【2024年】TOSHIBA（東芝）の炊飯器おすすめ12選｜独自の真空技術を活用したモデルも紹介

炊飯器や冷蔵庫、洗濯機など、さまざまな家電を取り扱う東芝。

炊飯器においてはどのような特徴があるのでしょうか。本項では、東芝の炊飯器の特徴について解説していきます。

東芝の炊飯器の大きな特徴は独自の真空技術による炊き上げです。これは、炊飯器内の内釜を真空にし、圧力差によってお米に吸水させる技術のこと。

これにより、お米のうま味や甘さを最大に引き出すほか、吸水しにくい玄米や麦なども芯までふっくらと炊き上げる事が可能。

また、保温機能にもこの真空技術が応用され、ご飯の保温時でも最大40時間までふっくらとしたお米を保ってくれます。

前述した「真空技術」により、炊き上がり時間も早くなっています。

内釜の中を真空にすることで、お米一粒一粒に効率的に吸水させることができます。そのため、炊き方や設定によるものの、炊き上がり時間が40分ほどと、比較的早いのも魅力です。

忙しくて時間がない方でも、芯まで水を含んだふっくらとしたご飯を楽しむことができますよ。

東芝では、お米の炊き方と水の関係においても研究されています。公式HPでは『炊飯には硬度30mg/L前後の水が当社おすすめ(※)』としています。

住んでいる地域により水道水の硬度が変わるため、東芝ではこの硬度の差による美味しさの違いを埋めるべく「水の硬度に合わせた炊き分け設定」を開発しました。

自宅の水道水の硬さを設定すれば、自動的に硬さと粘りのバランスがよくなるよう炊き方に調節します。それにより、甘みもしっかり引き出し、理想的なおいしいごはんを作ることができます。

※出典：東芝 公式HP「水の技〜水の硬度に合わせて炊き分けるから、いつもの水でもおいしい。〜」より

TOSHIBA（東芝）の炊飯器の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】炊き方の違い
【2】内釜の特徴
【3】炊飯容量
【4】便利機能

上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

まずは、炊飯器の基本的な知識として、各炊飯器の種類についてご紹介いたします。種類ごとに美味しさが変わってくるので、ぜひ参考にしてくださいね。

内釜の底のヒーターを加熱することで、お米を炊き上げる方式。最低限の機能が付いたシンプル構造なため、価格も安価なものが多く、またお手入れも簡単です。しかし、熱を発するのが底のヒーターのみのため、釜全体の熱は弱く、炊きムラが起きることもあります。

【 おすすめな人 】
「とにかく安いものが欲しい」「特にお米の味にこだわらない」という方にピッタリです。

■ メリット
・とにかく価格が安い
・手入れもラク
・コンパクトなタイプが多い
・最低限の機能のみのため分かりやすい

■ デメリット
・熱が弱い
・炊きムラが起きやすい
・付属機能がほぼない

電磁力を用いて内釜を加熱することで、炊き上げる方式。内釜全体が同程度に加熱されるので、熱がお米全体に行き渡り、ムラのない、ふっくらとした炊き上がりになります。しかし、全体を電気の力で熱するため、消費電力が高いのと、本体価格も高価になりやすいのが難点です。

【 おすすめな人 】
「1人暮らしでも美味しいお米が食べたい」「ごはんの炊き上がりも含め、料理にこだわりがある」という方にピッタリです。

■ メリット
・ご飯がふっくら炊き上がる
・お米の一粒一粒がしゃっきりする
・炊きムラがしにくい

■ デメリット
・価格が比較的高い
・消費電力が大きい

IHの炊飯方式に「蒸気の圧力」を加えて炊き上げる方式。内釜全体を熱してふっくら炊き上げるだけでなく、圧力の力で食感のモチモチ感を出したり、お米の甘みを引き出すことが可能です。また、圧力機能があるため、ごはんだけでなく、そのほかの調理ができる機種も多いです。しかし、IH方式よりも高機能なため、価格もさらに高価になります。

【 おすすめな人 】
「お米のおいしさにこだわりたい」「今まで安い炊飯器を使っていたが、美味しく炊けるものに買い替えたい」「ごはんだけでなく、いろんな調理がしたい」という方にピッタリです。

■ メリット
・ご飯がふっくら炊き上がる
・お米の一粒一粒がしゃっきりする
・炊きムラがしにくい
・食感がモチモチする
・お米の甘みが出る
・その他の調理ができる機種もある

■ デメリット
・価格が高い
・サイズが大きい（1人暮らし用の炊飯器で比較した場合）

東芝の内釜は、底面の形状や外面に施されたコーティングによって、熱伝導率が変わってきます。

底面の形状は、「丸底60°」「釜底WAVE」の2種類の特徴があります。

■丸底60°
：底面に丸みをもたせることで、強い熱対流を起こすことで、かまどのような高火力で焚き上げます。

■釜底WAVE
：底面に波状の凹凸を設置することで、熱が集中し沸騰しやすい環境になります。また、凹凸によって細かい泡が作られ、お米を立たせながら炊き上げることができます。

基本的に上記の2つはセットになっており、『RC-10ZWT』『RC-10VXT／RC-18VXT』『RC-10VST／RC-18VST』『RC-10VRT／RC-18VRT』の4商品に搭載されています。

釜底の厚さは、厚くなればなるほど、熱を蓄えることができます。

商品のラインナップは、「7mm」「5mm」「2.3mm」「2mm」「1.7mm」などがあり、ハイエンドモデルになればなるほど、厚くなっていきます。

内面や外面に施されたコーティングによっても熱伝導率やお手入れのしやすさが変わってきます。

■外面コーティングの種類
：備長炭入り遠赤外線コート
　→遠赤効果の高い備長炭を含んだコーティング
：銅コート
　→熱伝導率の良い銅を含んだコーティング
：金色コート
　→金色のコーティング

■内面コーティングの種類
：ダイヤモンドチタンコート
→熱伝導率の良いダイヤモンドを含んだコーティング

内・外の両面にコーティングがされているものは効率的に熱伝導され、より高火力で炊飯することができます。一方で、安価モデルになるほど、外面のみ、金色コーティングのみといった仕様になっていきます。

東芝の炊飯器は、容量ごとに3合、3.5合、5.5合、1升(10合)といった炊飯容量がラインナップされています。容量については、世帯人数に合わせて選びましょう。

●3合炊き（茶碗約6杯分）…1人暮らし、2人暮らしにおすすめ
●3.5合炊き（茶碗約7杯分）…2人暮らしにおすすめ
●5.5号炊き（茶碗約11杯分）…3人家族、4人家族におすすめ
●1升炊き（茶碗約20杯分）…5人以上の大家族におすすめ

上記はあくまでも目安です。お弁当に使いたい、たくさん炊いて保存しておきたい、食べ盛りの子供がいるなど、家庭の状況に合わせて最適な容量を選びましょう。

東芝の炊飯器には、機種によって便利な機能が多数あります。

例えば、炊き上げたいタイミングや、好みの食感に合わせて炊き上げてくれる「ねらい炊き機能」、ひたし時間や温度を調節してごはんの甘みを増やす「甘み炊き機能」、66種類のお米の銘柄から最適な炊き方を自動で設定する「銘柄炊き分け機能」など、さまざまな機能があります。

自分が求める機能があるか、ぜひチェックして選んでくださいね。

それでは、東芝の炊飯器のおすすめ商品をご紹介いたします。マイコン式、IH式、真空圧力IH・真空IH式などがあるので、特徴を比べながら見ていきましょう。

Amazon、楽天市場での炊飯器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

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