれているかチェック
1歳頃の赤ちゃんになると、3回食も軌道にのり、食べる量も増え、栄養の大半を母乳やミルクではなく食事から摂るようになっていきます。そんなとき心配になるのが栄養の偏り。1つのベビーフードだけで、必要な栄養をすべてまかなうのは難しいのです。
そのため、鉄分やカルシウム不足が心配ならそれらを1食分配合した商品を選んだり、ビタミン不足が心配なら野菜を1食分配合した商品を選んだり、エネルギー不足が心配なら大容量タイプを選ぶなどして、1日の食事の中で必要な栄養素をまかなえるように心がけましょう。
ライフスタイルに合わせてタイプを選ぶ
ベビーフードはお出かけする際に使う人、普段家で使うことが多い人、離乳食を手作りできないとき用に備蓄する人などそれぞれ。食べさせる際のライフスタイルに合わせて、便利なパッケージのタイプを選びましょう。
たとえばお出かけの際は、袋を立てられるよう底が工夫されたパウチや、スプーン付きのプラスティックのカップ入りがあげやすく便利です。
また離乳食作りの手間を少し省いて不足しがちな栄養を補いたいなら、お湯と混ぜるだけでピューレになる粉末状の野菜や、フリーズドライのレバーなどを利用するのもおすすめです。
1歳児向けベビーフードのおすすめ7選 人気のオーガニックも! ギフトにもおすすめ!
ここからは、食育スペシャリストのとけいじ千絵さんと編集部で選んだ、1歳頃におすすめのベビーフードを紹介します。レトルトやパウチなどのベビーフードをうまく活用し、離乳食のバリエーションを増やしてみましょう!

塩分なし・つるつる食感のおそうめん
1歳を過ぎて食べられるものが増えてきたり、大人用の料理からの取り分けが増えたりすると、塩分過多になりがちです。
そうめんはつるつるした食感で小さい子どもが大好きですが、塩が添加されているものが多いため、下ゆでや水洗いをしないと塩分過多が心配です。
こちらのそうめんは塩が入っていないので、ゆで汁ごと使えます。電子レンジ調理も可能でとても便利です。
5カ月からと記載がありますが、1歳頃でも変わらず使うことができます。できるかぎり食塩無添加のものを選んでいきましょう。
スプーンつきで安心!
ベビーフードではめずらしい、中華料理の「五目中華丼」と「根菜きんぴら」の詰め合わせ。おかずとごはんがセットになっているお弁当タイプです。
お皿いらずで便利なカップタイプで、中にはスプーンもついています。うっかり忘れてしまうという心配もなく、これだけでお出かけできます。
ビッグサイズなので、食欲旺盛な赤ちゃんにおすすめです。

1歳を過ぎても食事はきちんとしたい人に
離乳食初期と比べると、1歳を過ぎたころは離乳食のメニューや食材選びが手抜きやマンネリになりがちです。そんなときこそ安心できるベビーフードに頼ってしまいましょう。
「1歳を過ぎても食材からこだわったメニューを食べさせたい! 」と考える人に強くおすすめしたいのが、こちらの商品。
食材は全て国産で、野菜は農薬・化学肥料不使用なだけでなく、固定種が中心です。
固定種とは、人工的に品種改良や遺伝子組み換えなどをせずに先祖代々同じ形質が受け継がれている伝統ある品種のこと。
もちろん食品添加物は完全無添加で、塩分も少なく、食材のエネルギッシュな味を存分に感じることができます。

容器も中身も大充実なベビーフード
パウチのベビーフードは瓶タイプに比べて軽く、お出かけの際にぴったりです。しかし、いったん封を切ってしまうとフタができないのが不便と感じている方も多いのではないでしょうか。
こちらのベビーフードは、パウチタイプなのにフタがついている珍しい形状です。また、出し口が細くなっており、直接スプーンにだしやすくなっています。
旬の時期に収穫した国産野菜を使用。水菜などベビーフードとしては珍しい食材を使用しているのも特徴で、素材や味付けにもこだわった中身も大充実な一品です。
主食とおかずのメニューをバランスよく揃えたセット
1歳頃になると歯も発達し、食べられるものが増えてくるので食べごたえのあるお魚やお肉料理も取り入れていきたいですよね。
忙しいママのために主食とおかずのメニューをバランスよく取り揃えたアソートセットです。人気のメニューを中心にお肉・お魚など、子どもに食べさせたいタンパク素材や味付けがバラエティに富んだ離乳食をセレクトしてありますよ♪

1歳を過ぎても、やっぱり便利な瓶詰め
12カ月以降を対象にした瓶詰ベビーフードはなかなかありませんが、瓶詰めはやっぱり便利。
フタができるので食事を中断したときなどもこぼれず安心、お家では短時間であれば冷蔵庫に戻すことも可能です。
口が広くスプーンですくいやすいので、外出先でもストレスなく食事を与えることができます。
このシリーズはすべて有機JAS認証! しかも国産の食材を使用しています。
1食で野菜もたんぱく質もとれるものもありますし、12カ月以上を対象にしたベビーフードが8種類近くある豊富さなので、手軽にオーガニックを楽しみたい人にもぴったりです。

不足しがちな鉄分とカルシウム入りベビーフード
ふだんの食事内容で栄養は足りているのか心配な場合は、栄養バランスが整ったこちらの商品がおすすめ。
幼児に特に不足しがちな、1食分の鉄とカルシウムがしっかり入ったものです。
レバーが苦手な子もいるかもしれませんが、甘味が強く子どもが大好きなコーンと一緒なら、ニコニコで完食できるかもしれませんね。
「1歳児向けベビーフード」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベビーフードの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのベビーフードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
食育スペシャリストからのアドバイス
味覚の発達や健康を考えて選んで!
1歳頃は、食べられるものが増えてきて、栄養の大半を離乳食からとる子が増えてきます。
味覚の発達や健康のため、また好き嫌いを少なくするためにも、いろいろな味を経験するのがとても重要な時期です。
毎日の3回食がマンネリになってしまいがちな人は、幅広い味や食感を知るためにも、さまざまなベビーフードにチャレンジして、残り少ない離乳期を親子で楽しめたらいいですね。
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