なぜ日本人は「耳かき」が好きなのか?
そもそも、世界を見ても、日本人ほど耳かきにこだわっている民族はほかにはあまり見られません。なぜ、日本人はこれほどまでに耳掃除を愛しているのでしょうか?
そのルーツを探ると、意外な「精神史」が見えてきます。
耳垢は「魔除け」だった?
古い時代、耳垢は単なるゴミではなく、「身体の一部」や「身体に必要なもの」と考えられていたそう。たとえば、エジプトやギリシャなどの古代文明では、耳垢はホコリや虫などの異物、さらには感染症から耳を守ってくれると信じられていました。
また、アイヌ文化など一部の伝承では、耳垢を取る行為が魔除けや儀式に関連していたとも言われています。古墳時代から出土する精巧な金属製の耳かきは、単なる日用品ではなく、こうした儀式に使われる「ハレの道具(神聖な道具)」だった側面もあるのでしょう。
私たち日本人が耳掃除に感じる、あの不思議な安らぎや儀式的な感覚は、遺伝子に太古の記憶が刻まれているからかもしれません。
江戸っ子の「言い訳」と進化
時代は下り、江戸時代。幕府から、町人や農民の贅沢を禁止・制限し、質素倹約を強制する法令『贅沢禁止令(奢侈禁止令)』が出されました。これによって、豪華な『かんざし』も禁止されることになりますが、それに対し、江戸の女性たちはある言い訳を考え出します。
お役人様、これは飾りではございません。耳の垢を取るための『道具』です! そう主張するためにかんざしの先に耳かきを付けたのが、現代に続く耳かき文化の起爆剤となりました。
「神聖な儀式」から「粋なおしゃれ」へ。日本人の耳かき愛は、こうして形を変えながら受け継がれてきたのです。
日本の技術が起こした「形状革命」
ただし、人類は3000年以上もの間、「耳掃除=スプーンですくう」という固定観念から一歩も抜け出せておらず、文明がどれだけ発達しても、耳かきの形状だけは古代からずっと、先端が曲がったスプーン(匙)のままでした。
この3000年の停滞に終止符を打ったのが、日本のメーカー『ののじ』です。
これまで耳掃除で常識だった「硬い素材で掻き出す」という発想を捨て、「柔らかいワイヤーで絡め取る」という全く新しい構造を発明しました。
その斬新な構造の耳かき『爽快ソフト耳かき』の凄さとは…?
代表作『爽快ソフト耳かき』
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