スパイス系アロマオイルの魅力

Photo by Chelsea shapouri on Unsplash

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ほかの香りとブレンドして楽しむこともできるスパイス系アロマオイル。気分をリフレッシュしたいときにぴったりです。
クローブ、シナモン、ブラックペッパーなど、ふだんハーブや料理としても使用する香辛料から作られたオイルです。
スパイスの名のごとくピリッとした雰囲気づくりに一役買ってくれます。単品で使用してもよいですし、好みの香りとブレンドして自分だけの香りをつくり出すのも楽しいですよ。
スパイス系アロマオイルの選び方 英国ITEC認定アロマセラピストに聞いた
スパイス系アロマオイルの選び方として、「好みの香り」「内容量」「メーカー」から選ぶといった方法があります。アロマオイルに慣れていない方でも安心して手に取れるよう、選び方について説明していきます。ポイントは下記。
【1】好みの香りで選ぶ
【2】内容量で選ぶ
【3】AEAJ表示基準適合認定されているメーカー・ブランドから選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】好みの香りで選ぶ
アロマオイルを選ぶうえで大事なのは「好みの香り」であることでしょう。心地よいと感じる香りや、癒される香りは人それぞれ。
また、そのときどきの気分によって心地よいと感じる香りは変わってくることもあります。いくつか好みの香りを用意しておいて、その日の気分に合わせて選ぶのもよいでしょう。
鋭い香り「ブラックペッパー」
「ブラックペッパー」は温かみのあるスパイシーな鋭い香りが特徴で、スパイス系アロマオイルに慣れていない初心者さんにもぴったりです。似た香りとして、「ジンジャー」「クミン」も愛されています。
ペッパーの未成熟な実を乾燥させたブラックペッパーは、グレープフルーツやレモン、ベルガモットの精油と合わせて楽しむ方も多いようです。
ほんのり甘さを感じる香り「オールスパイス」
シナモン、クローブ、ナツメグの3種の香りをあわせ持つことから名付けられた「オールスパイス」。ほんのり甘さを感じる香りで、料理やお菓子の香り付けにも使用されているスパイスです。
似た香りのオイルとして、「コリアンダー」があります。オレンジ、レモングラス、ラベンダーと好相性。
甘さを感じる香り「シナモン」
「キャラウェイ」「クローブ」も甘い印象のスパイスですが、「シナモン」もまた甘さを感じる香りです。シナモンは樹皮やつぼみからも精油を作ることができますが、より刺激の弱い葉から抽出した精油が好まれます。
スパイス系アロマオイルとしては定番の一品です。オレンジとあわせて使うことで、お菓子のような香りを楽しめます。
【2】内容量で選ぶ
アロマディフューザーや芳香浴など使用方法によって、使う精油の量は異なります。まず少し試してみたい方は5ml程度の小さめの製品を、お気に入りの香りは10mlなど大きめのサイズを選ぶとよいでしょう。
ひとつの香りを毎日使いたいという方向けに、メーカーやオイルによっては100mlのボトルを用意しているものもあります。
【3】AEAJ表示基準適合認定されているメーカー・ブランドから選ぶ
毎日使いたいアロマオイルだからこそ、信頼のメーカー・ブランドから選ぶこともポイントです。
信頼の指標のひとつとして挙げられるのが、日本アロマ環境協会「AEAJ」による表示基準適合認定をされているメーカーの製品。ここでは認定されているメーカーを2社ご紹介します。
生活の木
生活の木は四半世紀もの年月をかけ、さまざまなハーブを日本に紹介し続けているメーカーです。ハーブとはなにか? という調査をするため海外へ出向き、歴史・文化・生活のなかでハーブがどのように使用されてきたかをもとに製品を世に送りだしています。
ハーバルライフを世に広めるために新しい素材を見つけ、文化の開発・発信をおこなっているメーカーです。
ニールズヤード レメディーズ
「すべては自然の力で」を合言葉に、生命力あふれる植物の力を取り入れ、質の高いライフスタイルを提案するブランドです。
ニールズヤード レメディーズはアロマオイルを使用した全身のケアアイテムから、からだのためを思った食品やルームフレグランスなど、多岐にわたって商品を展開する総合ビューティメーカーです。
ほかの香りとブレンドするのがおすすめ! 英国ITEC認定アロマセラピストによるアドバイス
料理をいろどるスパイスは香辛料とも呼ばれ、今やたくさんの種類が身近になりました。アロマではメインというより名わき役になる香りがスパイス系。単体よりほかの香りとブレンドするのがおすすめです。
そのためスパイス系アロマを選ぶときは、柑橘系やフローラル系との相性を考えながら決めるといいでしょう!
スパイス系アロマオイルのおすすめ9選
ここからはスタンダードなものから特徴的なものまで、スパイス系アロマオイルのおすすめをご紹介します。
生活になごみを取りいれたい・気分を変えてシャキッとしたいなど、目的に合わせたアロマの力を身近に感じてみてくださいね。

『ブラックペッパー』は日本人になじみ深いコショウの香り。ぴりりと辛く、パワフルな印象なので、まずは少量から香らせましょう。やる気を出したいときなどレモンやレモングラスとブレンドするとリフレッシュ気分を味わえます。
ブラックペッパー使用! リフレッシュしたいときに
するどい香りが特徴的なブラックペッパーを使用した天然100%のエッセンシャルオイルです。気持ちをリフレッシュしたいときにぴったり。また、AEAJ表示基準適合認定であるため、安心して使用することができます。
アロマ専用器具で部屋全体に香りを広げたり、ハンカチに数滴しみこませ持ち歩いたりと工夫次第で用途の広がる製品です。
おうちでリラックスしたいときにぴったり
採油率が低い植物に使われる採油方法のひとつ、「アブソリュート」と呼ばれる溶剤抽出法で生産されたオイルで、とても貴重な精油です。
バニラアイスクリームを連想させるような甘い香りで、リラックスしたいときにぴったり! スパイス系・フローラル系・柑橘系のオイルとの相性がよく、さまざまなブレンドが楽しめる製品です。
生姜から抽出した温かみのある香り
英国ソイルアソシエーション認定の商品です。植物本来が持つ深い香りを惜しみなく精油に移し採るため、手間ひまをかけて抽出しているのがニールズヤードのエッセンシャルオイルの特徴。ジンジャーの根からていねいに抽出した、温かく甘いスパイシーな香りです。
かぐだけで体がポカポカしてくるような香りです。からだに活力を湧かせたいと感じるときなどにもおすすめです。

『シナモン(葉)』をほかの精油に混ぜると、香りの余韻が長めになります。おすすめはスイートオレンジなど柑橘系とのブレンド。やわらかさとフレッシュさがプラスされ、心地いい空間の演出になります。
100%自然の香りを堪能
野生に近い環境で無農薬自然栽培された植物から採油したエッセンシャルオイルです。自然派の方にぴったり。
クローブに似たやさしい香りで、カビや雑菌が増えやすい季節、湿気が気になる季節にぴったりのアロマオイルです。ペパーミントやスターアニスなどの香りと相性がよく、気分を盛り上げたいときなどにもおすすめ。
ルームフレグランスにうれしい大容量
温かみのあるすっきりとスパイシーな香りで、落ち着きたいときや癒やしの時間などに適したオイルです。アロマディフューザーやルームフレグランスとしての使用が向いています。
100mlと容量が多めなので、香りを気に入った方にはうれしいサイズ。また、AEAJ表示基準適合認定精油なので、安心の品質です。
やさしくいたわるような甘い香り
多忙な日々を送っている人をいたわってくれるような、甘い香りが特徴のオイルです。内容量も10mlと、最後まで飽きずに使えるほどよいサイズ感がうれしいですね。
キャラウェイオイルは少し強めの香り。オレンジなどの柑橘系やジャスミン、ラベンダーなどと相性がよいといわれているため、ブレンドして使ってもよいでしょう。
お手ごろ価格ではじめての方も買いやすい
土を感じさせるようなぴりっとしたスパイシーで刺激的な香りのため、気持ちを切り替えたいシーンにぴったり。一般的な生姜のイメージとは異なる強い香りが特徴です。シナモンリーフやスペアミント、ライムなどど合わせる方が多いよう。
手軽にティッシュに垂らして楽しんだり、お湯を張ったマグカップにオイルを入れたりしても! 手に取りやすい価格なのもうれしいですね。
甘くて刺激的な香り!
バニラに似た甘さと刺激のある香り。芳香浴やマッサージタイムなどにも向いています。
内容量3mlサイズからあるので、はじめてアロマオイルを買う方やどんな香りか試してみたい方にもおすすめです。お気に入りの方向けには10ml・100ml・1000mlのボトルもありますよ。

パクチー好きにはたまらない透明感ある香り
パクチーといってもそこまで強い香りではなく透明感のある優しい香りです。リラックスしたいときなどは、柑橘系などのアロマとブレンドして香りを楽しむのもよいでしょう。
「スパイス系アロマオイル」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スパイス系アロマオイルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのスパイス系アロマオイルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スパイス系アロマオイルおすすめランキングTOP4
英国ITEC認定アロマセラピストの中野智美さんが選ぶ、スパイス系アロマオイルのおすすめランキングを発表します。ぜひ商品選びの参考にしてみてください。
4位 生活の木『Herbal Life バニラ Abs.10%精油』
生活の木 Herbal Life バニラ・アブソリュート 10ml
3位 PRONAROM (プラナロム)『シナモン(葉)』
PRONAROM (プラナロム)『シナモン(葉)』
2位 ease-aroma(イーズアロマ)『ブラックペッパー』
ease-aroma(イーズアロマ)『ブラックペッパー』
1位 生活の木『Herbal Life コリアンダー精油』
生活の木『Herbal Life コリアンダー精油』
スパイス系アロマオイルを使うときの注意点
精油は植物から抽出された成分が含まれた100%天然の物質ですが、イコール100%安全というわけではありません。使い方や体質によっては、皮膚炎やかゆみなどの原因となる可能性もあります。
保管方法の確認、肌に直接塗ってもよいタイプなのか、赤ちゃんや妊婦さんなど刺激に弱い肌の方はどう扱えばいいのかなどをしっかり確認し、記載された用法を守って正しく使いましょう。
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いくつかお気に入りを用意するのがおすすめ
スパイス系アロマオイルをご紹介しました。
アロマオイルを選ぶときは、好みの香りを選ぶことが大切。気分や体調によって心地よく感じる香りも変わるので、いくつかお気に入りの香りを用意しておくといいでしょう。
ふだんなにげなく過ごしている空間にアロマを取り入れて、ぜいたくな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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