おすすめ商品の比較一覧表
ペグボードとは
ペグボードは等間隔で穴が開いているボードのことで、パンチングボードや有孔ボードともよばれています。穴にフックやペグを指していろいろなものを飾ったりつるしたりできるので、見せる収納にぴったりのアイテムです。
デスク周りのほか、キッチンなどのツールもペグボードを使えばすっきりと収納でき、使いたいときにすぐに取り出せて便利です。
ペグボードの選び方
それでは、ペグボードの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】素材の特徴
【2】用途に合わせて使いやすいか
【3】設置する場所に合った色、デザイン
【4】フレーム付きかどうか
【5】セットかどうかチェック
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材の特徴をチェック
ペグボードには木製、金属製、樹脂製がありそれぞれに特徴が異なります。設置する場所や使い勝手に合った素材のものを選びましょう。
▼落ち着いた雰囲気の木製
木製のペグボードは、あたたかみのある風合いのためいろいろな場所に設置できます。デスク周りのほか、リビングや寝室など、リラックスしたい空間にも木製のペグボードは向いています。
のこぎりでかんたんに切断できるので、好きな大きさにカットして使いたいときにも便利です。木の種類によって風合いが異なるので、好みのものを選んでみましょう。
▼耐久性の高さなら金属製
パンチングメタルともよばれる金属製のペグボードは強度と耐久性が高いのが魅力です。重みのある工具などもしっかり固定できるので、ガレージで使うペグボードを探しているときにも向いています。
金属の種類によっては、マグネットが使えるものもあります。工夫次第でいろいろな使い方ができます。金属製のペグボードは重さがあるので、しっかり固定して設置するようにしましょう。
▼水回りにも使える樹脂製
アクリル樹脂などで作られた樹脂製のペグボードは、水をはじくのが特徴です。キッチンや洗面台など水回りで使えるペグボードを探しているときに向いています。
透け感のあるデザインのものもあるので、水回りのインテリアに合わせたものも選べます。樹脂製のペグボードは軽くて扱いやすいので、女性でも設置しやすいのも魅力です。
【2】用途に合わせて使いやすいかチェック
ペグボードは商品によって大きさやかけられるフックの種類が異なります。収納したいものや、設置方法によって選びましょう。
▼そのままかアレンジするかで大きさを選ぶ
ペグボードは商品によってサイズが異なります。小さいサイズはそのまま立てかけるか、壁に固定して使用したいときに向いています。大きいサイズは好きな大きさにカットして使えるので、DIYしたいときにも便利です。
サイズのほか、ボードの厚さも異なります。ボードが厚くなるほど重量が増すので、取り扱いや固定のしやすさで厚さも確認して選びましょう。
▼使うフックに合う穴径とピッチを確認
ペグボードは、穴に金具やフックを刺して使います。穴の大きさや間隔(ピッチ)はペグボードによって異なるので、使いたい金具やフックが合う穴の大きさやピッチのものを選びましょう。
大きさやピッチで迷った場合、ディスプレイ用として出荷数の多い5Φ-25mmのものか6Φ-30mmのものを選ぶと、対応できる金具やフックが多いです。
【3】設置する場所に合った色、デザインをチェック
ペグボードは、さまざまな色やデザインのものが販売されています。シンプルな白や黒のものから木目を生かしたデザインなどいろいろあるので、お部屋のテイストや好みに合ったものを選ぶといいですね。
お好みの色やデザインがない場合は、シンプルなペグボードを購入し、ペイントしたりカットしたりしてオリジナルデザインにDIYするのもおすすめです。
【4】フレーム付きかどうかチェック
ペグボードには、切断面が切りっぱなしではなくフレームがついているタイプの商品もあります。ペグボードから小物を取るときにも、切りっぱなしの面で手をケガせずに済みます。子どもがペグボードに飾ってあるものに触れる可能性がある場合、フレーム付きのものを選びましょう。
なお、使用しているとペグボードの金具やフックが折れたり曲がったりすることがあるので、合わせて触れてケガをしないように確認しておきましょう。
【5】セットかどうかチェック
ペグボード(有孔ボード)は一定の大きさ、間隔で穴が開いています。その穴に物をひっかけるための金具を差し込んで使用します。
しかし穴の大きさ、間隔がメーカーによって違います。したがって金具が差し込める穴の大きさ、間隔のボードを購入しなければなりません。
金具とボードがあらかじめセットになったものを購入すればよりスムーズです。
ペグボードおすすめ9選
上記で紹介したペグボードの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。




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まとめ
ペグボード用金具が別売りの場合はペグボードの穴のピッチや大きさを確認し、用途にあった金具を購入してくださいね。壁に穴を開けて良い場所でしたら選択肢が広がりますが、賃貸などで壁に穴を開けられない場合もあると思います。その場合はつっばり棒などで天井と床を突っ張るタイプなどもあるので検討してみてください。
また大きなサイズのペグボードは壁にかかる負担も大きくなるので、設置する場合は下地のしっかりとした場所に取り付けるようにしてください。
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DIYアドバイザーで3児の母。 埼玉県川口市にある『インテリア&カフェToiToiToi』店主。 DIYワークショップ講師、店舗や住宅のDIYプロデュース、内装リフォームなど。著書に『シェルフを作ろうはじめてのDIY』㈱パッチワーク通信社がある。