50代の肌の状態は？ 40代までとのちがいは？
50代になると以下のような肌悩みを抱える人が増えてきます。
【50代に多い肌悩み】
◆たるみ
◆シワ
◆シミ
◆くすみ
目に見えて変化する理由は、皮膚や筋肉などが委縮するため。さらに、加齢によってホルモンや水分保持力が減少することで、40代のころは浅かった小ジワが深くなったり、シミが濃くなったりと "老け見え” が加速してしまいます。
その結果、「今まで使ってきた基礎化粧品ではケアできなくなってきた気がする」「スキンケアをブランドごと変えた方がいいのかな？」と悩む50代が多くなります。
40代と比較してより気になるようになった肌悩みは？ 50代女性に聞く！
シミの存在感が増してきた…
40代のころよりシミが濃くなり、目立つように……。かといって、メイクで隠そうとすると厚塗りになるので、最近は「美白」とキャッチフレーズがついている基礎化粧品を使いはじめました。（Nさん／50代）
40代のころより肌の衰えが浮き彫りに
40代のころよりもシミやくすみ、シワの主張が強くなってきました。鏡を見て「なんだか老けたな……」とショックを受けることもしばしば。一方、吹き出物はできにくくなったように感じます。（Yさん／50代）
以前より肌が乾燥しやすくなった
オリーブオイルや魚などの良質な脂質の摂取をさぼると、すぐ肌が乾燥するようになりました。そのせいか、ちりめんジワが増えたように感じます。外側からのケアだけでなく、加齢とともに食事面の大切さも痛感しています。（Mさん／50代）
50代からのスキンケア・基礎化粧品の選び方
では、年齢を重ねた50代の大人肌に向いている基礎化粧品はどう選べばいいのでしょうか？ 次のポイントを確認して選んでてみましょう。
高保湿成分配合＆しっとり・とろみ系を選ぶ
水分の量が減ってきている50代の肌には、うるおいチャージが欠かせません。そのため、以下のような保湿効果が期待できる成分が配合されているか要チェックです。
◆セラミド
◆コラーゲン
◆ヒアルロン酸
◆グリセリン など
50代の肌はごわつきがちなので、とろっとしたテクスチャーの基礎化粧品を選ぶと、しっとり＆もっちり感をキープしやすいでしょう。
自分の肌悩みに合ったエイジングケア（※）成分を選ぶ
50代の女性の場合、シワやシミ単体ではなく「シワとシミがどちらも目立ちはじめた」のように、ふたつ以上の肌悩みを抱える人も少なくありません。そのため、複数の悩みに働きかける成分が配合された基礎化粧品を選ぶのがおすすめです。
※年齢に応じたケアのこと
乾燥小じわ・シワの悩み｜効能評価試験済みのものや、シワ改善アイテムを選ぶ
乾燥小じわやシワが気になる人は、次の成分が配合されているかチェックしてみましょう。
【乾燥小ジワ】
◆セラミド
◆ヒアルロン酸
◆コラーゲン など
乾燥小ジワ対策には、保湿が肝心！ さらに、乾燥小ジワの改善効果が確認された「効能評価試験」をクリアしているアイテムを選んでみてくださいね。
【シワ】
◆レチノール
◆ナイアシンアミド など
本格的なシワをケアするには、厚生労働省に承認された有効成分入りの医薬部外品がおすすめ。レチノールもナイアシンアミドも、シワ改善有効成分のひとつです。
たるみ・ハリ不足の悩み｜保湿＆エイジングケアができる成分をチェック
たるみ、ハリ不足が気になる人は、次の成分が配合されているかチェックしてみましょう。
【たるみ・ハリ不足】
◆ビタミンC誘導体
◆セラミド
◆レチノール など
ハリ不足の原因は、乾燥や加齢など。そのため、保湿＋エイジングケア（※）が狙える成分が入っていると、パンッと弾力性のある肌に導いてくれます。ただしたるみに関しては、一度できてしまうとスキンケアで改善するのは難しいので、あくまで予防が大切です。とはいえ、ハリがない肌だと余計にたるみが目立ってしまうので、お手入れは欠かせません。
※年齢に応じたケアのこと
シミ・メラニンくすみの悩み｜美白有効成分をチェック
シミやくすみに悩むアラフィフ女性も多いでしょう。透明感のある肌を目指すには、美白有効成分が配合されている基礎化粧品をセレクトしてみてください。
【おすすめの美白有効成分】
◆トラネキサム酸
◆4MSK（4-メトキシサリチル酸カリウム塩）
◆プラセンタエキス
◆ナイアシンアミド
年齢を重ねた50代の肌には低刺激処方がおすすめ
50代の肌は乾燥によってバリア機能が衰え、30代や40代の頃よりもデリケートな状態です。そのため、香料や着色料、アルコールなどの肌への刺激となり得る成分を添加していない、低刺激処方のアイテムを選ぶといいでしょう。やさしい使いごこちの化粧水や乳液を選んで、心地よいスキンケアタイムを目指しましょう。
50代からの基礎化粧品ブランドランキングTOP3 ドラッグストアコスメや通販コスメがランクイン！
ここからは、特級コスメコンシェルジュの高崎 綾乃さんが選んだ50代におすすめの基礎化粧品ブランドを紹介！ まずは、迷う方に向けて、とくにおすすめの3ブランドをランキング形式で紹介していきます。
50代の肌にハリと潤いをチャージして透明美肌に
オルビスユー ドットは「先進美容発想※1で、上向き※2透明美肌へ導きます。」と打ち出しているシリーズで、気になるエイジングサインをケアして肌にハリとうるおいによる透明感をもたらしてくれます。
ラインナップは洗顔・化粧水・クリームの3ステップ！ シナジー設計（整える→満たす→閉じ込める）なので、フルラインでの使用がおすすめです。
化粧水は『満たす』設計で考えられ、化粧水がなじみにくい年齢を重ねた肌でも、角層まで浸透するここちいいテクスチャーになっています。そしてこだわりの成分配合により、うるおいに満ちた肌に導いてくれます。
※1ハリや透明感の低下により立体感がない印象になる、ゆるみ印象を感じにくい肌を目指すには、「ハリ」と「透明感」のケアが重要ということ
※2気持ちのこと
▼商品ラインナップはこちら 洗顔後のお手入れアイテム
加齢による角層鈍化とコラーゲン産生力の低下に着目
アテニア ドレスリフトは「角層の鈍化とコラーゲン産生力の低下」に着目した設計。年齢を重ねるごとに角層が厚くなってしまうことで、スキンケアアイテムの成分が届きにくいがゆえに「ハリ低下＆エイジング加速」の原因に。鈍化した角層をケアする成分が配合されています。
ラインナップは、洗顔・化粧水・乳液・クリーム。角層のケアだけではなく、肌にハリや弾力、やわらかい肌へ導く保湿成分でうるおいを届け、さらに有効成分ナイアシンアミドによるシワ改善も見込めます！ 洗顔以外はつめかえがあるため、環境にやさしい配慮もGOODです。
▼商品ラインナップはこちら 洗顔後のお手入れアイテム
ドラッグストアでも買えるプチプラならコレ
「大人の乾く肌を、いつものお手入れでラクに美しく！」をコンセプトとしたプリオール。50代は40代よりも肌の乾燥ケアが大切です。プリオールの基礎化粧品は、石鹸や洗顔からクリームとかなり幅広いラインナップ。オールインワンやおしろい美白乳液もあるため、日々の使い分けがしやすいですよ！
化粧水や乳液はポンプ式なので、使い勝手もばつぐん。保湿成分ゴールデンネクターEX（※）と有効成分グリチルリチン酸ジカリウム配合で、肌にうるおいを届け、肌荒れをケアしてくれます。
※加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸、スクワラン、ユキノシタエキス、シカクマメエキス、グリセリン
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50代からの基礎化粧品ブランドおすすめ7選 ドラッグストアやプチプラ、デパコスなど盛りだくさん！
ほかにも、アラフィフ世代におすすめしたい基礎化粧品ブランドはたくさん！ 厳選したブランドを紹介します。
シミ予防・乾燥くすみ・肌荒れに同時アプローチ
カギを握るのは、保湿成分の「ブライトコントローラー」と、肌荒れケアの有効成分である「グリチルリチン酸ジカリウム」。うるおしながら肌の土台を整えてくれるので、美白有効成分が届いて透明感のある肌を目指せます。化粧水以外にも、乳液・美容液・マスクがそろっていますよ。
化粧水はみずみずしさのあるテクスチャーで、肌にすっと浸透（※）。まるで、ひとつひとつの各層がうるおうよう！ ビタミンCも配合され、美白ケアを後押ししてくれます。普通肌だけでなく、混合肌や乾燥肌の人にもおすすめです。
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アイテムごとに調香された香りにも注目
贅沢なスキンケアができる、ポーラのB.Aシリーズ。角質にうるおいをチャージしてハリを感じられる肌に導いてくれます。
ベーシックケアラインには、化粧水・乳液・クリームがラインナップ。アイテムごとにフレグランスを調香するこだわりがあり、ケアするたびにいい香りに包まれて癒されます♪
化粧水には、仙人穀の種子エキスとセージ葉エキスが合わさった、ポーラ独自の複合保湿成分である「仙人穀ロスマ」を配合。仙人穀は古くからスーパーフードとされているので、いきいきとしたハリ肌に導いてくれます。
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資生堂独自の美白有効成分４MSKを配合
HAKUは、シミに悩む女性から厚い支持を得ているシリーズです。シミケアに高い効果が期待できる理由は、トラネキサム酸と4MSKのふたつの美白有効成分。それぞれの長所が凝縮され、メラニン色素の過剰生成を抑制してくれます。ラインナップは、化粧水・乳液・美容液のほかに、ジェルも展開しています。
アクティブメラノリリーサーは、拭き取りタイプの化粧水です。とろっとした化粧水をコットンに塗布して軽く滑らせると、メラニンを含んだ角質を除去。つるつる＆透明感のある肌も夢ではありません！
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敏感肌×エイジングケアならディセンシア
敏感な大人肌の最表層を保湿し、角層から乱れを整えてくれるので、シワやハリ不足の悪目立ちが防げます。化粧水やクリームだけでなく、シワ改善や美白美容液も充実していますよ。
ディセンシアの化粧水は、角層まで浸透する独自の「ハイドロキープ処方」により、肌になじみやすくベタつきを感じません。整肌成分のコウキエキスなどの美容成分も配合され、肌にハリとうるおいをもたらしてくれます。
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シワ改善有効成分ナイアシンアミドを配合
グレイスワンシリーズには、シワ改善が見込める有効成分ナイアシンアミドが配合されています。表皮と真皮に働きかけ、シワにアプローチ。持続的な使用で、まだ目立たない小さなシワの改善も目指せます。化粧水や美容液のほかにも、オールインワンの種類が豊富で手軽にエイジングケア※できるのも魅力です。
化粧水はとろんとしたテクスチャーで、エイジングサインが気になる目元や口元まで顔全体に浸透（※2）していきます。ナイアシンアミドのほかにも、コラーゲンやヒアルロン酸など肌にうれしい成分も豊富です。
※1 年齢に応じたケアのこと
※2 角層まで
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シミ・肌荒れ・ハリ！50代の複合的な肌悩みをケア
トラブルを起こしがちな大人肌。ブライトエイジシリーズは、製薬会社の第一三共ヘルスケアの技術力が集結！ 肌荒れケアの有効成分トラネキサム酸＆グリチルリチン酸2Kで肌の炎症を落ち着かせ、高保湿やハリ、美白※の複合的なアプローチが叶います。ラインナップは、化粧水・乳液状美容液・クリームなど。
化粧水は、高保湿の「モイスト」とさっぱりみずみずしい「ライト」があります。保水力にすぐれたグリセリルグルコシド液が配合され、乾燥しがちな肌にうるおいを与えてくれます。
※メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ
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プチプラでシワとシミに同時アプローチ
極潤シリーズでは、エイジングケア※1ラインを展開しています。有効成分のナイアシンアミドが、表皮のターンオーバー＆真皮のコラーゲン生成を促進。シワとしみにアプローチします。さらに、3種のヒアルロン酸※2が配合されているので、保湿力も申し分ありません。化粧水・乳液・クリームがプチプラでそろうのも魅力です。
化粧水を顔全体に塗布すると、角層のすみずみまでうるおってモチモチした肌に。弱酸性かつ、香料やアルコールなどが不使用なので、肌への刺激を抑制しながら使用できますよ。
※1年齢に応じたうるおいケアのこと
※2うるおい成分
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50代からの基礎化粧品ブランド比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 基礎化粧品の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での基礎化粧品の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
50代向き基礎化粧品に関するQ&A
最後に、基礎化粧品に関する気になる疑問にお答えします。
50代が安いプチプラ化粧品を使ってもOK？
50代の女性がプチプラ化粧品を使っても問題はありません！ 決して「安い＝50代の肌に効果的ではない」ということはなく、有効成分が配合されているプチプラ商品も多数販売されています。お手ごろ価格だと継続してケアしやすいのも魅力です。
オールインワン化粧品は効果が低い？
オールインワン化粧品はひとつのアイテムでさまざまな働きを担っていますが、効果が低いとは限らず、50代のスキンケアに一役買ってくれます。時短でお手入れできる点もメリットです。
油分が少なめのものが多いので、乾燥が気になる場合はクリームなどを重ねづけするといいでしょう。
50代におすすめのスキンケアアイテムはこちら！
50代のスキンケアは基礎化粧品選びが重要！
50代は、複合的な肌悩みを抱えがちです。シワ・しみなどのエイジングサインが目立ってきたら、悩みに応じたケアができる基礎化粧品をセレクトしましょう。
この機会に、今回紹介した50代向けの基礎化粧品ブランドを参考にしてみてくださいね。シワやしみ、ハリ不足などが目立たない、若々しい肌を目指しましょう！
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