ヘッドホンの選び方
それでは、ヘッドホンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】接続方式
【1】イヤーカップの形状
【3】装着感
【4】音質
【5】使用シーンに合わせる
【6】バッテリー性能
上記のポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】接続方式から選ぶ
ヘッドホンには無線(ワイヤレス)と有線の2種類があります。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に合ったものを選びましょう。
▼ワイヤレス(Bluetooth接続)
オーディオ機器をBluetoothでつなぐタイプのヘッドホンです。
▼メリット
・コードがないので、服などに引っ掛かる心配がない
・10m前後程度であれば、オーディオ機器と離れていても使用できる
・持ち運びがしやすい
▼デメリット
・定期的な充電が必要
・ペアリングが必要
・高音にノイズが入る可能性がある
・電波の状態によっては音が途切れてしまう可能性がある
▼有線
オーディオ機器をコードで繋ぐタイプのヘッドホンです。
▼メリット
・充電の必要がない
・有線タイプは伝送ロスが少ない
・ノイズの発生がほとんどない
▼デメリット
・コードが邪魔に感じる
【2】イヤーカップの形状をチェック
ヘッドホンにおいて、イヤーカップの形状は重要な部分です。音が出る「ドライバー」が収納されている場所で、密閉型と開閉型があり、音質に差が出てきます。同時に外観や耐久性にも関わる部分なので、しっかりとチェックしておきましょう。
▼密閉型(クローズド)
密閉型のヘッドホンは、遮音性が高いという特徴があります。そのため、屋外や騒がしい場所でも快適にオーディオを聴くことが可能です。
周囲に人がいる場所でも音が漏れることなく安心して使うことができます。ハウジング内に音圧を閉じ込めるので、迫力のある低音を感じやすいのが特徴です。
一方で、空間的な広がりを感じにくい、非力なドライブユニットのモデルでは高音が弱くなるといった点は、デメリットと言えるかもしれません。
▼開放型(オープン)
開放型はニュートラルなナチュラルサウンドが特徴です。装着感がよく、長時間の使用に向いています。透き通った高音も特徴のひとつです。
ただし、密閉されていないので遮音性が低く、音漏れもしやすいため、屋外や周囲に人がいる場所での使用には向いていません。
【3】装着方法をチェック
ヘッドホンの装着方法には「オーバーイヤー」「オンイヤー」の2種類があります。それぞれにメリットがあるのでシーンや、好みに合わせて選んでみましょう。
▼オーバーイヤー
耳を覆うように装着するタイプのイヤーパッド。
密閉性と遮音性が高く、音漏れしにくい。
大きくて重い製品が多いので、持ち運びしにくい。
長時間使用すると耳が疲れやすい。
▼オンイヤー
耳に乗せるタイプのイヤーパッド。
コンパクトで軽量なものが多く持ち運びやすい。
装着感が軽く、長時間使用しても疲れにくい。
密閉性が低く、音漏れしやすい。
【4】音質をチェック
ワイヤレスヘッドホンは、スマホなどのオーディオデータを圧縮して、ヘッドホンに送信して音を流すという仕組み。この仕組みを「コーデック」や「音声圧縮変換方式」と呼びます。圧縮率によって音質や音の遅延の度合いが変わってくるので、主な種類をチェックしましょう。
「SBC」:多くの機種で採用されている、標準的なタイプ。
「AAC」:iPhoneなどアップル製品に対応しており、SBCより高音質で遅延が少ないタイプ。
「aptX」:高音質で遅延が少なく、主にAndroidに使用されているタイプ。
「LDAC」:ソニーが独自開発した形式で、音の質がとてもいいタイプ。一部のAndroidに対応しています。
SBC、AAC、aptX、LDACの順番で音質がよくなります。ヘッドホンによって対応コーデックは異なるので注意して選ぶようにしましょう。なお、ゲームプレイや動画視聴メインなら遅延の少ないaptX LLを選ぶのもおすすめ。
【5】シーンに合わせて機能やモデルを選ぶ
用途に合わせて作られた商品もあり、特定のシーンでとくに活躍するヘッドホンもあります。自分が利用したいシーンに合わせて機能や、モデルを選んでみましょう。
▼通勤・通学:「ノイズキャンセリング搭載」がおすすめ
ノイズキャンセリング搭載モデルがおすすめ。周囲の騒音を低減することができるので、電車やバスの中でも音楽に集中することができます。
ただし、ノイズキャンセリングを使用すると車の音や、駅のアナウンスなどの音も聞こえにくくなるため、周囲の音も聞き取りたい場合は「外音取り込み機能」を搭載しているモデルを選ぶようにしましょう。
▼高音質で音楽鑑賞:「ハイレゾ対応」がおすすめ
音質にこだわって聴きたいなら、ハイレゾ対応モデルがおすすめ。ハイレゾとはCDより情報量が6.5倍多い音源のことで、まるで生演奏を聴いているかのような高音質データのことです。
日本オーディオ協会が定めるハイレゾ対応機器には、ハイレゾ推奨ロゴマークが付与されているので、ハイレゾ対応モデルの購入を検討しているならチェックしてみてください。なお、ハイレゾを楽しむなら音楽プレイヤー側もハイレゾに対応している必要があるので要注意!
ハイレゾに対応していないiPhoneなどを使っているなら、ソニーの独自技術「DSEE」に対応している製品を選ぶという手もあります。解像度が低い音源でもハイレゾ並みの音に格上げしてくれますよ。
▼ゲーム:「ゲーミングヘッドセット」がおすすめ
ゲーム用には、専用のゲーミングヘッドセットがおすすめです。ゲームをプレイするうえで便利な機能が備わっていますよ。
大きな特徴としては、ボイスチャットなどに対応できるようにマイクが付いている点です。ゲームをしながら仲間とコミュニケーションをとることができます。
また、FPSなどを楽しむなら、敵の足音や銃声がどの方向から聞こえたかがとても重要になってきます。即座に反応できるように、立体サラウンドに対応したものを選ぶようにしましょう。
▼作曲・DTM:「モニターヘッドホン」がおすすめ
作曲をしたり、演奏を収録したりするなら、モニターヘッドホンを選ぶようにしましょう。原曲を限りなく忠実に再現しているのが特徴。
ヘッドホンは製品によって、低音と高音が強い「ドンシャリ」と呼ばれるタイプや、中音域が強調された「かまぼこ」と呼ばれるタイプなどがあります。好みの音を楽しむなら、こういう傾向のあるアイテムを選んだほうがいいでしょう。ただ、音楽を作るのであれば、特定の音域を強調することのない、フラットな音を再現する「モニターヘッドホン」がおすすめです。
【6】バッテリー性能をチェック
長時間使うことが多い人や、充電の手間を極力省きたいという人は、ロングバッテリーがいいでしょう。最近はバッテリー性能が高く、ノイズキャンセリングなどを使わなければ最大60時間も再生できるモデルも登場しています。
ただ、バッテリーが大容量になれば、重くなってしまうのでバランスを考えて選ぶようにしましょう。
連続再生可能時間だけでなく、急速充電に対応しているかもチェックしましょう。10分の充電で3時間も再生できるモデルもあり、忙しい朝などに重宝します。ストレスなく利用したいなら急速充電に対応した製品がおすすめ!
ヘッドホンのおすすめ36選
それでは、おすすめのヘッドホンを接続方式別にご紹介いたします。すぐに各商品を見たいなら、下記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ6選|2023年発売・最新モデル
▼おすすめ8選|ワイヤレス
▼おすすめ7選|有線
▼おすすめ9選|安い(5,000円前後)
▼おすすめ3選|ゲーミングヘッドセット
▼おすすめ3選|高音質
▼おすすめ6選|2023年発売・最新モデル
最初に2023年に発売されたばかりの最新モデルをご紹介していきます。
最大50時間再生可能! コンパクト&軽量タイプ
最大50時間再生が可能なロングバッテリータイプ。さらに3分充電で90分の再生が可能なクイック充電にも対応しています。
圧縮音源をクリアに再生する「DSEE」に対応し、高音域をCD音質並みに格上げして再生します。さらに、Blutoothを介して最大8台のデバイスとペアリングができるほか、スマホと連携してハンズフリー通話も可能。
本体は132gと軽量で、ワイヤレスタイプなので持ち運びしやすいのも魅力のひとつ!
低音域の再生能力などを大幅にアップグレード!
プロのアーティストや音楽関係者から支持を集めているゼンハイザーのオープンエアー型ヘッドホン。こちらは、独自開発の42mmダイナミックドライバーの性能を向上させ、低音域の再生をアップグレードさせています。
もちろん、高音も繊細な音をより再現し、全体的にまとまりのあるサウンドに仕上がっています。人間工学に基づいたデザイン設計で、長時間のリスニングも快適ですよ。
上位モデルの技術を採用した最軽量モデル!
ソニーが販売するワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンで最軽量で、わずか約192g! フラッグシップの1000Xシリーズと同じ統合プロセッサーV1を搭載しており、ノイズキャンセリング性能と音質は非常にいいです。
オンライン会議が多い人には、ぴったりの高精度「ボイスピックアップテクノロジー」により、声をしっかり拾いクリアな音声で届けられますよ。
ロングバッテリーでいつでも快適な使い心地!
最大再生時間が約57時間で、5分の充電で約3時間再生できる急速充電にも対応するバッテリー性能の高さが魅力。専用アプリをダウンロードすれば、サウンドを自分好みに変更できます。
ハンズフリー通話や、AIアシスタント呼び出し、マルチポイント接続などに対応し、毎日使いやすい性能のヘッドホンですよ。
立体感ある音を鳴らすホームシアターヘッドホン
AVアンプなどの製造で培ってきた独自技術を搭載し、立体感あるサウンドを体験できるワイヤレスホームシアターヘッドホンです。
「映像向け」「ミュージックビデオ向け」「音楽コンテンツ向け」という3つのサウンドモードを用意しており、コンテンツに最適な音を再生します。映像作品では、セリフや効果音、BGMをしっかり分けて再生するので、くっきりとしたサウンドを聴けます。また音楽作品では、ニュートラルな音場で没入感のあるサウンドを楽しめますよ。
基本性能を備えたベーシックモデル
耳元にリモコンが備わっており、音楽の再生や一時停止、音量調整、着信応答などをコントロールすることができます。マイク付きでウェブ会議にも役立ちますよ。
イヤーカップの位置を調整できたり、マルチポイントで2台の端末を待ち受けることができたりするので、使い勝手もいいですね。折りたたみにも対応し、屋外でも使いやすいです。
▼おすすめ9選|ワイヤレス
まずはワイヤレス、有線どちらでも使えるタイプをご紹介します。どちらのタイプにするか迷っている方は、まずこちらをチェックしてみてください。
高いノイズキャンセリング機能を搭載したモデル
従来の『WH-1000XM4』に比べて、ノイズ除去率が50%アップしたワイヤレスヘッドホン。低音から高音まで再現性の高い専用設計の30mmドライバーユニットを搭載しており、自然で伸びのある音質を再生できます。
最長40時間も再生が可能。さらに3分の充電で3時間再生が可能なUSB PD充電に対応しています。また、長時間着けても疲れにくいソフトフィットレザーを採用しているので、締め付けは少ないのに、高い遮音性と快適な着け心地に!
迫力の重低音! 2層構造のパッドで耳も疲れにくい
ワイヤレスで40時間連続再生。不要な共振を抑える「アルミニウムエンクロージャー」を採用しているため、歪みのない質の高い中低音を響かせます。
また、2層構造のイヤーパッドにより、長時間聴いていても疲れにくいよう設計されているのもポイントです。
着け心地よく、軽量で聴き疲れしにくい
約220gと軽量で、長時間装着していても疲れにくいオープンエアー型のワイヤレスヘッドホン。構造上音漏れしやすいので、自宅用や聴き疲れしにくいヘッドホンを探している人におすすめです。
また、専用アプリで音質・音量・音のバランスを自分好みにカスタマイズが可能。細かい調整が可能なので、音にこだわりたいならイチ押しです。
3種類のノイキャンにイコライザーのカスタマイズも
17時間も連続再生でき、3種類のノイズキャンセリングモードを選択可能。専用アプリ「Smart Control App」を使えば、イコライザーやANCモードの切替などがカスタマイズできます。
独自機能である「Smart Pause」機能を使うと、イヤーカップが耳から離れたり、折りたたんだりした際に自動的に音が停止します。さらに耳にはめると自動で再生されるなど、便利な機能も搭載されています。
ハイレゾ対応! ノイキャン搭載ワイヤレス
251gと軽量ながら、ハイレゾ対応でノイズキャンセリング機能も搭載したワイヤレスヘッドホン。ワイヤレスで35時間連続再生が可能です。
また、「DSEE HX」搭載により、MP3など圧縮音源もハイレゾ音質で再生してくれます。カラー展開も豊富で、男女問わず使いやすいブラックや、かわいいオレンジやアッシュなどのカラーなどが揃っています。ファッション性の高いデザインも注目です!
ハイレゾ×ノイキャンで高音質を堪能
ハイレゾ対応の密閉型で、業界トップクラスのノイズキャンセリング性能を誇るワイヤレスヘッドホンです。周波数も4Hz-40KHzと幅広く、さまざまなジャンルの音楽に対応しています。
再生時間も30時間で頻繁に充電する必要もありません。ノイズキャンセリン機能も搭載しているため、電車やバスなどで外の雑音を気にすることなく音楽に没頭することができますよ。
「Bose AR」で画期的な音の広がりを体験
連続再生20時間で、15分の充電で3.5時間再生のクイック充電に対応しています。何といっても、ノイズキャンセルレベルを11段階で調節できるのが魅力ですね。
GoogleアシスタントとAmazon Alexaに対応しているほか、ボーズの独自技術「Bose AR」を搭載しているのもポイント。専用アプリをダウンロードしておけば、ヘッドホンの向きにより音が変化したりするといった画期的な音の拡張性が体験できます。
デザイン性と機能性の両方を追求したクールモデル
高級感のあるデザインが魅力。カラーバリエーション豊富で、個性的な9色から選ぶことができます。コーディネートのアクセントとしてもおしゃれですよ。
独自開発のノイズキャンセリング技術や、幅広い音域を維持するリアルタイムオーディオキャリブレーション機能も備わり、クリアな音をどこでも快適に楽しめます。
▼おすすめ7選|有線
最後に、充電の必要がない有線タイプの商品をご紹介します。
ソニーの王道といえる有線モデル
シンプルな有線ヘッドホンですが、広帯域再生を実現する、新開発の40mmHDドライバーユニットを搭載しているので、ハイレゾなどの高音質音源もクリアに再生が可能です。
また、アルミニウムコートLCP振動板の形状を最適化することで、人間が音として認識可能な音域をはるかに超える超高音域での再生が可能となっています。
プロ仕様の独自技術採用で広音域でクリアな音が響く
プロ用モデルに採用されるAKG独自の技術「XXLトランスデューサー」、さらに「TWO-LAYERダイヤフラム」、特許技術の「バリモーション・テクノロジー」の採用で、低音から中低音まで抜けのよい音を響かせます。
また、イヤーパッドとケーブルは交換可能となっています。
『HD 599』は、世界初の開放型ヘッドホンを開発したゼンハイザーのHD500シリーズのトップモデル。とくにクラシックや女性ヴォーカルの音楽におすすめ。
クラシカルデザインが魅力的な人気ヘッドホン
同メーカーHD500シリーズのトップモデル。開放型ヘッドホンで、広い音場とキレのあるサウンドが特徴です。高音から低音までしっかりと鳴らせるオールラウンダーで、さまざまな曲を高音質で楽しめます。
マットな質感と革を使ったヘッドバンドがおしゃれなクラシカルデザイン。落ち着きと高級感がある、大人っぽいヘッドホンです。
完全プロフェッショナル仕様のモニターヘッドホン
レコーディングスタジオや放送局で使用されている、プレイバックモニターの標準モデル。スタジオエンジニアやミュージシャンからの信頼性が高く評価されているヘッドホンです。
プロの世界に通用するクオリティと耐久性を徹底的に追求し、独自開発のドライバーユニットを採用。解像度が高く鮮明なサウンドで、原音そのままを再現した研ぎ澄まされた音質を届けます。細かな音質の違い、音源の細部までこだわりを持って聴きたい人におすすめできます。
音の再現度をぜひ聴き比べてほしい一品
ハイレゾ対応で、可聴帯域を超える広い音域を忠実かつ正確に再現してくれるヘッドホンです。楽器の配置やエコー、音の響きといった演奏本来のイメージをリアルに伝えてくれます。
音源制作現場やエンジニア、またはリアルな音の広がりや演奏空間を体験したい人向けのプロ仕様のヘッドホンです。
クリアな音質が楽しめる着け心地のよいヘッドホン
ソフトな装着感のイヤーパッドが特徴的。低反発ウレタンと三次元縫製により、従来のイヤーパッドより着け心地がよく、長時間の使用でも疲れにくいので、音楽をよく聴くヘビーユーザーにおすすめ。
大口径50mmのドライバーユニットを採用。アルミと樹脂を使ったハイブリッド構造防振ハウジングとあわせて、高音質なサウンドが楽しめます。
この価格でプロレベルの音の再現度を実現
スタジオ現場で実際にモニタリングしてみても、低域のウッドベースやバスドラムは迫力があり、中域のボーカルも歌詞がはっきりと聴き取れます。高域では、ハイハットなどシンバル系の音もきれいに響き渡るのがわかります。
プライベートからスタジオ、音楽制作現場といった使用で酷使すると、ケーブルが根本から断線しがち。そんなときにケーブルが交換(リケーブル)できると非常に助かります。
▼おすすめ9選|安い(5,000円前後)
続いて、5,000円前後のコスパに優れたヘッドホンをご紹介します。
持ち運びやすい折りたたみ式
折りたたみ式でコスパのいい商品。重量が軽く、クイック折りたたみ機構を採用しているので、持ち運びに便利。
本体から伸びるコードは、表面に細かい溝がついているセレーションコードとなっています。絡みにくい仕様なので、バッグに入れていたらコードが絡まってしまった……ということも少ないでしょう。
軽量・シンプルなデザインで3つのイコライザー搭載
レトロなデザインで重量わずか57gと軽量ボディ。本体内蔵の3つのイコライザーで好みのサウンドに切り替えられるBlutooth対応ヘッドホンです。
連続再生12時間。ヘッドホン本体で再生・停止・曲送りが可能。シンプルでおしゃれなデザインです。
『ATH-M20X』は近年プロオーディオ業界に進出しているオーディオテクニカの定番モニター用ヘッドホン。ナチュラルな音質です。
使いやすい広帯域再生のヘッドホン
モニター用ヘッドホンのエントリーモデル。新開発の40mmCCAWボイスコイルドライバーを搭載しており、高音質を実現。フラットで癖のない音質で音が聞き取りやすく、プロの現場でのモニタリングにも十分使えるヘッドホンです。もちろんモニター用だけでなく、通常の音楽鑑賞にも使えます。
片出しコードなので、取りまわしがラクで絡みにくいのも嬉しいポイント。
ボリュームコントローラーも付いたロングケーブル
2m+延長3mのロングケーブルが魅力。5mのロングケーブルで、出力機と距離がある大画面テレビの視聴でも余裕をもって使うことができます。
手元で音量を調整できるボリュームコントローラーも備わっており、使いやすさも考えられています。テレビでヘッドホンを使いたいけど、ワイヤレスだと遅延が気になる……という人におすすめのアイテムです。
おしゃれなデザインの有線タイプ
シンプルながらスタイリッシュでおしゃれなデザインを採用した有線タイプのヘッドホンです。2穴接続タイプなので、それぞれにケーブルを差し込むことによって2つの音源を同時に再生できるため楽器練習などにもおすすめです。
音質は基本的にフラットで解像度が高いのでDTMやDJプレイ時のモニターヘッドホンとしても使用できます。
有線&ワイヤレスに対応する高コスパ品
Bluetooth5.0に対応したワイヤレスヘッドホンとしても、有線ヘッドホンとしても使えるヘッドホンです。
ワイヤレスでの使用時も遅延が少ないのでゲームや動画視聴にもおすすめ。本体は折りたたむことができるのでヘッドホンを持ち運ぶ機会が多い人や、外で使用したい人にもぴったりです。
かわいい猫耳付きデザイン
Bluetooth5.0に対応した高性能ワイヤレスヘッドホンですが、このモデルには猫耳パーツが付属しているので、デザイン的にちょっと変わったヘッドホンが欲しいという人や、コスプレ用のアイテムを探している人にもおすすめです。
ワイヤレス接続のみでなく、有線接続にも対応しているので、用途によって使い分けることができるのも嬉しいポイント。
『HA-XS10X』は海外ではダイナミックな低音が評価されているヘッドホン。ポップスにおすすめ。
米国逆輸入モデルのおしゃれなヘッドホン
クールなデザインが目を引く米国からの逆輸入モデル。独自の音響構造と大口径ネオジウムドライバーユニットにより、迫力のある力強い低音域再生を可能にしています。ロックミュージックと相性がいいでしょう。
タフラバープロテクターにより、外部衝撃に強い耐久性を実現。落としても壊れにくく、外出先での使用にもおすすめです。
すっきりした見た目の小型ヘッドホン
スッキリとしたデザインのクリップタイプ。スタイリッシュなビジュアルで、使用中もファッションを損ねません。小型で耳が開放的なので、ヘッドホンの圧迫感が苦手な方も気にせず使えます。
バッグに入れやすいサイズで持ち運びやすいのも嬉しいポイント。5色のカラー展開で、好みや手持ちのガジェットのデザインに合わせて選ぶことができます。
▼おすすめ3選|ゲーミングヘッドセット
続いて、ゲームプレイに最適なゲーミングヘッドセットのおすすめ商品をご紹介します。
ロジクールの定番ヘッドホン
遅延の少ないLIGHTSPEED接続に対応したワイヤレスタイプのゲーミングヘッドホン。内臓式のマイクを採用しており、すっきりした見た目で、クリアな音でボイチャや音声通話が可能です。
Bluetooth接続にも対応しており、PCはもちろん、家庭用ゲーム機、スマホ、タブレットなど、さまざまなデバイスで使用可能です。
連続使用時間は18時間と長く、重さはわずか165gと軽いので長時間ゲームを楽しみたい人におすすめの製品です。
特許技術の設計で高音質にゲーミング!
低・中・高音の出力を調整できる機能を備え、ダイナミックなサウンドが楽しめます。チタンコートのダイヤフラムを搭載し、明瞭な音声でコミュニケーションを取ることも可能。
イヤーカップは耳をフルでカバーする密閉型かつ、ノイズキャンセリング機能も備えているので遮音性に優れ、ゲームに一点集中できますよ。
着け心地がよく、低遅延!
無線の範囲が20mと広いことに加え、信号遅延や干渉を感じずにゲームできるヘッドセット。最長29時間も使えるバッテリーを内蔵しつつも、278gという超軽量設計となっており、抜群の着け心地を誇ります。
2020年の発売ながら、今も多くのゲーマーたちから愛される製品です。
▼おすすめ3選|高音質
最後に高音質なハイエンドモデルをご紹介します。
ダイナミックな超高音域再生を実現
ソニー最高峰の技術を注ぎ込んだフラッグシップモデルのヘッドホンです。空気感の表現を追求した、プロ仕様の品質を感じられる逸品。
ドーム部にマグネシウムドーム振動板を採用し、120kHzの超高域再生を実現。ハイレゾ音源の忠実な再生を楽しめます。また、エッジ部には、アルミニウムコートLCPを採用し、ナチュラルでクリアな音楽を再生可能に。まるで生演奏を聴いているかのような、自然な響きを体感できます。
ハイエンドヘッドホンの代表モデル
ゼンハイザーを代表するハイエンドヘッドホンです。2009年の発売以来、多くのユーザーの支持を集めてきたHD800をさらにアップデートしたモデルで、より自然で美しいサウンドを実現しています。
最大のポイントは同社のダイナミックヘッドホンのなかでも最大の56mmのトランスデューサを搭載しているという点。これによって空間を感じさせてくれるナチュラルなサウンドを実現しています。
各所にこだわりパーツを採用した自身の作品!
ナノメーターの薄い振動版を採用することで、ハイクオリティな音を実現させたハイエンドモデル。ハウジングは、特許取得した「ウインドウ・シェード」システムで、開放感のあるクリアな音を実現しています。
全体を金属とプラスチックという異素材を用いながら、ブラックで統一しており精悍な印象に仕上げています。イヤーカップも人の耳に自然とフィットする形状で着け心地は良好!
【比較一覧表】料金などを比べる
【ランキング】通販サイトの最新人気! ヘッドホンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのヘッドホンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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【まとめ】好みに合う音や装着感の製品を!
本記事では、ヘッドホンの選び方、そしておすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
人によって音の感じ方や、装着感が異なります。自分好みのヘッドホンを使えば、よりオーディオを楽しむことができますよ。ここで紹介した選ぶポイントをチェックして、自分にぴったりのヘッドホンを見つけてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
専門は音響アンプの電子回路設計。筐体設計。真空管回路設計。2005年音響機器を開発・製造・販売する会社を設立。国内はもとより、欧州を中心に37ケ国に輸出。 2007年プロオーディオ事業、2013年ログハウス事業、2015年コンサート企画運営事業を開始。2018年から新規事業としてロシア製軍用時計の輸入を始める。その後、数ケ国の機械式腕時計や懐中時計をラインナップ。 2008年よりFM岐阜の長寿番組である『ムジカスタイル』(毎週木曜18:30~)のナビゲーターに。コラム等の執筆多数。総アクセス数370万を超えるブログは、現在も100万アクセス/年のペースで進行中。 ローカル鉄道養老鉄道支援組織『乗って残そう揖斐養老線実行委員会』会長。大垣ケーブルテレビ番組審議委員。