ゴルフのフェアウェイウッドとは
フェアウェイウッドは、ドライバーに続いてシャフトが長く、ロフトが立っているクラブです。ドライバーを小さくしたような形をしていますが、ティアップして打つドライバーとは違って、フェアウェイウッドは地面にあるボールも打てます。
ドライバーの次に飛距離を出しやすく、セカンドショット以降で使用されることが多いです。
フェアウェイウッドの選び方
まずは、おすすめウェアウェイウッドの選び方をチェックしていきましょう。ポイントは以下です。
【1】ヘッドの大きさ
【2】番手のラインナップの充実度
【3】フェースの形状を見る
【4】5番ウッド以下の番手を選ぶ
【5】ドライバーよりやや重ためを選ぶ
それぞれ細かくみていきましょう。
【1】やさしく打ちたい場合はヘッドが大きいモデルを選ぶ
フェアウェイウッドは、ヘッドが大きいほうが、重心が低くて深い傾向にあります。そのぶん、スイートスポットが広くなりやすく、ミスヒットに強いのが大きなメリットです。
また、フェースの厚みが薄いシャローフェースは、分厚いディープフェースよりもボールが上がりやすい特徴があります。そのため、初心者やミスショットを抑えたい中級者は、大きくて薄いヘッドのモデルを選ぶといいでしょう。
【2】9、11番までそろうフェアウェイウッドは打ちやすい
フェアウェイウッドは、クラブの長いものから飛距離別に番手がつけられています。一般的な3番ウッドは、クラブが長くて扱いが難しいとされており、5番、7番と数字が大きくなるにつれ、ボールが上がりやすくなるのが特徴です。
なかには、パワーが少ない人向けに9番や11番までラインナップしている製品も。そのため、大きい番手までそろっているモデルほど、やさしく打ちやすいよう設計されている傾向があります。
【3】ボールがつかまりやすいフックフェースが初心者向け
フェアウェイウッドのシャフトを構えたときに、フェースが左側に出ているものをフックフェース、まっすぐになっているものをストレートフェースといいます。
フックフェースのほうが、ボールをよくつかまえられるのが特徴で、初心者やスライスが出る人にはやさしい設計です。フックフェースだとボールがつまりやすいという場合は、ストレートフェースを選ぶといいでしょう。
【4】ロフト角が大きい5番ウッド以下の番手を選ぶ
3番ウッドは長くて扱いにくく、ボールも上げにくいため、初心者・中級者には適さない場合が多いです。5番ウッドであれば、より短いぶんボールにあてやすく、飛距離が狙えて使用シーンも広がります。
初心者でもコントロールしやすいので、フェアウェイウッドのはじめての1本として5番を選んでおけば、便利でしょう。また、ヘッドスピードが遅めの人であれば、5番・7番の2本を検討してみてください。
【5】フェアウェイウッドはドライバーよりやや重ためを選ぶ
クラブをセッティングする際は、長さが短くなるにつれてクラブ重量を重くしていき、振り心地を統一させます。
番手ごとの総重量は、1インチ短くなるごとに、13~15g重たくするのが基本です。たとえば、45インチドライバーの総重量が300gの場合、43インチの3番ウッドは約26~30gの差をつけ、326~330g程度を目安に選択しましょう。
苦手な人が多いフェアウェイウッドは優しさ優先 スポーツライターがアドバイス
ティーショットや距離が残ったセカンド、サードショットなどで活躍してくれるフェアウェイウッドは、クラブが長めで苦手意識を持つゴルファーが多いのも特徴です。
そのため第一にやさしさを感じられるクラブ選びがポイントです。
高さを出しやすい、ミスヒットに強い、捕まりがいい、などの特徴を持つフェアウェイウッドを選べば、コース攻略に欠かせない信頼できる1本になってくれるでしょう。
フェアウェイウッドおすすめ20選 スポーツライター・toyaさんと編集部が選んだ
ここからは、おすすめのフェアウェイウッドをご紹介します。
飛びやすさと安定感が魅力
AIによって設計されたフェースなど、キャロウェイのテクノロジーを詰め込んで作られたフェアウェイウッドです。スライサーや初心者、中級者がまっすぐ飛ばせることをコンセプトにしています。
すぐれたボール初速やミスヒットに対する強さが魅力で、はじめてのフェアウェイウッドとしてもぴったりでしょう。また、大きなヘッドや低くて長いリーディングエッジによって、ボールがつかまりやすいです。
しっかりたわんで飛ばす
フェースまわりのソール部分をできる限り薄く設計しており、たわみ幅が広くなっています。そのぶん、フェース全体の反発エリアも大きくなっているため、すぐれた飛びをサポートしてくれるでしょう。
また、テークバックの際の負荷を大きく抑えることによって自然と飛びやすいパワーポジションが決まりやすいのも大きな特徴です。
ブレずに飛距離が出る
薄くて強度にすぐれたフェースを、ソールとクラウン部分まで広げることで、従来よりも約23%たわみやすくなっています。
初速があがって高さが出やすく、飛距離も伸びやすいのがメリット。また、ソールの後方部には高比重フェイトを配置しており、高MOIによってブレにくいのも魅力です。9番ウッドまでラインナップしていて、パワーが少ない人でもブレを抑えながらしっかり飛ばしやすいでしょう。
低重心の軽量ヘッド
80gのウェイトを、地面に近いソール部分に配置しており、重心が低くてボールがつかまりやすいフェアウェイウッドです。大型のヘッドはカーボンクラウンを使うことで軽量化を図っているため、アドレス時は構えやすく、しっかりと振りぬけます。
また、独自の貫通型スピードポケットを採用し、フェースの下で打ってしまうようなミスヒットのときも、スピンを抑えてボールの初速をサポートしてくれるでしょう。
ボールがつかまりやすい女性向けフェアウェイウッド
日本の女性ゴルファー向けに設計された、しっかり飛んで曲がらないモデルです。40gのドローバイアスとバックウェイトを配置し、ドライバーと同じ重心角に設定することで、ドライバーとのマッチングがいいフェアウェイウッドに仕上がっています。
また、地面との摩擦が少ないため、ボールがつかまりやすく、振り抜けがいいのも特徴です。
パワフルなインパクトが決まる
クラブの手元部分に重さを集中させ、そのぶん、シャフトの手元側の重量を軽くしています。テークバックのときに、ヘッドをらくに支えやすいため、適切なトップポジションを取りやすいのがメリットです。
いつもどおりにスイングするだけで、しっかりと振り抜けるので、自然とヘッドが加速してインパクトが決まるでしょう。また、フェースがボールに対して直角にあたりやすいので、まっすぐ遠くへと飛びやすいです。
『G425 SFT フェアウェイウッド』はボールの捕まりがほしいゴルファーにおすすめのクラブです。
SFT、LST、MAXの兄弟モデルのなかでは、もっとも捕まるモデルで飛距離も申し分ありません!

とりあえずこれを選んでおけば間違いない!と言われるほどの名器『ゼクシオ レディス フェアウェイウッド』。振り抜きの良さやミスヒットへの寛容性など、高い次元で兼ね備えている総合力が魅力です。

『EPIC MAX フェアウェイウッド』はヘッドスピードがあまり早くない方に特におすすめで、軽くミートするだけでしっかりと飛距離や高さを出してくれるフェアウェイウッドです。
Titleist(タイトリスト)『TSi1 フェアウェイ メタル』
Titleist(タイトリスト)『TSi2 フェアウェイ メタル』
「フェアウェイウッド」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フェアウェイウッドの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのフェアウェイウッドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのおすすめフェアウェイウッドの記事はこちら 【関連記事】
フェアウェイウッドに関するQ&A
初心者はまず何番の番手から購入すべき?

ドライバーの次に飛距離が出やすい3番ウッドは、初心者には扱いが難しいため、適しません。
3番よりも短くてボールにあてやすい5番ウッドからまず使いはじめて、慣れてきたら3番ウッドの導入も検討していいでしょう。
フェアウェイウッドのシャフト重量の選定基準は?

フェアウェイウッドのシャフトはドライバーよりも短くなるため、ドライバーのシャフトより少し重ためのものを選択するといいでしょう。
シャフト重量だけでなく総重量もチェックして、ドライバーとの振り心地に差が出ないよう、調整しましょう。
フェアウェイウッドで力強いショットを叶えよう
フェアウェイウッドは、ドライバーに次いで飛距離が出やすく、セカンドショット以降でおもに使われるゴルフクラブです。
大きいヘッドのモデルや、5番ウッド以下のものを使用するなど、ポイントを押さえることで、初心者・中級者のゴルファーも使いやすいフェアウェイウッドが見つかります。
また、ゴルフセット全体で、重量に統一感を持たせることも大切です。今回ご紹介した選び方のポイントやおすすめ商品を参考にしながら、ぜひあなたにぴったりのフェアウェイウッドを見つけてください。
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小学生から地元のスポーツ少年団で野球を始め、中学校ではシニアリーグに所属してジャイアンツカップ出場。高校生になり軟式野球部に所属して全国大会優勝という経歴がある。俊足巧打の外野手で核弾頭タイプ。 現在は30歳を過ぎてから始めたゴルフにハマり、ゴルフライターとしてデビューしはや5年。ついに自身のラジオ番組まで持つようになった。 趣味はゴルフに釣り、カメラマンとして撮影を行ったり、コスメコンシェルジュとしてモデルへのメイクも手掛ける。