タグホイヤーとはどんなブランド? はじめての高級時計におすすめ!
タグ・ホイヤーはスイスの歴史ある腕時計ブランドで、世界的にも高く評価されています。いろいろな高級腕時計がありますが、はじめて選ぶならタグ・ホイヤーがおすすめです。
だれにとっても使いやすく、ビジネスシーンでも利用できます。デザイン性にすぐれており、スポーティ、高級感、ドレスウォッチとしての品格が備わっている腕時計です。
クロノグラフの開発に影響を与えた高級腕時計ですが、値段的にも求めやすく、はじめて選ぶのにふさわしいブランドです。年齢層としては、20代や30代を中心に、40代や50代も幅広い層に人気があります。
タグ・ホイヤーの腕時計おすすめ12選 評判のいい人気モデルも!
ここからは、タグホイヤーの腕時計のなかからおすすめ商品を紹介します。
エレガントでシンプルなデザインのタグ・ホイヤー
ブルーの文字盤がとてもエレガントな『カレラ』腕時計です。ケース・ラグ・ベルトのシルバーとマッチしていて、高級感があります。
反射防止加工の風防になっていて可視性が高いのが特徴。インデックスがバーとクサビタイプの中間ぐらいのデザインがポイントです。フォーマルシーンでもビジネスでも活躍してくれます。
レーシングドライバー向けのスポーティーウォッチ
シルバーグレーの文字盤と、セラミック製の本体とベルトのカラーがよくマッチしているレーシング仕様の腕時計です。独創的なデザインになっているバータイプのインデックスと針が個性を主張してくれます。
リューズはねじ込み式で、ドライビンググローブをした状態でも操作できるのも特徴。夜間でも可視性の高い蛍光塗料によって、12時の文字とインデックスと針が確認できます。

らしくないシンプルなたたずまいのカレラ
エントリーモデルに使われることの多い、汎用ムーブメントである「キャリバー5」を搭載したシンプルな3針モデル。タグ・ホイヤーのエントリーモデルと言えば「フォーミュラ1」ですが、タキメーターベゼルが付いているため、ややスポーツテイストが強め。そのため、スポーツテイストが弱めのシンプルなエントリーモデルを探している人におすすめしたい一本です。
また、39ミリとやや小さめサイズかつシンプルなたたずまいゆえ、スーツなどに合わせても違和感なく、100メートル防水にデイト表示と、機能的にも申し分ありません。
こちらはスティール製のブレスレットですが、ブラックのアリゲーターストラップモデルもあるので、そちらを選べばシックな風合いに。一回り小さいレディスサイズも、数多くラインナップされています。

フラッグシップのなかの定番モデル
最新キャリバーを搭載した、定番中の定番と言えるモデル。45ミリとダウンサイジングした43ミリがありますが、こちらはより日本人の腕に適した43ミリモデルです。
「キャリバー ホイヤー01」は「鑑賞するためのムーブメント」として開発されたスケルトン加工であるため、ここ数年、ウブロやクストスなど、スポーツウォッチを得意とするメーカーがこぞって採用しているシースルーダイヤルを実現。ケースバックもシースルーなので、その美しさを心ゆくまで楽しめます。
スチールケースに黒を基調とした配色は、スポーティであり着ける人を選びません。「これぞタグ・ホイヤー!」というド定番を腕に巻きたい人に、自信を持っておすすめしたい一本です。
存在感のある文字盤デザインのダイバーズウォッチ
ブラックの文字盤が引き締まって見えるダイバーズウォッチです。存在感のあるクサビタイプのインデックスとペンシルタイプの針が印象的。ホリゾンタルのストライプラインや立体感のあるベゼルも人気の特徴になっています。
耐水性が300メートルと高性能で、ムーブメントの「キャリバー5」も精度が高く、機能的にも満足できる腕時計です。

機械式時計の入門機にして充分な機能性
はじめてタグ・ホイヤーの機械式腕時計を購入しようとしている人におすすめなのが、このモデルです。
自動巻きクロノグラフ、200メートル防水、デイト表示、約42時間のパワーリザーブと、普段使いにまったく不足のない仕様でありながら、定価で30万円台前半というお求めやすい価格なのは、まさにタグ・ホイヤーのなせる業。
エントリーモデルという位置づけではありますが、スーツを着用するようなビジネスマンはもちろん、水を扱うことの多い職業の方やアウトドアなどで多少の傷などは気にせずガシガシ使いたい方などにも、ぜひ選んでいただきたい一本です。
レースに集中するためのドライバーズウォッチ
レーシングコースのデザインをイメージした文字盤と、ブラック系・ホワイト・イエローのカラーがアイコニックなレーサー仕様のウォッチ。2021年の新作モデルです。
12時の数字とセラミック製の回転式タキメーターベゼルの数字も存在感がありとても印象的。また、ナイロンベルトにイエローとグレーのステッチが入っているディティールにもこだわりを感じられます。
ディティールまでこだわったラグジュアリー腕時計
アリゲーターレザーのブラウンとホワイトの文字盤、そしてローズゴールドのインデックスと針が、ラグジュアリーな印象を持たせる腕時計です。こまかなレコードの溝のような、「アジュラージュ加工」と呼ばれる装飾も高級感があります。
ビジネスシーンでもカジュアルなときでも、品のある雰囲気を持たせてくれるアイテムです。
コスパ最強なダイバーウォッチ+クロノグラフが特徴
300mの耐水性を備えた、TAG Heuer唯一のダイバーズシリーズ『アクアレーサー』、人気のクロノグラフモデルです。インデックス・時針・分針は立体的なファセットカット加工により、最適な視認性を実現。また、スーパールミノバが塗布され、夜間での視認性も確保しています。
回転式ベゼルは、ウォータ―スポーツシーンにも活躍します。ベルトはシャープな印象をもつステンレスを採用しています。ダイバーウォッチとクロノグラフを1つに、さまざまなシーンで活用できるウォッチです。
S字型コマのオリジナルブレスとケースバックが特徴
TAG Heuerの『リンク』シリーズは、エレガンス/スポーツウォッチをイメージし誕生しました。1987年の「S/el(Sports/Elegance)」モデルが原型です。人間の背骨をイメージして考えられた「S字型コマ」の独創的なブレスが特徴です。
ホワイトダイヤルにはストライプが施され高級感を演出しています。6時の位置にあるスモールセコンドは、大型で視認性も高く、日付表示もあり実用的です。ムーブメントはキャリバー6を採用、シースルーのケースバックからその鼓動が伺えます。
スタイリッシュでカジュアルなデザインが特徴
モータースポーツのF1から命名した『フォーミュラー1』シリーズは、TAG Heuerのレーシングモデルとして誕生。TAG Heuerの定番モデルとして知られています。フォーミュラー1のレディースタイプは、シルバーストーンを細部にあしらい、ブルーダイヤルにシンプルなインデックス、12時の文字が特徴です。
3時の位置には日付表示があり実用的です。マットブルーのレザーベルトはアクティブな女性にぴったり。スタイリッシュでカジュアルなウォッチです。
インデックスのダイヤが高級感と上品さを演出
TAG Heuer唯一のダイバーズモデル『アクアレーサー』シリーズ、300mの耐水性と逆回転防止ベゼルなどスポーツシーンやさまざまなシーンで活用できるのが特徴です。アクアレーサーのレディースは、女性らしいエレガントなデザインとなっています。
コンビブレスは、ベゼルに合わせたホワイトセラミックとシルバーステンレスを組み合わせ、ホワイトダイヤルにインデックス部分には0.1ctのダイヤモンドが11粒。3時の位置には窓枠付き日付表示もあり、実用的です。
「タグホイヤーの腕時計」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする タグホイヤーの腕時計の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのタグホイヤーの腕時計の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
タグ・ホイヤー腕時計の選び方 スポーティーでかっこいいモデルも!
ここからは、タグ・ホイヤーの腕時計の選び方をご紹介します。
メンズ向けは自分に合ったシリーズから選ぶ
メンズの高級腕時計ブランドのひとつ、タグ・ホイヤーにはいろいろなシリーズがありますが、自分に合ったものを選んでください。
初心者には「カレラ」か「フォーミュラ1」を
はじめて高級腕時計を選ぶなら「カレラ」か「フォーミュラ1」を。カレラはタグ・ホイヤーの定番モデルで、どのようなシーンでも似合うデザインになっています。選ぶモデルを迷ったときはカレラにするとよいでしょう。
フォーミュラ1はタグ・ホイヤーのなかでもエントリーモデルです。値段も手頃なので、はじめての方にも適しています。有名なF1ドライバー、アイルトン・セナが愛用した腕時計です。
防水性を重視するなら「アクアレーサー」を
タグ・ホイヤーの腕時計は防水性能に定評があり、すべての時計が100m防水です。本格的な防水レベルなので、海辺でのレジャーにもってこいの腕時計。
防水性を重視する方やダイビングが趣味の方にふさわしいのが「アクアレーサー」。タグ・ホイヤーで唯一のダイビングウォッチです。
ただし、ヘリウムエスケープバルブはついていません。
ヴィンテージ感で選ぶなら「ヘリテージ」を
腕時計マニアのなかにはヴィンテージものに目がない方がいます。タグ・ホイヤーの腕時計でヴィンテージ感を楽しめるのが「ヘリテージ」。「遺産」という意味にふさわしいモデルです。
ヘリテージは過去に発売された人気モデルを復刻させたものですが、機能は新しいものを搭載しています。タグ・ホイヤーを愛用する方には見逃せないモデルでしょう。
ほかにも人気モデルはたくさん
レーシングクロノグラフの復刻モデルである「オータヴィア」は、レトロな雰囲気漂う落ち着いた大人のスポーツウォッチと言えるでしょう。
ほかにも映画『栄光のル・マン』(1971)でスティーブ・マックイーンが身に着けていたことで知られるスクエア型の「モナコ」、エレガントなスポーツウォッチとして定評のある「リンク」、スマートウォッチの「コネクテッド」があるので、ほしい機能やイメージなどを考え、コレクションを絞っていくといいでしょう。
レディース向けにはソフトデザインのモデルを選ぶ
タグ・ホイヤーはメンズ向け腕時計のイメージがありますが、レディース向けの製品も充実しています。レディース向け腕時計はメンズ用をシンプルに小型にしたというわけではなく、女性が好むデザインを採用しています。
女性向け腕時計にもタグ・ホイヤーの特徴であるスポーツテイストをベースにしており、デザイン性と機能性を兼ねそなえた洗練された腕時計です。また、男女どちらにも使えるユニセックスなデザインのものもあるのでチェックしてみてください。
機能性をチェック
タグ・ホイヤーの腕時計を選ぶのなら、機能性にも目を向けてください。機能性にこだわれば、腕にはめる喜びが得られるでしょう。
クロノグラフ搭載モデルか非搭載モデルか
さまざまなブランドがクロノグラフ機能を搭載していますが、ストップウォッチ機能に欠かせない振動ピニオンを開発したのがタグ・ホイヤーです。タグ・ホイヤーの腕時計を選ぶなら、クロノグラフ機能は外せないでしょう。
ほとんどのシリーズにクロノグラフモデルがあるので、選ぶときにチェックしてください。ストップウォッチ機能があるといろいろ便利に使えます。
自社製ムーブメントか汎用ムーブメントか
クロノグラフと並ぶタグホイヤーが誇る機能といえば「自動巻きムーブメント」です。タグ・ホイヤーには10種類以上の自動巻き腕時計があり、ムーブメントへのこだわりがわかります。
「キャリバーホイヤー01」を候補にするのもあり。この腕時計は50時間という長時間のパワーリザーブを備えており、タグ・ホイヤーらしさを手にすることができます。
スマホと連携できる「コネクテッド」モデル
コネクテッドモデルというのは、いわゆるスマートウオッチのことです。タグ・ホイヤーの最先端技術を手にしたい方にふさわしいモデル。
歴史あるブランドが手がけたスマートウオッチは、今を生きる方にふさわしいモデルといえるでしょう。Appleなどのデジタルメーカーが販売しているスマートウオッチとは異なる重みがあります。
ベルトの種類をチェック
ベルトの部分も、個性を主張できる大切なパーツです。タグ・ホイヤーにもいろいろな種類のベルトがあり、好みに合わせて選べます。
ステンレスベルトは、耐久性が高いのが特徴。キズや汚れがつきにくいので、ビジネスシーンもフォーマルなときもいつでも使えます。
革ベルトは、軽量なので着け心地がよいのがポイント。使い込むにつれて、革が風合いを帯びてくるのをたのしめるのも革ベルトのたのしみ方です。
ラバーベルトは、水や衝撃に強いのがメリットです。オフのときに川やビーチで遊ぶのに適しています。スポーツのときも、汗や衝撃を耐えてくれるラバーベルトタイプがよいでしょう。
エキスパートからのアドバイス 中古も魅力!
タグ・ホイヤーには「オータヴィア」と「コネクテッド」を除いた各モデルに、クオーツ式の腕時計も用意されています。機械式にこだわらず、かつ正確性を重視したいのであれば、クオーツという選択もアリでしょう。また、自社製ムーブメントの「キャリバーホイヤー02T」は「トゥールビヨン」を搭載しています。通常、トゥールビヨンのような複雑機構を搭載した腕時計は1,000万円近くしますが、タグ・ホイヤーは2016年にこのトゥールビヨン搭載モデルを100万円台という値段で発表し、業界の度肝を抜きました。
最後に、F1ファンならご存じだと思いますが、生前、アイルトンセナが愛用していたのは、リンクの前身である「S/el(セル)」のクロノグラフ。現在では中古品でしか出回っていません。現行モデルの「アイルトン・セナ スペシャルエディション」も魅力ですが、セナの面影を求めて中古品を探してみるのも、タグ・ホイヤーならではと言えるでしょう。
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タグ・ホイヤーの腕時計でおしゃれに
はじめてタグ・ホイヤーを選んでみるという方も、おしゃれなデザインに惹かれている方も、機能性にこだわってチョイスしている方にも満足してもらえるラインナップがたくさんあるのがタグ・ホイヤーのウォッチ。
ビジネスシーンやフォーマルな場にも合うエレガントな腕時計や、レーシングやダイバー仕様の高機能ウォッチも、それぞれのスペックや特徴を調べて、自分のライフスタイルにマッチしたものを選んでたのしんでください。
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1982年より㈱ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。 1984年より同誌編集長。 2004年より同社編集局長。 2017年より同誌編集ディレクター。 その間、数々の雑誌を創刊。 FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。