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第2回 湯むきだけが正解じゃない?トマトピーラーなる「やわらかい相手」専用ツール

第2回 湯むきだけが正解じゃない?トマトピーラーなる「やわらかい相手」専用ツール
第2回 湯むきだけが正解じゃない?トマトピーラーなる「やわらかい相手」専用ツール

前回はリンゴの皮むきを例に、包丁とピーラーの得意・不得意について整理した。では、同じく、赤くて丸い食材であるトマトはどうだろう。

包丁だとつるっと滑って怖い。かといって、ピーラーだと刃が刺さらず空回りしてしまったり、実までゴッソリえぐってしまったりする。そのため、多くの人は時間と手間がかかる湯むきを選択しているだろう。

なぜ、リンゴで役に立ったピーラーが、トマト相手では急に頼りなくなるのか。そして、そのギャップを埋めようとして生まれたトマトピーラーは、本当に必要な道具なのか。

第2回は、トマトピーラーという選択肢の意味合いを検証していく。

本記事はプロモーションが含まれています。2026年02月03日に記事を更新しました(公開日2026年02月03日)

キッチン雑貨


マイナビおすすめナビ編集部

担当:サービス、セール・クーポン、企業ニュース・おすすめ情報
水貝 英斗

「サービス」「セール・クーポン」をはじめ、新製品などのおすすめ情報、企業ニュースなどを担当。世の中のあらゆるお得な情報を日々キャッチしています。広告関連記事の制作にも携わり、SEOの知見を活かし商品販促のプランニングも行っています。

トマトは、ピーラーの苦手要素を全部持っている

一般的なピーラーは、「ある程度のかたさと摩擦」を前提に設計されている。適度な抵抗があるからこそ、刃が食材にしっかりと引っかかり、一定の厚さで削れるのだ。

その前提をトマトはことごとく裏切っている。

1、刃を立てようとすると、皮ごとぐにゃっと沈んで逃げる
2、強く押すと、中身ごとえぐれてしまう
3、刃が滑った瞬間、外側の薄皮が一気に裂ける

つまり、トマトは「やわらかくて、滑りやすくて、力を入れにくい」――ピーラーにとって、自身が最も苦手とする3条件をすべて兼ね備えた強敵なのだ。

トマトピーラーは、何を解決しようとしているのか

そこで登場するのが、トマト専用ピーラーである。名前だけ聞くと、「わざわざトマト用に?」と思うかもしれない。
しかし、その刃の設計をよく見ると、常温でトマトをむくための工夫がいくつも詰まっている。

代表的なポイントは、次の3つだ。

1、細かいギザギザ付きの刃
2、幅広で、やや丸みを帯びた三角形の刃先
3、通常のピーラーより寝かせ気味の刃角度

1. 細かいギザギザ付きの刃

トマトピーラーは多くの場合、刃のエッジに細かいギザギザがついている。
これにより、つるつるした表面に対しても、刃全体で押し付けるのではなく、細かなギザギザが爪を立てるように点でひっかかるようになる。

この「点でのひっかかり」が、最初の一枚目の皮をつかまえる。そこから先は、その切り込みに沿って、皮がリボン状にはがれていくイメージだ。

2. 幅広で、やや丸みを帯びた三角刃

ここで重要なのは、ギザギザの形が鋭く尖ったノコギリ状ではないことだ。

・一本一本の刃は幅広の三角形
・先端も鋭すぎず、やや鈍角
この形は、レーベンのピーラー群で意匠登録されているギザ刃(意匠登録第1534779号)にも共通する特徴だ。

鋭い刃先は少ない力でよく食い込む反面、トマトのようなやわらかい相手には突き刺さりすぎて、実までえぐってしまうリスクがある。

そこで、あえて鈍角ぎみにして、食材との接触を点と面の両方で受け止めるようにすることで、皮にはしっかり入るが、その下の果肉までは深く入り込みすぎないという理想のバランスを実現しているのだ。

3. 寝かせ気味の刃角度

一般的なピーラーは、ある程度「立った」角度で刃が当たる。これは、ジャガイモやニンジンといったかたい食材の皮を一気に削るには都合が良い。
しかし、トマトの場合、それだと食材に対して突き刺す方向の力が強くなりすぎる。

そこでトマトピーラーは、刃をやや寝かせ気味に配置することで、力のベクトルを「中に向けて押す」よりも「表面をなでる」方向へと分散させている。

結果として、
「皮にはきちんと刃が入り、果肉は押しつぶさず、常温のままでも表面だけをうすく連続して削り取れる」
という、従来のピーラーとは違った動き方をするのだ。

第2回 湯むきだけが正解じゃない?トマトピーラーなる「やわらかい相手」専用ツール【記事の続きはこちら】

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