記事種別: Icon mini tagmei 7a901447b2e30a1f29814fcceb038dec4e65d25edc0dc6db5e6cb1555988a847 レビュー

サイズを超えた重低音! 『SRS-XB23』音質調整機能やコーデックの差も検証レビュー

サイズを超えた重低音! 『SRS-XB23』音質調整機能やコーデックの差も検証レビュー

ポータブルBluetoothスピーカー『SRS-XB23』を実機レビュー! SONYならではの機能性の高さや音質、使い勝手の良さを検証してみました。『SRS-XB23』が気になっている方はぜひご覧になってください!


『SRS-XB23』を購入して試してみました

SRS-XB23セット

『SRS-XB23』はSONY製ということもあり、音質に期待が持てる一品。ポータブルスピーカーを探すSONYファンの中には気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は『SRS-XB23』を入手できたので、触ってみた感想をご紹介していきます。専用アプリの使い方や接続コーデックの差など、こまかい部分もしっかりとチェック! もちろん音質や機能、携帯性もご紹介するので、購入を考えている方は参考にしてみてください。

『SRS-XB23』とは? 公式サイトの情報などを調査

『SRS-XB23』は、SONYのポータブルBluetoothスピーカーです。低音域に強い「EXTRA BASS series」のひとつで、もっとも携帯性の高いモデルになります。

約42×51mm口径の非対称形フルレンジスピーカーユニットを2基と、左右にパッシブラジエーターを搭載しており、力強い音圧と高い音質を実現。コーデックは基本となる「SBC」に加えて、アップル製品と相性のいい「AAC」、対応したSONY製品で高音質再生を行える「LDAC」に対応しており、音の良さに期待が持てるモデルです。また、専用アプリを使用することでイコライザ機能を使用でき、自分好みの音質に整えることもできます。

IP67と高い防塵・防水性能もポイント。防錆(ぼうせい)にも対応しており、ビーチでも使用可能です。ボトルサイズで携帯性も高く、アウトドアのお供にも適しています

複数機器を接続して大音量を鳴らせる「Party Connect」や、2台でステレオ再生ができる「Stereo Pair」機能にも対応しています。複数台あれば、より迫力のある音を楽しめるでしょう。

『SRS-XB23』の口コミ・評判は? SNSやECサイトでの評価を調査

SRS-XB23口コミ

『SRS-XB23』の口コミや評判を調査してみました。とくに気になった2点についてご紹介します。

良くも悪くも強い低音が話題

『SRS-XB23』は音質についての口コミが多く、低音の強さについて評価が分かれていました。

「低音が強い」ということは多くの方が認めており、「迫力がある」「キレイで強めの低音が良い」という声が見られました。

しかし、「低音が強すぎてバランスが悪い」「低音でボーカルが埋もれている」など否定的な意見も目立ちます。好みによるところですが、音のバランスを気にする方は念頭に置いておきましょう。

説明書だけでは分からない? 使いこなすには専用アプリが必要

『SRS-XB23』はSONYの「Music Center」というスマホアプリに対応しています。音質の調整や設定・対応コーデックの変更などが行えるので、『SRS-XB23』を使いこなすうえで重要なアプリです。

ただ、アプリの使用方法などは説明書にかいておらず、慣れていないとよくわからないという意見がありました。

ガジェット類の扱いに慣れていない方や、いまいち専門用語が分からない場合困ってしまいますね。当記事の後半ではアプリによる重要な機能の使い方も紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

『SRS-XB23』を使ってみた感想と検証 検証レビュー

SRS-XB23スマホ

実際に『SRS-XB23』を使ってみた感想をご紹介していきます。アプリの使い方や接続コーデックによる差なども徹底検証! 購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

まずは外観から見ていきます。

シンプルなデザインが魅力! 外観をチェック

SRS-XB23箱

パッケージ正面には水飛沫を受けた『SRS-XB23』が写っています。防水性の高さやアウトドアシーンでの強さをアピール。

SRS-XB23箱ウラ

裏には機能のアイコンや同梱品が記されています。Bluetoothのバージョンや対応コーデック、プロファイルも記載されているのは珍しいですね。こまかい情報を載せてくれるのは日本製ならではというイメージです。

SRS-XB23本体

スピーカー本体は円筒形のシンプルなデザイン。余計な出っ張りもなく、ボトルホルダーなどにもすっぽりと入りそうです。ドライバー部分にはフレームの上からメッシュ素材が貼られています。目はあまり細かくないので、通気性は高め。濡れてもすぐ乾きそうです。

横置きすると転がりそうなデザインですが、重心が裏側方向に偏っており、コネクター部分のキャップにある小さな出っ張りで止まってくれます。意外と安定性は良好です。

SRS-XB23ラジエター

両端にはパッシブラジエーターを搭載。また、上面側はプラスチック素材なのですが、下面側はゴムで覆われているのでグリップ感があります。縦置きした際テーブルの上でも滑りづらく、傷も付きにくい仕様です。

SRS-XB23ストラップ

縦置き、横置きのほかにストラップで吊るすことも可能です。留め具があるおかげでポール等にも引っ掛けやすく、出番は多そう。置き場所を気にせず使えるのはうれしいポイントですね。

SRS-XB23操作ボタン

操作ボタンは裏にあります。電源や音量調整など、基本的なものに加え、バッテリー残量確認、パーティーモード、ステレオペアモードのボタンも付いています。アプリなしでもスピーカー同士の接続ができるのは良いですね。

バッテリー残量確認ボタンを押すと「バッテリー 約○○%」と音声で教えてくれます。Bluetooth接続時なども音声で案内してくれるので、とても分かりやすいです。

SRS-XB23コネクタ

裏側のキャップを外すと、USB-TypeCのコネクターがあります。AUX用のジャックは無く、有線接続には対応していません

サイズ・重量を500mlペットボトルと比較

SRS-XB23サイズ比較

500mlペットボトルとサイズを比べてみると、おおよそ同じ長さと太さです。持ち運ぶときはボトルスリーブにいれても良いかもしれませんね。

SRS-XB23ペットボトル重さ
SRS-XB23重さ

重量も比較してみましたが、ほぼ差はありませんでした。カバンに入れても気にならない重さで、携帯性は上々です。

『SRS-XB23』のペアリング方法は?

ペアリング方法は下記のとおりです。動画も撮影してみたので、使用時の参考にしてみてください。

1)スピーカーの電源と、再生機のBluetoothをONにする
2)スピーカーのBluetoothボタンを押してペアリングモードにする
3)再生機側の設定画面で『SRS-XB23』を選択する

接続に成功すると「Bluetooth 接続しました」と音声で伝えてくれます

2回目以降の接続は、再生機のBluetoothをONにしていれば電源を入れるだけでOKです。上手く接続できないときは、ペアリング方法を1から試してみましょう。

『SRS-XB23』は再生機2台と同時に接続ができます。自分とご友人のスマホを一緒に接続もできるので、キャンプなどでお互いの曲を再生しあうこともできますよ。

音質は力強い低音が特徴的! イコライザでの調整をしておきたい

とにかく「低音重視」。EXTRA BASSの名は伊達ではなく、低音の強さはサイズに対して出すぎなほどです。丸みのある重低音が広がるイメージで、聴きやすく感じます。低音重視派はもちろん、低音寄りの機器を試してみたい方にもおすすめできるモデルです。

ただ、そのまま使うと音のバランスは悪く感じました。中・高音は埋もれ気味で、口コミにある「低音でボーカルが埋もれる」というのも納得できます。

個人的には、アプリと連携してイコライザ機能を使うことが重要だと思います。イコライザで調整を行なうことで、高音の音抜けやヴォーカルの主張が良くなり、違和感も少なくなりました。

注意点として、調整しても低音寄りであることは覆せないこと、極端に調整すると音割れのようなノイズが入る点は頭に入れておきましょう。また、「EXTRA BASSモード」を解除すると低音を抑えた「STAMINAモード」になるのですが、こちらはおすすめしません。音がスカスカになり、かなり安っぽい音になってしまいます。

専用アプリ「Music Center」を使ってみよう

SRS-XB23アプリTOP

イコライザ機能を使うには、専用アプリ「Music Center」との連携が必須となります。このアプリでは、スマホ内の楽曲データの確認やミュージックアプリの起動、そしてSONY製Bluetoothスピーカーの設定変更が可能です。

スピーカーに対しては下記のことができます。
・音質、モード変更
・ステレオ、モノラル変更
・電源設定(オートパワーオフ、STAMINAモードON・OFFなど)
・接続コーデック確認、変更
・スピーカーのソフトウェア更新

なかでも重要な音質調整機能と、コーデック確認・変更について詳しくご紹介していきます。

モード変更・イコライザ機能で音質を調整してみよう!

まずは音質設定画面を見てみましょう。各スピーカー画面から「設定」→「サウンド」とタップして進みます。

SRS-XB23アプリ設定
SRS-XB23アプリサウンド

サウンド画面にある4項目で音質を調整できます。

「ClearAudio+」は曲に合わせて自動で音質を調整してくれる機能。よくわからない場合はこちらにチェックを入れるだけでもOKですが、個人的に低音の主張が強くなりすぎるので好みではありません。また、イコライザ機能を使うと自動でOFFとなります。

「Sound Effect」ではEXTRA BASSモードのON・OFFが可能です。OFFにするとSTAMINAモードになるのですが、音質が低下します。電池消費を抑えたい時に使ってみましょう。

「BASS/MID/TRE」ではイコライザにより音質を手動で変更できます。

SRS-XB23アプリイコライザー

「BASS(低音)」「Middle(中音)」「Treble(高音)」をそれぞれ個別に調整が可能です。上げればその音域の出力が増し、下げれば減ります。極端に変えすぎると音割れのようなノイズが入るので注意。音楽再生しながら調整ができるので、自分好みの音にしてみましょう。個人的には画像のセッティングがベストです。

「Mono/Stereo」ではモノラルとステレオを切り替えられます。出荷時はモノラルになっているので、横置きメインで使う方はステレオに変えるのも良いでしょう。

接続コーデックの確認もできる

「設定」画面の「その他」をタップすることで、接続コーデックも確認できます。

SRS-XB23アプリコーデック

「AUTO」では再生機側が対応している、もっとも音質が良いコーデックで接続されます。優先度はLDAC→AAC→SBCの順です。基本的にはAUTOにしておけば問題ありません。

「SBC」を選択すると優先度を無視してSBCで接続してくれます。

コーデックとは何か、どんな差があるのかについては、次の項目で詳しくご紹介します。

コーデックによって何が変わるか?

「コーデック」とは、Bluetooth通信で使用させるデータの圧縮規格です。Bluetooth通信では有線と比べて一度に送れるデータ量が少ないため、音声データを圧縮する必要があります。コーデックが変わると音声データの圧縮効率が変わり、一度に送れるデータ量やデータの損失量が変わってきます。また、使用したいコーデックがある場合、スピーカーと再生機(スマホ等)の両方が対応していないといけません。

ややこしい話ですが、コーデックが変わると「音質」と「音の遅延」が変化する、と覚えておきましょう。

『SRS-XB23』では、「LDAC」「AAC」「SBC」の三種類のコーデックに対応しています。接続されるコーデックが変化するとどのような違いがあるのか、詳しく見てみましょう。

音の遅延に差がアリ! 遅延が少ないのはAAC

コーデックの差で気になるのが音の遅延です。動画の視聴に使う場合、音がズレると気になってしまいます。

3種類それぞれの音の遅延を音ズレ動画を撮影して比較してみました。注意点として、動画撮影時の音ズレ等もありえるため、結果は参考程度に留めておきましょう。

SRS-XB23遅延SBC

基本コーデックであるSBCは、全ての機器で接続可能です。遅延は約133.3msec=0.1333秒。一般的なBluetoothスピーカーと同じで、動きの激しい動画では遅延を感じるレベルです。

SRS-XB23遅延AAC

AACはiPhoneなどのApple製品で使用される高音質コーデック。SBCと比べて遅延も少なく、約66.7msec=0.0667秒のズレしかありません。動画の視聴もしやすく、音ゲー以外のゲームでも違和感が少ないでしょう。

SRS-XB23遅延LDAC

SONY独自の超高音質コーデックLDACは音が遅延気味という結果に。約166.7msec=0.1667と、SBCより音のズレが大きくなっています。送信するデータの圧縮率が低い分、通信に時間がかかるようです。

音の遅延に関しては、3種類のなかではAACがもっとも優秀でした。動画視聴などはiPhoneなどのAAC対応製品を使うのがよさそうですね。

LDACで音質は良くなるが差は少ない! スピーカースペックが問題か

音質のよさはLDAC > AAC > SBCとなります。ハイレゾ音源などの高音質データを再生するときは、LDACに対応したSONY製品を使用するのがおすすめです。

試しにXperia XZ3でハイレゾ音源をLDACとSBCで聞き比べてみました。確かに差があり、LDACの方が音の厚みが増し、こまかな音が感じやすくなります。ただ、思ったより差がありません。初見で聴き比べをすると、差が分からない可能性もあります。

『SRS-XB23』は「ハイレゾ対応マーク」が付いていません。機器のスペック上ハイレゾ音源には対応しきれないため、差が小さく感じられたと思われます。とはいえ、音が良くなる可能性が高いのは事実です。LDACコーデック対応のSONY機器をお持ちの方はぜひ試してみてください。

なお、AACは同じ機器での接続ができないため明確な比較ができませんでした。規格的にはLDACとSBCの中間の音質となります。

接続能力も変化! LDACは安定性が低め

「音飛びは無いか」「どの程度の距離離れても接続が切れないか」も各コーデックで確認してみました。

結果は、SBCとAACは同等、LDACだけ接続安定性が低めであることが分かりました。

SBCとAACは、障害物ありで15m以上再生機から離れても問題なく曲を再生できます。しかしLDACは10mほどで音が途切れ始めてしまいます。また、通常使用時もLDACのみ稀に音飛びが発生しています。

使用環境によって変わってくるので、LDAC接続で安定性が気になるときはSBC接続に切り替えるのも手です。アプリでカンタンに変えられるので試してみましょう。

SONY(ソニー)『ワイヤレスポータブルスピーカー(SRS-XB23)』

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出典:Amazon

サイズ 直径約76×高さ218mm
重量 約580g
出力 7W+7W(合計14W)
通信方式 Bluetooth 5.0
連続再生可能時間 約12時間(STAMINAモード)/約10時間(EXTRABASSモード)

『SRS-XB23』は低音重視派におすすめ! レビュー総括

SRS-XB23チャート

SONY SRS-XB23を試した感想をチャートにしてみました。
※執筆者の主観を数値化したものです。

『SRS-XB23』は、力強い低音が特徴的なスピーカーでした。ポータブルBluetoothスピーカーを探している低音重視派の方は、一考の価値ありです。

防水・防塵性能に加えサビにも強いため、海辺で使えるのも大きな強み。携帯性もよく、アウトドアでの使用を考えている方にもおすすめしたいモデルです。

アプリによる音質調整や幅広い対応コーデックの広さなど、自分好みに合わせられる余地があるのも大きなポイント。ほかのスピーカーと比較する際には重要な強みとなるので、ぜひ検討してみてください。

そのほかのスピーカーの記事はこちら 【関連記事】

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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。

※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。

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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

マイナビおすすめナビ編集部

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