ウインドスクリーンの選び方 風を遮る
キャンプライターの中山一弘さんに、ウインドスクリーンを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
使いたい調理器具に合わせて長さを選ぶ!
コンロや調理器具のサイズにあわせて、周りを囲うプレートの枚数が調節できます。蛇腹折りにたためるのでコンパクトに持ち運びできるほか、リーズナブルなのでウインドスクリーンを初めて試す人にも適しています。
キャンプ/釣りライター
ウインドスクリーンの高さは、どの製品も大体30㎝以下ぐらいでほぼ同じです。これぐらいであれば、上から覗き込みやすいですし、キャンプ用のバーナーとも相性がよいので問題はありません。
しかし、長さについては用途によって注意点があります。例えば小さなケトルでお湯を沸かすだけのものか、大きめのフライパンを載せたいのかなど、カバーしたい範囲が違うからです。
自分の使用シーンをきちんと想定して、最適な長さのものを選びましょう。
より便利に活用できるものを選ぶ
1つあるとアウトドアのさまざまなシーンで活躍するウインドスクリーンですが、より便利に活用するためのポイントも知っておきましょう。
多用途で使うなら、パネルを外して長さ超越ができるものを
ウインドスクリーンをさまざまな用途に使いまわしたいなら、サイズ調節できるものが便利。手持ちのバーナーの種類や大きさで最適なウインドスクリーンが変わります。
パネルとパネルの継ぎ目部分にあるピンを抜くだけでパネルが自由に外せるタイプなら、自由に長さを変えることができ、全体を覆うときは長め、調理時は一部だけ覆うなど、細かい調整が可能になります。
厚みがある頑丈なものは五徳にも使える
ウインドスクリーンを風邪だけでなく、五徳として使うなら、クッカーが乗っても安定して使うことができる、厚みがあるものや、チタン製で頑丈なものがおすすめ。
クッカーを載せても安定するかは、火をつける前に確認しておきましょう。
携帯性の良いものを選ぶ!
専用ハードケースが付属しているため、携帯時に収納しやすいほか、ほかのアウトドア用品を傷つけたり、ソフトケースを突き破ったりすることもありません。強風をしっかり防ぎ、熱効率をアップしてくれる商品です。
キャンプ/釣りライター
ウインドスクリーンはコンパクトにたためるものが多いですが、それだけでは取り出したときにバラバラと板が落ちてしまったり、道具入れの中でばらけてしまったり、きちんとまとめられず、せっかくの収納性の高さが活かせなくなってしまいます。
なるべくコンパクトにしまうことができる製品で、収納袋などがついたアイテムを選びましょう。
ウインドスクリーン自体が固定できるもの
キャンプ/釣りライター
ウインドスクリーンを使う状況は風があり、調理がしづらいぐらいに吹いているときです。そのようなときはウインドスクリーン自体も影響を受けやすいですから、きちん自力でその場にとどまるできる機能が必要です。
固定用のピンがついているものなら、地面に刺して使うことができるので便利です。風に飛ばされないよう、工夫して使いましょう。
ウインドスクリーンおすすめ10選 コスパ抜群、軽量で折りたたみ可能など
ここまでにウインドスクリーンの選び方のポイントをふまえて、キャンプライターの中山一弘さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

Etpark『ウインドスクリーン』
















出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 24cm×84cm |
---|---|
重さ | 250g |
収納袋 | あり |

ユニフレーム『ウインドスクリーン L』

出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 15.5cm×27cm |
---|---|
重さ | 120g |
収納袋 | - |

TRUSTZAFIELD『ウインドスクリーン ロングタイプ ハードケース付』














出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 24cm×83cm |
---|---|
重さ | 259g |
収納袋 | あり |

ロゴス『風防deカセットコンロ』












出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 26.3cm×95cm |
---|---|
重さ | 726g |
収納袋 | - |

OPTIMUS『クリップオン ウィンドシールド』

出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 10.3cm×11.5cm |
---|---|
重さ | 87g |
収納袋 | - |
vargo(バーゴ)『アルミニウムウインドスクリーン(T-421)










出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 8.1×41.6cm |
---|---|
重さ | 38g |
収納袋 | ー |
Alpinista『ウインドスクリーン』
















出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 24×83.8cm |
---|---|
重さ | 20g |
収納袋 | あり(ハードケース) |
LIXADA『チタニウム ウインドスクリーン』
















出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 15×60cm |
---|---|
重さ | 13g |
収納袋 | あり |
ロゴス『軽量ワイドスクリーン(84704003)』






出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 22×82.5cm |
---|---|
重さ | 220g |
収納袋 | ー |
EPIgas(イーピーアイ ガス)『ウインドシールド ショート(A6504・A6507)』

出典:Amazon
サイズ(高さ×長さ) | 14×60.7cm |
---|---|
重さ | 113g |
収納袋 | あり |
「ウインドスクリーン」のおすすめ商品の比較一覧表
【最後に】 キャンプライターからのアドバイス 応用が効くのでひとつあれば便利!
キャンプ/釣りライター
ウインドスクリーンはその形状からもわかるように、とてもシンプルな作りなので、バーナーの風防としてだけでなく、焚火やランタンのリフレクター代わりに使えたり、花火の着火時に向けた方向に火花が散らないように遮断壁として使えたり、いろいろな用途にも利用できます。
ひとつ持っていると役立つアイテムなので、ぜひ活用してください!
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/12/13 コンテンツ修正のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 平野慎也)
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。