おうちスパを楽しめる!タカラスタンダードの『肩包み湯』とは?
ホーローを使った住宅設備機器メーカーとして名高いタカラスタンダード。システムバスのオプションとして登場した「肩包み湯」は、浴槽上部についた肩湯ユニットの左右からお湯が流れ出る仕様です。
やさしい水流のお湯が首や肩全体を包みこんで温めてくれ、温浴効果をしっかり得られます。モーター音が少なく川のせせらぎのような静けさ。自宅にいながらスパリゾートにいるような感覚 で、心身のリラックス・リフレッシュが叶います。
しかも、お湯は循環式のため経済的! 仕事に家事育児に、忙しいご家庭にこそ取り入れたいワンランク上の機能といえます。
タカラスタンダード『肩包み湯』のここが凄い!
さっそく、タカラスタンダードの「肩包み湯」の4つの魅力を見ていきましょう。
半身浴でも身体をしっかり温める
タカラスタンダードの「肩包み湯」は肩の両サイドからお湯をかけ流すため、首まわりや胸の中心まで余すところなく温められるのが特徴です。
これまでの1方向からお湯をかけ流すタイプだと、半身浴をする際にお腹の中心が温まりにくい弱点がありました。「肩包み湯」はツインの水流で半身浴でも全身浴と同等の温浴効果を得られ、身体の芯からポカポカに。
さらに半身浴+肩包み湯の組み合わせなら全身浴よりも少ない湯量で済むため、光熱費も抑えられるのがうれしいポイントです。
背中をほぐす「ジェットバス」もついてくる
「肩包み湯」という名前がついていますが、浴槽には「ジェットバス」機能もセットで搭載。エアインジェットのため水圧が強く生きよいよく吹き出す泡の力でやさしく背中や腰をほぐしてくれます。
ジェットバスは弱・中・強の3段階から強さを選ぶことができ、肩包み湯とはまたちがった極上のバスタイムを体験できます。
好みで水量(強さ)を調整できる
「肩包み湯」も弱・中・強の3つのモードから選択可能。それぞれお湯の吐水量が異なり、疲れが溜まったときは強モードでリフレッシュ、ゆっくり癒されたいときは弱モードでリラックスというように、気分や体調に合わせて好みの湯量を調節できます。
固定式のリモコンで操作もかんたんです。
クッションピローつきで心地よいお風呂空間に
「肩包み湯」には頭をやさしく支えるクッションピローもついてきます。ポリエチレンフォーム素材で軽く、やわらかい素材のため心地よさが抜群。肩包み湯を運転していないときも、クッションピローに身を預けるだけでリラックス効果を得られるでしょう。
さらにクッションピローは取り外してお手入れできるためいつでも清潔。交換もできるため、毎日使っていても安心です。カラーはチャコールグレーとホワイトから、浴室の雰囲気に合わせて選べます。
『肩包み湯』をつけるメリット・デメリット 口コミ調査
タカラスタンダードの「肩包み湯」には魅力がいっぱいですが、デメリットも知っておきましょう。ここではメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
『肩包み湯』のメリット
「肩包み湯」のメリットは、以下のとおりです。
メリット1. 2方向からの吐水のためしっかり体を温めてくれる温浴効果。
メリット2. 少ない量でも全身浴並みに温めるため光熱費がお得。
メリット3. エアインジェットで水圧の強いジェットバスが背中をほぐしてくれる。
タカラスタンダードの調査では、「肩包み湯」は通常の半身浴に比べて肩や首がほぐれたと回答した人が倍増したというデータが出ています。「贅沢感」や「温まり感」においても同様の結果に。
さらに、「肩包み湯」は浴槽のお湯を循環させる仕組みのため、半身浴で使用すると水道・ガスともに使用量が少なく、環境にも配慮されています。光熱費においても、全身浴よりも節約効果が高いことをメーカーで実証済み!
また、首を中心にお湯がクロスする設計のため、髪が濡れにくく顔に水ハネしにくいのも特徴。そのため夜だけでなく、朝からリラックスタイムを楽しむことができるのも大きな魅力となっています。
『肩包み湯』のデメリット
つづいて、「肩包み湯」のデメリットを見てみましょう。
デメリット1. 吐水口の角度調整ができない。
デメリット2. ジェットバスと肩包み湯が同時運転ができない。
デメリット3. 「うるぽか湯」などのほかのオプションと併用できない。
「肩包み湯」は吐水口の角度の調整ができないため、体格によっては肩にお湯があたるちょうどいい位置を見つけるのがむずかしいかもしれません。
また、浴槽のジェットバスと同時運転はできないため、短時間で集中的に肩・首・背中をほぐすこともむずかしいでしょう。タカラスタンダードには「肩包み湯」のほかにも「うるぽか湯」「オートウォッシュ」といったオプションがありますが、いずれも併用できないところが少し残念な点でもあります。
毎日のお風呂の光熱費を節約しながら、スパやマッサージに通わなくてもリラクゼーション効果が得られるのはお得! それでいて環境にも配慮できるなんて、一石三鳥ではないでしょうか。
肩包み湯の吐水口の角度調整はできませんが、弱・中・強の3つの水量モードを変えることで、お湯の肩にあたる位置は調整できます。
また、ジェットバスの噴出口についても、手動で上下左右に調整できます。体格には個人差があるため、好みの位置を見つけてみてくださいね。
『肩包み湯』のお手入れ・掃除方法
「肩包み湯」がどんなにすぐれた機能でも、やはり気になるのはお手入れではないでしょうか。掃除方法もチェックしておきましょう。
吸水口部分
浴槽の吸水口部分は、吸水口カバーと内カバーの2段階構造となっています。ゴミが溜まると流れてくる湯量が減ったり、音が大きくなったりと不具合の原因となるため、両カバーとも週1回程度は掃除しましょう。
肩湯ユニット部分
浴槽上部の肩湯ユニットは固定されているため、汚れが気になるときは中性洗剤で軽く拭き取ってください。吐水口から出てくるお湯がわかれる、乱れるなどの症状が出た際は、毛先がやわらかめの歯ブラシなどでノズルを清掃します。
クッションピロー部分
クッションピローはワンタッチで取り外しが可能です。汚れたときは、取り外して中性洗剤で軽く拭き、乾いた布で水分をとります。
そのほか
お湯を循環させるために内臓されているポンプユニットと配管は、2カ月に1回肩湯とジェットバスを15分ずつ稼働することが推奨されています。汚れが気になるときは、市販の風呂釜用洗浄剤で定期的にお手入れしましょう。
また、リモコンは故障の原因となるため、シャワーなどで水をかけるのはNG。リモコンの汚れは、中性洗剤で軽く拭く程度にとどめておきましょう。
基本的なお手入れは週1回の吸水口カバーのみ、汚れやすいクッションピローはらくらく取り外せて洗えるなど、「肩包み湯」は掃除の手間がほとんどないのも魅力です。
「疲れているのに、掃除が面倒で使わない……」なんてこともなくなるはず。家事に時間が取りにくい忙しい方こそ、日々のバスタイムでリラックスしましょう。
対象商品は『PREDENCIA(プレデンシア)』『GRANSPA(グランスパ)』の2種類
「肩包み湯」をオプションで追加できるのは、タカラスタンダードのシステムバスのなかでも「PREDENCIA(プレデンシア)」と「GRANSPA(グランスパ)」のキープクリーン浴槽仕様のみとなっています。
プレデンシアはシリーズ中もっともグレードが高く、ホーローの浴槽やラグジュアリーな内装が魅力です。グランスパは、手ごろな価格帯ながら特別感のある浴室をつくれるのがコンセプト。キープクリーン浴槽は、アクリル人造大理石でできたなめらかで美しい浴槽です。
どちらを選ぶかで費用が大きく変わるため、予算と相談しながら選んでみてください。
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対応サイズと価格を比較!
タカラスタンダードの「肩包み湯」はこれまでは戸建てのみで選べるオプションとなっておりましたが、マンションにも設置が可能になりました。ここでは戸建てタイプ・マンションタイプ双方の対応サイズと価格を見ていきましょう。
価格
「肩包み湯」の価格は、プレデンシア・グランスパの基本価格に戸建ての場合+199,000円、マンションの場合、+224,000円となっています。
(※)マンションの設定はグランスパのみ。(プレデンシアはマンションは対応不可になります。)
プレデンシアの基本セット価格は1坪タイプ1,219,000円〜、グランスパの基本セット価格は1坪タイプ761,000円~です。「肩包み湯」をつけたい場合の最低価格は、グランスパ1坪タイプを選択した場合の960,000円~が目安となるでしょう。
対応サイズ
「肩包み湯」の対応サイズは下記の通り
プレデンシア
戸建て
1616・1620
グランスパ
戸建て
1616・1618・1620
マンション
1416・1418・1616・1620
どちらも、ラウンド浴槽・ベンチつきラウンド浴槽のみ対応。
「肩包み湯」をつける場合はワイド浴槽を選べないため、浴槽の広さは確認しておきましょう。
グランスパ
対応サイズ |
最低費用目安 (基本セット価格+「肩包み湯」追加費用を算出) | |
戸建てタイプ |
1620 |
1,047,000円~ |
1618 |
1,003,000円~ |
|
1616 |
960,000円~ |
|
マンションタイプ |
1620 |
1,072,000円~ |
1616 |
985,000円~ |
|
1418 |
1,013,000円~ |
|
1416 |
971,000円~ |
実際にショールームに行ってみよう!
「肩包み湯」をもっと知りたい方は、ショールームで実際に体験するのがおすすめです。
リゾート感あふれる水流の音や、やわらかい湯あたり、ジェットバスの強さなど、その魅力は実際の目で見なければ確かめることができません。
タカラスタンダードのショールームは、全国におよそ160カ所あります。ぜひ一度、お近くのショールームに足を運んでみてくださいね。
タカラスタンダードの「肩包み湯」で、自宅にいながら至福のバスタイムを!
自宅のお風呂がまるでスパリゾートに変身するタカラスタンダードの「肩包み湯」。
戸建ての場合は199,000円でお風呂でスパのような体験ができ、温浴効果も得られ、お財布にもやさしいと考えたらコスパもいいのではないでしょうか。
システムバスはリフォームをしない限り後づけがむずかしい設備です。少しでも「肩包み湯」を採用しようか悩んでいる方は、ショールームに実際に足を運び、じっくり検討してみてくださいね。