シャワートイレおすすめ15選｜人気メーカーの高機能商品を厳選！

シャワートイレとは、温水洗浄便座のことで専用ノズルから温水が噴射されることでお尻の汚れを洗浄してくれます。

シャワートイレという名称はLIXIL（リクシル）の登録商標ですが、記事内ではわかりやすくシャワートイレと呼ばせていただきます。また、ウォッシュレットもシャワートイレと同じ機能ですがTOTOの登録商標となります。

シャワートイレのメリットはおもに3つ。1つはトイレットペーパーの使用量を減らせることです。シャワートイレと併用することで、一度に使うトイレットペーパーの量を減らせます。

2つ目は便座が温かいこと。とくに冬場のヒヤッとする感覚がなくなるので、快適に使用できます。3つ目は、除菌・脱臭機能がついていることです。トイレの悩みといえば、汚れやにおいですが、シャワートイレのなかには除菌・脱臭機能がついている商品があります。面倒なトイレ掃除の回数も減るでしょう。

それでは、シャワートイレの基本的な選び方を見ていきましょう。

【1】種類・タイプ
【2】温水の作り方
【3】リモコンの位置
【4】その他の機能

上記のをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

シャワートイレには、「便器一体型」と「後付け型」の2種類があります。

その名のとおり、便座と便器が一体になっているシャワートイレです。後付けタイプよりも凹凸やすきまが少ないので、掃除がしやすいのがポイント。

新築やリフォームの際、設置するのが一般的です。ただし、別途床工事が必要になるため、設置には時間がかかります。タンクや便器に温水洗浄機能がついているためです。時間に余裕をもって段取りを組みましょう。

後付け型は、便器に取り付けて使用する商品のことを指します。便器一体型と異なり、すでにあるトイレに取り付けるだけなので、工事が不要なのがメリットです。女性でも取り付けしやすい、ワンタッチタイプもあります。

ただしトイレの形式や便器の形によって、使用できる商品が決まるので、購入の前に一度確認が必要になります。

お湯をあらかじめためて温めておく「貯湯式」と、お湯を使う直前にお湯を瞬間的にあたためる「瞬間式」の商品があります。それぞれのメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。

シャワートイレ用のタンクでお湯を温めたあと保温しておく方式です。

瞬間式の商品に比べて本体価格が安く買いやすいのが特徴ですが、お湯をためて保温しておく性質上、日々の電気代は高くなります。

また、ためておいたお湯が切れてしまうと、シャワートイレが使えなくなるデメリットがあります。ひとり暮らしや、家族の人数が少なくトイレを使う回数もあまり多くない人に適しています。

貯湯タンクがなく、お湯を出す前にヒーターで瞬間的に温めるタイプです。

タンクがなく水道から直接水をとってお湯を温めるため、お湯が切れてしまう心配がありません。貯湯式にくらべて価格が高いのですが、お湯を保温する必要がなく節電機能にすぐれているため、電気代を節約することができます。家族の人数が多い人や、トイレを使う回数が多い人に向いています。

シャワートイレのリモコンは、壁にリモコンを取りつけ操作をする「壁リモコン」タイプと、便座の横にリモコンがついている「袖リモコン」タイプがあります。それぞれの特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。

壁に取りつけてあるタイプのリモコンです。壁にビスで穴を開けて取りつける方法が推奨されていますが、賃貸住宅など壁に穴を開けられない場合は両面テープで貼ることも可能。便器にリモコンが付属しているタイプに比べて汚れにくく、便器まわりの掃除がしやすいのが特徴です。

唯一のデメリットは、価格が比較的高いシャワートイレに付属していることが多いため、初期費用が高くなる点です。

便器の横に据えつけてあるタイプのパネルです。比較的安いタイプのシャワートイレに付属しているため、初期費用が安く済むものが多いのが特徴です。

また電池交換が必要となるリモコンに対し、一体型タイプは本体電源を利用するため、電池交換がいらないというメリットもあります。便器の横に直接ついているため汚れやすいのと、リモコンの下部分の床の掃除がしにくいのがデメリットです。

シャワートイレにはさまざまな機能がついています。

お尻を洗浄する際、水圧は個人の好みに大きく左右されます。またお尻にトラブルを抱えている場合は、弱い水圧で洗浄する必要があります。そのため、洗浄力を調整できる水圧調整機能がついていると、便利でしょう。

一般的なシャワートイレでは、2～3段階で調節できることが多いです。水圧調整機能があれば、より快適に使用できるでしょう。

シャワートイレを選ぶ際、ぜひ付けたい機能といえば脱臭機能。トイレのお悩みで多い、においを解決することができます。脱臭フィルターに取り付けられたファンでにおいを吸い込み、脱臭する仕組みです。

商品のなかには、脱臭機能に特化したシャワートイレもあります。この機能があれば、消臭剤を設置する必要がなくなるでしょう。

温風乾燥は、便座から温風を出し、洗浄したお尻を乾かす機能です。トイレットペーパーのみを使うより、温風機能を併用したほうが、お尻をより清潔にたもつことができます。トイレットペーパーの使用量も減らせるでしょう。

また痔などで、トイレットペーパーからの刺激を軽減したい方にも向いています。脱臭機能と並んで、人気の高い機能です。

自動開閉機能は、便座に近づくと自動で便器のふたが開閉する、海外でも人気がある機能です。手を触れなくてよく、うっかり閉め忘れることもないので、衛生的にもよいでしょう。

また自動感知機能として、自動洗浄や脱臭、ランプの点灯がついている商品もあります。一定時間のみ機能するなど、消費電力にも配慮しています。

シャワートイレを設置すれば、トイレ掃除もらくになります。便器に抗菌機能をもつ塗料でコーディングしたり、汚れを付着しにくくなるミストで洗浄したりする商品が増えています。

また便座との凹凸が少ないなど、拭き掃除もしやすいのもポイント。トイレ掃除にかける時間が短くなるので、時間の有効利用ができるでしょう。

シャワートイレのおもなメーカー3社を比較して紹介します。

TOTOで発売している温水洗浄便座は、「ウォシュレット」という名前で有名です。国内では高い人気を誇ります。

ウォシュレットは、清潔な状態を長くたもつ機能が豊富です。除菌が期待できる「キレイ除菌水」や汚れがつきにくいノズル、撥水性の高い便座などが挙げられます。掃除をさぼりがちな方は重宝するでしょう。

パナソニックの「ビューティ・トワレ」は、使うときに瞬間的に温水をつくる「W瞬間式」が有名です。使うときだけ電力を使用するので、使用電力も少なく済みます。環境へのやさしさにも配慮しています。

また「泡コート機能」で、こびりつきや飛びハネなどの汚れから便器を守る機能も搭載。毎日掃除をしなくても、快適に使用することができます。

LIXIL（リクシル）のブランド・イナックスは、水まわりの住宅設備機器を展開します。そのため、便器一体型のシャワートイレが中心。多くの人が使いやすいよう、デザインに配慮しているのが特徴です。

たとえば、リモコン部分には点字表示があったり、便座のふたがゆっくり閉じる「スローダウン便座」があったりします。

それでは、シャワートイレのおすすめ商品をご紹介いたします。

まずパナソニックの商品を紹介します。パナソニック製品の正式なブランド名は「ビューティ・トワレ」になります。

次にTOTOの商品を紹介します。TOTO製品の正式なブランド名は「ウォシュレット」になります。

東芝からは2商品です。東芝製品の正式なブランド名は「クリーンウォッシュ」になります。

次はリクシルのシャワートイレです。リクシル製品の正式なブランド名は「シャワートイレ」になります。

イナックスブランドを紹介します。

最後に、その他のメーカーの紹介です。

Amazon、楽天市場でのシャワートイレの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

シャワートイレを購入する前に、取り付け方を確認しましょう。

シャワートイレを取り付ける場合は、コンセントとアース端子を増設する必要があります。コンセントやアース端子など屋内の電気配線工事は、電気工事士二種の有資格者でないとできませんので、電気工事業者に増設してもらう必要があります。

コンセントがあればアース端子がなくてもシャワートイレを利用することはできますが、シャワートイレは水を使う製品なので漏電の危険性があり、アース端子は安全のために必要不可欠です。万一シャワートイレが水漏れして漏電しても、アース端子をつないでいれば漏電を感知しブレーカーが落ちるので、感電による被害を防ぐことができます。

便器のタイプによって、温水便座が付けられる場合と付けられない場合があります。設置できるのは、背面にタンクがある「一般様式便座」と、タンクと便器が一体になっている「ワンピース型便座」です。対して三角タンクがある「隅付タンク式腰掛便器」は、給水管の長さなどによっては、設置できない場合があります。

ほかにも給水の水栓の有無やバルブによっては、本格的な工事が必要です。購入を検討する前に、自宅の便器のタイプや仕組みは確認しましょう。

シャワートイレを導入することで冷たい便座やお尻の汚れに悩むことがなくなり、より快適に過ごすことができるようになります。

瞬間式でも貯湯式でも便利な節電機能があるため、うまく活用することで電気代の心配からも解放されます。また、便座が自動で開閉するものや使用前にミストで便器を濡らして汚れにくくする機能が搭載されているものもあり、足腰の弱い人でもラクに利用できて、掃除の頻度を少なくすることもできます。

このページを読んで、あなたにぴったりのシャワートイレを見つけてくださいね。

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