子供用ラップタオルの選び方
まずは、ラップタオルの選び方を解説します。保育園や幼稚園、小学校で使うものから、スイミングスクール、川遊びなどのレジャーで使うものまで、それぞれに合った商品を選んでいきましょう。
子供の身長に合った着丈を選ぶ

Photo by Amy Humphries on Unsplash

Photo by Amy Humphries on Unsplash
子供用のラップタオルの着丈は、おもに60、80、100cmのものがあります。身長120cmくらいまでなら60cm、130~140cmくらいまでなら80cm、140cm以上なら100cmを選びましょう。
注意したいのが、長く使えるようにと大きすぎるラップタオルを選んでしまうこと。床についてしまい水分を吸ったり、子供が踏んでころんでしまったりする可能性もあるため、できるだけそのときの子供の身長に合ったものを選びましょう。
吸水力や速乾性にすぐれた素材で選ぶ
タオルの素材もチェックしましょう。小さな子供が使うなら肌触りや吸水力を重視し、毎日の授業や習い事などひんぱんにラップタオルを使う場合は、いかに早く乾くかを重視したいところ。
吸水性の高さで選ぶなら「パイル地」がおすすめ

Photo by Lindsay Lyon on Unsplash

Photo by Lindsay Lyon on Unsplash
ラップタオルの素材として一般的によく使われているパイル地は、繊維をループ状に織り上げているため吸水性が高いのが特徴です。
「片面ガーゼ地」なら速乾性も通気性もよい

Photo by Sincerely Media on Unsplash

Photo by Sincerely Media on Unsplash
タオルの表面にループ状のパイルを作らず、そのまま織ったものがガーゼ地です。素材が薄いため、軽くて通気性が高く、乾きやすいのが特徴です。
ガーゼはパイル地よりも吸水性は劣りますが、表がガーゼ、裏がパイル地になっているものを選べば吸水性もたもたれます。綿素材で乾きのよいものを探しているときには、ガーゼにも注目してみましょう。
「マイクロファイバー」は吸湿、速乾ともに優秀

Photo by engin akyurt on Unsplash

Photo by engin akyurt on Unsplash
マイクロファイバーとは、ナイロンとポリエステルでできた合成繊維で、太さは8マイクロメートル以下と超極細になっています。一般的な繊維と異なり、表面がギザギザの形状になっているため、吸水性が高くなっているのが特徴。
また、速乾性も高いため、マイクロファイバーが採用されたタオルやラップタオルも多く発売されています。軽くしぼって干しておけば、数時間で乾くでしょう。
「綿素材」ならふんわり肌当たりもよい
吸水性や速乾性などよりも、肌当たりを重視したいなら化学繊維ではなく綿素材のラップタオルを選びましょう。綿はタオルに多く使用される素材で、ふんわりとやわらかく、吸水性も高くなっています。
また、タオルの素材によっては使い込んでもふんわり感がキープされるものも多いです。今治タオルなどのブランド認定が下りているものもチェックしてみましょう。
「オーガニックコットン」はデリケートな赤ちゃんにもおすすめ
オーガニックコットンとは体や環境への負荷を減らすために、化学薬品の使用を最小限におさえて作られた綿花を指します。オーガニック農産物などの生産方法についての基準にしたがった認証機関に認められた農地で、農薬などの使用の厳格な基準をまもって栽培されます。
子供の肌に触れるものだからこそ、よいものを選びたいときには、オーガニックコットンのラップタオルを選ぶとよいでしょう。
ラップタオルおすすめ11選 男の子も女の子も!
ここからは、ラップタオルのおすすめ商品を紹介!

綿100%でやさしい肌触り
デザインの種類が豊富なキッズ用ラップタオルです。着替えのときだけでなく子供に羽織らせると目立つため、海水浴やプールなどに出かけるときに目印にもなります。
素材は綿を100%使用しており、速乾性が高いのが特徴。使ったあと干しておけば数時間で乾くため、速乾性で選びたい人にも向いています。
調節しやすいスナップボタンつき
いちごやドット、ハートや小花などかわいらしいモチーフのデザインがそろったラップタオルです。
身幅に合わせて調節できる横のスナップボタンもついているのが特徴。名前のタグがラップタオルの内側になるため、外から名前を見られず記名もできます。

デザイン性と使い勝手を兼ねたラップタオル
園グッズや学用品を幅広く展開している、カラフルキャンディスタイルのラップタオルです。今治タオル認定を受けた表はシャーリング、裏はパイル地を使用した吸水性と肌触りのよい素材を使用しています。表はシャーリング加工のためデザインがはっきりと楽しめます。
電車や恐竜、はたらく車など男の子向けから、リボンやお花、ドットなど女の子向けまでデザインが豊富にそろっているため、子供の好きなデザインが見つけやすいです。
お兄さん、お姉さんの絵柄をそろえるなら
Teddy Shopの80cmサイズラップタオルです。スターやドット、迷彩などのやや大人っぽいデザインが男の子向け、女の子向けともにそろっているのが特徴。キャラクターものや子供っぽいデザインはそろそろ卒業、という年齢の子供にも使いやすいデザインが豊富にあります。
綿素材を使用しているため、吸水性も高く肌触りもよいです。
ディズニーをはじめとした作品が勢ぞろい
子供向けの水着やプールグッズを展開するTEDDY SHOPのラップタオルは、サイズやデザインが幅広く用意されているのが特徴です。
こちらは、はじめてのラップタオルにも向いている60cmサイズ。ディズニーやピクサー、ジブリ、サンリオなどいろいろなキャラクターデザインがそろっているため、子供の好みのデザインが見つかりやすいでしょう。
大きめサイズでキャラクターものを探すなら
丸眞から発売されている着丈100cmのラップタオルは、キャラクターのデザインのものも豊富に展開されています。こちらは、人気キャラクターのリラックマがプリントされた100cmラップタオル。リラックマの柄違いで60cm、80cmも同メーカーから発売されているため、きょうだいでキャラクターをそろえて購入したいときにも向いています。
同じサイズでハローキティやマイメロディ、すみっコぐらしなどのサンリオキャラクターがそろっています。
片面ガーゼで乾きやすい
綿素材を使用したラップタオルで、表面はガーゼ、裏面はパイル地になっているのが特徴。軽くて通気性がよく、乾きやすいガーゼと、パイル地のふんわりとした肌当たりと吸水性の高さの両方を兼ね備えています。
マリン柄で夏らしい雰囲気のデザインが施されています。カラー展開はサックスとピンクの2種類です。
大人とおそろいにもできるラップタオル
表はガーゼ、裏はパイルを使用した通気性と吸水性を兼ね備えたラップタオルです。使い勝手のよさに加えてカラーバリエーションが豊富なのも特徴。無地のため、シンプルデザインのラップタオルを探しているときに選択肢になります。
元々大人サイズの同商品が発売されているため、親子でおそろいのものを持ちたいときにもおすすめです。
今治タオルとコラボしたラップタオル
厳しい認定基準をクリアし、今治タオル認定を受けたHOPPEのラップタオルです。かわいくておしゃれなオリジナルデザインが施されています。同じデザインのレッスンバッグや、シューズバッグなどのグッズと一緒にそろえるのもよいでしょう。
吸水性の高さにやわらかい肌触りと、ラップタオルとして重視したいポイントを兼ね備えているのが魅力です。記名ができるお名前シールもついています。

夏のお出かけにぴったり! 総柄ラップタオル
長めの丈で身体をすっぽりと覆えるラップタオルは、夏場のプールや海水浴での冷えや日よけにも役立ちます。シンプルな総柄デザインなので、学校やスイミングスクールにもピッタリなのが特徴。
毛先がカットされたカットパイルで、プリントの美しさと肌ざわりの良さを兼ね備えた、便利なラップタオルです。
吸水性抜群! 大人用としても使えるラップタオル
着丈が100cm~120cmのラップタオルで、身長140cm以降の子供や大人が使うのにぴったりのサイズです。シンプルなデザインなので、男の子、女の子問わずに使えます。
スナップボタンを開けて、バスタオルのようにも使用できます。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ラップタオルの売れ筋をチェック
楽天市場でのラップタオルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
保育士からの購入アドバイス
身長に合わせて丈が長すぎないものを選びましょう
ラップタオルは、肌にやさしく吸水性がよいものがおすすめです。ガーゼやマイクロファイバーを使用しているタオルは、使用後も早く乾いて旅行や海に行くときにも便利です。好みの色やデザインのものだと気分が上がり、使うのが楽しくなります。女の子の場合は、最低でも胸元から膝までの丈がほしいです。足元まである長い丈のタオルは踏んで転倒のおそれがあるため、身長に合わせて長すぎないものを選びましょう。
プール関連グッズの記事はこちらから 【関連記事】
ラップタオルは子どもの使いやすさで選ぼう
保育士の河井恵美さんへの取材のもと、ラップタオルの選び方とおすすめ12商品をご紹介しました。ラップタオルを使用する子どもの身長に合ったものを選ぶことで、床につくことなくスムーズに着替えられます。小さな子どもでも使いやすいラップタオルを選べば、スムーズに着替えられるでしょう。
着替えだけでなくタオルとしても使うからこそ、速乾性や吸水性、肌触りなど重視したいポイントに合わせたアイテム選びが重要です。プールの授業やスクールで使いやすいラップタオルを選びましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。