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東野圭吾作品おすすめ32選|映画・ドラマ化多数!初心者が読みやすい小説も

文春文庫『容疑者Xの献身』
出典:Amazon
文春文庫『容疑者Xの献身』
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◆本記事はプロモーションが含まれています。
◆本記事は2022年08月19日に公開された記事です。

出版する本が次々とベストセラーとしてランキング上位になるなど、人気作品を生み出している東野圭吾氏。ふだん小説を読むことが少ない方もドラマや映画の原作者として名前を聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。

本記事では、司書教諭のyokoさんと編集部で東野圭吾作品の選び方のポイントと、厳選したおすすめ作品を紹介しています。これまで東野作品を読んだことがない方もぜひ東野ワールドを堪能してください。

後半には、比較一覧表や通販サイトの最新人気ランキングもあるので、売れ筋や口コミとあわせてチェックしてみてください。


目次

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この記事を担当するエキスパート

司書教諭資格
タクミ
司書教諭と学芸員の資格を保有しているライター。どのようなジャンルの本も幅広く読む。趣味は美術館巡りと図書館通い。コーヒーを飲みながら、一人でゆっくり読書するのが好き。いつか海外の美術館に行ってみたい。

マイナビおすすめナビ編集部

担当:ファッション、本・音楽・映画
横尾 忠徳

「本・音楽・映画」「ファッション」カテゴリーを担当。本はkindle、音楽はSpotify、映像はNetflixを愛用、見たい映画は劇場にも通う。ドメブラからファストファッションまで服とスニーカーが好きな50代編集者。

続々と映画化! 東野圭吾とは?

 


東野圭吾は、1958年大阪に生まれました。「アルキメデスは手を汚さない」(小峰 元/著)を高校時代に偶然手にしたのをきっかけに推理小説にハマり、なんと自身も執筆をはじめます。

大学卒業後は一旦、会社員となりますが、1985年に『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞し、専業小説家へと転身します。その後次々とヒット作を世に送り出し、現在は日本推理作家協会の理事長や直木賞の選考委員も務めています。

東野圭吾作品の選び方

まずは東野圭吾作品の選び方をチェックしていきましょう。ポイントは下記。

【1】映画・ドラマの原作から選ぶ
【2】好みのシリーズから選ぶ

上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】映画・ドラマの原作から選ぶ

 

プラチナデータやガリレオシリーズなど、東野作品には映画化やドラマ化・舞台化・漫画化されたメディアミックス作品が多数あります。ふだん小説を読む機会が少ない方は、まずビジュアルで東野作品を楽しんだあと、原作となる小説を読むのもいいでしょう。

白夜行、新参者、ラプラスの魔女、マスカレードシリーズなど多くの作品があります。

【2】好みのシリーズから選ぶ

東野作品は、多くのシリーズを展開しており、シリーズごとに舞台や作風が異なることでもよく知られています。好みのシリーズから東野ワールドに入ってみるのもいいでしょう。

ガリレオシリーズ|天才物理学者が活躍

 

映画化やドラマ化もされたことがある天才物理学者・湯川 学を主人公にしたミステリーシリーズです。

作家の東野氏が大学の工学部出身であることから、トリックは現実に再現可能なモノばかりといわれています。科学的にリアリティのあるトリックを楽しみたい方におすすめです。

シリーズ初の長編作品「容疑者Xの献身」で、第134回直木三十五賞を受賞しました。

加賀恭一郎シリーズ|初期から続く人気シリーズ

 

刑事の加賀恭一郎が主人公となるこちらのシリーズは、東野氏が作家となった第2作目から続く人気のシリーズです。「眠りの森」「悪意」などのほか、映像化された「新参者」も加賀恭一郎シリーズの1作品です。

「私が彼を殺した」では、最後まで加賀からは真犯人の名前を明かされず、その前後のヒントから読者が犯人を推理するというスタイルで話が終わっているのも東野作品の醍醐味でしょう。

その他のシリーズも

 

東野作品は、シリーズごとに作風が異なるのも魅力のひとつです。

「笑小説」シリーズでは、「怪笑小説」「毒笑小説」など、ユーモアがありながらも怪しさやブラックジョークを交えたショートショートが詰まったシリーズもあります。また、「浪花少年探偵団シリーズ」や「マスカレードシリーズ」などバラエティに富んだシリーズが豊富にそろっています。

まずは、シリーズなどにとらわれず、気になるタイトルから作品を選んでみるのもおもしろいかもしれません。

司書教諭からのアドバイス

司書教諭資格:タクミ

司書教諭資格

東野作品を初めて読む人、好きなシリーズが定まっていない人、最後まで読めるか自信が無い人は、映像化されている作品の中から選ぶのがおすすめです。

映像の原作作品は一般ウケが良く、面白いものが多いです。最初に映像を見て、イメージを掴んでから原作を読んでも良いでしょう。

東野圭吾おすすめ3選|ガリレオシリーズ

ここからは、東野圭吾作品の中からおすすめ小説をご紹介します。気になるものがあればぜひ読んでみてくださいね。

文春文庫『探偵ガリレオ』

探偵湯川 学のデビュー作

警察の花形部署であるといわれている捜査一課に在籍する草薙俊平は、不可解な事件が起こった際につねに訪問する先があった。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川 学だ。少ない情報から捜査のヒントをつぎつぎと与える湯川は捜査一課から「ガリレオ」と呼ばれていた。

2002年刊行のこちらの作品は、人気・ガリレオシリーズの第1作に当たります。物理学だけでなく博識の彼にぐいぐい引き込まれていきます。

ジャンル ミステリー
シリーズ ガリレオシリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1998年5月27日、文庫本:2002年2月8日
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ジャンル ミステリー
シリーズ ガリレオシリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1998年5月27日、文庫本:2002年2月8日
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エキスパートのおすすめ

文春文庫『予知夢』

司書教諭資格:タクミ

司書教諭資格

「東野圭吾の作品に興味があるけど、長編を読み切る自信がない。」という人は、文春文庫『予知夢』がおすすめです。短編なので、初心者にも読みやすいでしょう。常識では考えられない事件を解明していく内容です。

ガリレオシリーズ第2弾 短編集で読みやすい

深夜、16歳の女性の部屋に侵入した男性は「17年前からむすばれることが決まっていた」と自白。女性が生まれるまえから、男性は卒業文集などにその女性の名前を書き残していた。これは男性のいうように予知夢なのだろうか。

2003年刊行の、ガリレオシリーズ第2弾です。こちらの本は短編集となっており、それぞれの事件で捜査に行き詰った草薙刑事が物理学者・湯川を訪ねることで物語が進行していきます。短編集なので、初心者にも手に取りやすいでしょう。

ジャンル ミステリー
シリーズ ガリレオシリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2000年6月20日、文庫本:2003年8月1日
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ジャンル ミステリー
シリーズ ガリレオシリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2000年6月20日、文庫本:2003年8月1日
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文春文庫『容疑者Xの献身』

人気のガリレオシリーズ初の長編であり直木賞受賞作

数学教師の石神は、隣人である靖子とその娘を救うため、靖子の夫殺しを完全犯罪で隠ぺいしようとする。しかし、謎を解くために石神の前に現れたのは、かつての親友であった天才物理学者の湯川だった。元天才数学者・石神との頭脳戦がはじまる。

2008年に刊行されたこちらは、人気のガリレオシリーズ初の長編作品。刊行年に開催された本に関する表彰で「ミステリー部門における1位」と評された作品です。第134回直木三十五賞を受賞したことでも知られています。

ジャンル ミステリ―
シリーズ ガリレオシリーズ
受賞歴 第134回直木三十五賞
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2005年8月29日、文庫本:2008年8月5日
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ジャンル ミステリ―
シリーズ ガリレオシリーズ
受賞歴 第134回直木三十五賞
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2005年8月29日、文庫本:2008年8月5日
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東野圭吾おすすめ6選|加賀恭一郎シリーズ

講談社文庫『眠りの森』

講談社文庫『眠りの森』 講談社文庫『眠りの森』 講談社文庫『眠りの森』
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華やかな舞台の陰で行なわれた殺人劇

加賀恭一郎がたまたま観劇したバレエ団で殺人が起こる。被疑者はバレエ団員。しかし調べていくうえで次々と不審な点が見つかっていく。捜査が難航するなか、バレエ団とかかわりのある演出家が殺された。

1992年に刊行された加賀恭一郎シリーズの第2作目です。捜査と並行して、バレリーナに恋心を抱く加賀の人間くさい一面が垣間見られる作品です。

ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1989年5月1日、文庫本:1992年4月3日
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ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1989年5月1日、文庫本:1992年4月3日
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講談社文庫『私が彼を殺した』

講談社文庫『私が彼を殺した』 講談社文庫『私が彼を殺した』 講談社文庫『私が彼を殺した』
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真犯人の名前は最後まで明かされない

流行作家の穂高誠が、結婚式当日に毒殺された。容疑者は、花嫁の兄、やり手の編集者、被害者のマネージャーの3人。すぐに犯人がわかるかと思われたが、容疑者3人すべてが「私が殺した」と告白。

2002年に初版が出たこちらは、最後まで犯人の名前は、明かされることがなく前後のヒントを頼りに、読者自身が犯人を推理する読者参加型のミステリーです。文庫版には袋とじで解説がついているため、推理に自信がない方にも楽しめます。

ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1999年2月3日、文庫本:2002年3月15日
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ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1999年2月3日、文庫本:2002年3月15日
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講談社文庫『どちらかが彼女を殺した』

講談社文庫『どちらかが彼女を殺した』 講談社文庫『どちらかが彼女を殺した』 講談社文庫『どちらかが彼女を殺した』
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捜査の手引きをてがかりになぞ解きに参加しよう

警察官の兄は、死亡した妹が「自殺」に偽装されていることに気づく。兄がたどりついた容疑者は、妹の親友と、妹の元彼のふたり。復讐に燃える兄のまえに、加賀恭一郎が立ちはだかる。

1996年に講談社ノベルスとして刊行された本作。人気の加賀恭一郎シリーズ第3弾です。本作も、物語の最後まで真犯人の名前はでてきません。文庫版には「捜査の手引き」となる袋閉じがついているので、手引きを手掛かりに加賀恭一郎とともになぞ解きを楽しんでください。

ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1996年6月3日、文庫本:1999年5月14日
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ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1996年6月3日、文庫本:1999年5月14日
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講談社文庫『卒業』

講談社文庫『卒業』 講談社文庫『卒業』
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人気シリーズの加賀恭一郎のデビュー作

旅行会社への就職も決定していた大学4年生の祥子が手首を切った状態で自宅アパートから見つかった。祥子と仲がよかった6人のなかには、加賀恭一郎もいた。祥子が残したノートを頼りに真相を探っていた最中に第二の殺人が行われた。

1989年刊行の「卒業」は、現在刑事である加賀の大学生時代を回顧する作品となっています。加賀恭一郎の探偵デビュー作ともいえる作品です。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1986年5月19日、文庫本:1989年5月8日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1986年5月19日、文庫本:1989年5月8日
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講談社文庫『悪意』

講談社文庫『悪意』 講談社文庫『悪意』
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逮捕した犯人が口にしない「動機」とは

人気作家が自身の仕事場で亡くなっているのが見つかった。第一発見者は、被害者の妻と、彼の親友。児童作家でもある彼の親友による「事件に関する手記」を読んだ加賀恭一郎が、事件に疑問を抱くようになる。

1996年双葉社より刊行。2001年講談社文庫より再刊行された作品です。加賀恭一郎シリーズの第4弾になります。逮捕された犯人が決して口にしない「動機」について考えながら読み進めてみてください。

ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2000年1月11日、文庫本:2001年1月17日
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ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2000年1月11日、文庫本:2001年1月17日
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講談社文庫『麒麟の翼』

講談社文庫『麒麟の翼』 講談社文庫『麒麟の翼』
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作者本人が認める「シリーズにおける傑作」

寒い夜、東京・日本橋のうえで警官が見たものは、胸にナイフが刺さった男性の姿だった。人目が途切れることはないと思われている都会のまんなかで起こった事件に、加賀恭一郎が乗り出す。

2011年刊行の「加賀恭一郎シリーズ」第9弾です。2012年には映画も公開されました。作者本人が「シリーズのなかの傑作」と認めるほど中身の詰まった読みごたえがある1冊です。

ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2011年3月3日、文庫本:2014年2月24日
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ジャンル ミステリー
シリーズ 加賀恭一郎シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2011年3月3日、文庫本:2014年2月24日
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東野圭吾おすすめ23選

エキスパートのおすすめ

春秋文庫『手紙』

司書教諭資格:タクミ

司書教諭資格

春秋文庫『手紙』は、加害者家族の立場を深く考えさせられる作品。主人公は幸せを掴もうとする度に「加害者家族」という障壁にぶち当たります。心が揺さぶられる読書体験ができる感動作。

加害者家族も被害者であることを再確認する内容

弟のためとはいえ、強盗殺人を犯し獄中で暮らすことになった兄。心穏やかに過ごす兄から毎月手紙が送られてくる。しかし、弟はつねに「強盗殺人犯の弟」のレッテルを貼られ、せっかくつかんだ幸せも壊されようとしていた。そんな弟がついに兄に手紙を送る。

2003年刊行の本作は「加害者家族」の立場から、事件やその後の生活について深くメスを入れた作品となっています。舞台化・ミュージカル化・ドラマ化とさまざまなメディアで取り扱われ、東野作品のなかでも感動できる作品のひとつです。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2003年3月1日(毎日新聞社)、文庫本:2006年10月10日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2003年3月1日(毎日新聞社)、文庫本:2006年10月10日
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エキスパートのおすすめ

集英社文庫『マスカレード・ホテル』

集英社文庫『マスカレード・ホテル』 集英社文庫『マスカレード・ホテル』 集英社文庫『マスカレード・ホテル』 集英社文庫『マスカレード・ホテル』 集英社文庫『マスカレード・ホテル』
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司書教諭資格:タクミ

司書教諭資格

集英社文庫『マスカレード・ホテル』は、刑事とホテルマンという異色のコンビが活躍する作品。犯人が残した暗号の意味に思いを巡らせるのも楽しみ方の一つです。映画化もされています。

一流ホテルを舞台に刑事とホテルマンが活躍

不可解な連続殺人事件が続くなか、次の犯行場所が一流ホテルであることを突き止めた警察。容疑者もターゲットも犯行目的も不明のなか、若手の刑事がホテルマンとして潜入。指導係のホテルマンとふたり捜査をおこなうのだが……。

2014年に文庫本刊行。人気シリーズの第1弾で、映画化もされました。刑事とホテルマンという一見接点のないようなふたりが事件の真相に迫る姿にドキドキと胸は高鳴ります。

ジャンル ミステリー
シリーズ マスカレードシリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2011年9月9日、文庫本:2014年7月18日
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ジャンル ミステリー
シリーズ マスカレードシリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2011年9月9日、文庫本:2014年7月18日
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集英社文庫『幻夜』

集英社文庫『幻夜』 集英社文庫『幻夜』
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混乱のなかであった女の正体とは?

1995年阪神淡路大震災の際、衝動的に殺人を犯した男とそれを目撃していた女。ふたりは逃げるように東京へ向かう。野心家の女の望みをかなえるべく男は悪事に手を染め続けた。やがて成功した女の正体が明らかとなる。最後まで伏線が絡み合い、息をつくのも忘れるほどの緊張感が全編にみなぎっている作品。

2007年刊行のこちらの作品は、792ページの大長編。いくつかのヒントで同じ東野作品の『白夜行』の姉妹編であることをうかがわせながら緊迫したストーリーが展開されます。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2004年1月26日、文庫本:2007年3月20日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2004年1月26日、文庫本:2007年3月20日
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集英社文庫『分身』

集英社文庫『分身』 集英社文庫『分身』
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2人の女性が織りなす神秘的なヒューマンミステリー

札幌に住む鞠子は、母の遺品整理を行ったことで、東京に双葉という自分にそっくりな女性がいることを知る。また双葉自身も母との関係から自分の存在に疑問を持つようになっていた。

1996年に刊行されたこちらの作品は、長澤まさみのひとり二役によってドラマ化されました。遠く離れた場所にいたふたりの女性が繰り広げるヒューマンミステリーです。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本: 1993年9月1日、文庫本:1996年9月20日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本: 1993年9月1日、文庫本:1996年9月20日
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講談社文庫『ある閉ざされた雪の山荘で』

密室で行われているのはお芝居? それとも……?

俳優を志望する7人の男女が雪で閉ざされた山荘に集められた。ひとり、またひとりと姿を消していくなか、それぞれの胸に疑問が生まれる。これは殺人劇なのか、それとも現実に殺人が行われているのか。たった一度の大トリックを見抜け!

1996年に刊行された長編ミステリーです。雪深い高原の山荘というクローズドサークルに閉じ込められた男女が、演出家の機嫌を損ねて役から降ろされる恐怖と自分も殺されるかもしれないという恐怖に板挟みになりながらストーリーが展開します。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本: 1992年3月2日、文庫本:1996年1月11日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本: 1992年3月2日、文庫本:1996年1月11日
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講談社文庫『放課後』

東野圭吾作家デビュー作にして乱歩賞受賞作

名門女子高の教師・前島の周囲はなにかと落ち着かない状態が続いていた。ふたりきりの旅行に誘う生徒や頭脳明晰で学校の体制に反抗的な態度を示す生徒など日々を忙しくしているなか、同僚の教師が密室になっている更衣室で殺されていた。

1988年刊行の「放課後」は、東野圭吾が作家としての華々しいデビューを飾った作品です。1985年の第31回 江戸川乱歩賞を受賞しており、一気に東野圭吾の名前が世に広まった記念すべき作品といえます。

ジャンル 青春推理
シリーズ -
受賞歴 第31回江戸川乱歩賞
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1985年9月5日、文庫本:1988年7月7日
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ジャンル 青春推理
シリーズ -
受賞歴 第31回江戸川乱歩賞
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1985年9月5日、文庫本:1988年7月7日
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講談社文庫『仮面山荘殺人事件』

誰を信じて誰を疑うべきかがわからなくなる

8人の男女が山荘に集っているなか、逃亡中の銀行強盗が押し入ってくる。それぞれに山荘から脱出を試みるがことごとく失敗に終わっていた。そんななか、ひとりが殺された姿で見つかった。しかし、状況から強盗が犯人とは考えられない。山荘に集ったメンバーはそれぞれが疑心暗鬼になる。

1990年トクマノベルから刊行され、のちに講談社文庫から再刊行されました。山荘という狭い場所に閉じ込められた面々がお互いに疑心暗鬼になり緊張感がどんどん高まりながらストーリーは展開します。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1990年12月1日(徳間書店)、文庫本:1995年3月7日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1990年12月1日(徳間書店)、文庫本:1995年3月7日
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文春文庫『片想い』

性同一性障害を取り扱った考えさせられる作品

主人公・哲朗の前に同級生・美月が十数年ぶりに現れた。男性の姿をした美月は、哲朗とその妻に性同一性障害を告白する。しかし、美月はそれ以上に隠された大きな問題を抱えていたのだった。

2004年に刊行された「片想い」は、ミステリーと分類してしまっていいのか迷うほどの悲しい恋愛要素を秘めた小説です。性同一性障害をテーマに扱っているという意味では、当時画期的な小説であったといえます。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2001年3月28日、文庫本:2004年8月3日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2001年3月28日、文庫本:2004年8月3日
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角川文庫『殺人の門』

角川文庫『殺人の門』 角川文庫『殺人の門』
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どれだけ憎んだら「殺人の門」を越えられるのか

主人公は、小学生のころからある男に人生を狂わされてきたと感じている。でも主人公には相手を殺すなにかが足りないことを自覚していた。自分に欠けているものを探す主人公の心の闇を追う。

2006年刊行の、重いテーマを取り扱った作品。各所のレビューを見ても、「もやもやした」「暗い気分になる」という声が多いのも人が本来隠したいと思っている殺人欲求を取り扱ったものだからでしょう。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2003年8月25日、文庫本:2006年6月24日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2003年8月25日、文庫本:2006年6月24日
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講談社文庫『時生』

過去・現在・未来が交錯するヒューマンミステリー

0歳の若さで亡くなろうとしている難病の息子を前に、拓実が妻に昔話をはじめる。恋人の千鶴が謎を残したまま自分のもとを去ったとき、突然現れた時生。一緒に千鶴を探すことになったことを。時生とはなにものなのか、なぜ拓実のまえに現れたのか…。


2002年に「トキオ」として刊行された作品。のちに「時生」に改名されました。終盤の時生や拓実の言葉が強く胸を打つ印象的な作品です。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2002年7月19日、文庫本:2005年8月11日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2002年7月19日、文庫本:2005年8月11日
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講談社文庫『流星の絆』

講談社文庫『流星の絆』 講談社文庫『流星の絆』
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復讐するか、妹の恋を応援するか

幼いころ、定食屋を営む両親を殺害された兄妹は、それぞれに仕事をしながらも裏では結婚詐欺を働き、生計を立てていた。次に選んだターゲットは大手レストランの御曹司。しかしそのレストランで出されていたオムライスは父の味だった。

2011年刊行のこちらの作品は、当時東野氏史上最速で25万部を売り上げたと話題になりました。その後テレビドラマ化されたこともあり、ロングセラーの作品となっています。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 第43回書店新風賞
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2008年3月5日、文庫本:2011年4月15日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 第43回書店新風賞
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2008年3月5日、文庫本:2011年4月15日
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講談社文庫『パラレルワールド・ラブストーリー』

講談社文庫『パラレルワールド・ラブストーリー』 講談社文庫『パラレルワールド・ラブストーリー』 講談社文庫『パラレルワールド・ラブストーリー』
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ふたつの世界のなかで翻弄される主人公を描く

親友の智彦が紹介したいと連れてきた女性は、かつて一目ぼれした女性麻由子だった。嫉妬する崇史だったが、ある日目を覚ますと麻由子は自分の恋人として、朝食を作っていた。どちらの世界が真実でどちらが虚構か判断がつかないまま、崇史はふたつの世界に翻弄される。

1995年に中央公論社より刊行、1998年に講談社文庫で再刊行されたミステリーです。「麻由子が自分の恋人である」世界と「智彦の恋人である」世界のはざまで苦悩する崇史の姿が描かれています。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1995年2月7日(中央公論社)、文庫本:1998年3月13日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1995年2月7日(中央公論社)、文庫本:1998年3月13日
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講談社文庫『天空の蜂』

講談社文庫『天空の蜂』 講談社文庫『天空の蜂』 講談社文庫『天空の蜂』
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日本の壊滅を阻止せよ

特殊ヘリには子どもと多くの爆薬が乗っていた。遠隔操作により原子力発電所の上空でホバリングを行っている。犯人の要求は日本の原子力発電をすべて停止すること。愛する息子と日本国民の命を守るため、ヘリの設計士でもある父親・湯原と、原発の設計士・三島が奔走する。

1995年刊行のサスペンスです。8時間のタイムリミットのなか、湯原・三島のふたりにゆだねられた日本の運命が緊迫感をもって描かれています。

ジャンル サスペンス
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1997年11月6日、文庫本:1998年11月13日
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ジャンル サスペンス
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1997年11月6日、文庫本:1998年11月13日
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講談社文庫『むかし僕が死んだ家』

読者への挑戦状とも思えるほどの複雑な伏線

幼いころの記憶がないという元カノ・沙也加とともに山のなかにたつ家に向かった「私」。山中にはふさわしくないような白い小さな家には、恐るべき秘密が隠されていた。

1994年双葉社より刊行、1997年講談社文庫より再刊行された本作。伏線が巧妙にからみ合い、読む人の頭のなかを混乱させてくれます。しかし最後にはしっかりとすべての伏線を回収していることは、さすが東野作品といわざるをえません。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1994年5月1日(双葉社)、文庫本:1997年5月14日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1994年5月1日(双葉社)、文庫本:1997年5月14日
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角川文庫『探偵倶楽部』

角川文庫『探偵倶楽部』 角川文庫『探偵倶楽部』
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名なしの探偵とアシスタントが活躍する短編集

政財界のVIP御用達の探偵倶楽部が、「我々は無駄なことはしない主義です」と冷静かつスピーディーに、しかも完璧に事件を解き明かす。

1990年祥伝社より「依頼人の娘」のタイトルで刊行、のちに文庫版で刊行する際に「探偵倶楽部」に改名しました。2005年に角川文庫より同名タイトルで刊行。短編集でいずれの作品も共通の探偵とアシスタントが出ているにも関わらずふたりの名前が明かされていない点も興味深い作品です。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1990年4月1日(祥伝社『依頼人の娘』)、文庫本:2005年10月25日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1990年4月1日(祥伝社『依頼人の娘』)、文庫本:2005年10月25日
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角川文庫『鳥人計画』

角川文庫『鳥人計画』 角川文庫『鳥人計画』
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異色の安楽椅子探偵が推理

不振が続く日本のジャンプ界で希望の星といわれていたジャンパーが殺害された。事件は難航するかと思われたものの、1通の密告状により犯人はあえなく逮捕された。その犯人が、ジャンパーのコーチであったことから世間は騒然となったが、さらにその背後には驚くべき秘密が隠されていた。

1989年新潮社より刊行、その後角川文庫より2003年に再刊行されました。拘留中の殺人犯が密告者を推理するという安楽椅子探偵のスタイルを取り入れたユニークな作品です。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1989年5月1日(新潮社)、文庫本:2003年8月23日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1989年5月1日(新潮社)、文庫本:2003年8月23日
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角川文庫『さまよう刃』

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少年犯罪が抱える闇に切り込んだ作品

男手ひとつで育てた娘を、凄惨な方法で殺された長峰重樹。匿名の密告電話をもとに指定された場所に向かい、その場で犯人のひとりである未成年の男子を殺害してしまう。逃亡する長峰重樹を執拗に追いかける警察やマスコミ。父親の行動は許されるべきか、許されないものなのか。

2004年に週刊朝日で掲載されたミステリーです。2008年に角川文庫より刊行されました。少年犯罪と遺族の復讐をテーマに物語は進みます。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2004年12月1日(朝日新聞社)、文庫本:2008年5月24日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2004年12月1日(朝日新聞社)、文庫本:2008年5月24日
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角川文庫『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

角川文庫『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 角川文庫『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 角川文庫『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
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シャッター越しからはじまる不思議な交流

女性実業家を襲った3人組が逃げ込んだのはシャッターのしまった古い商店。シャッターのポストから投げ込まれた手紙を見たことで、運命の輪が回りだす。32年前と現在が交錯する不思議な世界が展開される。

2014年に文庫版が刊行されました。決して交わることがないはずの32年前と現代がつながり、点と点が線になり広がりを見せるロマンティックなストーリーです。世界累計100万部を超えるベストセラーとなっています。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2012年3月28日、文庫本:2014年11月22日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2012年3月28日、文庫本:2014年11月22日
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集英社文庫『怪笑小説』

集英社文庫『怪笑小説』 集英社文庫『怪笑小説』
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怪しげな笑いが詰まった短編集

こちらは、ミステリーとは一線を画したユーモア短編集となっています。「笑小説シリーズ」にはほかにも「毒笑小説」「黒笑小説」「歪笑小説」があり、いずれもブラックな視点からの笑いを取り扱っています。

1998年に文庫本が刊行されました。著名な人のおっかけにはまった年金暮らしの老婆の姿など、身の回りに起こりそうなテーマを笑いのエッセンスでコーティングしています。読み終わってからなんともいえない気分になるかもしれません。

ジャンル ユーモア
シリーズ 笑小説シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1995年10月26日、文庫本:1998年8月20日
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ジャンル ユーモア
シリーズ 笑小説シリーズ
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本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1995年10月26日、文庫本:1998年8月20日
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角川文庫『ラプラスの魔女』

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東野圭吾デビュー30周年記念作品

離れた温泉地で、硫化水素を用いた事件が発生。調査に訪れた青江は、それぞれの現場で同じ謎の女性と遭遇する。

2018年に東野氏デビュー30周年を記念して刊行されたミステリーです。実写映画としても公開されました。作者自身が「自分の小説を壊してみたかった」とコメントするほどの、これまでの常識を覆した小説となっています。

ジャンル ミステリー
シリーズ ラプラスの魔女シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 ペーパーバック:2015年5月15日、文庫本:2018年2月24日
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ジャンル ミステリー
シリーズ ラプラスの魔女シリーズ
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 ペーパーバック:2015年5月15日、文庫本:2018年2月24日
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幻冬舎文庫『プラチナデータ』

いつか実際に訪れるかもしれない未来の事件

登録された国民の遺伝子データと照合することにより犯人を特定するDNA鑑定システム。このシステムの開発者が殺された。犯人を特定しようと、天才科学者・神楽龍平がシステムを使って検索したところ、犯人として提示されたのは、神楽龍平自身の名前だった。

2012年に文庫本が刊行された本作は、映画化されたことでもよく知られています。近未来の日本の姿や捜査機関をテーマに、いつか起こりうるかもしれない事件にハラハラしながら読み進めることになるでしょう。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2010年7月1日、文庫本:2012年7月5日
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:2010年7月1日、文庫本:2012年7月5日
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集英社文庫『あの頃僕らはアホでした』

集英社文庫『あの頃僕らはアホでした』 集英社文庫『あの頃僕らはアホでした』 集英社文庫『あの頃僕らはアホでした』
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作家・東野圭吾のルーツがここに

東野氏によるエッセイの第1弾です。無法地帯と化していた学校で学級委員を務めた中学時代から、大学を卒業し就職するまでを自伝的にまとめています。怒涛の青春時代を駆け抜けた抱腹絶倒間違いなしの1冊です。

1998年に文庫化されています。さまざまなモチーフのミステリーを生み出す東野氏の人柄がうかがい知れる1冊です。

ジャンル エッセイ
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1995年3月24日、文庫本:1998年5月20日
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ジャンル エッセイ
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 単行本:1995年3月24日、文庫本:1998年5月20日
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光文社文庫『回廊亭殺人事件』

ただの復讐劇では終わらないのが東野作品

実業家・一ヶ原高顕の遺言書公開の場に選ばれたのは、回廊亭。回廊亭で恋人を殺されたと確信している桐生枝梨子は30代の若さながら老婆に身をやつし、その場に出席する。枝梨子の必死の調査のすえに判明したのは意外な事実だった。

1991年に光文社より単行本、1994年に文庫本が刊行されました。ドラマ化されたこともあり、枝梨子とともに真相を探りながら読み進めると、結末に絶句するような真相が明らかになります。

ジャンル ミステリー
シリーズ -
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本の種類 文庫
発行年月日 新書:1991年7月1日、文庫本:2020年10月8日(新装版)
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ジャンル ミステリー
シリーズ -
受賞歴 -
本の種類 文庫
発行年月日 新書:1991年7月1日、文庫本:2020年10月8日(新装版)
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「東野圭吾作品」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
文春文庫『探偵ガリレオ』
文春文庫『予知夢』
文春文庫『容疑者Xの献身』
講談社文庫『眠りの森』
講談社文庫『私が彼を殺した』
講談社文庫『どちらかが彼女を殺した』
講談社文庫『卒業』
講談社文庫『悪意』
講談社文庫『麒麟の翼』
春秋文庫『手紙』
集英社文庫『マスカレード・ホテル』
集英社文庫『幻夜』
集英社文庫『分身』
講談社文庫『ある閉ざされた雪の山荘で』
講談社文庫『放課後』
講談社文庫『仮面山荘殺人事件』
文春文庫『片想い』
角川文庫『殺人の門』
講談社文庫『時生』
講談社文庫『流星の絆』
講談社文庫『パラレルワールド・ラブストーリー』
講談社文庫『天空の蜂』
講談社文庫『むかし僕が死んだ家』
角川文庫『探偵倶楽部』
角川文庫『鳥人計画』
角川文庫『さまよう刃』
角川文庫『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
集英社文庫『怪笑小説』
角川文庫『ラプラスの魔女』
幻冬舎文庫『プラチナデータ』
集英社文庫『あの頃僕らはアホでした』
光文社文庫『回廊亭殺人事件』
商品名 文春文庫『探偵ガリレオ』 文春文庫『予知夢』 文春文庫『容疑者Xの献身』 講談社文庫『眠りの森』 講談社文庫『私が彼を殺した』 講談社文庫『どちらかが彼女を殺した』 講談社文庫『卒業』 講談社文庫『悪意』 講談社文庫『麒麟の翼』 春秋文庫『手紙』 集英社文庫『マスカレード・ホテル』 集英社文庫『幻夜』 集英社文庫『分身』 講談社文庫『ある閉ざされた雪の山荘で』 講談社文庫『放課後』 講談社文庫『仮面山荘殺人事件』 文春文庫『片想い』 角川文庫『殺人の門』 講談社文庫『時生』 講談社文庫『流星の絆』 講談社文庫『パラレルワールド・ラブストーリー』 講談社文庫『天空の蜂』 講談社文庫『むかし僕が死んだ家』 角川文庫『探偵倶楽部』 角川文庫『鳥人計画』 角川文庫『さまよう刃』 角川文庫『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 集英社文庫『怪笑小説』 角川文庫『ラプラスの魔女』 幻冬舎文庫『プラチナデータ』 集英社文庫『あの頃僕らはアホでした』 光文社文庫『回廊亭殺人事件』
商品情報
特徴 探偵湯川 学のデビュー作 ガリレオシリーズ第2弾 短編集で読みやすい 人気のガリレオシリーズ初の長編であり直木賞受賞作 華やかな舞台の陰で行なわれた殺人劇 真犯人の名前は最後まで明かされない 捜査の手引きをてがかりになぞ解きに参加しよう 人気シリーズの加賀恭一郎のデビュー作 逮捕した犯人が口にしない「動機」とは 作者本人が認める「シリーズにおける傑作」 加害者家族も被害者であることを再確認する内容 一流ホテルを舞台に刑事とホテルマンが活躍 混乱のなかであった女の正体とは? 2人の女性が織りなす神秘的なヒューマンミステリー 密室で行われているのはお芝居? それとも……? 東野圭吾作家デビュー作にして乱歩賞受賞作 誰を信じて誰を疑うべきかがわからなくなる 性同一性障害を取り扱った考えさせられる作品 どれだけ憎んだら「殺人の門」を越えられるのか 過去・現在・未来が交錯するヒューマンミステリー 復讐するか、妹の恋を応援するか ふたつの世界のなかで翻弄される主人公を描く 日本の壊滅を阻止せよ 読者への挑戦状とも思えるほどの複雑な伏線 名なしの探偵とアシスタントが活躍する短編集 異色の安楽椅子探偵が推理 少年犯罪が抱える闇に切り込んだ作品 シャッター越しからはじまる不思議な交流 怪しげな笑いが詰まった短編集 東野圭吾デビュー30周年記念作品 いつか実際に訪れるかもしれない未来の事件 作家・東野圭吾のルーツがここに ただの復讐劇では終わらないのが東野作品
ジャンル ミステリー ミステリー ミステリ― ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー 青春推理 ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー サスペンス ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ミステリー ユーモア ミステリー ミステリー エッセイ ミステリー
シリーズ ガリレオシリーズ ガリレオシリーズ ガリレオシリーズ 加賀恭一郎シリーズ 加賀恭一郎シリーズ 加賀恭一郎シリーズ - 加賀恭一郎シリーズ 加賀恭一郎シリーズ - マスカレードシリーズ - - - - - - - - - - - - - - - - 笑小説シリーズ ラプラスの魔女シリーズ - - -
受賞歴 - - 第134回直木三十五賞 - - - - - - - - - - - 第31回江戸川乱歩賞 - - - - 第43回書店新風賞 - - - - - - - - - - - -
本の種類 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫 文庫
発行年月日 単行本:1998年5月27日、文庫本:2002年2月8日 単行本:2000年6月20日、文庫本:2003年8月1日 単行本:2005年8月29日、文庫本:2008年8月5日 単行本:1989年5月1日、文庫本:1992年4月3日 単行本:1999年2月3日、文庫本:2002年3月15日 単行本:1996年6月3日、文庫本:1999年5月14日 単行本:1986年5月19日、文庫本:1989年5月8日 単行本:2000年1月11日、文庫本:2001年1月17日 単行本:2011年3月3日、文庫本:2014年2月24日 単行本:2003年3月1日(毎日新聞社)、文庫本:2006年10月10日 単行本:2011年9月9日、文庫本:2014年7月18日 単行本:2004年1月26日、文庫本:2007年3月20日 単行本: 1993年9月1日、文庫本:1996年9月20日 単行本: 1992年3月2日、文庫本:1996年1月11日 単行本:1985年9月5日、文庫本:1988年7月7日 単行本:1990年12月1日(徳間書店)、文庫本:1995年3月7日 単行本:2001年3月28日、文庫本:2004年8月3日 単行本:2003年8月25日、文庫本:2006年6月24日 単行本:2002年7月19日、文庫本:2005年8月11日 単行本:2008年3月5日、文庫本:2011年4月15日 単行本:1995年2月7日(中央公論社)、文庫本:1998年3月13日 単行本:1997年11月6日、文庫本:1998年11月13日 単行本:1994年5月1日(双葉社)、文庫本:1997年5月14日 単行本:1990年4月1日(祥伝社『依頼人の娘』)、文庫本:2005年10月25日 単行本:1989年5月1日(新潮社)、文庫本:2003年8月23日 単行本:2004年12月1日(朝日新聞社)、文庫本:2008年5月24日 単行本:2012年3月28日、文庫本:2014年11月22日 単行本:1995年10月26日、文庫本:1998年8月20日 ペーパーバック:2015年5月15日、文庫本:2018年2月24日 単行本:2010年7月1日、文庫本:2012年7月5日 単行本:1995年3月24日、文庫本:1998年5月20日 新書:1991年7月1日、文庫本:2020年10月8日(新装版)
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日常にスパイスを与えてくれる東野作品

今回は、司書教諭・yokoさんと編集部でリサーチした東野圭吾作品の選び方と、おすすめの作品をご紹介しました。

東野作品はシリーズごとに作風が異なり、読み手をぐいぐいとミステリーの世界に導いてくれます。1冊読んでみて「あ、これは違うな」と思っても、何冊か読んでみると、好みに合った作品に出会えるかもしれません。東野氏はそれほど多彩な文章を書かれています。

まずは1冊、気になるものがあればぜひ手に取ってみてください。

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