フードアナリストで日本体質改善協会代表の平林玲美さんに、三温糖を選ぶときのポイントを教えてもらいました。三温糖選びにお悩みの方はチェックしておきましょう!
三温糖といっても、種類がたくさんあってどれを選べばよいか迷いますよね。
てんさいをブレンドした三温糖です。煮物や佃煮などに使用すると、コクと甘さがあるのが特徴です。
カラメル色素が入っていないナチュラルな三温糖です。
さとうきびの粗糖をこし、ゆっくりと煮つめて自然乾燥させる昔ながらの製法。粒子は粉のようにサラサラな商品です。
フードアナリストで日本体質改善協会代表の平林玲美さんおすすめ商品などを紹介します。フードアナリスト目線で選ばれたおすすめ商品は要チェックです!
様々な用途で三温糖の風味を楽しめる
国産のさとうきびにこだわって作られた三温糖です。ムソーでは通常の三温糖も販売していますが、こちらはさらに国産のさとうきびから作る点で高価になっています。精製を抑えた原料糖を釜で炊き上げて作るため、無着色で自然の色合いと風味が特徴です。
煮物や煮魚などの和食にはもちろんのこと、コーヒー、紅茶などの甘みとしてや、ジャム、ケーキなど幅広い調理で使うことができます。
重さ |
500g |
原材料 |
原料糖(鹿児島県産さとうきび) |
重さ |
500g |
原材料 |
原料糖(鹿児島県産さとうきび) |
てんさい由来の原料糖も含まれている三温糖
マルシマの三温糖は、着色料を一切使っていませんが、茶褐色な砂糖です。無着色で製造中に色づくため、製品によって色のばらつきがあります。
独特の風味とコクがある砂糖ですが、煮物をはじめとした料理、スイーツづくりなど幅広い用途で利用することができます。
重さ |
800g |
原材料 |
原料糖(さとうきび、てんさい) |
重さ |
800g |
原材料 |
原料糖(さとうきび、てんさい) |
老舗砂糖メーカーが作る三温糖
1964年から続く老舗のパールエース。上白糖が有名ですが、それだけではなく三温糖も製造販売しています。三温糖の色が茶褐色なのは、砂糖に熱がかかり着色したカラメル成分によるもので、製造工程でこのような色になります。
煮魚などしっかりした味付けをしたい場合にぴったりの商品。添加物がなく純粋な原料糖だけで作られています。
蜜を含んだ自然な甘みの三温糖
カラメル色素などを使わずに製造工程中についた自然の茶褐色が特徴の三温糖です。原料糖から精製する回数を少なくすることで、さとうきび由来の自然な甘みと風味が残されています。まろやかでくせのない甘みが、料理にコクを与え素材のうまさをさらに引き立ててくれます。精製回数を極限まで減らしたことによって、ミネラル成分が上白糖よりもかなり多く残ったままになっています。
溶けやすく扱いやすいので料理で使うのにおすすめ
スプーン印の三温糖はしっとりして溶けやすく、扱いやすいのが魅力です。お菓子作りに使えるのはもちろん、冷たい食材や液体にもすぐに溶けるので、幅広い料理で使えます。
コクのある味わいと、薄茶色の色がきれいにつくため、照り焼きや煮物を美味しく、美しく仕上げたいという方にぴったりです。
さとうきびのミネラルと風味が楽しめる!
通常三温糖は精製した液体を結晶化させるという作り方ですが、この商品では精製の途中から結晶化させるという特別な方法でつくられています。
そのためさとうきびが本来もつ風味をより感じられるのが魅力です。またカルシウムや鉄など、ミネラルも活かせるため、きび砂糖をより感じられる三温糖が欲しい方におすすめです。
細かい粒子でふんわり溶けやすい三温糖
宮古島でつくられたさとうきび100%でつくられた三温糖です。粒子が細かいためふんわり溶けやすく、口の中で風味豊かな甘みがやさしく広がります。
また300gと量が少なめでチャックがついているのもうれしいところです。あまり頻繁に三温糖を使わないという方でも手軽に購入しやすい商品です。
スーパーでもよく見かける定番の商品
スーパーなどでも取り扱いが多く、買い物の途中に見かけることも多い定番の三温糖です。カラメル色素を使用しているため、料理を茶色くしたくないという方は注意してください。
ただ値段はかなりお手頃で、気軽に購入できるため三温糖を試してみたいという方におすすめの商品です。
1/2の量で糖分が減らせるヘルシー商品
三温糖に、より甘みが強く感じられる甘味料をプラスし、使用量を通常の1/2の量にできる商品です。またスプーンブランド独自の技術を使い糖転移ビタミンPも添加されています。
甘さやコクはそのままに糖分だけを半分に減らせるため、糖分は気になるけど三温糖は使ってみたいという方にぴったりです。
重さ |
250g |
原材料 |
三温糖、甘味料、糖転移ビタミンP |
重さ |
250g |
原材料 |
三温糖、甘味料、糖転移ビタミンP |
楽天市場での三温糖の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
お砂糖は大きく分けて「分蜜糖」と「含蜜糖(がんみつとう)」に分けられます。
「分蜜糖」は精製された砂糖
「含蜜糖」は精製されていない砂糖
「精製」とは、原料である「さとうきび」や「てんさい」の主成分であるショ糖の純度を高くしたもの。それらは、甘さを生かすため原料にふくまれるその他の栄養成分が取り除かれてしまっています。
「分蜜糖」にはグラニュー糖、上白糖、糖液を数回加熱してカラメル色をつけた三温糖や、ザラメ糖、氷砂糖などがあります。甘さを生かしたいお料理や製菓には、これら分蜜糖が多く用いられています。
精製されていない「含蜜糖」のお砂糖は、さとうきびや甜菜(てんさい)=砂糖大根から作られたものが主流で、「黒砂糖」「きび糖」「てんさい糖」などがあります。
●それぞれの特徴をご紹介します。
「黒砂糖」は一番甘さや風味の個性が強い
「きび糖」は黒砂糖よりまろやかな甘さでコクがある
「てんさい糖」は砂糖大根らしい素朴な甘さが特徴
和食や素材の味を活かしたい料理にはきび糖やてんさい糖が良く、黒砂糖は色が黒くなっても良いソースや深いコクを出したいお料理に適しています。
三温糖と上白糖の気になるカロリー(エネルギー)は?
「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によれば、
●三温糖
100ℊあたり383kcal
大さじ1(9g)は34kcal
●上白糖
100ℊあたり384kcal
大さじ1(9g)は35kcal
三温糖はコクがあるため、料理に深みを与えてくれますがカロリーは高いので、上手にとりいれてくださいね!
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