アンケート・調査
【40代】ニキビに関するアンケート
それでは早速、ニキビに関するアンケート結果を発表していきます！
Q1.ニキビ・ニキビ跡で悩んでいる or 悩んだことがある？
40代女性のニキビの事情に迫るべく、現在・過去含めて状況を聞いたところ、26.7％の人は悩んでいないと回答したものの、73.4％の人が現在もニキビの悩みを抱えている、もしくは過去に悩みを抱えていたことが分かりました。
40代の大人ニキビ事情
年齢を重ねると肌の新陳代謝が遅くなり、それに伴って細胞のターンオーバーも遅れがちになります。その結果、若い頃に比べてニキビができにくくはなりますが、できたニキビの治りが遅くなるということもあります。
Q2.ニキビができたとき、その要因として思い当たるものは？
ニキビができる要因の1位は「ストレス（58.2％）」、2位は、「不規則な生活（47.3％）」、3位は「食生活の乱れ（40.9％）」4位は、「睡眠不足（38.2％）」、5位は「生理周期（35.5％）」と感じる人が多いという結果に。
40代のニキビができる要因と対策
コロナ禍では、マスク荒れによるニキビが多いのが特徴でしたが、40代のニキビができる原因は複数あり、肌の新陳代謝の低下、ホルモンバランスの変化、ストレス、不規則な生活などが原因になることが多いです。40代でのニキビケアは、肌の変化に合わせたスキンケアが重要です。
Q3.ニキビに悩むあなたの肌質は？
ニキビ・ニキビ跡で悩んでいる、もしくは悩んだことがある人に自身の肌質を聞いたところ、46.4％の人が「混合肌」、21.8％の人が「乾燥肌」、14.5％の人が「敏感肌」、9.1％の人が「脂性肌（オイリー肌）」という結果に。
Q4.悩んでいる or 悩んだことがあるニキビの種類は？
どんなニキビに悩んでいるか聞いたところ、40代は特に、白ニキビ（65.5％）と赤ニキビ（56.4％）に悩む人が多いよう。次いで、黄ニキビ（21.8％）、黒ニキビ（19.1％）という結果でした。
ニキビの種類によっては、スキンケアの方法や生活習慣の見直しで改善できる可能性があります。
Q5.悩んでいる or 悩んだことがある「ニキビ跡」の症状は？
ニキビ跡について聞いたところ、60.0％の人が「色素沈着」、50.9％の人が「赤み」、30.9％の人が「肌の凹み」に悩んでいるという結果に。特に40代では、「色素沈着」と「赤み」に悩む人が多いようです。
ニキビ跡の消し方・治し方
ニキビ痕は、自身のケアの範囲で消すのは難しく、保険治療の範囲内でも厳しいです。自費の治療としては、ピーリング、ダーマペン、フラクショナルレーザー、サブシジョンなどの方法がありますが、ニキビ後の形状によって効果が違いますし、上記は美肌目的のやり方とニキビ痕を消す方法で違いがあります。クリニックに行って相談しましょう。
Q6.ニキビができやすい季節は？
40代では、39.1％の人が「季節関係なく1年中ニキビができやすい」と感じているよう。次いで、29.7.％の人が「夏」、14.5％の人が「春」、7.3％の人が「秋」、6.4％の人が「冬」という結果でした。
ニキビは季節によって悪化する訳ではない！
この結果の通り、ニキビは通年が大多数です。ただし、花粉症に関連して、ニキビが悪化する人が一定数います。花粉で肌があれてのことだと思いますが、当院の様なアレルギー科でも、少なくありません。
Q7.ニキビができやすい部位は？
40代では、1位：口まわり（44.5％）、2位：おでこ（32.7％）、3位：頬（31.8％）、4位：アゴ・フェイスライン（30.0％）、5位：背中（14.5％）という結果でした。大人ニキビは、主に頬やフェイスライン、顎、口周りなどUゾーン（顔の下半分）を中心に発生するのが特徴です。
各部位のニキビの原因とおすすめのケア方法を続木康伸先生に教えて頂きました！
【口まわり】
原因: ホルモンバランスの変化、食事の影響、歯磨き粉の刺激など
ケア: 無添加かつ低刺激のスキンケア製品の使用、食生活の見直し
【あご】
原因: ホルモンバランスの変化が主な原因とされており、特に生理周期に関連して出やすい
ケア: ストレスを軽減するライフスタイルの改善、適切なスキンケア
【額】
原因: ストレスや不規則な生活習慣、髪の毛やヘアケア製品による刺激
ケア: しっかりとした洗髪とヘアスタイリング製品の見直し、リラクゼーション
【頬】
原因: 環境汚染や化粧品の不適切な使用
ケア: 低刺激のスキンケア製品の選択、クレンジングの際は優しく洗う
【こめかみ】
原因: ストレス、食生活の乱れ
ケア: バランスの良い食事、十分な水分補給
【鼻】
原因: 皮脂の分泌が多い部位で、毛穴の詰まりやすい部位
ケア: 皮脂コントロールが可能なスキンケア製品の使用、定期的なピーリング
【目まわり】
原因: アイメイクの刺激、アイクリームの使用過多
ケア: アイメイクリムーバーの正しい使用、アイクリームの適量使用
適切な製品の選択と生活習慣の見直しが重要！
これらの部位に対するケアでは、それぞれの部位の特性を理解し、適切な製品を選ぶことが重要です。また、食生活の改善や十分な睡眠、ストレス管理もニキビケアにおいては不可欠です。
Q8.顔を洗わずに寝てしまうことがある？
半数の50.%が「ない」という結果でしたが、29.1%の人が「たまにある（1カ月に1～2回）」、17.3％の人が「ときどきある（1週間に1～2回）」、3.6％の人が「頻繁にある（ほぼ毎日）」と回答。
化粧をしたまま、洗顔せずに寝ることは肌に悪影響！
化粧品に含まれる油分や色素が毛穴に詰まりやすくなり、ニキビの原因に。また、肌が一晩中化粧品で覆われていると、肌が呼吸することができず、肌荒れを引き起こしたり、皮膚炎、肌のくすみなど肌に複数の悪影響を及ぼします。
肌は夜の間に修復と再生を行いますので、化粧をしたまま寝るとそのプロセスが妨げられ、健康な肌を維持するのが難しくなります。したがって、夜はきちんと洗顔をして化粧を落とし、肌の健康を守ることが重要です。
Q9.ニキビの正しいケア方法って知ってる？
40代で正しいケア方法を「知っている」と回答したのは26.4％、「知らない」と回答した人は73.6％でした。ニキビだけでなく、シミやシワ、くすみなどあらゆる肌悩みがでてくる40代。それぞれの悩み1つ1つのケア方法を把握するのは大変ですが、正確な知識を身につけておくことが美肌への近道です。
Q10.ニキビケアのために洗顔やスキンケア1カ月いくらかけてる？
40代では、約半数の51.8%の人が1,000円未満、30.0%の人が1,000円～3,000円未満、11.8％の人が3,000円～5,000円未満という結果に。
40代は、特に子育ての真っ最中という人も多く、子供にもお金がかかる年齢。自分よりも子供にお金をかけたいという人も多いと思いますが、今はドラッグストアなどで扱っているプチプラアイテムでも優秀なものがたくさん！お金をかけなくてもニキビ対策は叶います！
Q11.ニキビ対策のために使っているアイテムは？
ニキビ対策として使っているアイテムでは、洗顔料が71.8％、クレンジングが42.7%と汚れを「落とすケア」に力を入れている人が多いよう。次いで、化粧水が40.0％、美容液と乳液が18.2％、フェイスパックが16.4%とスキンケアにも、そこそこ力を入れているということが分かりました。
Q12.ニキビ対策のために使っているアイテムのなかで効果を感じたものは？
効果を感じたと思うアイテムは、洗顔料が44.5％、クレンジングが24.5%と汚れを「落とすケア」が多いよう。次いで、化粧水が22.7％、美容液が9.1％、乳液が8.2％、フェイスパックが6.4%と基礎化粧品にこだわることで効果を感じられた人もいたようです。
この結果は妥当と言える！
クレンジングは肌の汚れを落とす基本的なステップであり、化粧水と乳液は肌を整えて保湿するために重要です。効果を感じたものが分からないという人も多かったため、ケアのポイントを簡単に解説します。
●クレンジング：肌をこすり過ぎたり、乾燥させ過ぎないように優しい製品を選ぶことが重要
●乳液：ニキビに良いとされる成分（例：ヒアルロン酸、グリセリン）が含まれているか確認
●美容液やフェイスパック：特定の肌悩み、例えばニキビ跡の改善や炎症の鎮静に対応するために有効
また、皮脂の過剰な分泌を抑える成分や、抗菌作用がある成分を含んだ製品もニキビケアには有効です。ただし、人によって肌は異なるため、一般的なアドバイスがすべての人に合うとは限りません。
Q13.効果を感じたニキビケア方法は？
46.4%の人が洗顔方法を見直すことで、効果を感じたと実感。次いで、スキンケアを見直すことが、33.6％、規則正しい生活が27.3%、食事の改善が22.7%、病院・クリニックの受診が18.2％という結果でした。
この結果は妥当と言える！
ある程度のニキビであれば、自宅でのケアをしっかり行うことでよくなることも多いです。ただし、ニキビが長期間治らない場合や、症状が悪化している場合は皮膚科の受診をお勧めします。
特に、炎症を伴うニキビ、痛みやかゆみが伴う場合、ニキビ跡が残る可能性がある場合には専門的な治療が必要になることがあります。
医師に聞く！40代はどんなケアをするのが正解？
【1】優しい洗顔
強い洗浄力のある洗顔料は避け、肌に優しい洗顔料を使いましょう。肌の自然な保湿成分を奪わないように注意が必要です。
【2】保湿
年齢とともに肌の乾燥が進むため、十分な保湿が必要です。乾燥は肌のバリア機能を低下させ、ニキビの原因になります。
【3】ホルモンバランスの調整
適度な運動やバランスの良い食事を心がけることで、ホルモンバランスを整えることができます。
【4】ストレス管理
ストレスはホルモンバランスに影響を与え、肌トラブルの原因になります。リラクゼーションや十分な睡眠をとることが大切です。
自分の肌に合ったケアでニキビ対策を！ 編集部からひとこと
ニキビは、さまざまな要素が重なってできてしまうもの。特に、年齢を重ねると、お肌が乾燥し、ターンオーバーが乱れやすくなります。若い頃は、すぐに治っていたものが治りにくくなることもあるので、日頃からなるべく生活習慣を整え、保湿を心がけましょう。
◆アンケート情報
調査時期：2023年11月17日
調査対象：マイナビニュース・ウーマン会員
調査数：40代女性150名（Q2～Q13は、ニキビに悩んでいると回答した110名を集計）
調査方法：インターネットアンケートフォーム
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