ふるさと納税はPayPayでの支払いが可能
皆さんは、PayPayを利用したことはありますか?キャッシュレス決済が進む中でメジャーな支払い手段のひとつとなってきています。QRコードをかざすだけで手軽に決済ができるので、コンビニやドラッグストア、街でのお買い物など使えるお店がどんどん増えてきています。
そうした中で、ふるさと納税でも一部PayPayでの支払いが可能になってきています。ふるさと納税の寄付の支払い方法は現金書留や納付書払い、自治体に直接持って行く、銀行振込などがあり、クレジットカードを利用して支払うこともできます。
それに加え、「さとふる」や「ふるなび」といった一部のポータルサイトではPayPayでの支払いができるようになってきています。
ここからはPayPayでの支払いができるサイト、またサイトごとに展開しているキャンペーンなどをご紹介していきます。
PayPayで支払いができるふるさと納税サイト
ふるさと納税にPayPayが利用可能なふるさと納税サイトを2つを紹介します。
さとふる
さとふるは大手ふるさと納税ポータルサイトのひとつです。一度は耳にしたことがある名前ではないでしょうか。
「ふるさとの元気を“フル”にする、ふるさとの魅力が“フル”に集まる ふるさと応援、ふるさと納税ポータルサイト」というコンセプトが「さとふる」の名前の由来になっておりさとふるは掲載自治体数も多く、オリジナルの大容量返礼品があることも特徴です。
また返礼品の到着が早いこともさとふるの強みのひとつ。受付の申し込みから返礼品の発送までさとふるで全て管理しているため、他のサイトよりもスピーディーに返礼品が到着します。
そしてさとふるでは、PayPayの支払いが利用できます。また、さとふるはソフトバンクグループの子会社が運営するサイトなので、PayPayで支払うことによってソフトバンクのスマートフォンユーザーやYahooプレミアム会員向けのキャンペーンも実施しています。
また、ソフトバンクのスマートフォンユーザー、Yahooプレミアム会員以外の方へ展開しているキャンペーンもあるのでぜひ確認してみて下さい。
キャンペーンの詳細については後ほど説明します。
ふるなび
現在CM放映中のふるなびも有名なふるさと納税のポータルサイトです。ふるなびを運営する株式会社アイモバイルは東証一部に上場している企業なので、安心感の高いサイトとも言えます。
ふるなびは多様な支払い方法を提供しており、PayPayやAmazon Payでの支払いが可能です。また、独自のふるなびコインという還元システムもあり、PayPay残高やAmazonギフト券などにも交換がすることが可能となっています。
ふるなびコインの還元率は最大12%!例えば1万円ふるさと納税で寄付した場合1,200円分がふるなびコインとして還元されるのでとてもお得になりますよ!さらに、ふるさと納税の寄付金をサイト内でポイントに変換できるシステムもありますので、返礼品を選べなくても、後々ポイントを返礼品と交換することができます。
その他のふるさと納税サイトと支払い方法
ふるさと納税サイトのうち、さとふるとふるなびでは PayPayでの支払いができますが、ふるさとチョイスと楽天ふるさとはPayPayでの支払いができません。どのような支払い方法があるのかを見ていきましょう。
ふるさとチョイス
ふるさとチョイスは株式会社トラストバンクが運営する、ふるさと納税ポータルサイトの中では歴史の長いサイトです。また、ふるさと納税のポータルサイトの中でも自治体数と返礼品の数の掲載が一番多いです。ふるさと納税ポータルサイトの中で一番情報量の多いサイトと言えるでしょう。
残念ながらふるさとチョイスではPayPayでの支払いはできません。
ただ、そのほかで提供している支払い方法は多く、現金書留やクレジットカード決済のほかに、楽天ペイやメルペイ、d払いやauかんたん決済などと豊富です。自分の好みやお得な支払い方法が見つかるのではないでしょうか。
ふるさとチョイスは他のポータルサイトのようにポイント還元のシステムがありません。そのため比較すると少しお得感に欠けてしまうかもしれません。
楽天ふるさと納税
楽天グループが運営する楽天ふるさと納税は、楽天ユーザーにとってはお得なキャンペーンがたくさんあります。
まず、楽天会員であれば新規登録は不要となるので、申込までがスピーディーです。さらに楽天カードを持っている方は3%〜最大30%のポイント還元があります。
またふるさと納税は楽天市場での買い物となるので、楽天市場のポイントアップキャンペーンにも適用されます。
支払いに関しては、クレジットカードや楽天銀行での決済が基本ですが、寄付先の自治体によって異なるので注意しましょう。
ただ楽天会員以外の方は一から登録する必要があったり、ポイントサービスを受けられなかったりするといったデメリットもあります。
そもそもPayPayはどんなサービス?
PayPayとはスマホから支払いができるキャッシュレス決済方法の1つです。そもそもPayPayとは何か、基本情報を振り返ってみましょう。
スマホでの支払いができる
PayPayは登録者数が4,300万人を超える人気のキャッシュレス決済です。利用方法はとてもシンプルで、会計時にスマートフォンでアプリのバーコードやQRコードを読み込まするだけで決済が完了します。
現金を持ち歩く必要がなくなり、会計もスピーディーに済ますことができるようになりました。PayPayを利用できる店舗は年々増えています。
また、店舗での買い物だけではなく、ネットサービスの決済や公共料金の支払いにも利用できます。さらには家族や友人にPayPayの残高を送金することもできるようになりました。お会計を割ったりするときや、離れたところにいる家族にお金をプレゼントしたいときに便利です。
登録がかんたんで利用しやすい
ただ、アプリの登録って面倒なのでは……と尻込みされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。PayPayのアプリ登録はいたってシンプルで最短1分で可能です。
アプリをダウンロードして、新規登録に進みます。この時に入力するのは自身の携帯番号と任意のパスワードのみです。登録した携帯番号へ認証コードがSMSで送られてくるのでそちらを再度アプリ上で入力すれば、登録は完了します。
PayPayの利用は基本的に現金をチャージし、そこから支払っていくという形になります。チャージの方法は現金や銀行口座引き落とし、Yahooカードでの支払い、ソフトバンクやワイモバイルでの電話料金とまとめて決済する方法などがあります。また、ヤフオク!、PayPayフリマの売上金をチャージすることも可能です。
PayPayでふるさと納税を支払うメリット
様々な支払い方法がある中、PayPayでふるさと納税を利用するメリットを紹介します。
メリット1:PayPayボーナスが貯められる
PayPayボーナスとは、特典やキャンペーンなどでもらえるPayPay残高の一種です。
無期限で利用可能であり、使用方法はおもに3つに分けられます。
まずは、支払いに使います。
街での買い物やネットショッピングなどの支払いで、いつものようにPayPayを利用できます。
次に貯蓄です。
PayPayボーナスは無期限の残高になるので貯蓄するにはぴったりです。自分で管理してコツコツ貯めていく楽しみもありますね。
最後に運用です。
証券口座の開設などなしに気軽に運用が始められます。
PayPayボーナスはETFという上場投資信託に連動するようになっています。
ふるさと納税をPayPayで支払うとこのPayPayボーナスが貯まります。
メリット2:クレジットカードを作成する必要がない
電子決済ならクレジットカードを利用する方も多いかと思います。
カードの決済ももちろんかんたんではありますが、そもそもカードを持っていない人は作成するところから始めなくてはいけません。
またクレジットカードは年会費がかかるものもありますが、PayPayは年会費がかからないこともメリットのひとつでしょう。
クレジットカードは、PayPayのように残高式ではないので、ついつい使いすぎてしまう、といったデメリットもあります。
自分で使えるお金がいくら残っているか、しっかり管理したい方には残高が見えるPayPayの方がおすすめです。
PayPayではQRコードを読み取って決済するので、カード情報の漏洩なども心配する必要がありません。
PayPayでふるさと納税をする手順
では実際にPayPayでふるさと納税をする手順を紹介します。今回はさとふるの決済方法を例にお伝えします。
スマホのアプリを使って支払うときの手順
1.さとふるの寄付金支払い画面で「PayPay残高払い」を選択します。
2.アプリが起動するので「支払う」を選択します。
3.支払いが完了すると「さとふるに戻る」ボタンが出るので選択し、寄付金の使い道を選びましょう。
スマホのブラウザで支払うときの手順
1.さとふるの寄付金支払い画面で「PayPay残高払い」を選択します。
2.スマートフォンのブラウザがPayPayの画面に切り替わります。必要項目をここで入力しログインます。
3.SMSで送られてくる認証コードを入力します。
4.「支払う」を選択します
5.支払いが完了すると「さとふるに戻る」ボタンが出るので選択し、寄付金の使い道を選びましょう。
パソコンのアプリを使って支払うときの手順
1.さとふるの寄付金支払い画面で「PayPay残高払い」を選択します。
2.QRコードが表示されます。
3.PayPayのアプリを起動し、QRコードを読み取ります。
4.「支払う」を選択します。
5.支払いが完了すると「さとふるに戻る」ボタンが出るので選択し、寄付金の使い道を選びましょう。
パソコンのブラウザで支払うときの手順
1.さとふるの寄付金支払い画面で「PayPay残高払い」を選択します。
2.パソコンのブラウザがPayPayの画面に切り替わります。必要項目をここで入力しログインます。
3.SMSで送られてくる認証コードを入力します。
4.「支払う」を選択します
5.支払いが完了するとページがさとふるに戻ります。戻ったら寄付金の使い道を選びましょう。
ふるさと納税の支払いをPayPayでするときの注意点
PayPayを利用してふるさと納税を行う際の注意点を紹介します。
名義を同じにしておく
ふるさと納税では寄付金控除を受けることができます。寄付金控除とは、ふるさと納税で寄付した金額に応じて翌年の所得税や住民税が控除される仕組みです。
ここで注意が必要なのが、寄付金控除の申請をする際、控除を受ける寄付者の名前と、支払いを行った人物の名前が同じである必要があります。
例えば実際に寄付したのは自分だが、他の家族の名義のPayPayアカウントを使用して寄付した場合、控除を受けられるのはPayPayアカウントの名義の人物ということになり、自分は控除の対象にはなりません。
そのため、PayPayで寄付を行う場合は、控除を受ける人と同じ名義で登録されているPayPayアカウントを使用する必要があります。
一部利用はできない
寄付金の一部をPayPayで払うことはできません。
PayPayを利用する際は、寄付金額全額分チャージをした上で支払いに進むようにしましょう。
利用額によって付与率が異なる
PayPayボーナスの付与は条件によって付与率が変わります。
PayPayステップというシステムがあり、利用額や達成条件などに応じて付与率がアップしていく制度です。付与率のアップには最低でも300円以上及び30回以上の利用で、合計利用額が5万円を超えることが条件となります。
そのほかにもYahooプレミアム会員に登録したり、対象サービスを3つ以上利用したりするとさらに付与率がアップします。
PayPayでさらにお得にふるさと納税をする方法
PayPayは使い方によって、さらにお得になります。ふるさと納税でのPayPayの活用ポイントを紹介します。
Yahoo!ショッピングでふるさと納税をする
ふるさと納税は、返礼品や寄付金控除を受けられるというメリットがあるのに加え、 PayPayで支払うとさらにボーナスの付与もあり、お得にふるさと納税が利用できることになります。
また、ポータルサイト独自のキャンペーンを利用すると還元率がアップする点も魅力のひとつです。
現金書留や銀行振込に比べて手間もかかりませんし、クレジットカードを利用することによるトラブルも起きにくいので、ぜひ、 PayPayでふるさと納税してみてください。
Yahoo!ショッピングでふるさと納税をすることができます。Yahoo!ショッピングで申し込みが完了するとさとふるやふるなびなどのふるさと納税サイトの支払いページに進みます。
Yahoo!ショッピングでPayPayを使ってふるさと納税する場合は、PayPayボーナスの付与だけではなくTポイントも貯めることができます。二重にお得な還元を受けられるのでぜひ活用してみて下さい。
キャンペーンを利用する
また、ポータルサイト独自のキャンペーンを行っている場合があります。
キャンペーンごとに還元率が変わったりするのでぜひチェックしてみてください。
例えば、2021年12月現在だとさとふるでは超PayPay祭というキャンペーンが実施されています。このキャンペーン期間中に、さとふるでPayPayを利用してふるさと納税すると最大5%のPayPayボーナスが付与されます。
さらにワイモバイルのスマートフォンユーザーとYahooプレミアム会員の方は付与率が8%、ソフトバンクのスマートフォンユーザーは付与率が15%になります。
またふるなびでは日曜日と5のつく日が PayPay支払いのキャンペーン対象日となります。
5のつく日はPayPayボーナスがプラスで4%付与されます。
日曜日にはソフトバンクのスマートフォンユーザーは付与率がプラス10%、ソフトバンク以外のスマートフォホンユーザーもプラス5%になります。ただ、このキャンペーンには付与率の上限があるのでそこは注意しましょう。
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