【新感覚充電】Anker PowerCore Magnetic 5000レビュー/MagSafe対応でケーブル不要

いまや、モバイルバッテリーのパイオニア的な存在の「Anker」。高性能・高品質なのにお手頃価格で、Amazonや楽天の通販サイトランキングでは常に上位に位置しており、世界中のファンから高い評価を集めています。

販売開始された新商品がすぐに在庫切れになるほどの人気で、いま最もホットなスマートデバイス向け周辺機器の製造メーカーです。

今回紹介する『Anker PowerCore Magnetic 5000』は、アメリカでの発売時にとても話題になっていたため、日本での発売が待ち望まれていました。

iPhone12の背面にすっぽり隠れる93x63mmのクレカサイズでありながら、5000mAhの大容量が何よりの魅力です。

MagSafe機能を搭載しており、最大5W出力のワイヤレス充電が可能。有線での充電にも対応しているので、用途やシーンに合わせた使い方ができることも特徴です。

サイズ：約93x63x16mm
重量：約133g
容量：5000mAh
対応機種：iPhone12/12mini/12Pro/12Pro Max
USB-C入力：5V=2.2A (最大11W)
USB-C出力：5V=2A (最大10W)
ワイヤレス出力：5W
製品型番：A1619011

上記がスペックになります。iPhone12の背面にすっぽり隠れる93x63mmのコンパクト設計に厚さが16mmと片手でも握りやすい形状が特徴。

対応機種こそ、iPhone12シリーズに限定されますが、普段iPhone12を携帯している人には一度試してほしいアイテムです。くわえて、USBポート経由での充電はiPhoneやiPad、Androidにも対応しています。

ついに、Anker PowerCore Magnetic 5000が届きました。さっそく開封していきたいと思います。

箱の表面はAnker製品のイラストがうっすらと施されています。細かなところも配慮されていて感心しました。

パッケージの中身は、モバイルバッテリー本体とtype-C端子のケーブル、取扱説明書が同梱されていました。

メインのモバイルバッテリー本体と取扱説明書が袋に保管されており、ケーブルも束ねられていてしっかりと保護されていました。

モバイルバッテリー本体と付属品を横一列に並べてみました。サイズ感は思っていたよりコンパクトな印象。

Ankerらしいシンプルなデザインが特徴的。ちなみに、ケーブルは両端ともtype-C端子です。

マニュアルの表紙と裏表紙には『Happy？』と『Not Happy？』の文字がプリントされています。

Happyにはレビュー情報などが記載されており、Not Happyにはカスタマーサポートの問い合わせ先などが記載されています。内容はすべて英語表記なので日本語の記載もほしいですね。

取扱説明書は、上からロシア語、トルコ語、中国語、（台湾）、日本語、韓国語、アラビア語、ヘブライ語です。本社を中国に置くAnkerなので簡体字と繁体字に分けられているんでしょうね。

表面はマットな質感でサラサラした肌触り。背面もシンプルなデザインでマグネット部分が一目でわかるようにプリントされています。

『Anker PowerCore Magnetic 5000』の気になる口コミや評判をご紹介します。

■良い口コミ
『思ってたいたより軽く、日常使いにぴったりだと思います』
『取り付けて多少振ったぐらいでは外れません』
『iPhoneに充電しながらバッテリーを充電できるので便利！』

■悪い口コミ
『5Wの充電速度は物足りない......』
『くっつけるだけは便利だけど、問題は充電スピードが遅いこと』

ネットでは、良い口コミから悪い口コミまでさまざまありました。良い口コミとしては、『iPhoneに充電しながら、モバイルバッテリーを充電できる』というような使い勝手の良さや利便性が高い！という口コミが目立ちました。

一方で、『充電速度のスピードには満足いかない』というネガティブな口コミも見受けられました。口コミを全て鵜吞みにするのではなく、あくまでも一例として参考にしてくださいね。

ここでは、実際にAnker PowerCore Magnetic 5000を使ってみて、特に良かった点をご紹介します。

傷や指紋が目立ちにくいマットな質感でサラサラとした肌触り。すべりにくい素材と握りやすい形状なのでしっかり持てて安心感があるのがお気に入りのポイントです。

iPhone12のブラックカラーを横に置いて光沢の違いを比べてみました。写真のようにマットな色見が確認できます。個人的にはこのマット感が好きです。

置くタイプのワイヤレス充電は少し前から普及していたものの、MagSafe機能を利用したくっつけるだけ充電は新感覚でした。置くタイプの充電器と異なり、iPhoneを操作しながらでも充電できるのは大変便利です。

ちなみに、付属のケーブルを利用すると置き型の充電器としても利用できます。持ち運びのモバイルバッテリーとして使うもよし、コンセントにさして旅行先のホテルや旅館で使うのもおすすめの使い方です。

マグネット式でケーブル不要だから便利だけど、『本当に落下しないの......？』と心配に思う人もいるのではないでしょうか。実際に試してみたところ、写真のように難なく持ち上げることができました。

実際に装着してバッグに入れて持ち歩いてみましたが、その程度でズレることはありませんでした。ポケットにもすっぽり入ります。

とりあえずワイヤレス充電を試してみたい人にはぴったりのアイテムです。Anker製品のなかでもデザインは随一だと思います。

また、ひとつで充電器、モバイルバッテリーとしても使えるので旅行や出張先で重宝すること間違いなしです。Anker製であることも信頼して使えるポイントですね。

その反面、ワイヤレスが5W、有線出力が10Ｗなのは少し残念でした。急速充電を求めている人にこの充電スピードの遅さはちょっと物足りないな......というのが正直なところです。

とはいえ、使い勝手の良さやデザイン性は個人的に大満足です！『くっつける充電』を試したい人はぜひチェックしてみてくださいね。

Amazon、楽天市場でのモバイルバッテリーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

今回は、Ankerの『PowerCore Magnetic 5000』を検証レビューしました。いかがだったでしょうか。

Ankerは、日本法人が設立された2013年から瞬く間にトップクラスのシェアを獲得するデジタルメーカーへと成長しました。

昨今では、完全ワイヤレスイヤホンやロボット掃除機などの画期的な商品が主軸のモバイルバッテリーと肩を並べるほどの販売実績を叩き出しています。今後もAnkerの製品から目が離せませんね。

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