ミリタリーウォッチとはどういうもの? もともと軍隊用
ミリタリーウォッチは腕時計の元祖的な存在。ミリタリーという言葉からもわかるように、もともと軍隊用に開発された時計です。1900年代初頭、馬での移動の際に両手を空けるために懐中時計を腕につけたのがはじまりといわれており、戦場などで必須となる防水や耐久性という要素が特化して開発が進められました。
防水機能を重視したもの、気圧計や高度計を搭載したものなど、陸・海・空軍のそれぞれが必要とする性能を備えています。ジャングルなどでも壊れない丈夫な風防も特徴のひとつ。高機能であることがデザインの洗練にもつながり、やがて一般人にも愛用されるようになったのです。
ミリタリーウォッチの人気ブランド
腕時計選びの王道はブランドに注目すること。それぞれのメーカーには独自の理念や技術があります。ブランドによってデザインもいろいろ。このブランドが好きという固定ファンもいるでしょう。
その中でも注目すべきポイントのひとつが技術力。ミリタリーウォッチは装飾品であると同時に精密機械でもあります。専門の工房を持っているメーカー、技術力が高いメーカーを選ぶと長く愛用することができるでしょう。
セイコー(SEIKO)
1881年創業の日本を代表する時計メーカー「セイコー」。世界が認める技術を持ち、高機能の腕時計を作り続け、国内にとどまらず海外でも存在感を高めています。人気の理由には、優れた技術力とデザイン性の高さが挙げられ、1931年には日本で初めて製造・販売された「ローレル」を作ったことでも有名です。
ハミルトン(HAMILTON)
ハミルトンは100年以上もの歴史があるアメリカ発祥のブランド。現在はスイスのスウォッチ・グループ傘下で、アメリカンスピリットとスイスのテクノロジーを融合させた、魅力のある製品を生み出しています。大きな魅力は多数のシリーズ展開と、機械式時計としての品質の高さ。
ハミルトンの腕時計は、ビジネスでも使用できる高級感のあるものから、私服でも相性がいいカジュアルなタイプまで、好みのスタイルに合わせて自由に選べるデザイン性の高さがあります。
ルミノックス(LUMINOX)
ルミノックスは1989年にアメリカでバリー・コーエン氏が立ち上げたメーカーで、防水性や耐久性にもすぐれていることから、米軍海外特殊部隊をはじめ、SWATや軍隊などで採用。シリーズごとに機能や特徴が異なるモデルが展開しています。ふだん使いからビジネスシーン、アウトドアシーンまで幅広いシーンで楽しめる仕様になっています。
ミリタリーウォッチおすすめ15選 耐水性能・ムーブメントもチェック!
腕時計は高い技術力と設計力、デザイン力が求められる商品。世界各国のメーカーがしのぎを削って、腕時計を生産しています。その中でもミリタリーウォッチは個性的なラインナップが特徴。
素材やデザイン、色使い、メカニック部分、機能など、多彩なバリエーションがあるので選ぶ楽しさも味わえるでしょう
LUMINOX(ルミノックス)『NAVY SEAL COLORMARK 3050 SERIES(Ref.3057 WO)』
TIMEX(タイメックス)『SS キャンパー プラ(TW2R58300)』
「ミリタリーウォッチ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ミリタリーウォッチの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのミリタリーウォッチの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ミリタリーウォッチの選び方 ブランド・デザイン・耐久・デザイン
ミリタリーウォッチは、多くのブランドから発売されています。また、採用されているムーブメントの種類もさまざま。機能や耐久性も商品ごとに違うので、チェックしてください。注目したいポイントは下記4つです。
(1)機能で選ぶ
(2)耐久性で選ぶ
(3)ムーブメントの種類で選ぶ
(4)使うシーンに合ったデザインで選ぶ
それぞれの特徴を解説しますので、商品選びの参考にして自分にぴったりのミリタリーウォッチを見つけましょう。
(1)機能で選ぶ
ミリタリーウォッチも多機能なものがたくさん登場しています。技術の発達によって進化しつづけているのは電波ソーラー時計。自動的に時刻を合わせてくれることはもちろん、時差が異なる地域に移動しても、その地域の時間に時刻を合わせてくれる機種もあります。(※1)
その精度はまさに驚異的。未対応の地域はあるものの、海外出張の多いビジネスマンにとって、どこに行っても自動的に時刻を合わせてくれる機能は便利ですよね。高度計つきや、精密なGPS機能つきなども登場。選択肢は多いので、自分に必要な機能がついている商品を選ぶといいでしょう。
※1:国内でしか使用できないモデルが多数。海外で使用できる、時刻の自動調整が可能なものはグローバル電波時計と呼ばれています。
(2)耐久性で選ぶ
ミリタリーウォッチといえば、まず求められるのは頑丈であることでしょう。どこかにぶつかっても簡単には割れない風防や切れにくいベルト、壊れにくいメカニックなど。
マリンスポーツをするときに装着するならば、防水機能が高いものを選びましょう。土埃などが舞うところで使う機会が多いならば、防塵機能が優れているかをチェックしてください。長く使いたいものだからこそ、耐久性をしっかりチェックすることが必要です。
(3)ムーブメントの種類で選ぶ
ミリタリーウォッチのムーヴメントの種類は、【機械タイプ】、【クオーツタイプ】の2タイプになります。
使い勝手が変わってくるので自分が使いやすいタイプを選んでくださいね。
電池切れの心配がいらない機械式
機械式とはゼンマイ式のことで、手巻きと自動巻きがあります。機械仕掛けの中枢を担っているムーブメントは、メーカーや製作時期によって細かく型番が異なるのが特徴。
工芸品のような緻密さに魅かれて機械式時計のファンになった人も多いです。また、電池切れの心配もないので、毎日時計を装着する人や電池交換が面倒な人におすすめ。
すぐに使えるクオーツタイプ
クオーツタイプは、時計の内部で針を動かしているので、より正確な時間を確認することができます。また、手巻きゼンマイのように巻き上げる作業がないのですぐに使えることも便利なポイントです。
クォーツ式にもさまざまなタイプがあり、秒針が滑らかに動くタイプも。
(4)使うシーンに合ったデザインで選ぶ
デザインの種類が多いミリタリーウォッチ。特に近年はデザイン、素材、色など、実にバリエーションが豊富です。選ぶ上で大きなポイントとなるのは、どんなシーンにつけるミリタリーウォッチなのかということ。
ビジネスシーンでつけても違和感のないもの、フォーマルからカジュアルまで万能なもの、アウトドアに適したものなどさまざまなデザインがあります。具体的な場面をイメージすると、絞りやすくなるでしょう。
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ミリタリーの伝統に則ったものから新しい技術が凝縮された多機能モデルまで、世界各国の個性豊かで優れた商品がそろいました。
あなたが欲しいミリタリーウォッチを選んでみてくださいね。
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「ファッション」カテゴリーを担当。仕事と育児の両立に奮闘中の20代ママ編集部員。プチプラアイテムを活かしたきれいめコーデが得意で、オンオフ着まわせる洋服に飛びつきがち。最近のマイブームは、子供とリンクコーデをしてでかけること。