キッズ用マリンシューズの選び方 海やプール、キャンプでの水遊びに!

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海などの水辺で楽しく遊ぶために、マリンシューズを用意しましょう。
マリンシューズは、100均やイオン、カインズ、西松屋などの量販店から、モンベル、ワークマンなどアウトドアブランド、ABCマートなどの靴専門の販売店まで、様々な場所で販売されています。何を基準に選べばよいのでしょうか?
ここでは保育士でママライターの武田優希さんに、キッズ用マリンシューズの選び方を教えてもらいました。
サイズは「ぴったり」で「滑りにくい」ものを選ぶ
とくに海での磯遊びは、ゴツゴツとした岩が多く滑りやすいです。また、潮の満ち引きによっては足元がコケだらけ、なんてこともありえます。サイズがちょうどいいものを選ぶことは、足に力を入れやすくするために重要なポイントです。
また、マリンシューズは水の中でも安全に歩けるよう作られたもの。「滑りにくい」ものであることは大前提の条件といえるでしょう。足底の裏のグリップ力が高いものを選ぶと、より滑りにくく安全性も増します。
せっかくの楽しい水遊び。安全性の高いものを使用して楽しい思い出にしたいですね。
持ち運びしやすい軽量タイプがベター
荷物が多くなる水遊びでは、極力負担を減らしたいもの。軽量のマリンシューズは持ち運びを容易にしてくれます。
また、水はけがよく速乾性にすぐれているかのチェックも忘れずに。速乾性が低いマリンシューズの場合、水を含んだままのマリンシューズは重く、水中ではさらに歩きにくくなります。そうなれば、足元にばかり気が散って、子どもが遊びに集中できなくなってしまいます。
水遊びが楽しい時間になるよう、重さや材質を重視したマリンシューズを選ぶのもいいでしょう。
洗いやすいかもチェックして
洗いやすいかどうかも、マリンシューズを購入するときに重視したいポイントです。
使用後は砂浜の細かい砂や小石を洗い流す必要がありますが、マリンシューズによっては洗っても洗っても砂が流れ出てくるということも。足底の裏面が細かいと小石を挟みやすくなります。さらに、気密性が低い素材だと生地の縫い目からも砂が入ってきます。
一方で「砂が入りにくいマリンシューズを選んだら、通気性が悪くムレてしまう」ということもありえるので、どちらがいいかは個々で吟味していく必要があります。
「水陸両用」なら普段使いもできる
家から履いてそのまま海へ、帰りはそのまま自宅へ……水陸両用のマリンシューズは、通水性・速乾性がありシューズに小石や砂がつきにくいのが特長です。荷物の負担も減りますね。
また、水遊びをする機会が限定されているという場合、子どもの成長によって数回しか履けなかったということもありますが、サンダル代わりとして雨の日に使用することもできるのでコスパが高いです。
購入するときは、素足で履いていても「通気性が良いか、不快でないか」もあわせて確認するといいでしょう。
キッズ用マリンシューズのおすすめ10選 ナイキ、アディダスなど人気ブランド厳選!
ここからは、キッズ用マリンシューズのおすすめ商品を紹介! 定番のナイキやアディダス、ニューバランスのほか、人気の海外ブランドやアウトドアブランドからも厳選しています。

水陸両用のウォーターシューズ、ラクに使いたい人に
アメリカ発のFITKICKSは、とにかく軽量でコンパクト。ラクに持ち運びしたい人におすすめです。
足首部分にはやわらかく伸縮性のある素材が使われており、ストレスなく足にフィットしてくれます。素足に近い感覚で履き心地を楽しむことができるでしょう。
水陸両用なので普段履きもできますが、速乾性があるため素足のまま履いても快適なのがうれしいですね。

厚底ソールでビーチも岩場も歩きやすい
こちらのマリンシューズは、開口部が広い面ファスナータイプなので、子ども一人でも着脱しやすいのが大きな特長。サイズは15cm~22cmまで取りそろえられているので、成長に合わせて買い替えることも容易です。
また、「厚底グリップソール」ですべりやすい岩場でも歩きやすい設計になっており、足元も保護してくれます。通気性が高くムレにくい、そして速乾性もあるのでさらに快適さを向上させてくれるでしょう。

おしゃれなのにしっかりガードのアクアシューズ
足底グリップ面が圧倒的に広く、つま先の上までカバーしてくれる設計になっています。磯部でつまずいてもつま先部分を保護してくれ、岩にぶつかっても生地が破れにくいでしょう。水中では爪や皮膚がふやけるため、傷つきやすくなっています。弾力性があるグリップで衝撃を軽減してくれ、ケガを防ぐ役割を果たしてくれますよ。
また、スノーケリングに適したマリンシューズなので安全性を高めてくれるうえ、長持ちさせやすいこの商品は兄弟間で使いまわしたいという人にも向いているでしょう。
アウトドア活動に適したマリンシューズ
普段使いにはもちろん、安定性が求められる様な屋外での活動に最適な設計がされているマリンシューズです。オシャレなデザインが特徴で、年齢や性別、ジャンルを問わず幅広く使えることから、本拠を構えるアメリカでトップクラスの人気を誇ります。
カラーバリエーションも豊富で、お子様が気に入ること間違いなしと言ってしまっても過言ではありません。履き心地も良いと評判のおすすめのマリンシューズです。

足首のコードロックで靴が脱げるのを防ぐ
アウトドア用品専門店の商品のため、品質がしっかりしています。足底のラバー素材が、ゴツゴツした岩場でも足を保護してくれます。生地はメッシュで通水性・通気性が高いので、素足のまま履くときの不快感を軽減してくれるでしょう。
岩場ではつまずいたり引っかかったりしやすく、水の力も後押しして靴が脱げて、危うく流される……なんてことも。そんなとき足首後ろにあるコードロックは、水中で靴が脱げるのを防いでくれます。
機能性バツグンなので、海や川にがっつり入って楽しみたい子どもにぴったりの商品といえるでしょう。
家族みんなでお揃いコーデも!
アメリカ生まれのスポーツブランド、ケイパ。スポーツシューズに定評があるブランドだけあって、マリンシューズも機能的。メッシュ素材で排水性や速乾性を高め、ゴム製のソールには凹凸つけて滑りにくい仕様になっています。
キッズサイズ以外にも、メンズサイズ、レディースサイズとそろっていて、カラーバリエーションも豊富なので、家族みんなでお揃いのマリンシューズにすることもできますよ!
お水と石鹸で洗えてお手入れが簡単!
軽くて履きやすいサンダルとして有名なクロックス。この商品は女の子と男の子関係なく似合うユニセックスでスタイリッシュなデザインのマリンシューズです。水と石鹸で簡単に洗い、自然乾燥だけで綺麗さをキープできます。
かかとにあるアンクルストラップは足の出し入れを簡単にするだけでなく、フィットしながらもゆとりのあるつくりになっています。
ウェットでも快適なスイムサンダル
アディダスがキッズ用につくったスイムサンダルは、プールなどで遊ぶのに最適! 水に強くて軽量なEVA素材でつくられているので速乾性がよく、通気性を高める形状で蒸れにくいつくりになっています。
サンダルタイプなので足を締め付けることがなく、面ファスナーのストラップで調整もできるので、小さなお子さんでも無理なく履くことができます。また、柔らかい素材で快適さを高めつつ、つま先はトゥパネルで保護するなど、子どものことを考えて作られたマリンシューズです。
履きやすくシンプルなデザインのマリンシューズ
着脱がしやすく、履き心地も抜群のマリンシューズです。つま先がカバーされているタイプなので、足のケガを軽減させるほか、ベルトで足首をしっかりと固定する仕様なので、足とのフィット感も良く、安全に履いて走り回ることができます。
また、汚れにくくて洗いやすく、すぐに乾くので清潔感が持続します。デザインもカッコよく、毎日履きたくなるようなおすすめのマリンシューズです。
あるきやすさと可愛らしいデザインが共存!
スムーズな歩きを実現するには「着地」「安定」「蹴り出し」のスリーステップを踏みます。このサンダルは歩くときの体重移動をサポートするような機能的なつくり。子どもの足を守ってくれるマリンシューズです。
水抜き用の穴があって通気性に優れ、乾きやすいので抜群の履き心地です。
「キッズ用マリンシューズ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする キッズ用マリンシューズの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのキッズ用マリンシューズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
保育士からのアドバイス
適切なサイズのマリンシューズを購入しよう
子どもの成長はとても早いものですね。しかし、マリンシューズは夏場しか履く機会がないということが多く、人によっては「ワンシーズンしか使っていないのに……」ということがあるかもしれません。それを見越して、ついつい大きめのサイズを購入したくなるかもしれませんが、適切なサイズを購入するべき理由が2つあります。
1つめは、水中では水力によって靴が脱げやすくなるため。靴の中に空洞があると水が入り込み、足を上げる時に重く感じたりそのまま靴が脱げてしまったり、ということがあります。
2つめは、小石や砂利がマリンシューズに入りこんでしまうこと。そうすると痛みや気持ち悪さを感じるので、小石や砂利が入りこんでしまうたびに子どもはマリンシューズを脱ごうとするでしょう。
せっかくの思い出の機会を、足元にばかり気をとられずに済むよう、適切なサイズのマリンシューズを購入しましょうね。
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マリンシューズを履いて水遊びを楽しもう!
キッズ用マリンシューズの選び方とおすすめの商品を紹介しました。安全性を考慮してピッタリサイズのマリンシューズを選ぶようにしましょう。気になるアイテムは、Amazonや楽天市場などの通販サイトでも口コミをチェックしてみてくださいね。
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施設保育士として、被虐待児や発達障害児を含む0〜18歳の幅広い年齢の子どもと多く関わる。またその保護者へ、育児相談だけではない実践的な養育支援を含む生活基盤確立のためのあらゆる支援を行い、後に社会福祉士を取得。 全国転勤族で、帯同に伴う転職で企業主導型保育園や小規模保育園での勤務経験もあり。 保育士人材紹介会社のコラムを執筆担当中。 また転勤族の妻向けのブログを運営し、育児情報を中心に赴任地の様子を発信している。三児の母。