8泊以上なら大型スーツケースを 長期旅行や海外出張に
スーツケースの容量は、「1泊あたり1L」を目安に選びます。一般的にスーツケースのLサイズは81~100L程度。そのため、8泊以上の旅行や出張なら、Lサイズ以上の大型スーツケースを選びましょう。
ニット・セーターなどかさばる衣類が増える冬場のことも考えて、容量にゆとりがあるスーツケースを選ぶのがおすすめです。
大型スーツケースの予算は? 安いものから高級スーツケースまでピンキリ!
旅行や出張の頻度が多く、長く使えるスーツケースを買いたいと考えている方は、2万円以上の予算でスーツケースを探すのがおすすめです。機能性にも優れ、移動時の「ガラガラ」という音も気にならないことが多いです。
一方、たまに旅行をする方向けにおすすめの、2万円前後の大型スーツケースも豊富にあります。1万円程度の安い大型スーツケースもありますが、移動時に雑に扱われがちな海外で使うには耐久性の面で不安があります。たまに国内旅行で使う程度なら、コスパで選ぶのもいいでしょう。
スーツケースの選び方 ポイントをチェック!
スーツケースの基本的な選び方やポイントをご紹介します。ポイントは次のとおり。
【1】素材
【2】開け方
【3】開閉方式
【4】施錠タイプ
【5】デザイン性
【6】そのほかの便利な機能
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい商品が見えてきます。下記の記事で詳しくご説明しています。
【80L以上】大型スーツケースのおすすめ6選 人気商品に注目!
それでは早速、80L以上のおすすめ大型スーツケースをご紹介していきます!
容量が増えるエキスパンド機能付き
スーツケース大手「エース」の商品。エキスパンド機能を搭載し、ファスナーを開けば83Lの容量が93Lまで増えます。また、マチにはファスナーポケット(隠しポケット)が付いており、スーツケースを開かなくてもサッと物の出し入れができるようになっています。
かっこいいボディのデザインも魅力的。オレンジ、ダークグリーンなど珍しいカラーも展開しています。
1週間分の荷物がたっぷり入る
大容量の82Lサイズ。荷物量にして約8泊分以上と、たっぷり入る頼れるスーツケースです。海外旅行で心配な飛行機の預け入れも、耐久性の高いボディがしっかり荷物を守ってくれます。高級感のあるシャンパンゴールドカラーもおしゃれ。
本体は約7.1kgと、軽量なのに3箇所の鍵でセキュリティ面も安心です。1週間旅行の相棒にぴったり。
360度クルクル動く! 静音性の高いスーツケース
スーツケースにとって大切な可動域。曲がったりバックしたりとキャリーがスムーズに動けば、移動はもっと楽になりますよね。このスーツケースは、360度スムーズに動くのに加えて静音設計なので、でこぼこ道でもスイスイと、ストレスフリーに歩くことができます。
表面はエンボス加工が施されており傷が付きにくいので、海外旅行でもガシガシ使えます。
約144Lの大容量なのに、超軽量!
超軽量のカーヴ素材を使ったサムソナイトのキャリーケース。容量約144Lながら、なんと重さわずか約3.6kgです。もちろんTSAロック付き。帰りに荷物が増えてしまった際には容量を拡張できるので、もしもの時も安心ですね。
1週間程度の出張や、旅行、2泊3日の家族分の荷物をまとめてもまだまだゆとりがある収容力。耐久性も高く、長く使えます。
コスパ重視の方におすすめ
「できるだけ安いスーツケースが欲しい」と考えている方におすすめの、コスパの良い商品。
ボディには傷や衝撃に強い素材を使用し、凹みやすい四隅はコーナープロテクトでしっかり保護します。独立して動く8輪キャスターは、移動時の小回りもラクラク。安いのに必要な性能をじゅうぶんに備えています。
約100Lの特大スーツケース
長期の海外旅行や海外留学など、できるだけたくさんの荷物をいれたい方におすすめのスーツケース。約100Lと大容量ながら、約4.5kgと驚きの軽さ。
立体的なボディは、傷が付きにくく頑丈です。キャスターを大きくすることで、安定感はさることながら、静音性も実現しています。1万円程度で買えるコストパフォーマンスの高さも魅力です。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 大型スーツケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での大型スーツケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
購入・搭乗前のチェックポイント コレだけは注意して!
長期旅行や海外旅行、海外出張で大型スーツケースを買おうとしている方が多いでしょう。そこで、海外渡航や大型スーツケースを使用するにあたり注意しておきたいポイントをご紹介します。
海外に行くなら「TSAロック」を!
グアム、ハワイを含むアメリカ合衆国へ渡航する場合、テロ対策として空港で米国運輸保安局(TSA)の職員がスーツケースの中身をチェックします。
そのため、スーツケースに自前の鍵をかけて空港に預けることができません。鍵をかけて出した場合は、TSA職員が鍵やスーツケースを壊して中身を確認する可能性が多いにあります。
しかし、海外で鍵をかけずに預けるのは不安ですよね。そこでチェックしておきたいのが「TSAロック」というTSA認可・認証済みのロック方式です。TSAロックがかかっている場合は、TSA職員が鍵を壊さずに特殊なツールで開錠することができます。
TSAロックをかけておけば、スーツケースを施錠した状態で空港に預け、手元に戻ってくるので安心。最近のスーツケースには「TSAロック」付きのものが多いですが、海外旅行、特にアメリカ合衆国へ旅行する予定がある場合は、購入前に必ず鍵の方式をチェックしましょう。
無料で預け入れできるかチェック
数泊の旅行なら無料で預けられるスーツケースですが、航空会社の基準サイズを超えた大型スーツケースだと料金がかかることがあります。
参考までに、ANA、JALで無料で預け入れできる荷物の制限は下記の通りです。
【無料で預け入れできるスーツケースのサイズ・重量】(2023年7月時点)
ANA(国内線・普通席)
・3辺(縦、横、高さ)の合計が203cm以内(場合によっては最長辺の制限あり)
・一人当たり重さ:20kgまで
ANA(国際線・エコノミークラス)
・3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内(キャスター・持ち手込み)
・1個あたり23kgまで
・2個まで
JAL(国内線・ファーストクラス以外)
・3辺がそれぞれ縦50cm×横60cm×高さ120cm以内
・一人当たり20kgまで
JAL(国際線・エコノミークラス)
・3辺(縦、横、高さ)の合計が203cm以内(キャスター・持ち手込み)
・1個あたり23kgまで
・2個まで
預け入れや機内持ち込み可能なスーツケースのサイズ、重量、個数は航空会社やランクによって変わります。スーツケースを購入する前に、よく使う航空会社のルールをチェックしておき、想定外の出費を防ぎましょう。
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長期の旅もスーツケース次第で快適に いかがでしたか?
旅行や出張に欠かせないスーツケース。今回は、家族との旅行や、海外出張や海外留学など、長期で移動する方に向けて、80L以上の大型スーツケースを厳選してご紹介しました。
スーツケースが大きいと、飛行機への預け入れや旅先での移動などが少し面倒になります。だからこそ、自分にとって使いやすいものを選ぶことが大切です。
この記事を参考に、長期の旅に活躍するスーツケースを手に入れてくださいね。
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