低速ミキサー・スロージューサーの選び方
それでは、低速ミキサーやスロージューサーを選ぶときのポイントをご紹介します。自分にあった製品を選ぶ際には、どの様な点に注目するとよいのでしょうか?
低速ミキサーとスロージューサーどちらを選ぶ?
低速ミキサーとスロージューサーは、得意なことがそれぞれ違います。
低速ミキサーは食材をカットして一気に作るのが得意。皮や固い部分なども一緒にカットしてくれるので、栄養素をしっかり取り入れることができ、野菜ジュースや、食感を楽しむフルーツジュースに向いています。
スロージューサーは、繊維質を取り除いて、きめ細やかなジュースを作るのが得意。投入口が小さくジュースができるまで時間はかかりますが、飲みやすくなめらかなフレッシュジュースなどを作ってくれます。
アタッチメントがついているとメニューの幅が広がります
アタッチメントの種類が豊富になればなるほど対応できる食材が増えるため、付属品を選ぶポイントにするのもよいでしょう。ミキサータイプのものは小型のミルやそのままタンブラーとして持ち歩ける付属品がついたものがおすすめ。
ジューサータイプはニンジンやトマトをとろみのあるジュースにできる粗い目のアタッチメントなどが付属しています。カボチャを絞れば、カボチャスープをかんたんに作ることも。フローズン対応のアタッチメントに付け替えれば、子どもが喜ぶひんやりスイーツも作れますよ。
はじめて使う方にはレシピつきがおすすめ
どんなに便利に使える機能があっても、使い道がわからなければ、段々と使う頻度が少なくなってしまうもの。はじめて低速ミキサーやスロージューサーを買うという方は、どんなものを作ればよいか悩んでしまうことも少なくありません。
そうした悩みを解消するために、商品にレシピ本がついているものを選ぶことで、次に作るものを決めることができて楽しみが増えますよ。とくにジュース後の絞りかすを使ったメニューはヘルシーでおすすめです。
作動音もチェックしておきたいところ
パワーばかりを優先して安価な商品だと、作動音が大きなモデルが多いです。
スロージューサーは稼働時間が長い分、音が大きいと気になってきます。今回選んだ商品は比較的作動音が小さいものが多いですが、家具での反響や、使用時間なども工夫した方が良いときもありますよ。
一番大事なのはお手入れの手間が少ないこと!
ミキサーは毎日使うものですから、洗う手間、メンテナンスがラクかどうかは重要です。
高性能な反面、使い勝手が悪く、使用頻度が減ってしまうという声をよく聞きます。自宅で食洗機を使用しているという方は、食洗機対応のモデルを選びましょう。洗う手間を大きく減らすことができ、朝の忙しい時間を有効に使えるのでおすすめです。
低速ミキサー・スロージューサーおすすめ7選
うえで紹介した低速ミキサー・スロージューサーの上手な選び方のポイントをふまえて、家電コンシェルジュの松本レイナさんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

3種類のアタッチメントで楽しみの幅が広がります
栄養たっぷりのジュースが作れるパナソニックのスロージューサーです。さらさらフィルターを取りつければコールドプレスジュース、あらごしフィルターならとろみのあるジュースが楽しめます。
毎日飲むからこそ、ときどき味を変えて飽きを防ぎたいところ。フローズンアタッチメントを取りつければ、凍らせた果物やヨーグルトでスイーツを作ることも。夏場に大活躍です!一般的なジューサーよりも栄養を残したまま絞ってくれますので、健康的でおいしいジュースやスイーツを味わえます。

横型スロージューサーならではのメリットが光ります
縦型のスロージューサーが多い中でベジフルは横型です。省スペースで収納場所に困らないというメリットが縦型にはありますが、横型のスロージューサーには、食材をあまり小さく切らなくても絞ることができるというメリットがあるんです。ニンジンはスティック状で、葉物野菜も束を分けて入れるだけですので、絞るときの手間が少なくて済みます。
豊富な付属品がついていますので、ジューサーとしてだけでなく、大根おろし、ふりかけ、うどんまで作ることもできますよ。

食材によって低速と高速が使い分けられるミキサー
低回転による食物繊維を期待するのであれば本製品がおすすめです。ニンジンやリンゴなど固めの野菜や果物でもしっかり砕けるパワーがあり、野菜ジュースや酵素ジュース作りに最適です。
約10cmのサイズとコンパクトながら、強く氷を砕けるほどのパワーを持っているので、スムージーやジュース作りがはかどります。また、ちょうどひとり分のサイズで毎日の使用にも最適です。

家族でジュースを楽しみたい方に! お手入れも簡単
3〜4人でジュースを楽しみたい人が気になるのは容量とカット能力の高さではないでしょうか。容量が多いモデルは各社出していますが、パワーが伴っていないと下の部分だけが混ぜ合わさってしまいます。本製品は1Lの大容積ながら、大型波刃チタンカッターで固めの果物や野菜のジュース作りに大活躍してくれます。
また、作りやすいだけでなくお手入れも非常にしやすいです。ボトルはガラス製でスポンジで洗浄するだけで完了。本体の汚れもさっと拭き取るだけ。毎日使う物だからこそ性能と使いやすさが同居する、そんな低速ミキサーがおすすめです。

横幅14.5cmのスリムボディで収納もらくらく
本体にタンクをセットして、フィルター、スクリューの順に差し込むだけで使用できるシンプルさが売りのスロージューサーです。食洗機対応モデルですので、洗う手間が少ないのも魅力的。細身なボディ設計で収納場所をとらないため、ほかの調理器具のスペースを圧迫することもありません。
はじめてスロージューサーを使う方は、どのように使ったらよいか悩んでしまいますよね。本製品にはジュースやフローズンデザートなどの作り方が載ったレシピブックも付属品についていますので、まずはこれを見ながら作ってみましょう。

ふたり暮らしやファミリー向けの定番モデル
こちらは、スロージューサーのパイオニアとして40年以上の歴史があるメーカーの製品です。半透明キャップを採用し、絞る様子を確認しながら食材を投入できるのが特徴。これにより入れすぎや詰まりを防いでくれます。絞りかすはスムーズに分離されるため、お手入れもかんたんですよ。日々のジュース作りだけではなく、アーモンドミルク、スープやジャム作りにも使えますので、メニューの幅がさらに広がります。

直感的に組み立てられるので初めての人でも安心です
スロージューサーを使ってみたいけど、片づけが面倒くさそう、組み立てがたいへんそうと思っている方に。水でさっと洗い流すだけでお手入れが終わり、組み立ては直感的でかんたんにおこなえる本製品がおすすめです。
2種類の樹脂製フィルターで食材を絞る「分離搾汁方式」なので、お手入れの手間が減りました。フィルターの網目に詰まっていた食材を取り除く作業がなくなったため、お手入れが面倒に感じていたスロージューサー経験者の方にも喜ばれますよ。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 低速ミキサー・スロージューサーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの低速ミキサー・スロージューサーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
低速ミキサー以外も検討したい方はこちらの記事もご覧ください!
さいごに|エキスパートのアドバイス
絞る時間がかかることを理解して選ぼう
低速ミキサーに比べてスロージューサーは、絞るスピードは控えめです。朝のお弁当作りや身支度の時間を考えると、1分1秒でも時間はムダにできないですよね。
そういう方にはほかの調理と並行して行えるので、自動でかくはんしてくれる低速ミキサーの方がおすすめです。朝ごはんやお昼ごはんを作りながら、一緒にスムージー作りを楽しんでくださいね。
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カルチャー誌や家電誌、モノ系雑誌にてライター・リサーチャーとして活躍。 大ヒットとなった家電のプロモーションや、ガジェット探しなど、仕事内容は多岐にわたる。 一般的な家電から、ちょっとマニアックなものまで「イイモノはとにかく買って試す!」がモットー。 現在子育て中で、キッズガジェットや知育玩具、花火などレジャーグッズは子どもと一緒に愉しんでレビューしています。