「包丁 vs ピーラー」リンゴで見える、両者の得意・不得意
「リンゴの皮をむきたい」と思った時に選択肢として挙がる、包丁とピーラー。どちらでも「皮を落とす」という同じ結果を得られるが、扱う上で考え方が大きく違う。
包丁は「自分の手」を拡張する道具
包丁でリンゴをむくとき、ほとんどの人は、
左手でリンゴを持つ(利き手と逆の手)
右手で包丁を持って刃を当てる
左手を少しずつ回しながら、右手で厚さをコントロールする
という動きになっているはずだ。
ここで重要なのが、厚さのコントロールも方向のコントロールも、すべて自分の感覚まかせだという点。言い換えれば、包丁は「自分の手の延長」であり、道具の側が何かを制御してくれるわけではないのだ。
そのため、手先が器用な人は薄く均一に皮をむけるが、慣れていない人は厚さがバラバラになってしまうし、常にケガのリスクも付きまとう。
なので、包丁のメリットとしては、慣れてしまえばカットの自由度が非常に高いこと。デメリットとして、個人の技量による差が大きいことが挙げられる。
ピーラーは「一定の厚さで削る」ことに特化した道具
方、ピーラーはどうか。典型的なY字型ピーラーを思い浮かべると、以下のような特徴がある。
刃の位置は ハンドルから決まった距離に固定されている
刃は、ある決まった角度でしか食材に当たらない
ハンドルをどのように動かしても、刃と食材の距離・角度はほぼ一定
この仕様から、ユーザー側がコントロールするのは、主に「どの方向にスライドさせるか」と「どれくらいの速さで動かすか」だけでいい。包丁とは違い、「厚さ」や「角度」といった難しい部分を、ある程度道具側で肩代わりしてくれるのだ。
この構造のおかげで、リンゴの皮むきにピーラーを使うと、
そこまで神経を尖らせなくても、厚さがそこそこ均一になる
刃の向きが決められているぶん、力のかけ具合を意識しやすい
包丁のように刃先が自由に動かないため、心理的な怖さが少ない
といったメリットが得られる。
ただ、その一方で、
カーブのきつい部分(ヘタやお尻まわり)にフィットさせにくい
皮以外のカット(くし切り、飾り切りなど)は原則できない
という割り切りが必要だ。
レーベンという”変わったピーラー”のメーカー
株式会社レーベン――この社名に聞き覚えがないという人も多いだろう。
だが、『キャベピィMAX-EX』『スージー&みじん』『ワッフルピーラー』といった商品名ならどうだろうか。
キャベツの千切りを、包丁より速く・ふわふわに
大根やきゅうりを、そうめん状やみじん切りに
にんじんなどを、格子模様のワッフル野菜に
と、いずれも従来の皮むきから一歩踏み出した使い方を提案するピーラーである。
開発者は、自身が手掛けたピーラーたちを指して、テレビやWebなどのメディアで「ピーラー界のスティーブ・ジョブズ」と呼ばれることもある。その真偽のほどはさておき、“当たり前”の形や使い方を疑い、まったく別の方向から切り直す姿勢は、確かにどこかジョブズ的だ。
こうしたピーラーの多くには、
指かけ穴・肩部(意匠登録第1470383号/第1470719号)
幅広の三角ギザ刃(意匠登録第1534779号)
両面・両側に刃を持つ構造(特許第6209701号)
まな板の上から削れる“出っ歯構造”(特許第5997753号)
など、いくつもの特許・意匠が関わっている。
これを見てわかる通り、「ちょっと変わった形だから売ってみました」という軽い気持ちではなく、「こういう不満を解決するために、この構造にたどり着いた」という理由がちゃんと存在するピーラーなのだ。
株式会社レーベンが手掛ける斬新アイテム!
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。



「サービス」「セール・クーポン」をはじめ、新製品などのおすすめ情報、企業ニュースなどを担当。世の中のあらゆるお得な情報を日々キャッチしています。広告関連記事の制作にも携わり、SEOの知見を活かし商品販促のプランニングも行っています。