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第6回 ピーラー界の「スティーブ・ジョブズ」は妥当か。特許・意匠を見ながら考えてみる

第6回 ピーラー界の「スティーブ・ジョブズ」は妥当か。特許・意匠を見ながら考えてみる
第6回 ピーラー界の「スティーブ・ジョブズ」は妥当か。特許・意匠を見ながら考えてみる

ここまで5回にわたって、
第1回:ピーラー再入門
第2回:トマトピーラー
第3回:キャベピィMAX-EX
第4回:スージー&みじん
第5回:ワッフルピーラー&天才ベジホルダー
を見てきた。

ここまで読んできた人の多くは、レーベンのピーラー群に対して、漠然と「なんか、ちゃんと考えられてるな」「変な形だけど、理屈はあるんだな」と感じているはずだ。

最終回では、その「なんか」をもう一歩だけ言語化してみる。

指かけ構造、幅広ギザ刃、両面・両側刃構造、出っ歯構造といった特許・意匠を横串で整理し直しながら、ここまでに何度も登場した「ピーラー界のスティーブ・ジョブズ」という呼び名は、どこまで妥当か?を考えてみたい。

本記事はプロモーションが含まれています。2026年03月05日に記事を更新しました(公開日2026年03月05日)

キッチン雑貨


マイナビおすすめナビ編集部

担当:サービス、セール・クーポン、企業ニュース・おすすめ情報
水貝 英斗

「サービス」「セール・クーポン」をはじめ、新製品などのおすすめ情報、企業ニュースなどを担当。世の中のあらゆるお得な情報を日々キャッチしています。広告関連記事の制作にも携わり、SEOの知見を活かし商品販促のプランニングも行っています。

共通する2つのキーワード:指かけ構造と幅広ギザ刃

シリーズ中、何度も出てきたのが「指かけ構造(意匠登録第1470383号)」という意匠だ。

おさらいすると、一般的なピーラーは、
・棒状のグリップを手全体でぎゅっと握る
・手首を固定し、肘と肩で前後に押し引きする
という使い方を前提にしている。

レーベンのピーラーはそこをひっくり返して、
・人差し指を穴に引っかける
・中指・薬指を肩部に軽く添える
・手首をゆるく使いながら、指先主体でストロークを作る
という、引っかけ持ちを推奨している。

力を込めて押し切る道具→ 短い時間はいいが、長時間使うと疲れる
軽く添えて動かす道具→ 1回あたりの力は小さいが、長く・細かく・自在に動かせる
指かけ構造は、そのための姿勢のインターフェースだ。

もうひとつの共通パーツが、レーベン特有の「幅広の三角ギザ刃(意匠登録第1534779号)」だ。

一般的なギザ刃は、
・細かく鋭いノコギリのような歯
・「切れ味」を上げる発想がメイン
になりがちだが、レーベンのギザ刃は少し違う。

・一本一本の刃が幅広の三角形
・先端は鋭すぎず、やや丸みを帯びた鈍角
この形を、シリーズでは爪を立てるようなひっかかりと表現した。

トマトのようなやわらかくてすべりやすい相手、キャベツのように繊維をつぶしたくない相手に対して、皮や表面にはしっかりかかるが、深くえぐりすぎない。結果として「切れるけど怖くない」感触になるというバランスを目指している。

「よく切れるけど怖い」か、「安全だけど切れない」か。――二択になりがちな刃物に対して、「そこそこよく切れ、しかも怖さは低い」という第三のポイントを取りに行っているのが、このギザ刃だ。

両面・両側刃構造と「出っ歯構造」:キッチンの「めんどう」を潰していく

第4回で扱った『スージー&みじん』では、特許第6209701号(ピーラー装置)がキーパーツだった。
ここでのポイントは、1枚の刃で何でもしようとせず、本体の両側・両面に縦方向のすじを入れる刃と横方向に削る平刃を役割分担して配置したことだった。

これにより、すじ切り・そうめん状カット・みじん寄りの細かいカットといった、本来は複数の工程が必要な作業を、「縦刃側を使う」「食材を90度回す」「平刃側を使う」という数ステップの切り替えだけで済ませられるようになった。

同じく第4回で登場したのが、特許第5997753号の「出っ歯構造」
一般的なピーラーでは、刃を支える腕の部分が先にまな板へ当たってしまい、野菜の端から削り始められない。そんな小さくて地味だが毎回イラっとする問題を「刃先のほうを腕よりほんの少しだけ前に出す」だけで解決している。

・まな板に置いたまま、端から削り始められる
・食材を持ち上げる必要がなくなり、安定した姿勢で作業できる

こうした「端っこ問題」「最後のひと手間問題」は、キッチンツールの世界では見落とされがちだが、ユーザーの体感としては「なんか使いやすい or なんかめんどくさい」を左右する決定打になり得る。

これらの発想と実績をふまえ、「ピーラー界のスティーブ・ジョブズ」という呼び名はどこまで妥当なのか? 以下の記事でさらに詳しく深堀していこう。

第6回 ピーラー界の「スティーブ・ジョブズ」は妥当か。【記事の続きはこちら】

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