タワーファンと扇風機どっちが涼しい？ 夏を快適に過ごせるおすすめ12選

タワーファンの最大のメリットはそのフォルムです。一見すると冷房器具に見えないルックスでおしゃれな雰囲気にまとまります。スリムで場所を取らないため、置き場所に困りづらいというのもメリットと言えるでしょう。さらに、羽根がないため安全性が高く、小さいお子さんやペットの居るご家庭でも使いやすいですよ。

しかし、扇風機と比べて若干価格が高めというのがネック。また、動作音が扇風機に比べて大きく、風向きの調整などがしづらいという側面もあります。

多少の騒音があっても気にならない昼間のリビングなどで使用すると良いでしょう。

タワーファンに比べて扇風機は風向きの調整がしやすく、広範囲に優しい風を届けられるのが利点です。首振りの範囲が広く、中には360°回転できるものも。

反面、やはりデザイン性が少し気になるというのはネックです。近年はデザインにこだわった扇風機も登場してきてはいるものの、どうしても羽根があってスタイリッシュにはなりにくいと言えます。また、羽根を回して風を起こしているため、羽根に触れると危ないです。

価格はタワーファンに比べて安く、2,000～3,000円程度で購入できる製品もありますよ！

冷風扇は水を張ったフィルターに風を通し、その気化熱を利用して冷たい空気をファンで送り出す機構の冷房器具です。

エアコンよりも冷えは悪いですが、冷風扇はひんやりした風を感じることができ、タワーファン・扇風機より一枚上手。ただし、長時間使用していると行き場を失った水蒸気が空気中に停滞するため、湿度が上がる、湿っぽくなる、床がビッショリになるといった弊害があります。長時間使用するのであれば換気を行うなどの対策が必要です。

冷風扇はこちらでも詳しく解説しています。

こちらではそれぞれの違いを詳しく見ながら、様々な観点での選び方をご紹介していきます。

風の冷たさという点で冷風扇に軍配が上がります。その後の後始末は大変ではあるものの、冷風が出るというのは大きなメリットですね。基本的に、タワーファンと扇風機に風を冷たくする機能はありません。

風量は扇風機が一歩リード。扇を回転させて風を送るというシンプルな設計なので、回転スピードを上げれば、その分風量がアップします。ただ、タワーファンの風量が弱いということではありません。24段階で風量を調整できる製品も登場しているので、チェックしてみてくださいね。

省エネ性や電気代は、どれもそこまで大きくは変わりません。暖房などでヒーターを使用するのであれば変わってきますが、冷房として使用するのならばどれもモーターの回転程度しかかからないため、そこまで気にする必要はないでしょう。

ただし、ACモーターよりもDCモーターのほうが省エネになっています。

風向きの調節はダントツで扇風機が得意です。扇風機は左右だけでなく、製品によっては上下にも首振りを自動で行うモデルなどもあります。一方の冷風扇やタワーファンは横振りだけでそれも角度が限られているものが多いのが現状です。

お手入れのしやすさもやはり扇風機が一番です。ガードを取り外せば扇に付着したホコリをタオルなどで取り除くことができるので、衛生的に使えますよ。

反面、タワーファンは分解できるものがほぼ皆無なので、外からホコリを拭き取る程度しかできません。冷風扇は水を入れておくタンクをしっかりお手入れしないとカビが生えたりなどのリスクがあるので、使用後は必ずタンクを乾燥させましょう。

静音性はDCモーターを搭載した扇風機が一番静かです。弱運転であれば、扇風機に至近距離で耳をそばだてて、ようやく聞こえるような大きさで使うことも可能。

タワーファンはそもそも機構が違うため、どうしてもモーター音が大きくなってしまいます。冷風扇もそこまで大きくはありませんが、製品によってはタンクからのポンプ音が聞こえることもあります。

こちらではそれぞれの独自機能を解説します。

主にタワーファンに搭載されている機能ですが、フィルターを搭載しており、除菌された空気を送り出すことで、部屋の空気を清浄できる商品も販売されています。花粉が飛散する時期や、部屋干しで部屋が臭いがちな梅雨時期などに重宝しますよ。

こちらもどの種類でも一定の製品には付いていますが、リモコン機能があるとわざわざ近づかなくても遠隔で電源のオンオフを切り替えることが可能。動くのが面倒といったときにも重宝します。

リモコンには風量調整や首振りまで遠隔操作できるものもありますよ。

送風だけでなく、温風対応ができるかどうかもチェックしておくと良いでしょう。主にタワーファンに搭載されている機能ですが、温風が出ると冬でも簡易暖房として使用することが可能。これにより、一年中タワーファンを出しっぱなしにしやすく、いちいちしまう必要が無いというのはメリットと言えます。

ただし、ヒーターの性能はセラミックヒーターなどになるため、部屋全体を温めるレベルではないので注意！

後始末や部屋の湿度が上昇してしまうという懸念はあるものの、一番手っ取り早く涼しさを感じられるのは間違いなく冷風扇です。冷たい風を直に当てられるので、エアコンがない部屋などで活躍するでしょう。

ただし、部屋が湿ってしまうという点はどうしても弱点となりますので、部屋の湿度を上げたくないのであればタワーファンか扇風機ということになります。

食事中やテレワークなどで椅子に座って、直接、風を感じたいならタワーファンがおすすめ。エアコンの冷房と併用して使うなら、広範囲に風を行きわたらせる扇風機がいいでしょう。

Amazon、楽天市場でのタワーファンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

Amazon、楽天市場での扇風機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

Amazon、楽天市場での冷風扇の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

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