ティースプーンとコーヒースプーンの違いは?
ティースプーンとコーヒースプーン、よく似ているだけに混同して使っている方も多いのではないでしょうか。しかし、この両者、じつはまったく違うスプーンなのです。その違いは、サイズ。ティースプーンは、コーヒースプーンより一回り大きいサイズとなっています。
とくに、ティースプーンで茶葉の量を量って紅茶をいれているという方は注意が必要です。ティースプーン1杯あたりの茶葉の量は約3gなのに対して、コーヒースプーン1杯は約2gです。誤ってコーヒースプーンで量ってしまうと、紅茶の味わいも変わってしまうおそれがあります。
なお、ティースプーンを使うのは、砂糖やミルクを溶かすために混ぜるときだけ、という方はどちらを使用しても問題ありません。
ティースプーンで計量スプーンの代用も?
ティースプーン1杯ではかれる量は、約5ml(cc)とされています。小さじ1杯とほぼ同量なので、計量スプーンがないときにティースプーンでの代用が可能です。大さじ1杯は約15ml(cc)なので、ティースプーン3杯分です。いざというときのために覚えておくと便利ですよ。
ティースプーンの選び方
ここでは、ティースプーンの選び方をチェックしていきましょう。ティーインストラクター・hana_soraさんのアドバイスもご紹介しています。ポイントは下記。
【1】素材をチェックしよう
【2】気に入ったデザインを選ぼう
【3】人気ブランドをチェック!
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材をチェックしよう
ティースプーンには、大きく分けてステンレス製、木製、銀製、アルミ製があります。それぞれの特徴を知って、使いやすいティースプーンを選びましょう。
耐久性が高く長く使える「ステンレス製」
ステンレスの長所は、耐久性が高いこと。サビに強く衝撃にも強いので、お気に入りのティースプーンを長く使うことができます。また、耐熱性にもすぐれていて、食器洗浄機が使えるというのは、家事が忙しい方にとって魅力的ですね。
デザインはシンプルでベーシックなものが多く、どんな食器にも合わせやすいのもステンレス製のポイントです。
「木製」はあたたかい飲みものにぴったり
木のぬくもりが感じられるのが、木製ティースプーンの魅力です。ナチュラルな雰囲気の家具や食器が多い方にぴったりでしょう。また、あたたかいスープをティースプーンで飲むという場合にも、木は飲みものの味を邪魔しないため適しています。
ただし、金属と比べると耐久性に劣る点には注意が必要です。
価格が安いのは「アルミ製」
アルミ製ティースプーンの利点は、価格が安いこと。大勢のお客さんを招いてのパーティーをするために大量のティースプーンをそろえる必要があるという方もいるでしょう。そんなとき、アルミ製のティースプーンであれば気軽にそろえることができます。
また、アルミは軽くて加工性にすぐれています。そのため、凝ったデザインやおしゃれなものが多いのが、アルミ製のティースプーンの特徴です。
高級感のある「銀製」
光沢が美しい銀は、ブランドカトラリーや高級食器によく使われる素材です。ティーカップやコーヒーカップにこだわりがあり、既に高級なものを使っているという方には、高級感のある銀製のティースプーンがおすすめ。
ただし、長く使わないと黒く変色してしまいます。その場合は、シルバー磨きなどでお手入れをしましょう。きちんと手入れをすれば長く使用できますよ。
【2】気に入ったデザインを選ぼう
ティースプーンは、スプーン部分の容量は同じですが、柄が長いものや装飾を施したもの、カラーコーティングされたものなど、デザインやカラーは千差万別です。
ティースプーン単体で、お気に入りのデザインを選ぶのもいいですね。既に愛用のティーカップやコーヒーカップがある方は、そのカップに合わせたデザインのものをチョイスしてみるのもいいでしょう。相性のよいカップとティースプーンは、ティータイムをより彩ってくれるはずですよ。
【3】人気ブランドをチェック!
上質なティースプーンが欲しいときや、プレゼントには人気ブランドから探すのもひとつの方法です。テーブルウェアの人気ブランド、ウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲン、使いやすいデザインが魅力のカイ・ボイスンや柳宗理など、さまざまなブランドアイテムがありますよ。
プレゼントなら、複数のティースプーンがセットになった商品もおすすめです。
持ちやすさとデザインを重視して選びましょう ティーインストラクターがアドバイス
ティースプーンは、素材やデザインなど、さまざまな商品があります。選ぶポイントとしては、持ったときに手になじみやすく、適度な重さがあるものがおすすめです。そのうえで、お好みの素材やデザインのものを選んでみてください。お持ちのティーカップのイメージと合わせればさらに素敵です。
ティースプーンのおすすめ15選 おしゃれなブランド品多数!
ここまで紹介した選び方のポイントを踏まえて、ティーインストラクターのhana_soraさんと編集部が選んだおすすめのティースプーンを15選紹介します。ぜひ参考にしてくだいね。
●ティーインストラクターのhana_soraさんおすすめランキングはこちらからどうぞ!
ポルトガルうまれのかわいらしいスプーン
ポルトガルを代表する、世界的カトラリーメーカー「クチポール」。GOAシリーズは、細い柄と美しい曲線が特徴。
素材は、スプーン部分が耐久性の高いステンレス、柄の部分は樹脂を使用して握りやすいようにデザインされています。人間工学に基づいて設計されたシンプルなデザインで使いやすく、どんなカップにも相性がよい点もうれしいポイントです。
木工作家の手作りティースプーン
千葉県で木工作家として活動する、石井宏治さんが製作したティースプーンです。すべて手作りなので、風合いや色合いはひとつひとつ異なります。世界でひとつだけのティースプーンとして、経年変化を楽しみながら長く使用できます。
また、木製ならではのあたたかみがあり、持つと手になじむのもポイント。使用する素材は、すべすべとした肌触りが特徴のチェリーの無垢木材です。
いわさきちひろさんのかわいらしい絵に癒やされる
画家、絵本作家として根強い人気を誇る、いわさきちひろさん。こちらの商品は、いわさきちひろさんのかわいらしい絵があしらわれたティースプーンが、5本セットになっています。一般磁器製でシンプルなデザインなので、シンプルなカップによく合うでしょう。
いわさきちひろさんのファンの方へのプレゼントにもいいですね。5本1セットのほか、1本ずつの購入も可能です。
KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)『グランプリ ティースプーン』
新潟県燕市製! 世界的ブランドのティースプーン
デンマーク王室御用達のカトラリーブランド「KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)」。カイ・ボイスン社のステンレス製品は、金属加工の街として知られる新潟県燕市で製造されています。
そんなカイ・ボイスンのティースプーンがこちら。すべてステンレスで作られているティースプーンは、シンプルながら洗練されたデザイン。つやを消したマット加工とミラー加工の2タイプから選ぶことができます。
※リンク先はすべて「マット加工」です。
高級感あふれるティースプーン
100年以上の歴史がある洋食器ブランド「ノリタケ」。ものづくりにこだわり、全製造工程を自社工場で管理しています。
こちらの商品は、ティースプーンが5本セットになったもの。光沢のあるステンレス製で、柄の先端にデザインされている繊細なレリーフが高級感を感じさせます。ギフトボックス入りなので、ギフトにもぴったりです。
金属加工の街が生み出した機能的なスプーン
新潟県燕市といえば、古くから金属加工が盛んで、その技術力の高さは世界的にも有名です。燕振興工業は、燕市で長い歴史を持つ老舗金属加工メーカーとして知られています。
こちらのティースプーンは、どんなカップにもマッチするシンプルなデザインが魅力。スプーンの先端が丸みを帯びているので、すくいやすく混ぜやすいです。また、握りやすいよう、柄の裏がかまぼこ型に加工されているなど、こまかな配慮がされた商品です。
柳宗理デザイン! 長く使えるティースプーン
戦後日本のインダストリアルデザインにおける、最大の功労者といわれる工業デザイナー・柳宗理(やなぎそうり)。こちらのティースプーンは、その柳宗理がデザインしたものです。
機能性を追求した握りやすいフォルム、手になじみやすいほどよい重量感など、華美な装飾を排して徹底的に使いやすさを重視したデザインが特徴です。
飽きが来ないシンプルなデザインなので、長く使えるティースプーンを探している方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
子ども用にも! 口当たりがやさしいティースプーン
キッチン用品、調理器具の開発・販売を手掛ける遠藤産商のティースプーンです。「お口に優しい」シリーズは、スプーンを口に入れたときの口当たりがやさしいのが特徴です。
スプーンの皿部分は、すくいやすい中浅型。ティースプーン本来の使い方はもちろん、子ども用のスプーンとしても使い勝手がいいでしょう。緑茶に合う和色セットのほか、紅茶に合う洋色セットも用意しています。
繊細なデザインの上質なティースプーン
ウェッジウッドは、イギリスを代表する陶磁器ブランド。カトラリーも多く取り揃えており、プレゼントにもおすすめです。
こちらの柄のフチにあしらわれたロープモチーフは、無限の愛の象徴とされる「インフィニティ」(∞)と、永遠に続く「絆」からインスピレーションを受けています。繊細で上品な印象ですね。
機能美を追求した普遍的なデザイン
1731年にドイツでうまれた、キッチン用品ブランドの「ZWILLING(ツヴィリング)」。世界でもっとも古いキッチン用品ブランドのひとつとして知られています。
そんなツヴィリングのティースプーンは、シンプルで普遍的なデザインが特徴。機能美を追求した飽きが来ないデザインなので、長く使い続けられるでしょう。
ゴールドで食卓が一気に華やかに!
高桑金属は、モノづくりがさかんな新潟県燕市に本社をおく、キッチン用品メーカーです。
こちらのティースプーンは、金メッキ仕上げがされている華やかなゴールド。柄のデザインも、ラグジュアリーな雰囲気を感じさせます。ふだんシルバーのカトラリーを使っている方は、ゴールドにするだけで食卓の雰囲気がガラッと変わりますよ。食器洗乾燥機対応可なのもうれしいポイントです。
カジュアルにテーブルウェアを彩る
ジャンデュボは、ピエール・デュボにより1920年に創業したフランスのブランドで、息子のジャン・デュボの代で成長したために息子の名前がブランド名になっています。
人気のライヨールシリーズのティースプーンで、柄に刻まれたマルハナバチとカジュアルなカラーリングが特徴。パリスレッドのほか、ミルクやパリスブルー、ブラックなど、豊富なカラーから選べます。
特別なギフトにもおすすめの5本セット
デンマークのラグジュアリーテーブルウェアブランド、ロイヤルコペンハーゲンのティースプーン5本セット。紅茶好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
スプーンの柄には、ロイヤルコペンハーゲンの伝統的なフルーテッド柄が施されていて、可憐な印象に。表面をマット加工していて、使うほどに手になじみます。
めずらしい柄入りティースプーン!
スプーン全体に柄があしらわれた、めずらしいデザインのティースプーンです。レーザーで刻んだ模様で、凹凸が少なくなめらかな感触なので、違和感を感じることなく使えますよ。
柄は、ストライプ、メッシュ、チェック、ドット、市松模様の5種類。それぞれひとつの柄のみのセットと、アソートセットがあるので、好みで選んでみてください。
世界的ブランドの高貴な逸品
1830年にフランス・パリで誕生した高級シルバーウェアブランド「Christofle(クリストフル)」。その評価は、「卓上の芸術品」と称せられるほどです。
こちらは、かのルイ16世の王妃、マリー・アントワネットの趣味をいかしてリボンをモチーフにしたデザイン。シンプルながら優美な印象で、食卓を華やかにしてくれます。
「ティースプーン」のおすすめ商品の比較一覧表
プロの【おすすめランキングTOP9】!
ご紹介した商品の中から、ティーインストラクター・hana_soraさんがおすすめするティースプーンランキングを発表します。9位から1位の順に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
9位 h concept(アッシュコンセプト)『+d ティースプーン』
h concept(アッシュコンセプト)『+d ティースプーン』
8位 NARUMI(ナルミ)『いわさきちひろ ティースプーンセット』
NARUMI(ナルミ)『いわさきちひろ ティースプーンセット』
7位 遠藤産商『お口に優しいソフト・ティースプーン 和色<5本セット>』
遠藤産商『お口に優しいソフト・ティースプーン 和色<5本セット>』
6位 柳宗理『ステンレスカトラリー ティースプーン』
柳宗理『ステンレスカトラリー ティースプーン』
5位 石井宏治『ティースプーン』
石井宏治さんの木製ティースプーンは、手作りならではのオリジナリティーを楽しめる逸品。スプーンの口当たりもやさしく、小さなお子さまにもおすすめです。
石井宏治『ティースプーン』
4位 燕振興工業『SUNAO(スナオ) ティースプーン』
燕振興工業『SUNAO(スナオ) ティースプーン』
3位 Cutipol(クチポール)『GOA(ゴア) ティースプーン』
Cutipol(クチポール)『GOA(ゴア) ティースプーン』
2位 Noritake(ノリタケ)『スタークレスト ティースプーンセット(5本)』
ノリタケのティースプーンセットは、光沢のあるステンレス製で、繊細なモチーフが優雅なティータイムにもぴったりです。箱入りなので、贈りものにもぴったりですよ。
Noritake(ノリタケ)『スタークレスト ティースプーンセット(5本)』
1位 KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)『グランプリ ティースプーン』
カイ・ボイスンのティースプーンは、シンプルかつ上品なデザインなので、どんなティーカップとも合わせやすいです。
KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)『グランプリ ティースプーン』
ティーインストラクター・hana_soraさんがおすすめする商品ランキング9位から1位をご紹介しました。ティースプーンを選ぶ際の検討材料にしてください。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ティースプーンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのティースプーンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
お気に入りのティースプーンでより楽しいティータイムを
ティータイムのときには欠かせない存在のティースプーンですが、なんとなく選んでなんとなく使っていたという方も多いのではないでしょうか。ティースプーンと一口にいっても、素材やデザイン、サイズ、ブランドなどによってその特徴は大きく異なります。
この記事で紹介した選び方やおすすめ15選を参考に、ぜひ自分にぴったりのティースプーンに出会ってくださいね。お気に入りのカップとティースプーンなら、より楽しいティータイムになりますよ。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。