家庭用浄水器の選び方
自宅に合う浄水器を見つけるポイントをご紹介します。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ポイントは下記の通り。
【1】種類
【2】浄水性能
【3】利便性
【4】ろ過流量
【5】カートリッジの交換頻度
【6】浄水器適合マーク
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】種類で選ぶ
出典:マイナビおすすめナビ
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浄水器は、カートリッジ交換の有無やどこから蛇口へ取り付けるのかにより、下記の6種類に分かれます。それぞれのご家庭のスタイルにあわせたものを選ぶようにしましょう。
蛇口直結型|初めて買う方や一人暮らしにおすすめ
工事不要の蛇口直結型は、今の蛇口に合うものであれば購入後すぐに利用できます。価格帯も2,000~1万円とお手頃であり、浄水器に興味があって手軽に利用したい方や、一人暮らしで引越しが予定される方に向いています。
ただし、浄水能力を維持するには、3~6ヶ月に1度の頻度でカートリッジの交換が必要です。
水栓一体型|コストよりも見た目重視の方向け
水栓へカートリッジを取り付け、ボタン操作で水道水と浄水の切り替えを行うタイプの浄水器です。
ただしカートリッジの寿命が短く、3~4ヶ月で交換が必要となります。費用も3万~7万円かかるため、コストがかかっても水道の見た目に大きく影響を与えたくない方や、シンクの上下にも設備を置きたくない方におすすめです。
据え置き型|浄水効果が高く、使い勝手がいい
専用の設備を水道の横に設置し、蛇口と浄水器をホースでつないで使用するタイプです。設備自体が大きいため浄水効果が高く、ホースでつなぐため蛇口直結型が使用できない蛇口でも利用できます。
価格帯は2万~10万円ほどかかるものの、カートリッジの交換は年に1回ほどでよく、お湯も浄水にできるため、利便性の高い浄水器となるでしょう。
アンダーシンク型|シンク下のスペースを活用
シンクの下に設置するタイプの浄水器をアンダーシンク型といいます。シンク下に設置スペースを確保しなくてはなりませんが、カートリッジ交換は1年に1度、シンク周りもすっきりさせることができます。
また、浄水器専用水栓を用意できるのもアンダーシンク型の魅力なので、こだわったデザインにしたい方におすすめです。費用は10万~20万円と高額になりますが、その分だけ浄水効果が高い浄水器も選びやすくなっています。
ポット型|持ち運びしやすく、気軽に使える
ポットの中にあるカートリッジが水をろ過することで、浄水を作り出すタイプです。ろ過を終えるまで数分ほど時間はかかるものの、費用は3000~6000円ほどと手軽に始めやすい価格です。ポットの形状や容量もさまざまで外出向けのタンブラーサイズもあります。
カートリッジの交換は2~3ヶ月に1回くらいであるため、頻繁に水を使わない、持ち運びしやすい浄水器が欲しいという方におすすめです。
ウォーターサーバー型
サーバー内に設置されたろ過装置へ、水道をつなげたり水道水を補充したりすることで浄水を作り出すタイプです。冷水だけでなく温水を作れるものもあります。いわゆるウォーターサーバーの形状のため、家庭の水栓や蛇口の形に左右されません。
カートリッジの交換は半年から1年に1度のサイクルで、月額費用はレンタルの場合3000~6000円が目安となります。設置スペースが求められるものの、工事不要なものも多いため、手軽に始められるタイプです。
【2】浄水性能で選ぶ
浄水性能のチェックポイントは2つあります。
・どのような物質をどのくらい除去できるか
・使用されているろ材の特徴
また浄水器に対して、2002年より品質表示義務が定められました。基本的な目安となるのは「家庭用品品質表示法」で定められた13種類の物質と、水の美味しさに関わるカビ臭と残留塩素の2つです。
Photo by マイナビおすすめナビ
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参考:浄水器|消費者庁
格安の浄水器でも対応していることが多いのは残留塩素とカビ臭です。そのほかの物質は、浄水器によって使用されているろ材ごとに異なります。
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安全面を特に注意する場合は、どのような物質に対応しているのか、ろ材の使い方にも注目して選びましょう。
ニオイや塩素には活性炭、赤錆びや雑菌によるにごりには中空糸膜など、ろ材やフィルターの種類と特徴を踏まえたうえで使用する環境に適したものを選ぶのがおすすめです。
なお、中空糸膜と組み合わせて使われることの多いイオン交換樹脂は、水の中の有害物質を無害化する役割があります。
【3】利便性の高さで選ぶ
浄水器は日常的に使うものなので、使いやすさや利便性も考慮して選ぶとよいでしょう。
例えば、「浄水量やカートリッジの交換時期を知らせてくれる機能」や「カートリッジの入れ忘れを知らせてくれる機能」などがあげられます。液晶がついているものだとより見やすいです。
また、水ハネ防止機能がついているものや吐水カバーを外せるものだと、毎日の洗い物が快適になります。
【4】ろ過流量をチェック
1分間あたりの浄水量を示すろ過流量もチェックしたいポイントです。たくさん水を流すと不純物をじゅうぶんに取り除くことが出来ず、浄水性能が落ちてしまいます。一度に多くの水を使う方は、ろ過流量が多いものを選びましょう。
一般的にポットタイプは他のタイプよりろ過流量が低いので、使用する水の量に合ったタイプから選ぶといいでしょう。
【5】カートリッジの交換頻度で選ぶ
長く継続して使いたい場合には、ランニングコストを考えることも重要です。浄水器はカートリッジと呼ばれる部品を交換することで、継続して浄水を得ることができます。たとえば3ヶ月に1回が交換期限のカートリッジの場合、1年の消費量はカートリッジ4本分です。
交換頻度とカートリッジの価格をチェックし、普段の生活において負担にならないか、出費として問題ないかを考えて比較しましょう。
【6】浄水器適合マークをチェックする
浄水器協会に加盟している企業の浄水器は、公的基準や独自の基準をクリアすることで「浄水器適合マーク」を表示することが出来ます。
安全・安心に美味しい水を飲めることを重視している方は、浄水器適合マークの有無をチェックしてみるといいでしょう。
家庭用浄水器の人気メーカー
ここでは、家庭用浄水器が人気のメーカーをいくつかピックアップしてご紹介します。
パナソニック|豊富なラインナップから選べる
生活家電やAV機器、美容家電など、生活に役立つ電化製品を数多く販売する、日本の電機メーカー「パナソニック」。
パナソニックは、蛇口直結型や据置型などさまざまなタイプの家庭用浄水器を展開しています。あらゆる家のニーズに応える商品が揃っているので、目的に合う浄水器が見つかるでしょう。
ブリタ|ユニークで使いやすいポット型浄水器
「ブリタ」は、ポット型浄水器でおなじみのメーカー。持ち運びできるボトル型浄水器やリビングに馴染むカラフェ型浄水器など、さまざまなシーンにマッチする浄水器を展開しています。
蛇口に取り付けるタイプではなく、ポット型浄水器のなかから自分に合った商品を探したいという方は、ブリタの商品をチェックしてみてください。
三菱ケミカル・クリンスイ|中空糸膜フィルターの浄水器を展開
人工炭酸泉発生装置や浄水器などを販売する「三菱ケミカル・クリンスイ」は、水のにごりを取り除くろ材の「中空糸膜」を使用した浄水器を数多く展開しています。
蛇口直結型浄水器のほか、ポット型浄水器などさまざまなタイプが揃う三菱ケミカル・クリンスイの家庭用浄水器。豊富なラインナップからじっくり選びたいという方におすすめです。
東レ|機能性に優れた「トレビーノ」シリーズ
東レは、フィルムや樹脂など化学素材や合成繊維などを手掛ける国内大手メーカーです。東レの家庭用浄水器といえば「トレビーノ」シリーズ。蛇口直結型やポット型、据置型など幅広いラインナップを展開しています。
工事不要で使える利便性や、液晶パネル付き、水撥ね防止などの高い機能性もトレビーノの魅力。使い勝手の良い家庭用浄水器を探している方におすすめです。
家庭用浄水器のおすすめ27選
ここまで紹介してきた浄水器の選び方を元に、タイプ別におすすめ浄水器をご紹介していきます。
家庭用浄水器のおすすめ6選【蛇口直結型】
まずは工事不要の蛇口直結型からおすすめ商品を6品ご紹介します。
三菱ケミカル・クリンスイ『蛇口直結型MONOシリーズ(MD101-NC)』
三菱ケミカル・クリンスイ『蛇口直結型MONOシリーズ(MD101-NC)』は3000円台の低コストで購入できる浄水器です。水栓に近いメタリックボディを採用し、水栓と浄水器が一体化しやすくなっています。また、カートリッジの交換時期が近づくとチェックウインドーから見える汚れ具合が激しくなるため、タイミングを逃さず交換できるのも嬉しいところです。
Panasonic(パナソニック)『浄水器 蛇口直結型(TK-CJ12-W)』
Panasonic(パナソニック)『浄水器 蛇口直結型(TK-CJ12-W)』は6000円台と本体価格はやや高めですが、約1年間もカートリッジの交換不要でランニングコスト重視の蛇口直結型浄水器です。対応除去物質の数も多く、浄水効果を重視する場合にも安心して利用できます。
東レ『トレビーノ浄水器 カセッティ(MK307MX-P)』
東レ『トレビーノ浄水器 カセッティ(MK307MX-P)』は水ハネが少なく、節水効果も期待できる極細シャワーを搭載した3000円台の蛇口直結型浄水器です。蛇口に着けたままの状態で、シャワーキャップを外して洗うことができます。
また、上部のプルキャップを外すとカートリッジの汚れが一目でわかります。うっかり交換タイミングを忘れかけても、汚れが目に見えるため気付くことができるでしょう。
三菱ケミカル・クリンスイ『クリンスイ浄水器(CSP901)』
三菱ケミカル・クリンスイ『クリンスイ浄水器(CSP901)』は100cc刻みで水量が分かる「CC表示機能」とカートリッジの使用残量が分かる大型液晶が搭載された蛇口直結型の浄水器です。交換時期になると数字が点滅するため、いつカートリッジを変えればよいかメモすることなく利用できます。
汚れやすい浄水キャップとシャワーキャップは本体を取り外さなくても着脱可能で、いつでも手入れできます。
ビビアン『ガイアの水135蛇口用浄水器』
ビビアン『ガイアの水135蛇口用浄水器』はカートリッジを洗う「逆流洗浄機能」がついた蛇口直結型の浄水器です。シンプルなデザインで、レバーの位置を変えるだけで浄水モードが使用でき、子供でも簡単に切り替えられます。
また、ろ材には活性炭やセラミックのほか、植物由来の素材『マコモ』やテラヘルツ鉱石が使用されているのが特徴です。
TKS(田中金属製作所)『浄水Plus(DR-001)』
TKS(田中金属製作所)の『浄水Plus(DR-001)』はランニングコストを重視する場合にも使いやすい蛇口直結型の浄水器で、1日10Lの使用なら約10ヶ月継続して使えます。遊離残留塩素や鉛、農薬、濁り、カビ臭といった、水の味に大きく影響する成分を除去してくれます。
また、岐阜県で採掘された薬石をセラミック化してカートリッジに封入しており、低コストながら天然水に近い味わいを実現しています。
家庭用浄水器のおすすめ4選【水栓一体型】
スマートな見た目が特徴となる水栓一体型浄水器から、4つの製品を紹介します。
LIXIL(リクシル)『INAX キッチン用(RJF-771YN)』
LIXIL(リクシル)『INAX キッチン用(RJF-771YN)』はキッチンでの使い勝手にもこだわり、浄水器が内蔵されていてもスマートなボディや、引き出せるホースが特徴的な水栓一体型浄水器です。カートリッジは塩素除去に注目した高塩素除去タイプが2種類、標準タイプが1種類の計3種類が用意されており、内容に応じて選べます。
先端のレバーは水やお湯の使い過ぎを防ぐため、よく使うハンドルの位置で水が出るようになっているエコハンドルです。約41%の省エネ効果を実現しています。
TOTO『キッチンシャワー(TKGG38EH1)』
TOTO『キッチンシャワー(TKGG38EH1)』は蛇口とシンクの中間にあたる吐水パイプ内に小型浄水カートリッジを内蔵したことで、従来はシンク下に必要だったビルドインタイプの浄水器が不要となり、よりコンパクト利用できます。
また、お湯と水の使い分けをより簡単にする「エコシングル」機能が搭載され、お湯と水の切り替え時にクリック感が得られることで、お湯の使い過ぎを防ぎます。
TOTO『キッチン水栓(TKS05308J)』
TOTO『キッチン水栓(TKS05308J)』は先端部に吐水切り替え機能を搭載したことで、レバーなどの出っ張り部分を少なくしたコンパクトな水栓一体型浄水器です。先ほど紹介した「TOTO キッチン用水栓 TKGG38EH1」と比べると、水はねしにくく、汚れを落としやすいミクロソフトシャワーが採用されています。
TOCLAS(トクラス)『水器水栓一体型浄水器(AWJ401HSK2)』
TOCLAS(トクラス)『水器水栓一体型浄水器(AWJ401HSK2)』は水回りの手入れとデザイン性を両立させたシンプルな水栓一体型浄水器です。ただし、浄水カートリッジをシンクの下部に設置する必要があります。
カートリッジの利用期間は1日当たり20L使っても12ヶ月と、たっぷり利用できるのが魅力です。
家庭用浄水器のおすすめ5選【据え置き型】
高性能なカートリッジが多い据え置き型浄水器の中から、おすすめ5選を紹介します。
Panasonic(パナソニック)『浄水器 据置型(TK-CS40-S)』
Panasonic(パナソニック)『浄水器 据置型(TK-CS40-S)』は別売のミネラルボトルを搭載することで、水の硬度を3段階で変えられる据え置き型浄水器です。硬度とは、水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの合計含有量を示す指標のことで、硬度が高くなるほど2つの成分の含有量が高くなります。
硬度1なら味噌汁に、硬度2なら紅茶にと、使いたい料理や飲み物に応じて切り替えられるため、水から美味しさにこだわることができます。
ゼンケン『ゼンケン浄水器(MFH-70)』
ゼンケン『ゼンケン浄水器(MFH-70)』は50度までのお湯を出すこともできる据え置き型浄水器です。ホースの長さが約1m、本体サイズも直径11cm、高さ22cmとコンパクトなため、シンクから1m以内なら離れた場所にも設置できます。
エアリバー『ハイテク・ヘルスウォーターII』
エアリバー『ハイテク・ヘルスウォーターII』はアメリカで開発された、電源の不要な据え置き型浄水器です。水道水が8つのフィルターを通過することで電気化学反応が発生し、カルキ臭などを除去してくれます。
水の味にこだわりたい、設置後のランニングコストを抑えたいという場合におすすめの商品です。
イメンス『健康アクア浄水器』
イメンス『健康アクア浄水器』は直径11cm、高さ21cmのコンパクトなボディで、切り替えアダプターと専用ホースをカートリッジに取り付けて利用します。電源は不要で、浄水と原水、シャワー、逆洗浄の4つの用途をレバーで簡単に切り替えられる商品です。
アクアリード『長寿命浄水器 JOY SPACE(ジョイスペース)』
アクアリード『長寿命浄水器 JOY SPACE(ジョイスペース)』はカートリッジの交換なしで、およそ12年間利用できる長寿命の据え置き型浄水器です。蛇口に対し、切り替え用コックを装着するだけで利用できます。50℃までであればお湯も利用できるため、冬の家事にももってこいの浄水器です。
家庭用浄水器のおすすめ3選【アンダーシンク型】
シンク下にカートリッジを設置するタイプで、一般的にはろ過能力が高く、カートリッジの寿命も長いアンダーシンク型のおすすめ3選を紹介します。
三菱ケミカル・クリンスイ『クリンスイ(A501ZCB)』
三菱ケミカル・クリンスイ『クリンスイ(A501ZCB)』は浄水のみが出る専用水栓タイプのアンダーシンク型浄水器です。混合水栓でお湯やお水を出している最中でも浄水を利用できます。
ビルドイン式や引き出し式のキッチンでも設置できる横置き型のカートリッジです。
LIXIL(リクシル)『キッチン用タッチレス水栓 B6タイプ(JF-NB464SX)』
LIXIL(リクシル)『キッチン用タッチレス水栓 B6タイプ(JF-NB464SX)』はタッチレスセンサー搭載のアンダーシンク型浄水器で、水栓本体はセンサーの上に手をかざすことで浄水の出し入れをします。
対応しているカートリッジは、水の安全性と美味しさの双方を保ってくれる17+2物質除去の高性能なJF-45Nというカートリッジです。
淀エンタープライズ『ゆうすいステンレス製浄水器(K2型)』
淀エンタープライズ『ゆうすいステンレス製浄水器(K2型)』は天然石・風化花崗岩(ふうかかこうがん)を利用した、カートリッジそのものがないアンダーシンク型浄水器です。
水道水の品質安定のためには欠かせないものの、水の味に影響する塩素を除去する性能が10年以上維持されるため、塩素に限れば高コスパで長年利用できる浄水器といえます。
家庭用浄水器のおすすめ5選【ポット型】
手軽に利用できるポット型は、浄水は使いたいけれど浄水器を本格的に設置するほどではないという方にもおすすめです。ここでは5つのポット型浄水器を紹介します。
Brita(ブリタ)『浄水器ポットアルーナXL マクストラプラス』
Brita(ブリタ)『浄水器ポットアルーナXL マクストラプラス』は3.5Lもの水道水を一度に浄水できる大容量タイプのポット型浄水器です。用途に合わせて、通常の水向けカートリッジと沸かしてお茶などに使用したい場合向けカートリッジの2種類から選ぶことができます。
東レ『トレビーノ 浄水ポットコンパクト(PT306V)』
東レ『トレビーノ 浄水ポットコンパクト(PT306V)』は約3分で1L分の水道水をろ過できる、冷蔵庫のドアポケットにもすっきり収まるコンパクトなポット型浄水器です。忙しい朝にも水を入れて3分放置すれば、1L分の浄水を用意できます。
三菱ケミカル・クリンスイ『クリンスイ ポット型(CP012W-WT)』
三菱ケミカル・クリンスイ『クリンスイ ポット型(CP012W-WT)』は2Lのペットボトルを一回り小さくした、コンパクトなデザインのポット型浄水器です。片手で持ちやすいデザインで、蓋を取り外さずに水の出し入れを行えます。
同メーカーからは2.2Lの大容量も発売されているため、必要な量に合わせて選べるのも魅力です。
LAICA(ライカ)『ポット型浄水器 2.3L』
LAICA(ライカ)『ポット型浄水器 2.3L』はミント、ホワイト、レッド、ブルーと4色のカラーバリエーションが楽しめるポット型浄水器です。1回に1.2Lの水をろ過することができ、約30℃までであれば常温の水にも対応しています。
ふたを外さずに傾けると水が注がれる仕組みのため、ろ過後はピッチャーのように水を注ぐことができます。
Brita(ブリタ)『ポット型浄水器 マレーラ』
Brita(ブリタ)『ポット型浄水器 マレーラ』はふた部分に液晶メモがついており、カートリッジの交換タイミングを教えてくれるポット型浄水器です。傾けると水が注がれるフリップトップ式のふたが採用されており、持ち手もあるため片手で水を注ぐことができます。
家庭用浄水器のおすすめ4選【ウォーターサーバー型】
ウォーターサーバー型の浄水器は定額制で、冷水のほか赤ちゃんのミルク作りにも使えるほど温度の高いお湯を出せる商品が多くあります。
every frecious(エブリィフレシャス)
every frecious(エブリフレシャス)は水道水を注ぐことでいつでも美味しい水が飲める浄水器一体型のウォーターサーバーです。毎月ウォーターサーバーのレンタル代(毎月3000円)のみ必要となり、カートリッジの代金はかかりません。
無料カートリッジも6か月に1度自動で送られてくるため忘れずに定期交換ができ、きれいな状態をキープできます。
WATER STAND(ウォータースタンド)
WATER STAND(ウォータースタンド)は水栓に分岐部分を取り付け、水を送ることで浄水を作り出すタイプのウォーターサーバー型浄水器です。初期費用と月額料金がかかりますが、フィルター交換費用、定期メンテナンス費用もすべて含まれています。
温水や冷水、常温水の3種類の水を常備できるのが嬉しいところです。また、水分子以外を除去したRO水が利用できる機種も選べます。
DASKIN(ダスキン)ウォーターサーバー
DASKIN(ダスキン)のウォーターサーバーは冷水や温水だけでなく、弱冷水と弱温水という4つの温度設定ができるウォーターサーバー型浄水器です。初期費用と毎月のレンタル代は発生しますが、通常のウォーターサーバーなら必要な水の購入代金がかからず、水道水を使用するため費用を抑えやすくなっています。
また、オプションで軟化カートリッジをつけることで、水質や味のグレードアップも可能です。
Locca リフィルサーバー
Locca リフィルサーバーはエコモードを搭載しており、就寝時や外出時の消費電力を抑えられるウォーターサーバー型浄水器です。タンク内にUVランプが設置されているため、浄水そのものの衛生面も安心です。
初期費用と毎月のレンタル代が発生するほか、設置日から3年間の最低利用期間が定められています。
水にこだわるなら宅配型ウォーターサーバーもおすすめ
Photo by マイナビおすすめナビ
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「温水も上質な水にこだわりたい」「浄水器だと災害時には使いにくい」と感じた方には、宅配型ウォーターサーバーもおすすめです。
高品質な水がいつでも飲める
宅配型ウォーターサーバーは、厳重な品質管理のもと密封された天然水や浄水(RO水)がボトルで宅配されます。フィルターや製品の劣化により水の品質が変わってしまう浄水器と比較すると、安定した高品質な水を飲めることもメリットといえるでしょう。
製品によって温水の温度は異なりますが、紅茶や赤ちゃんのミルク、カップラーメンなどインスタント食品に適した80~90℃の高温を手早く出すことも可能です。
また、ボトルを開封するまでは雑菌などが入る心配がありません。そのため備蓄の面でも活用でき、災害で断水が起きた際の備えとしても活用できます。
おすすめのウォーターサーバーについては「おすすめウォーターサーバー10選|導入のメリットや選び方のポイントを徹底解説」の記事でも詳しく紹介しています。
使いやすさとデザイン性を追求した「アクアファブ」
Photo by マイナビおすすめナビ
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一人暮らしや家族、どちらでもおすすめなウォーターサーバーは、アクアクララの「アクアファブ」です。ウォーターサーバーそのもののデザイン性が高く評価されており、2018年度にグッドデザイン賞を受賞しました。
衛生面では、タンクを設置する部分に抗菌加工を施したエアフィルターが用意されており、ウォーターサーバーへ外気やチリが入らないようになっています。抗菌性能については、SIAAマーク(一般社団法人抗菌製品技術協議会)およびSEKマーク(一般社団法人繊維評価技術協議会)の双方から認証済みです。
また、アクアクララではRO膜(逆浸透膜)を活用した、RO水と呼ばれるH2O以外の成分をほとんど含まないピュアな水をベースに、4種類のミネラルでまろやかな軟水に仕上げています。
安全性と水の美味しさの双方を重視したい方は、アクアクララの「アクアファブ」もぜひ検討してみてください。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 浄水器の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での浄水器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】ウォーターサーバーのおすすめ商品や評判をチェック!
浄水器で安全で美味しい水を
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おすすめ浄水器を紹介しました。浄水器は種類によってランニングコストも設置難易度も異なります。どの程度の浄水性能を求めたいのか、カートリッジの交換で毎年いくら発生するのかも考えて選びましょう。
また、より水にこだわりたい場合はRO水や天然水が利用できるウォーターサーバーを検討するのもおすすめです。
自分に合う浄水器を選んで、安全で美味しい水を暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
「生活雑貨・日用品」「ペット」カテゴリー担当。猫と30年以上暮らし、現在はマメルリハインコに夢中。日々の知見を活かし、ペットファーストなアイテムや暮らしを便利にするアイデアを発信します。最近はアジアンリゾート風インテリアを目標に、愛鳥の安全を第一に考えた部屋作りに挑戦中。