家庭用キャビテーション機器の選び方
キャビテーション機器は、特殊な超音波をお腹周り・太もも・二の腕などにあてることで、ケアできるアイテムです。
各メーカーからさまざまなアイテムが発売されているので、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。性能面・機能面などの選び方のポイントを順にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
部位に合わせてヘッドを選ぶ
キャビテーションは商品によって対応している体の部位が異なるため、使う場所に合わせたアイテムを用意するのが理想です。
全身くまなくケアしたいという人は、利用したい部位によってヘッドを変えるか、メインで使用したい場所を決めてから大きさを選びましょう。
脚やお腹など面積が大きい部位に使用するなら「大きめのヘッド」
キャビテーションを脚やお腹周りなどの面積の大きな部位を中心に使用する場合は、ヘッドが大きめの商品を選ぶといいでしょう。
連続使用時間の制限内に利用できる大きめのヘッドなら、効率よくケアすることができます。
手の届きにくい部位に使用するなら「ヘッドに角度があるもの」
太ももの裏側やお尻などの手の届きにくい部位に使用する場合は、大きさよりもヘッドに角度が付いているアイテムがおすすめです。
垂直のキャビテーションよりも使いやすいので、細部までしっかりと届きケアすることができます。
ネックラインなどに使用するなら「小さめのヘッド」
二の腕やネックラインなどの細かいところに使用するなら、小さめのヘッドの方が小回りがききます。
ただし、商品によっては、皮膚が薄く負担が大きい、顔・首・バストなどのデリケートな部位には利用できない場合があるので注意が必要です。
使いやすい重さの目安は300g前後
キャビテーション機器の重さは、軽くて持ちやすいものを選ぶことが重要です。自宅でのセルフケアを行う場合には、腕に負担のかかりにくい300g前後の重さを目安に選ぶといいでしょう。重すぎるものを選ぶと長時間の利用で腕に負担がかかってしまいます。長続きさせるためにも、機器の重さをチェックしましょう。
握りやすさも確認しよう!
定期的に自分でケアするなら、握りやすい持ち手のものや手の平にすっぽりと収まるサイズのアイテムがいいでしょう。
握りやすいものであれば、長時間の利用でも負担になりにくく、しっかりと続けられます。できれば実際にアイテムを触り比べてみて、自分で施術しやすいものを選びましょう。
コードの有無で選ぶ
キャビテーションには、コードレス式とコード式の2タイプがあります。
場所を選ばず自由に移動できるコードレスタイプ。しっかりとした出力で動作時間も気にせず使える、コード式タイプ。どちらもメリット・デメリットがあるので、自分の使い方に合わせて選ぶといいでしょう。
場所を選ばずに使える「コードレス」
コンセントの位置やコードを気にせずに使えるコードレスタイプは、お風呂・ソファ・ベッドの上など、好きな場所で使用できるのがメリットです。
ただ、コード式のものに比べてパワー不足なアイテムも。定期的に充電が必要なので、購入するときは充電やバッテリー駆動の時間をチェックしましょう。
充電時間やパワー不足を気にしないで使える「コード式」
コード式タイプはパワーが強く安定しているアイテムが多く、電池切れも気にせずに使えるのが特徴。充電するのが面倒な人や出力が強く刺激がほしい人は、コード式タイプを選ぶと満足感を得やすいでしょう。
ただ、アイテムの種類が少ないのでモデルは限られてしまいます。
浴室で使うなら「完全防水」を
浴室でキャビテーションを使いたい方は、防水機能の有無をよくチェックしましょう。もしものことも考えて、一時的に水に浸かっても中に浸水しない「IPX7」以上の完全防水タイプが安心です。
また、使用後はそのまま水で洗えるので、お手入れも楽です。商品によっては浴室での利用を制限していることもあるので、使用前にはメーカーの使用条件もしっかりと確認しましょう。
付加機能で選ぶ
キャビテーション機器には、さまざまな美容機能が搭載されています。
ここでは代表的な機能として、エステでも使われている「ラジオ波」、手軽にエクササイズできる「EMS」。そして、本格ケアができる「LED機能」の3つの付加機能をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
体を温める「ラジオ波」機能
ラジオ波はRFとも呼ばれる電磁波の一種で、エステなどでも使用されているものです。使うと体が温かく感じるでしょう。とくに体が冷えがちな人が使うと、ホカホカと温かく感じます。
キャビテーション機器にラジオ波の機能があるかどうかも、購入の際にぜひチェックしてみましょう。
かんたんにエクササイズができる「EMS」機能
電流を使って筋肉に刺激を与えるEMSは、運動や筋トレが苦手な方にとって強い味方。電気を流すことにより筋肉を動かし、かんたんにエクササイズを行えます。
なかなか思うように筋トレができない方は、EMS機能が付いているキャビテーションで健康的な体作りを目指しましょう!
本格的なケアをするなら「赤色LED」「青色LED」機能
赤色LED・青色LEDなどの複数のLEDライトが交互に光る機能が備わったキャビテーションもあり、より本格的なケアが可能です。
週に数回程度化粧水や美容液などをつけてから使用することで、より美しいお肌へと導いてくれます。
どこに使用したいのかをイメージ 美容のプロからアドバイス
美容ライター、エイジング美容研究家
商品を選ぶにあたり真っ先に考慮したいのが、使用したいパーツと使用するシーンです。それにマッチした商品をいくつかピックアップし、価格や機能、口コミなどを比較して選ぶのがおすすめです。
家庭用キャビテーション機器のおすすめ7選 ラジオ波やEMS機能つきなど
家庭用キャビテーション機器の選び方のポイントや付加機能なども押さえたところで、ここからはおすすめの7商品をご紹介していきます。あなたの気になる部分にぴったりのアイテムを見つけましょう!
美容ライター、エイジング美容研究家
ヤーマン『キャビスパRFコア』は、ラジオ波とEMSでのトリートメント機能が搭載されているほか、フェイスケアとボディケアの両方がかなう本格的なキャビテーション。手のひらにおさまる丸みのあるボディで、操作がかんたんなのもおすすめのポイントです。

ヤーマン『キャビスパRFコア』






出典:Amazon
電源 | DC9.0V、1.0A |
---|---|
エステ機能 | RF、EMS |
防水機能 | IPX7 |
寸法 | 83×116×97mm |
重量 | 307g |
美容ライター、エイジング美容研究家
スティック型で手が届きにくい背中やヒップなど360°くまなくケアできる業務用レベルのヤーマン『キャビスパ360』。EMSとスライドドレナージュの2つの機能を搭載しており、より本格的で効率のいいアプローチができます。

ヤーマン『キャビスパ360』












出典:Amazon
電源 | - |
---|---|
エステ機能 | EMS |
防水機能 | IPX7 |
寸法 | 52×242×50mm |
重量 | 280g |
美容ライター、エイジング美容研究家
エミリーストーン『家庭用キャビテーション機器 キャビプラスRF』は、ラジオ波、EMS、赤色LEDの機能を兼ね備えたパワフルなキャビテーション。3D設計を採用しているので効率よく気になる贅肉をつまみ上げてアプローチし、メリハリボディへと導きます。

エミリーストーン『家庭用キャビテーション機器 キャビプラスRF』

出典:Amazon
電源 | 商用電源100V~240V |
---|---|
エステ機能 | RF、EMS、LED |
防水機能 | なし |
寸法 | 114×106×106mm |
重量 | 242g |
『家庭用キャビテーション機器』

出典:楽天市場
電源 | - |
---|---|
エステ機能 | RF温熱、振動エステ、赤LED |
防水機能 | なし |
寸法 | 90×100×114mm |
重量 | 300g |
フィットパッド『キャビテーション』

出典:Amazon
電源 | リチウム電池内蔵 |
---|---|
エステ機能 | EMS、赤LED |
防水機能 | - |
寸法 | - |
重量 | - |
SLOTRE『RFキャビテーション』






出典:楽天市場
電源 | リチウムイオン電池内蔵 |
---|---|
エステ機能 | RF、LED、CV超音波 |
防水機能 | - |
寸法 | - |
重量 | - |
エミリーストーン『家庭用キャビテーション機器 キャビプラス』

出典:Amazon
電源 | 商用電源100V~240V |
---|---|
エステ機能 | RF、EMS、赤LED |
防水機能 | - |
寸法 | 114×90×106mm |
重量 | 308g |
「家庭キャビテーション機器」のおすすめ商品の比較一覧表
メーカー推奨の使用時間を守ろう
家庭用キャビテーション機器は業務用のものに比べてパワーが低く作られているため、ついつい長い時間使いたくなりますよね。しかし、メーカーの推奨する時間を超えての使用はトラブルを招く危険性があります。
一度に長時間使用するよりも、継続して続けることに意味があります。効果的なセルフケアを行うためにも、メーカー説明書にある使用方法と時間を必ず守るようにしましょう。
施術後はリンパマッサージが大切!
キャビテーション機器でしっかりとケアした後は、ゆっくりとリンパの流れにそってマッサージをするとより効果的です。コップ1杯ほどの水を飲んでからリンパマッサージを行うと、老廃物を排出しやすくなるといわれています。
また、強い力で押し上げたり、もみほぐしたりすると逆効果になることもあるので、リンパの流れに沿って優しい力加減で行いましょう。
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目的に合った家庭用キャビテーションを見つけよう
家庭用キャビテーション機器のおすすめ7選をご紹介してきました。
部位に合ったヘッドの大きさ・コードの有無・機能性など、あなたの使い方に合ったアイテムは見つかりましたか? ぜひ気になる部分をすっきりさせ、魅力的なボディを手に入れましょう!
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/10/13 商品価格修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 矢部栞)
美容ライター、エイジング美容研究家と活動する42歳。 中3と小6の2人の子どもを持つ母でもある。 美容ライターとしてウェブ、雑誌にてコラムの執筆や記事監修を行う傍ら、コスメブランドなどの広告も手掛ける。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャル・広告などに出演。 いつまでもキレイでいたいと願う女性に向けて美容全般に関わる情報を豊富な自己体験を元に発信中。