【2024年】二槽式洗濯機おすすめ10選｜使い方は簡単！ メリットも解説

二槽式洗濯機は読んで字のごとく、洗濯槽と脱水槽の二つの槽からなる洗濯機です。洗濯物を洗濯槽に入れて洗濯～すすぎまで完了後、脱水槽に洗濯物を入れ替えて脱水をスタートさせるという手順を踏みます。

全自動洗濯機と違い、それぞれを独立した槽で行うため、高い洗浄力と脱水力が期待できるのが二槽式洗濯機の魅力。また、洗濯槽と脱水槽を別々に使用することができるため、汚れのひどい洗濯物だけ後回しにして、別々に洗濯を行うといった時短活用も可能です。

ただ注意点もあります。全自動洗濯機は洗濯～脱水、乾燥機付きであれば乾燥までのすべての工程を自動で行えますが、二槽式洗濯機は洗濯槽から脱水槽への洗濯物の移し替えはどうしても手動になるうえ、運転音も通常の洗濯機に比べて大きい傾向があります。横幅も広いので、設置できるかどうかも確認しておきましょう。

それでは早速二槽式洗濯機の選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。

【1】容量
【2】稼働タイプ
【3】機能性
【4】保証

上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

二槽式洗濯機を使用する際、メインの洗濯機として利用するのであれば「利用人数×1.5kg+1～2kg」程度で考えるといいでしょう。

設置場所も注意。一人暮らしの物件などでは全自動洗濯機しか想定されておらず、二槽式洗濯機が設置できない場合があります。そうならないためにも寸法と入る場所の確認を行っておくように。

それと同時に搬入経路の確認も必要です。横幅が広いため、直角の廊下などがあると、入らないということもまれにあります。不安であれば、家電量販店などで行っている設置搬入の見積もりを取るといいでしょう。

二槽式洗濯機は大きく分けて2種類の方式があります。それぞれ解説します。

手動式は選択に関わる部分をほぼすべて自分の裁量で手動で行う方式で、洗い・すすぎ・脱水の時間をすべて自分で設定し、排水や給水も自分のタイミングで行うようになっています。

たとえば、洗濯物の量に合わせて給水する水の量や洗濯時間の長さなどを変える、洗濯物の材質に合わせて洗濯の微調整を行うといった、洗濯に強いこだわりがある人にはこちらが好適です。

ただし、きれいに仕上げるにはコツや経験が必要で、洗濯洗剤の溶け残りやすすぎの不十分さ、脱水のし過ぎで洗濯物が傷むなどのリスクがある点は注意。また、注水時に自分で蛇口を閉めないといけないため、洗濯中はあまり目を離せないのもデメリットです。

半自動式は洗濯～すすぎまでの過程をボタン一つで操作できるため、洗濯の難しさを解消してくれるタイプの二槽式洗濯機です。給水のオートストップもついているので、すすぎの水を注水しすぎてあふれてしまうといったこともありません。脱水槽への入れ替え以外はほぼすべて自動で行ってくれます。

ただし2024年現在、半自動式の二槽式洗濯機はほとんど見かけなくなっていますので、購入を検討している人は中古品などもチェックするようにしましょう。

長く二槽式洗濯機を使用したいのであれば、機能性にも着目しましょう。騒音に関しては全自動式やドラム式に比べて作りが簡単ということもあり、かなり大きめです。

集合住宅で夜中に使用したいなどであれば、少しでも防音対策が施されている製品を選ぶか、防音マットなどで対策を行わないと迷惑になる可能性もあります。ある程度は割り切って昼間に使用するなどしたほうが良いでしょう。

材質はステンレスや抗菌加工を施している製品がおすすめ。カビの発生を抑えて長持ちさせられます。

洗濯機は一度購入すると1～2年程度で買い替えるというのはよっぽどの理由がない限りありません。大体10年程度使用でき、なかにはそれ以上という人も。

そのため、保証がついているものを選ぶと安心です。さすがに10年以上の長期保証はありませんが、1年間出張無料で修理に対応するメーカーもあります。家電量販店などでは、独自の長期保証を展開しているところも。

洗濯機や冷蔵庫、エアコンといった白物家電の製造を得意としている日本の大企業、日立です。二槽式洗濯機においてもトップシェアを誇り、多くの製品をラインナップしています。

12kgと業界最大容量クラスの製品や半自動式の二槽式洗濯機など、他のメーカーにはない製品があるのが特徴。国内メーカーということもあり、修理やサポートなどを受けやすいのもメリットですね。

中国がほこる超大手総合家電メーカー、ハイアールです。コスパに優れた製品を開発しており、予算に限りがある場合などに重宝する製品が多数ラインナップされています。

一人暮らしのセットとしてワンパッケージで家電量販店にもよく並んでいます。ブザーの音量が調節できるなどの細かな配慮が嬉しい製品も多く、安価な価格帯で考えたいという方に好適です。

昭和～平成初期の国内家電業界を支えてきた三洋電機の技術を継承し、現在は中国資本として存続しているメーカーです。脱水槽がステンレスになっていたり、パルセーターに抗菌剤を練り込んでいたりと、長く使うための技術が駆使されています。

風呂水ポンプに対応しているので、お風呂場の残り湯を有効活用することもできます。

それでは前述した二槽式洗濯機の選び方のポイントをふまえて、プロのIT家電ライターたろっささんと編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介します。

二槽式洗濯機の場合、ベランダやガレージなどの半外のような場所に置いているケースをよく見かけます。メーカーが外に置いてもOKと謳っているのであれば問題ありませんが、雨ざらしになってしまったりすると機械部分に不具合が生じる可能性もなくはありません。直接雨に当たらない場所で使用するようにしましょう。

給水はともかく排水はしっかりと排水管などに流さないと臭いが出てしまうため、こちらもしっかりと排水ホースを繋ぐようにしましょう。

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