ヒゲトリマーとは
ヒゲトリマーとは、ヒゲをカットしたり、好みの長さに調節してお手入れするアイテム。似ているものでシェーバーやバリカンがありますが、用途は異なります。
ヒゲ剃りに使われるシェーバーに対して、ヒゲトリマーはヒゲを整えたい時に使用するものです。ヒゲを伸ばさない人には馴染みのないアイテムかもしれませんが、おしゃれでかっこいいデザインヒゲに仕上げたい人におすすめといえます。
ヒゲトリマーの選び方
それでは、ヒゲトリマーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】電源方式
【2】長さ調整機能
【3】その他の便利機能
【4】刃の枚数
【5】メンテナンスのしやすさ
上記のポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】電源方式をチェック
ヒゲトリマーの電源方式は「充電式」「充電交流式」「電池式」の3タイプがあります。それぞれの特徴を抑えて、利用しやすいものを選びましょう。
▼充電式|パワフルな剃り味で、取りまわしがラク

出典:マイナビおすすめナビ

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充電バッテリーを備え、コードレスで使えるのがこのタイプ。コードがない分、取りまわしがラクで、使用する場所を選びません。
パワフルな剃り味なので、スピーディーにヒゲをカットすることができます。
▼充電交流式|充電でも、コンセントにつないでも利用可能

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いざ使おうと思ったときに充電が切れていて使用できない、なんてことが忙しい朝に起きてしまったら大変ですよね。充電交流式なら、コンセントに繋いで充電したまま使用できます。もちろん、充電式のようにコードレスでも使えるのでおすすめですよ。
▼乾電池式|軽量&低価格

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他のタイプに比べて圧倒的に軽いので、旅行や出張などに便利なのが乾電池式です。ただ、乾電池の残量が少なくなってくるとパワーも弱くなるので、こまめに乾電池を入れ替える必要があります。
価格も抑えめなので、2代目として持っておくのもおすすめです。
【2】長さ調整機能をチェック
ヒゲトリマーに欠かせない機能、それは剃り残すヒゲの長さ調節機能です。長さが異なるアタッチメントを交換して調節するものもあれば、ダイヤル式でかんたんに長さを調節できるものもあります。
▼アタッチメント式|好みの長さに差し替えて使用
付属する長さの異なるアタッチメントを付け替えて使用するタイプです。基本的には複数のアタッチメントが付属しているので、好みの長さに合ったものを使いましょう。
また、商品によって鼻毛用、耳毛用、まゆ毛用など、ヒゲ以外の顔まわりの毛をカットできるアタッチメントを備えているタイプもあります。1台でいろんな箇所の手入れをできるのでチェックしておきましょう。
▼ダイヤル式|長さ調整がスムーズに行える
手元のダイヤルを回せば、長さをスムーズに変えられます。アイテムによっては0.5mm間隔で長さを調整できるので、きれいに整えることが可能。
口ヒゲを頬まわりより0.5mm長くしたい、などの要望にもしっかりと応えてくれます。
【3】その他の便利機能をチェック
ヒゲ剃りを快適に行える機能をチェックしていきましょう。ポイントは「自動研磨機能」と「ヒゲ吸引機能」です。それぞれ紹介していきます。
▼自動研磨機能|いつでも剃り味よし!
ヒゲトリマーは刃の切れ味がいいかどうかも重要なポイントです。自動研磨機能を搭載している機種を選べば、ヒゲトリマーを使用後に自動的に刃を研磨してお手入れしてくれます。
少し価格が高くても、買い替えまでのサイクルが長くなり、かえってコストがかからない場合もあります。ヒゲトリマーに自動研磨機能がなければ、刃の交換用パーツを別売りで購入できるかどうかチェックしましょう。
▼ヒゲ吸引機能|後処理もスムーズに行える
洗面台やリビングなどで行うとき、面倒になってくるのが落ちたヒゲの後処理です。吸引機能が備わっていれば、ヒゲがそこら中に散ることもないので、後片付けが楽チン!
ヒゲを1カ所に集めてくれるので、捨ててティッシュや水できれいにすればOKです。
▼防水機能|お風呂で使えて楽チン
防水機能が備わっていると、浴室でシャワーを浴びながら使うこともできます。防水基準IPX7をクリアしているものがおすすめです。30分間、水深1m以内であれば水没しても問題ないので安心ですね。
また、本体を掃除する際、水で丸洗いもできるのでスムーズですよ!
【4】刃の枚数をチェック
剃り残しのない仕上がりにしたいなら、刃の枚数が多いヒゲトリマーを使いましょう。
刃の枚数が多いと使い勝手が良くなるため、ヒゲトリマーに慣れていない人でも使いやすいです。ただし、刃の枚数が多いとそれだけコストも上がってしまいます。剃り残しを少なくしたい人、使用頻度が高い人、またヒゲが濃い人は、予算を考えながら刃の枚数が多いものを選びましょう。
欠かせないアイテムだからこそ長く愛用できるものを
日常の生活に欠かせないからこそ、長く使用できるヒゲトリマーを選びたいものです。
ヒゲトリマーの機能性やメンテナンスのしやすさにこだわることはもちろん間違いではありませんが、さびにくい刃を持つものや耐久性に優れているものにも注目して選びましょう。
また、家電量販店で実際のサイズ感を確かめてみることもおすすめです。
ヒゲトリマー主要3メーカー・ブランド
ヒゲトリマーで高い人気を誇る3つのメーカー・ブランドをご紹介します。シェーバーでも高い人気を集めており、品質の良さは折り紙付きですよ。
▼Panasonic(パナソニック)|ムダ毛処理全般に対応するモデルも
数万円という安くない価格帯にもかかわらず、日本のヒゲ剃りの定番となったラムダッシュを生んだのがパナソニック。白物家電の雄だけあって、ヒゲトリマー製品のレベルも高いです。
ヒゲだけでなく、まゆ毛や鼻毛、ボディのムダ毛処理をできるモデルもあります。防水機能を備えているタイプだと、シャワーを浴びながら一度にケアできるのでラクですよ。
▼Philips(フィリップス)|ヒゲをきれいに仕上げるポイント満載
日本国内では、シェーバーや電動歯ブラシのメーカーとして知られるフィリップス。デザインにこっているものが多いです。切れ味だけでなく、使ったときのなめらかさや肌へのケアに気を配っているのも嬉しいポイント。
アイテムによっては、40段階も長さを調節できるものもあるので、きれいにヒゲを仕上げたいという方はぜひチェックしてみてください。
▼BRAUN(ブラウン)|剃り味が自慢
こちらもシェーバーの代名詞でもあるブラウン。深剃りできるシェーバーを展開しているだけに、ヒゲトリマーの剃り味もとても良好です。ヒゲが固い方に向いているかもしれません。ヒゲの長さを調整しやすいダイヤル式の機種が人気です。
ヒゲトリマーおすすめ12選
コスメコンシェルジュ・岸田茉麻さんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。プロ目線のおすすめ商品は要チェックです!
気軽に使える定番ヒゲトリマー
3~15mmの長さにアタッチメントを調整して使えるヒゲトリマーです。アタッチメントを取り外せばワキ毛などのムダ毛をカットすることも!
単4乾電池で利用するモデルで、軽い仕様になっています。IPX7の完全防水なので、使い終わったら水で丸洗いすればOKという手軽な製品ですよ。
リフト&トリミングシステムでムラなくカット
0.5mm刻みで、正確に20段階の長さ調節ができるヒゲトリマー。ヒゲリフトコームによるガイドで、均一な長さに仕上げられます。
コードレス利用とコンセントに接続する使い方ができ、使用充電池の状態はランプで知らせてくれます。ヘッドを取り外して水洗いできるのでかんたんにお手入れ可能。
世界各国の電圧に対応しているので、旅行用としても活躍します。
プロクオリティの品質!
ブラウンの技術を結集した最高峰のPROブレードを採用しており、切れ味は抜群。ヒゲをしっかりカットしてデザインしやすいトリマーです。
アタッチメントは3種類を用意しています。0.5mmごとに40段階で長さを調整できるので、精密なカットに対応。自宅で思いどおりに仕上げることができるでしょう!

いろんな用途で使えるマルチタイプ
バリカンスタイルになっているのでヒゲのデザインにはもちろんのこと、ヘアカットまでできるマルチタイプとなっています。
どんな角度で当ててもムラなくしっかりとカットできるため、仕上がりがとてもキレイなのも嬉しいポイント。長さ調整は40段階と、とても細かく設定できるためあらゆるヒゲ・ヘアスタイルに対応可能です。
人工知能を搭載したトリマー!
ブラウン最高峰のフルメタルブレードを採用しており、毛が引っ掛かりにくくスムーズにトリミングすることができます。0.5mm間隔で40段階に長さを調整できるので、自分の思いどおりのデザインができあがるでしょう。
ヒゲの濃さを検知する人工知能テクノロジーを搭載しており、適切なパワーに自動で調整してくれます。また丸洗いできるので、お手入れも楽チン!

カッター2種類搭載! 乾電池式ヒゲトリマー
家庭用としてはもちろん、旅行や出張などシーンを選ばず使用できるコンパクトサイズのヒゲトリマーです。
回転式と往復式の2種類のカッターを搭載しており、ヒゲの形を整えながら思い通りのスタイリングが楽しめます。
また、鼻毛カッターとしても使用することができるので、身だしなみアイテムとして持ち運びたい人におすすめします。
部位に合わせて持ち方を変えられるヒゲトリマー
丸みがある幅広い刃先で肌にやさしく剃れるヒゲトリマー。頬・口まわり・アゴ下などの、剃りたい部分に合わせて持ち方を変えられるため、ヒゲのデザインがしやすい機種です。
狭いところをカットするための「ディテールアタッチメント」と、0.5~10mmまで0.5mm単位で刈る高さを調整できる「刈り高さアタッチメント」と2種類のアタッチメントが付いているので、用途に合わせて使い分けもかんたんです。
刃の水洗いができるうえに掃除用ブラシも付いているので、清潔に保てます。
充電切れ直前でもパワーダウンなし
日本製のハイパワーヒゲトリマー。ヒゲの刈り終わりまでパワーダウンしないので、最後までスムーズにカットできます。
刃先の幅が広く、寝た毛を起こしやすい構造なので、寝たヒゲやクセのあるヒゲもカットしやすい構造です。アタッチメントを使用することで細部のヒゲデザインや0.5mm単位での長さ調整も可能。
刃を外さずにヒゲを洗い流せるのでお手入れもかんたんです。スイッチの誤作動がしにくいスイッチロック機能付きなので、持ち運びにも便利です。
全身のムダ毛カットがこれ1台!
ヒゲだけでなく、腕、脚、VIO、脇、胸など、全身のムダ毛をカットできるトリマーです。独自設計の4枚の刃を搭載しており、スムーズにカットすることだけでなく、ヒゲが絡みにくいので、快適に使うことができます。
1、2、3、5mmのアタッチメントが付属し、好みの長さにトリミングできます。防水仕様なので、お風呂場での使用も問題ないです!
細かく長さを調整できるダイヤル式
0.5mm単位で39段階に長さを調節できるダイヤル式ヒゲトリマー。ヒゲを刈りやすい45度の鋭角で剃りムラもできにくいですよ。自動研磨機能を備えるほか、約5分の急速充電で髭剃りができるのも嬉しいポイント。
アタッチメントも備わっているので、長いヒゲを手入れすることも可能です。
おしゃれな無精ヒゲのための小型ヒゲトリマー
ヒゲのおしゃれを楽しみたい人のための、3mm~15mmまで5段階調節可能なヒゲトリマー。ヒゲだけでなくモミアゲや襟足などのお手入れにも使いやすい機種です。
機能は限られていますが、最低限の機能は付いている比較的リーズナブルな価格帯。乾電池式なので、毎日の使用よりは旅行や出張の携帯用や職場に置いておくのに向いています。

39段階! ヘアカットもできるヒゲトリマー
メンテナンス面、機能性、使いやすさ、汎用性…多角的に見ても性能に優れているヒゲトリマーです。
刃の自動研磨機能で切れ味が落ちず、本体ごと水洗いができます。また、0.5mm単位39段階調節ができるため、理想の仕上がりに近づけます。ヒゲはもちろん、バリカンとして頭髪に使用できるのもおすすめしたいポイントです。
ヒゲトリマーの使用に慣れていない人、バランスよい機能性を求める人に向いています。
【比較一覧表】料金などを比べる
【ランキング】通販サイトの最新人気! ヒゲトリマーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのヒゲトリマーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】よくある質問
ヒゲトリマーはどのようにして選べばよいですか?

ヒゲトリマーを選ぶ際に注目したいポイントは主に4つです。
その1:充電式、電池式などの電源方式をチェックすること
その2:何ミリ単位で長さを調整できるか、自分の好みに合った長さでお手入れできるかチェックすること
その3:刃の枚数が多いこと。ただし刃の枚数が多いと、使いやすさはアップしますがその分コストも上がるので注意
その4:メンテナンスがしやすいこと
以上です。こちらから、コスメコンシェルジュ・岸田茉麻さんのより詳しい解説をチェックして、自分に合ったヒゲトリマーを選んでください。
替刃はどこで購入できますか?

各メーカーのオンラインショップまたは、Amazonなどのネット通販サイトでも購入可能です。
【関連記事】ほかのグルーミンググッズを確認
【まとめ】使うシーンを考えて選ぼう
コスメコンシェルジュ・美容エディターの岸田茉麻さんへの取材をもとに、ヒゲトリマーの選び方とおすすめのヒゲトリマーをご紹介しました。ヒゲトリマーは、自宅で使うのか職場で使うのか、出張先に持って行くのかなどで適しているタイプが異なります。
自宅で使用するならば機能にとことんこだわるのもいいですが、出張に持って行くためであれば、充電に対応しているかどうかや携帯しやすさが重要になります。また、長く快適に使っていくためには、手入れのしやすさや充電時間なども重要なポイントになります。
まずは、どこで使うのかをはっきりさせたうえで、自分の用途に合うヒゲトリマーを選びましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。